2021年8月23日月曜日

Momokichi

どーでもいい話なのです。花街好きとお暇な方はどーぞ。

昔から明治期~戦前の芸者さんの写真をコレクションしてます。当時の芸者さんは今で言うところのアイドルや女優みたいなものですから、写真はブロマイドでございます。有名どころなら大阪南地・富田屋の『八千代』、<<酒は正宗 芸者は萬龍>>と誉れ高き赤坂の『萬龍』、スキャンダルで指を落とした『照葉』、可憐な美貌の新橋『音丸』、その他にも新橋『栄龍』新橋『濱勇』下谷『さかゑ』などが伝説かな。でも現存している大半は、時が経ち過ぎて名前すら知ることも出来ません。


これもその一枚だったけど、古書店で偶然見っけた古雑誌『文藝倶樂部』(明治35年7月号)で知ることと。

新橋芸者の『桃吉』さんでした。置屋は『松中村』とか。

パズルが解けました。毎夜毎夜、こんなことで喜んで祝杯を。




2 件のコメント:

  1. なごり雪様

    ボク好みは下谷の「さかゑ」さんです。

    胸のふくらみがもう少し欲しいのだけれど、贅沢は言いません。

    凛としていて、素敵な女性ですね。

    悲しい生い立ちの人ばかりで、後に尼さんになった人もいます。

    花街の人たちには語り尽くせないストーリーがあったんでしょうね。

    がんばって生き抜いた女性たちに乾杯!

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  2. 嶋中労のプロファイルさま

    時代は理不尽ですよね。芸者と女郎の違いはありますが、
    ついつい「たけくらべ」を思い起こしてしまいます。
    そこに身を置くことしかできなかったわけですから。
    それにしても親や身内が子供を売っちゃうってすんごいね。

    ボクらの親世代が最後の赤線出身者のいた時代でした。
    実際身近にもいたし、花札を教えてもらったりしてね。
    子供ながらに「このお母さんは何か違う」と感じましたよ。

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