2010年3月21日日曜日
僕らの酒
日本酒は魔物です。
オジの人生で、
なんど酩酊の海を漂流したことか。
散る桜を愛でながら、
薫風ぬける夏の夕暮れに、
豊穣の秋の実りとともに、
雪舞う冬の京都で、
日本人の原風景的『風情』と云う肴があれば、
「ここはやっぱ日本酒で」
ってなことに。
呑めば呑むほど呑めてしまう米の酒、
そして調子をブっこいてしまった後には、
決まって訪れる悶絶に泣く悪夢。(朝まで)
今一歩 前でやめろよ 米の酒
ここ数年自重してました。
取材で知り合った塩谷卓也氏から、
嬉しい日本酒をいただいた。(本日)
(塩谷卓也氏のブログ『湘南番外地』)
メールには、
大井町(神奈川県足柄上郡)の田んぼで、
「僕らの酒」プロジェクトを進めてきましたが、
この度、無事にお酒ができあがりました。
精米歩合90%という、いまどき珍しい「アンチ吟醸酒」です。
酒は米を磨くほどに美味くなる、というのが定説ですが、
井上酒造のベテラン能登杜氏は、
「無農薬・無肥料・天日干し」
という自然栽培にこだわった酒米・美山錦を1割しか削らずに、
しっかりフルボディな純米酒を醸してくれました。
ラベルも自分たちで決めて、自分たちで貼りました。
そんなお酒をぜひ味わっていただきたくて・・・・・
哲郎さんの厳しいご意見をお待ちしております(笑)。
ではでは、また。(所々中略)
仕事じゃ世界を股に掛けてはいるが、
ご自身は古き良き日本男子の塩谷さん。
一年間苦労して作ったお米を酒にした。(結構楽しんで?)
数に限りある酒をオジごときに・・・・・・(泣けます)
「これも風情っつーもんですね」
呑みます、呑みます、フルぼでぇ~!
(酩酊の海に行ってきます)
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2 件のコメント:
小野様のブログを訪問しておきながらなんなのですが、
「湘南番外地」に出てくる写真、そそられます。
特に料理の写真のなんと荒っぽいこと。
そこがなんともいいですね。
CLALISさま
雑誌の取材で知り合って、
不思議なご縁でまたご縁(?)があった塩谷氏です。
行動力の凄さは天下一品で、
オーロラを娘に見せたいと、
家族でアラスカにまで行っちゃう男です。
まぁ、写真は本職ですからね。(かなわん)
これからも「湘南番外地」を宜しくです。
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