2009年1月30日金曜日

氷コップ

オジの祖父母の家は、
田舎のバス停前の雑貨屋さんでした。
食料品から洗剤・煙草まで扱っている商店で、
とくに夏場は、盆花、盆提灯、そしてカキ氷が売れ筋でした。
夏祭りの夜には、古い大きな鋳物製の氷かき機が、
シャッシャッ音を立てまわり続けていましたね。(四十数年前)

今も骨董屋さんなどで、古い氷コップを見かけてしまうと、
つい手に取り買ってしまうオジです。
(よい意匠の物には贋作も多いので、お気をつけください)

     氷コップ

全然たいしたもんじゃ御座いませんが、
最近買い求めた昭和初期の氷コップです。(宙吹きガラス)
以前はお値段も高騰していましたが、
今はそれも落ち着いたようで入手しやすくなりました。

晩酌のとき塩豆を入れたり、
当然かき氷や『梅むら』の豆寒を食べるのにも活用しています。
(因みにカキ氷は、箸で食べると頭が痛くなりません)

遥か昔のコトなのに、これを見るたび郷愁にかられるオジですわ。

2 件のコメント:

  1. シャカシャカ氷を削る音。
    いいっすねー。ランニングシャツ(今そんな風には言わないのでしょうが)一枚で遊びまわり、直射日光の下で昼寝して、起きたときには目がやられて周りが暗く見えて。

    あーバカンスしたいーっす。

    バハマあたりで、人間がだめになるほど休みたいっす。

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  2. CLALIS様

    お久しぶりです。

    あの日も祖父母たちは働いていました。

    そんな時代とは云え、
    誰の為でもなく、
    『人として生かさてる』
    うえでは当然だったのでしょうね。
    こんな歳になって、(やっと)
    時々思い出す祖父母たちの姿に、
    『営々』の素晴らしさを感じますな。

    記憶を辿ったときに気づく、
    誇り高き日本人のアイデンティティーですね。

    なんてね!「えへへ」

    しばらく行ってまへん、海外には。
    あ~初夏のバンクーバーが懐かしい。
    (行ったことニャイけど!)

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