2022年8月16日火曜日

Surréalisme

どこにも出かけない夏休みです。大掃除をしながら布団を干そうと思ったけど、中で羽毛が寄っちゃってきれいに干すことができません。たしかにTVショッピングで購入してから10年ぐらい経ってるもんね、こりゃ買い替えかなとニトリに走り、いちばんシンプルで高額(ニトリだからね)な品を購入。やっぱり新品は気持ち好いっス。


けっこう遅い時間にカミさんとTVを見ていたら、TVの横にある防犯カメラのモニターにビールを呑みながら歩いてくる中年男が映ったのね。その男が立ち止まり、玄関横の塀の上から無表情でこっちをジーッと見とるのよ。帽子をかぶったシュールなイラストのシャツを着た小太りなやつで、さすがに180cm92㎏のボクもゾっとして鳥肌が立ちました。

別の角度のカメラに切り替えたら、ただの立ちションおやじでございました。塀にオシッコをされながらもホっといたした次第です。
翌朝、ビール缶(発泡酒)が置いてあったのにはイラっとしましたが。

2022年8月10日水曜日

Oshirase

仙波豆腐店(小野食品)は八月十四日から二十一日まで夏季休業となります。少し長い休業となりますが、なにぶん猛暑の疲労回もままならぬ老体ゆえに皆々様お許しくださいまし。また明日の八月十一日の『山の日』は営業いたします。

母の介護飯を作るようになって、60有余年ひとつ屋根の下で暮らしていながら初めて知ることがありました。それは母は鶏などの卵が苦手だったこと。栄養学的にも経済的にも優等生で、いろいろなバリエーションで展開できるのが玉子料理なのに、母から「卵独特の臭みが昔から嫌いなのよ」とストップが。なのに同じ卵でも魚卵は大好物で、イクラの醤油漬けなら毎日でもOKとのこと。臭みが無いらしく『新潟・加島屋』限定だけどね(苦笑)。

思うが儘な人生を最後までやり通す母であります。それでも本人にしてみれば『我慢の連続』の人生だったらしいが。



微塵唐草文の食器はわが家のド定番で、とくに膾(なます)皿は盛りやすく立ち上がりもあるので汁物も平気。まーね、活躍の場が多いほど割ってしまうことも多いけど。ただし現存する微塵唐草伊万里は多いので、たまーにオークションで補充してます。

2022年8月8日月曜日

Souvenir

ここ2-3日、酷暑からいくぶん過ごしやすい日々となりました。そしたら息をひそめていた蚊たちが大暴れで、向う脛と肘裏をブチブチに刺されてしまいました。でもまた今日から激暑だし。夏季休業まであと数日です。



こんな飾り絵皿を亜米利加の加州のアンティーク屋で購入する。以前に紐育のエンパイアステートビルディングのも購入した縁で、今回は市俄古のリグレービルディングも入手した。どちらも1930年代のスーベニアで、おもしろいことに「Made In Japan」の印のある日本製なのだ。たぶん瀬戸あたりから輸出された品です。うれしいねぇ、手書きで着色されてますよ。戦前のニッポン製だもの、手間の割には安い賃金だったことでしょう。そんな貧しい日本から、外貨獲得のために海を渡ったキッチュな美術品であります。こんな絵皿にもあった流浪の時間を、思えば思うほど無性に愛おしいです。

「よくぞご無事で、お帰りなさい」



2022年7月28日木曜日

Setta

いつの頃からか我が街川越も観光地となりまして、ボクら世代では考えられぬ着こなし方をした外国人(コロナ以前)や若者の着物姿を見かけるようになりました。まーね、それについては時代の変化ですから、ボクごときがとやかく言えたモンではございませんが。ロココ調のレースの半襟、足元は靴やスニーカー、生花やアクセで盛ったヘアスタイル、二十四節気お構いなしの柄や生地(着物の)のクオリティ、etc. 
古くからの呉服屋さんも貸し着物屋さんに転業して、着物レンタル業花盛りですもの。着慣れてもらうこと、それが着物の普及につながって和装の未来は明るくなるのかも。


杵屋にお稽古に通ってましたから、浴衣ざらい時などお師匠さんに口利きをしてもらって和装小物など揃えることができました。ほんの二昔前のことです。
この夏は久しぶりに小地谷を誂えたので、雪駄や古鹿革の袋を新調しようと考えていたら、当時の店は皆廃業しておりました。やっと花川戸で籐表の雪駄を購入し、薄鼠の革鼻緒をすげていただき本日届く。
まっとうに伝統を伝えてきたお店(おたな)は皆廃業、日本の民族衣装ではあるけれど、和装の未来は厳しいのかな。再度、ボクごときがとやかく言えたモンではございませんが。

2022年7月24日日曜日

Castle town


ボクの好物の駅弁、高崎駅・タカベンの鶏飯が東京駅の『祭』から消えて久しい。どうしても食いたくなって、長野自動車道下り横川サービスエリアまで出かける。四個購入し、せっかくですので上田まで足を延ばし散策をすることに。

櫓を見上げながら、ふと懐メロをくちずさんだりして。
大暑をすぎて暑さも盛りとなり、鼻の頭や頬がジリジリと焼けるのが分かります。


散策中、欅に拭き漆の茶托を『美盛堂工芸店』にて購入する。農民美術の本場、上州上田であります。ただの民芸で見てしまうけど、いやいやどーして現代の生活に取り入れても面白い作品も中にはあります。ただねぇ、その大半は過去の複製なのが寂しいのも確か。
ありがたいより申し訳ない、五枚で¥2,500でございましたゾ。

女性店主の会話が楽しくてねぇ。ショートトリップだけど、旅の醍醐味よ、醍醐味。

奥の野球ボールはボクの子供の頃に使ってたゴム製。裏路地の古道具屋で¥900で。





2022年7月21日木曜日

Dojō

以前に比べて『お運びさん』が少なくなったような。コロナ禍が影響しているのかな。それでもおばちゃんたちがテキパキと運んでるのだが。

ご近所友の斎藤君と泥鰌のマル鍋を突っついてると、「酒持ってくるんが遅せぇーよ」「なってねぇーなアンタは」と先客の家族連れ(9人)の40代ぐらいのオヤジが怒鳴る。それも隣席、それもマスク無しの大声で。そしたら息子らしい中学生ぐらいの甚平着た太目も「遅せぇーよ、なにやってんだよ」と輪唱してくるし、70代ぐらいの祖母らしきバァさんも「ホントだ、ホントだ、なにやってんだか」とカラス声で追い打ちを掛けてくる始末。

とっさに筋金入りのお運びさんが、「それは私のことでしょうか?・・・・・・・」ピキっと歯切れよくお詫びをのべた。クレーマーの顔を潰すことなく(少なくも本人たちには)、そりゃ気持ちの良い対応だった。きっと他のお客さまはスカッとジャパンだったようです。
どこの店とは書かないけど、この店の二階には男前な粋女がいますぜ、どこの店とは書かないけど。
筋金入りも伊達じゃない、素敵です。お勉強になりました。






2022年7月18日月曜日

Shijima

家族で一番蚊に刺されていた血液型O型のボクが、今年はまだ刺されない。気温が高いせいか、酒の呑み過ぎによりボクの血液が不味くなってしまったか。


それでもウイスキーは一週間に1ボトルと決めてます。おかげさんで体調は良いです。本日の開栓はダンカンテイラーのブナハーブンを。6years故の若さが精神の刺激となりまする。
連休でございます。昨夜も夕餉の後に寝落ちしてしまい、先ほど目覚め風呂に浸かり、ただ今グラスに酒を注ぐ。明日を考えないで済むこと、嬉しいですね。(一昨日のこと)


自宅呑み用に大正時代~昭和初期に作られたアイスペールを入手したのね。オパールセントの赤の発色は金であります。黎明期の雑に見える仕上がりが許容度を広くして、可憐な野の花を投げ入れしても好いと思う。


モルトのお供には塩味の揚げグリンピースを。田原町の中塚商店製を。


友人知人の京都・祇園祭のSNSでの実況中継に、少々嫉妬しながら愉しませてもらってます。