2022年11月3日木曜日

Japonica

車イスを押して飯を食うのはやはり場所を選びます。昨今はバリアフリー化されてるとは言え、やはり出かける前にリサーチはしておかないとね。そこへいくと東京は楽でよろしい。とくに百貨店は配慮が行き届いてますもんね。
月一の母との散歩、今回は銀座の松屋百貨店の『築地 宮川本廛』で昼食を。車イスのまま食事ができるのもありがたいからね。そしてボクも愉しみたいし。
母が言う「とても上品で、ここは美味しい」と。

ボクもそう思う。




2 件のコメント:

  1. なごり雪様
     お母さまは優しい息子を持って幸せだね。
     
    ボクは母を亡くして初めて気づいた。(もっと優しくしておけばよかった)と。

    あの時、なぜおれはつれない態度をとったんだろう。母は淋しそうな顔をしていたじゃないか。
    なぜ自分のことばかり優先して、母のことを想わなかったのだろう……キリがない。

    親孝行 したいときには 親はなし

    わが家のピアノの上に母の遺影がある。
    ボクはいつも母に向かって「お母ちゃん。ゴメンな」と謝っている。毎日謝っている。

    お母さんは車椅子生活とか。実家の兄貴も同じで、一昨年、風呂場で倒れて以来、ずっと車椅子。
    義姉に申しわけなくて仕方がない。

    お母様はいっぱい召し上がったかしら。
    おいしそうな鰻重。ボクがたえて口にしたことのない立派なお重である。

    ああ、おれも死ぬまでに一度、腹いっぱい食ってみたい。

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  2. 嶋中労のプロファイルさま
    それぞれの人にドラマがありまして、年齢的にも母はすでに冬も近い晩秋であります。同世代の友人知人も皆鬼籍の人となり、またコロナ禍もありまして母を訪ね来る人も皆無になりました。その中で私の出来ることはこんなことぐらいです。
    強烈な自己愛性パーソナルな母でしたが、少しずつですが60数年の母子関係が答えを出してくれているようです。とくにここ10年以上の取り返しのつかない時の空白を埋める努力を考えています、ボクなりの。
    今度労様と話がしたいです。面白い本が出版できますよ。(笑)

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