2016年7月31日日曜日

Aqua

今が一番の繁忙期です。
こんな時期のアクシデントは泡を吹いて倒れそうになる。

豆腐屋にとって水は命、
地下90メートルからくみ上げる清冽な水があってこそですからね。
その地下最深部に存在する「汲み上げポンプ」がブッ飛んでしまいました。




絶句、、、
どーしょー、、、


「頼む、知恵を」


井戸業のTさんは早急に手配を。
豆腐関係の機械を任せるN君が、その期間を市水に切り替えてくれた。

そして二日で通常に。
こんこんと湧き出す井戸水に感涙ですよ。


「ありがとうございました」




2016年7月30日土曜日

Crusing On

地元の喫茶店で、GSブーム時代の大スターが時々弾き語りライブをやっている。
「まさか、あの人が」
マジ驚いた。


また、
田舎(同じ埼玉ですが、プ)の親戚にヤボ用で出かけたときのこと。(一年前)

たまたま信号待ちで止まった場所で、
何気に喫茶店のライブイベント情報の立て看板を見ていたら、
懐かしや、70年代後半によく聴いていた兄弟デュオの名があった。
湘南サウンドをここで?

40年からの時が流れると、距離が少し近くなってくれるのかな。




でもなぁ、
ちょっと見ることに抵抗を感じてしまうのだよ、
僕自身が抱く勝手な寂寥感でさ。










Drained Cherry

笑わないでやってください、
いい年をしてアンゼリカとドレンチェリーが好物なんです。
子供の頃からケークの中のこれをほじくり出して食べてたよーな。
泉屋のクッキーの浮き輪型のやつに張り付いてるアンゼリカとかね。

べつだん旨いモンでもないけどさ、
クニュクニュの触感とハイカラな色彩にそそられるのかな。

ルコント(A.Lecomte)でフルーツケーキを一本買う。

あの頃のルコントとは経営が違い、和菓子の「とらや」が母体らしい。
数十年前(70年代)の最先端の味は、はたして現代人にはどー思われるんだろ。



2016年7月29日金曜日

Tuberosa



SHISEIDO THE GINZA | 資生堂

セルジュルタンスのパヒュを買いに行ったのだが品切れで、
水中花とイミテーション熱帯魚を買う。

なんで資生堂で売ってるんだろ?







Shark Fin

ホントは三田のコートドールにしたかったけど、
一週間前では予約が間に合わなかった。
85歳の母だから、意外と店選びには気を使います。
鮨や天ぷらなどの専門店での「おまかせ」では、
飽きるのかな、いつも最後までたどり着けません。
んで、困ったときはチャイニーズがいちばんと、我がママと銀座筑紫樓で昼食を食う。
予約のおかげで半個室の四人用に二人で。







細胞レベルで震えが走る。
蟹黄海熊翅が、母子で悲鳴を上げるほどうっめぇー、、、
銀シャリに掛けて食いたい衝動に。

でも〆は排翅煮湯麺だし。




食事後に地階から出ると、銀座の街はビショ濡れではないか。
なにやらスコールが降ったらしい。


Chinese Restaurant

仕事終了後、カミさんと買い物に。
たまたま鰻店の前を通ると、その店の前の人だかりに驚き、
ちょっと手前の普段は空いてる鰻店(チェーン)まで満車なのにはもっとビックラケよ。
いくら土用丑の日とは言えねぇ、
どのくらい待つのだろ、なにもこんな日に食わなくてもねぇ。


んで、町場の中華で夫婦二人の夜。
毎度満席。
客の八割方の吸うタバコの煙と、換気の悪い調理場から溢れ出る唐辛子油の煙、
寅壱系の酒に酔った野郎どもの声高、隣の夫婦のつまんない子育て論、

劣悪なのにコレはコレ、なんだかその混沌が愉し。




値段は良心的だぞ、毎回ハンパなく食いすぎてしまうもんね。


凄腕とお見受けするこの人の作る料理を、、、
一度上質な素材で食いたいねぇ。






Peach Hip

クロネコヤマトの午後便で、
オオオッ銀座千疋屋から二種の水蜜桃が。
群馬の川辺ちゃんからのお中元ではないか。

パーラーで食べる白桃はあれほど美味しいのに、
今年は自宅用での美味しい桃には出会えなかったのね。
まじウレシです。
掌でつつみ鼻孔に近づけ、
微かな清水白桃独特のムスク香を愉しんだりして。

たまんないねぇ、、、(プーン)




2016年7月27日水曜日

Mania

相も変わらずのレトロ文房具マニアです。
団塊の世代からボクら世代には意外と多いんだよな。
昨夜のヤフオクでも、こんなモンにこんな値段が付いちゃうんだから。

一瞬、「ほっ、ほしい」と血迷ったけど、
あまりの高騰にマウスを放り投げましたよボク。



<<高品質、絶対壊れない。入学より卒業までこれ一本で>>
と、強気なコピーのセルロイド製筆箱買った。

昭和30年代頃のヤツね。

いやいや無理でしょ、セルロイドで6年もの耐久性は。

会社名なのか商標は「イカリボシ」と刻印されている。
検索したら、オオッ、今も東大阪市に存在しているのね。


Pitcher

夕飯食ってひとっ風呂、湯船に浸かって思い出す。
飛竜頭揚げて大汗かいて、ほんのさっきも湯船に浸かってたことを。

別に何度でも浸かっていいのだけれど、、、
ボケたかな、ヤバいかなオレ、、、







机上の小物はその主人のセンスを物語ります。


銅赤切子ガラスのずーっしりと重いピッチャーを見つけました。
戦前から昭和中期頃までの製品だと思いますが、使用感もほぼ無いまったくの美品です。
たぶん墨田区辺りの町工場製かな。
珈琲ミルクとかホットケーキのメープルシロップ用にちょうど好い感じです。

ヤフオクで、1,200円にて落札よん。

骨董屋や骨董市で掘り出しモンなどまず無いよね。(パチモンはいっくらでも)
なのにさ、オークションはザクザクの宝の山なのだ。



2016年7月25日月曜日

Clynelish Distillery

駅前のビアガーデン(旧丸井)が大盛況らしい。(聞きかじりで、フフッ)
でもなぁ、「食べ放題」とのことで却下する。

客層に危険を感じるもんね。

たぶん子供連れが多いぞ。
以前、その近所の食べ放題ジンギスカンビアガーデンで懲りたからね。

最近は「大人の領域」が崩壊してませんか。



久々のモルト、
ウィスク・イーの新シリーズのヘンプ・スパロー クライヌリッシュ 19年1996を購入した。

ジャケ(ラベル)買いです。

2016年7月24日日曜日

Going Home

もうずいぶんと昔のこと、
一緒にいろんな場所で神輿を担いた友人がいました。

今もボクが担ぐ唯一の神輿、鳥越のKさんを紹介してくれたのも彼女でしたし、
多いときは初夏から晩秋まで、彼女の実家のある群馬まで出向いたこともありました。

渋谷の百軒店の神輿は思い出深く、
彼女がボクの腹に手を回し、並んで後ろで担ぐもんだから、
若い彼女のFカップがグイグイと背中に突き刺さったことも。
我に返るように、ボクはときどき深呼吸をした思い出も懐かしい。(笑)

彼女はだいぶ前に辞めたけど、
今もよく買いに来てくれたり、
酔っ払って深夜に電話を掛けてきたり、(これにはマイッタ)
女優の浅野温子似のコケティッシュなJちゃんでねぇ、、、

「Jちゃん」「まりちゃん(カミさん)」「てっちゃん」と、
普通に楽しく過ごした二十年だったんだけどね。



先月、突然亡くなられてしまった。


残念です。






Going Homeだろうけど、コッチにしといた。




Aqua vitae

昨夜は夕飯のナポリタンを食い終わる前に夢の中へ。
連休だった先週は、一日労働日が少ない分、そのしわよせが大きかったです。
豆助も姉もカミさんもボクもヘロヘロになってしまいました。

おかげさんで、狂ったように爆睡を。

さっき目覚め、朝風呂に浸かってリフレッシュ、
今日は定休日ですけど静かに過ごします。

どこかに出かける予定も無いので、
コンテの塊を片手に朝からアルコールをペロペロと。
この季節、やっぱり呑みはビールビールビールですからね、
今朝のように涼しい時間はウヰスキーを。
ペルノ・リカール勤務のお客様から頂戴したシーバスで口開けを。
ミズナラの方ね。

サンキュです。


<<余談>>
豆助は丁寧にタネを取ってからスイカを食います。
ボクにはそんな間怠っこいことはできませんので、
スイカを食う時は噛み切らず、
上下の歯の間を5ミリ残しまでで止めます。
ので、タネを噛んでしまう「ガリッ」はありません。

ボクなりの進化です。




2016年7月23日土曜日

Field of Dreams



タバコとは縁が切れて10年経った。
なのに灰皿買いました。

やばいよね、
こーゆーグッズはボクの中の少年を覚醒させまする。
キャッチャーミットと硬球だもの。

昭和40年代のノリタケ製アッシュトレイ なのだ。



あの原っぱを思い出します。


ボクの中の少年は、
眺めてるだけで幸せなのだ。(くっさ



2016年7月21日木曜日

Nuit de cellophane

ブログのおかげで、
酒かパヒュをお土産で頂いてしまうことよくがあります。
今回のパヒュはディオール オムです。
父子ほど年齢差のある若旦那さんから頂戴を。

「アハッ、サンキューですぅ」

いつもはNuit de cellophane(セロファンの夜)かイリスウキヨエが定番だけど、
ディオールで変化球を愉しむのも好いかも。

なるほど、彼らしくホワイトカラー好みな薫香ですぞ。
これは勝負パンツに忍ばせるよりも、
パリッと襟の立ったシャツに燻らせたほうがお似合いでしょう。

颯爽と。







2016年7月19日火曜日

Permanent Blue

一昨日、今年初めてミンミン蝉の音を耳にしたのは日本橋でした。
不思議と今年は蚊に刺されません、っつーか蚊が少ないよーな。
昨日の夜明けにですね、飛んでる甲虫を捕まえる蝙蝠を見ました。
我が家の井戸端の柿の木に、ぎぃーぎぃー鳴くオナガが営巣しました。

夏真っ盛りで、
毎日の湿気と熱気ですが、ボクには堪えます。
泣きが入ります。

それにしても忙しい。

ホームページのリニューアルが進まないのもボクのせい、
Dさま、今週中にはなんとか、、、
ブログは話半分でお願いいたします。
あっちでフラフラ、こっちでガブガブ、遊んでなどいません。

早く夏よ終わってくれ。
くたばってしまいそうで、ボク。




よくあるガラス製のみつ豆小鉢です。
ただし、これは大正時代ごろに作られた和硝子なのね。
プリーツのエッジもどことなく優しく、
僅かに飴色の透明部分とオパールセント(乳白)の渦が涼味を誘います。
とーぜんブラックライトに反応します。

ただ今いちばんのお気に入り。

今日は寒天に鴻商店の白蜜とクレームドゥブルを。

2016年7月18日月曜日

TOKYO ARMY HOSPITAL

子供の頃、ジョンソン(入間)基地や横田基地が身近だったせいでしょうか、
オキュパイド ジャパン(1945年ー1952年の7年間)時代の雑貨もコレクの対象なのだ。

オキュパイド ジャパン後ですけど、古い写真を入手しました。
「TOKYO ARMY HOSPITAL」とタイプされた、11枚の1955年ー56年のモノクロ写真です。
建物から察するに、接収されていた聖路加病院ですね。





慰問でしょうかね、マリリンも聖路加に。

      

2016年7月17日日曜日

LE CHOCOLAT DE H

LE CHOCOLAT DE H でお中元の手配を。

ボクはココが好き。
サーヴィスが一番日本発信店らしく親切丁寧で、
話題スイーツ、大御所スイーツ、外資系スイーツにありがちな「何様」対応がまーったく無い。
バリエーション豊かな品揃えはどれも美味しく、値段が適正価格なのもまっとうでいいね。

うるさいスペイン人客7人VS日本人ボク独り、奥のBARで甘いモン補給を。


<<余談です>>

子供の頃から夏には欠かさないカルピスなんだけど、
昨今のペットボトル入りになってから、
あの原液の粘度が薄くなったような気がするのだが。

そう思うのはのはボクだけか?
いやいや絶対瓶入りの時代とは違うぞ。




Zen dialogue

連休でありまする。
今日は大切な方々へのお中元の手配にアッチやコッチに。

昼食は「鮨でも食うベェ」ってことで、中央区にある開店から半年の新店へ。
と言っても店主は修行歴二十二年の四十代前半の好男子です。
鮨が美味く見える風体っつーか、風貌っつーか、良き佇まいであります。
会話も聞く耳優先の大人距離感ですし、
それはそれは愉しい店であり、お人柄でございました。






たとえば鶴八系や吉野鮨系、美家古寿司系などなど、
系列が同じなら、どこかに共通のモノを感じますが、
ここの鮨はボクにとってお初の味覚でした。

酢も塩も感じるんだけど、なんでだろ、サラっとやさしい鮨なのだ。

悪いわけではないのだよ、
味覚エロさとか濃厚神話なボクではないんだからね。


ぜひまた。



2016年7月16日土曜日

Killing Me Softly With His Song

一人っ子の従兄は親の愛情独り占め、
ソニーのスカイセンサーを買ってもらってご満悦、
しばらくの間ひけらかされた思い出がある。
それに比べてボクなんか、
せいぜいビクターのラジオカセットレコーダーがいいところで、
それもNHKの基礎英語を聴くのを条件でやっと買ってもらった思い出も。

あの頃のボクに思いを馳せて、こんなん買いました。

ナショナル・ パナペットクルン MODEL R-72



これで土居まさるの「セイ!ヤング」でもどーよ。
たしかラストソングはロバータ・フラックのKilling Me Softly With His Song(1973年)

だったような、、、



豆腐屋だから分かること。
ここんとこ、夜明けが少しづつ遅くなってます。
蝉の音もまだなのに。


2016年7月14日木曜日

White Peach

齢90 に近い近所の酒屋さんのおばさんが豆乳を買いに来てくれる。
てっきり健康の為にかなと思っていたら、
「豆乳のイソフラボンが美白に効くって聞いたからね」とのお返事を。

なるほど、その言葉を聞いただけでこの人の若さの秘訣が分かる。
このおばさん、近所でも評判の(良い意味での)妖怪だからさ。
シミひとつ無いんだから。

いくつになっても色香は大事だねぇ、女(ナオン)にはさ。



どーでもいい話なんだけど、
大正末期ー昭和初期に作られたノリタケ製取っ手付きフルーツ皿を買う。
とーぜんデッドストックの新品よ新品。


おばさん、白桃のような肌なんだぜ。





With orders pouring in on them, they are alternating between joy and embarrassment.

ご注文いただいたお中元がまだ終わらない。

昼休みも短縮し、
豆助と必死になってフル回転してはいるのだけれど。

ちなみに今日は素麺を手繰った時間だけが昼休みだったし、
とくに今年は終わりの見えぬ夏なのね。

「疲れた」を連発してる56のボクの夏はいつまで続くのか、、、


ソーメン飽きた。






Green Cab



先日の終電に乗り遅れた神保町からの帰り道、
とーぜんのことタクシーを拾い、
「首都高銀座線を与野経由で川越まで」と。

(さぁ、寝るぞ)

飯田橋から高速に乗ると、
「あのぅ、私、タクシードライバー歴はまだ五日目なんですね、
 ナビは搭載されてはいるのですが、要所要所で道を教えてくださいませ」

なんてことを。

終電には乗り遅れ、
タクシー代は大枚2枚弱、
なのに眠ることさえ許されず、、、


2016年7月10日日曜日

Hooray

昼食難民にだけにはなりたくない。
「混雑の浅草を離れて新宿にでも行こうか」と言えば、
次女は、やっぱり「むつみ」の煮しめが食べたいと。

スマホで予約を入れれば、「まだ大丈夫です」とのことで浅草寺裏に向かう。
一年ぶりぐらいかな、久々に暖簾をくぐる。
暑さで胸と背中が汗でビッショリですから、冷たいノンアルがありがたいねぇ。

冷製の煮しめで食欲に火が付いた。
マジうめぇ、、、
名物のエビしんじょうは熱々で。
どーよ、入れ込み座敷であぐらをかいて、
この江戸の味はたまらん。


次女は小柱、ボクは五目の釜めしを。








食べ過ぎました。


ヘヘ