2015年9月26日土曜日

John Begg

昔々のそのまた昔、何度か通ったガード下の古き良き文壇BARに久しぶり。

新橋 John Begg         (看板写真は7-8年前)


マジっすか!
悲しいかな取り壊されていた。

「ジョンベッグには、私の青春があります」と寄稿したのは有吉佐和子だった。

その名はロイヤルロッホナガーをキーモルトとする銘酒(名酒)からで、
終戦まもなくからの老舗BARだったのになぁ。
スコッチJohn Begg自体は疾(と)うの昔に終売しており、
「屋根裏のストックが終わり次第、店も閉めるつもりよ」と言っていたマダム、

どーしたのだろ、
検索しても出てこない。

だからこそブルーキャップを手中に。



いやぁ、何が正しく(正義)て何が間違い(不義)か分からんね。
皆、自分が正論者だからさ。



好いネェ、この曲。(Nobody Is Right)

救われるよ。

5 件のコメント:

  1. 祖父が昔通っていたお店。10数年前に祖父を偲んで、家族で行ったきりでしたが、また行きたいと思い、電話をするもつながらず。色々調べていたら、こちらのブログにつきあたりました。お店・・・閉店になっていたんですね。ショック。あのママ亡くなったのかなぁ・・・残念です。

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  2. 紫さま

    戦後まもなくの創業のBARでしたね。
    あの名物ママさんには誰もが驚いたことでしょう。
    一緒に働いていた倅さんの方が、見た目はおじいちゃんでしたからね。(笑)

    ボクも久しぶりに訪ねた時が、ちょうど取り壊しの日でした。

    まったく経過は分からずですが、屋根裏のジョンベッグが終売されたのですよ、きっと。
    ママさんはどっかでアンチエイジングに励んでいることでしょう。

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  3. なごり雪さま
    見ず知らずの私にご丁寧にご返信いただきありがとうございます。
    はい、戦後、新聞社で学芸部の記者をしていた祖父がよく鎌倉文士の先生方とご一緒させていただいたお店でした。
    特に、「フクちゃん」の漫画で有名な横山隆一さんと多く通っていたとか・・・
    いずれにしても、もう昔の話ですね。
    なごり雪さんはお酒お好きなんですね。ブログの過去の記事も楽しく読ませていただきました。
    私もお酒大好きなので、またのぞきにきますね。
    ありがとうございました。

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  4. 紫さま

    こちらこそよろしくです。
    祖父殿の歩んだ道をたどる紫さま、
    浪漫ですね。
    「フクちゃん」とは、、、
    まさにベルエポックです。

    ママさんに新橋ダンスホールのお話や、
    「銀座二十四帖」の撮影秘話を話していただいたことなど、
    愉しい思い出です。
    少し寂しそうに、
    「あの愛しい時代のお客様は皆亡くなってしまったけど、
     あっちで待っていてくれているから逢うのが楽しみなのよ」などと笑って言ってました。

    素敵ですね。

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  5. なごり雪さま
    またまた、ご返信ありがとうございます。
    はい、まさに古き良き時代ですね。
    嬉しいお話しありがとうございます。ママさんと祖父は天国できっと再会してますね!(って勝手にママさん生きてないことにしてますが・・・)
    浪漫というほどでもないのですが、最近妙に故きを温めたいモードになっています。
    子供の頃に、銀座の樽平に連れて行ってもらったなぁ、とか銀座の煉瓦亭でハヤシライス食べたなぁとか・・・。
    話はかわりますが、樽平酒造の「住吉」は好きなお酒の一つです。ちなみに昨日は同じ山形県のお酒「ばくれん」をいただきました。「ばくれん」はコスパが良く、美味しくて大好きです。
    紫も

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