上村一夫の描いた女(ナオン)は、ボクらより少し年長の方々の記憶の中の残像かな。当時が思春期のボクも、この人の漫画には胸がギュン(キュンの上級)としたひとりだもの。「同棲時代」「しなの川」「菊坂ホテル」「サチコの幸」や北原ミレイの「懺悔の値打ちもない」のレコジャケなど、あの阿久悠氏の歌詞とあいまって、今も強烈に残る心象風景で御座います。情念とか血脈とか、思考や理性ではどーにもならぬ人間の性(さが)を,,,,,
初見時、このボトルに息を呑んでしまった。うれしいねぇ、忘れていたものが一瞬でよみがえったよ,,,,,,,, このさいボトルの中身などどうでもいいんだ。(表向きはシークレット、実際はグレンロセス)
♬ あれは八月暑い夜 すねて十九を越えた頃
細いナイフを光らせて にくい男を待っていた ♬
なごり雪様
返信削除『同棲時代』とかあったよね。
ボクは読んでないけど……
ゴメン、ボクは漫画とかアニメはほとんど知らないんだ。
比較的よく読んだというのは『ゴルゴ13』と『カムイ伝』かしら。
あとは『こち亀』かな。
それでも必死こいて読んだという記憶はなし。
誤解を恐れずに言うと、ボクは活字派で、
小学生の頃からもっぱら読むのは活字媒体だった。
だから漫画はほとんど知らないんだよな。
他で忙しかったもんで……
なごり雪さんは、どんな青春時代を送ってきたのか知らないけど、
趣味や好みから想像するに、かなりナイーヴだったことが知れますね。
自己韜晦の名人だから、なかなか生の自分を出すことはしないようだけど、
気まぐれでいいから、たまさかにはホンネの部分をチラと出してほしいものですね。
「ちょっとだけよ」といって、チラと見せる。
なごり雪さんは、ボクにとってひとつの〝謎〟です。
謎は謎のままがいいのか、それとも……
いつも抑制のきいた文章。
感服しております。
嶋中 労さま
返信削除たしか90年代頃、「いい歳した大人が電車の中で漫画など読んでる」と話題になりましたよね。
今ではそれが主流で、それも紙媒体ではなくスマホですもんね。
ボクもアニメとかオタク文化とか、まーったく知識がないのです。
ただ上村一夫氏の作品は、思春期のボクにとって刺激的でかっこいい世界に見えたのかも。
ほら、天井桟敷とか花園神社のテントみたいに。
労さん、いつもありがとう。
友人の中で、唯一精神的に身をゆだねさせてもらってます。
重いでしょう,,,,,,,,,