2011年3月4日金曜日

Matroos


常連のお客さまで、
元外国航路の船乗りさんがいるんだね。

さっきもお見え。

年の頃なら70代半ば、
上背があるわけでも、
ルックスが良いわけでもない。
(すんまソン)

でも、なんとなくカッコいいんだ。
いつも帽子を深めに被り、
片手はポケットに入れている。

「木綿一丁と油揚を一枚で」

毎度同じ組み合わせ。

漂う知性と感性は、
経験(場数)から来るものなのかしら。

港港では、
どんなBARで、
どんな酒を呑んできたのかな。

ちょっと訊いてみたいね。

(写真は1967年製のSeagram's V.O.)

アタシ、本当はカナディアンウイスキーのファンでして、
7 Up で割るのがアタシ流

2 件のコメント:

  1. なごり雪さま、寒暖の差にヤラれてはいま
    せんか?

    うににもある方を思い出しましたです。
    スイミングプールで知り合ったオジサマで
    ありますが、通産省で働いていたのでよく
    船旅をしたそうです。
    プールサイドで旅の話をべらんめえ口調で
    聞かせてくれて、私のことをからかっては
    喜んでました。その方も服に着替えると
    片手をポッケに入れて歩いて…
    今はその方も70代。雰囲気や佇まいがなん
    ともカッコよかったな…元気かな!

    返信削除
  2. うににさま

    おはよう御座います。

    デブは冬が大好物、
    その代わり夏の暑さにはやられちまいます。

    先輩たちから聞かされる逸話、いいですね。
    ましてやべらんめえ口調なんて。
    アタシたちの知らぬ時代、
    知らぬ場所、知らぬ世界を生きてきた先輩たち、
    場数を踏んだオヤジ(おっかさん)にはかなわんわ。

    返信削除