2008年10月30日木曜日

ウヰスキー

今晩は『BAR宗愚』で一人、うつらうつらのウイスキーっす。

先週一緒に呑んだ友人たちに、
「酒を呑んで記憶を失うって、ありゃ言い訳の嘘だよねぇ~」って言ったら、
二人に「いやぁ~本当に無くなることが(記憶)ありますよ」ってハモられた。

オジ、まだまだ修行が足りませんでした。(行ける所まで行ってみます)
  
   PORT ELLEN
    PORT ELLEN 24年 700ml 1979 3rd

このウイスキー、PORT ELLEN(ポートエレン)なんて、
名前の響きはビューティフルで気品のある欧米女性のようだけど、
       (・・・・・西川ヘレン???)
これがイメージとは裏腹、味はガツンと男の中のなんだなぁ!

今は無き蒸留所です。(1983年5月 閉鎖)

(注)あとで調べたら、ポートエレンとはアイラ島の領主だったキャンベル一族の長、
フィレディリック・キャンベルの妻エリノアの名前から付けられたそーです。

2008年10月29日水曜日

鏡に自分を映してみた

今シーズンの『Burberry Prorsum』はいいね。(特にコート)

欲しいけど、もう一度己の肉体とご相談を!(ちょーっと待っててね)

「カガミよ、カガミよ、鏡さん・・・・・・・」

ん~やっぱ止めとくわ!

齢を重ねれば重ねただけ、身だしなみには気を使う。
   (大切なのはその意識です)
そんなOilyオヤジの日々の生活に、ジャパニーズ・ポップアートで潤いを!

    大入り鏡(招き猫)
      招き猫文様大入り鏡(昭和20年代以前)

Oilyオヤジも『大入り鏡』で、運もツキもいただきましょうか!(にゃん)

2008年10月28日火曜日

This is a tasteful present

本日早朝、『HIGASHI-YAMA Tokyo』のサービス&料理人たちが見学に来た。
この店、「え~、ダイニング系でしょ~」なんて侮っちゃいけねぇ~ぜ。
ここの料理人たち、けっこうな履歴をお持ちなんよ。
それに何時来ても誰が来ても、
清く(ウブい)、正しく(礼儀正しい)、美しく(センス・ルックス宜しいでぇ~)。

     菓子箱

     箱の中身

手土産も頂きました。当然『H I G A S H I Y A』の和菓子。(同経営)

     「美しい」

その筋

良かれと思ったら、裏目った。

「なんてバチ当たりなっ!」

オジの店の守護神(まもりがみ)の福助さま2号、(一応、5号まで居る)

可哀想に大分埃を被っていたので、濡れタオルで拭いてさし上げました。

     福助さま

      「ぐぇっ」     眉毛が消えた・・・・・???

2008年10月27日月曜日

フツーな夜

まずは腹ごしらえで、蕎麦屋で一杯。(二丁目仲通りの楽庵)
肴三点を、友人2人黒生オジお茶で!
日曜日の新宿二丁目は静かだけんど、けっこう灯りも点いている。
入れ替わり立ち替わりでゲイさんも、入ってくるなり蕎麦を手繰ってる。
太め・髭・ボウズ・膝下ズボン・バッグ・風貌と違う声質とintonationでキマリ!
(オジとシノちゃん辛味餅蕎麦、Sくん椀子蕎麦・五枚)

   シノちゃん

相変わらずのマイペース、大店の若旦那シノちゃん。
元オスカーのモデル(冗談冗談)

   Sどえす様
         advocates cafe
大手出版業界リーマンSくん。大人しそうで、けっこう遊びの情報通。
元ウルトラセブン(のワケねぇーじゃん!)

昔(30年前)『ブギーボーイ』が在ったビルのBARで呑み直し。
(友人二人は酒、オジはパイナップルジュース)

深夜1時をまわったところで、二丁目ドライブ終了。

2008年10月26日日曜日

uisce beatha

昨夜(ゆんべ)は完熟オヤジが三人で、神田の『鶴八』さんでお鮨食べ。
ジジイ同士(『鶴八』店主含めると四人)、分かち合える生きてきた歴史を語り、
旨い鮨と底の見えぬ酒で、楽しい3時間を過ごしました。

オジの店、機械のメンテナンスの為2連休っす。(の~んびり)

今晩は今晩で、
ご近所の壊れかけオヤジ三人組で、
新宿二丁目を見せ掛けクルージングの予定。
この歳なら、ゴルフとかギャンブルとかをヤっていそうなもんだが、
オジはまるっきり興味が沸かニャイ。
結局夜の世界(お酒)から足も洗えず生きてます。
       (洗うつもりもネェーけんどねぇ~!)

「神様~こんな私を御許し下さい」

 トラピスト・ガレット 

と、頂いた『トラピスト・ガレット』でティータイムっす。(レトロなお味)

 ノリタケ(昭和30~40年代)
   プレミアノリタケ(昭和30~40年代)
「あれっ、素朴なお味」
卵と小麦粉の美味さはホンモン、余計なフレーバーは無。
へぇー那須(栃木)に修道院があるんだぁ。
那須の聖母修道院(那須トラピスト修道院)製

2008年10月25日土曜日

事実は小説よりも奇なり

二十年位前、ひょんな縁で知り合いになった、
とある街の旧家の当主さんに、
「一度遊びにおいで」
なんてお誘いを受け、お邪魔したときのことです。

古いモン好きのオジに、(オジ、当時は20代の若造)
家の歴史でもあるアルバムを出して見せてくれました。

その古いアルバムのセピアに変色した写真の中に、
昔の日本人らしくズングリしてはいるが、
口髭を蓄え、三つ揃えの背広を粋に着こなした中年紳士が写っていました。
夏らしくパナマ帽を被り、麻の背広の質感も伝わってくるような写真で、
他にも浴衣姿や子供たちと写っている写真が多々あり、
戦前の古き良き、親父が親父らしかった時代の家族の記録がありました。
     (オジが羨む様な)
思わず当主さんに「このお方は?」と尋ねると、

当主さん少しの沈黙のあと、

「小野さん、小説の『海と毒薬』はご存知ですか?」

「ええ」

「その医学部教授ですよ」

「エッ!」(驚)

当主さん、驚いているオジを尻目に、
その方の話をたくさん聞かせてくださいました。
(縁故関係で、その昔当主さん宅に下宿していたそうです)
当主さんが語る、その教授さんの人物像や楽しかった思い出話と、
あの小説の内容を考えると、なにか不思議な感覚を覚えたオジでしたね。
 
真実なんて知る由もないが、
当時のGHQの公表や後の小説で印象付けられた教授の人格と、
実際の人物像では、かなり違うような気がしましたね。
(当主さんが語る話と、その写真を見るかぎりでは)

戦前の写真に残る幸せな家庭が、戦争によって無残にも消えてしまった事実。
 
   「戦争は怖いなぁ」

   Art Deco
   RONSON PAL OIL Art Deco(1941年製)
1941年頃はもう『Art Deco』は終焉してたハズ、でも立派にアールデコっす。
ライターとシガレットケースが一体になった物。(どんな女性が使ってたのやら)

2008年10月23日木曜日

モード系

お肌も鼻の穴の中(粘膜)も、乾燥する季節がやって来ました。
元来乾燥肌のオジ、お肌のお手入れも初秋から余念は御座いません。

   『オロナインH軟膏』で!

オロナインH軟膏を馬鹿にしちゃいけません。
とくに冬場のお肌は、荒野のように地割れ・ひび割れ・霜柱だったオジ、
十代の頃からのコスメジプシーの結果、そこに落ち着いたわけよ。
育ちの良いオジの柔肌には、男性用化粧品は刺激が強すぎますので。(うふふ)
信用ならぬ『なんにでも効く能書き』は本当だったのじゃ。

とは言え、昔からコスメフリークのオジ、(女装趣味はネーヨ)
付き合う女性に「素顔の君がスキ」なんて、ち~っとも思わなかった。
今は娘(次女)に買うのがお楽しみっす。
(自分のライフワークでもある、
    ビューティーアドバイザー・ウォッチングも兼ねて)

     Lancôme

次女とこの間の日曜日、行きつけの銀座三越『Lancôme 』で、
新色二つお買い上げじゃ!(ランコム、「ウハッ!」美人揃い)

(オジ、こんな父親でよいのでしょうか?)

2008年10月22日水曜日

PRのページ

オジ『がんもどき』を揚げると、魂抜かれフヌケになる。(アヘアヘ)
    「お疲れちゃん」

なんか忙しい十月。(なんでぇ~)
暇でも忙しくても機嫌が悪くなる豆助、
この子のおかげで、覚えましたよ『我慢する』ってコト。(オジも大人になりました)
優しい心(a tender heart)で、 オジさえ負けるアグレッシブさ!
まぁ、仕事に関してはやる事をやってるし、心ある物作りの姿勢がオジは嬉しい。

     ガテン

本日発売のリクルートの『ガテン』で、豆助が漫画で主役張ってます。
   (豆腐屋=『ガテン』つーのも・・・・・・・チョイ悲し)

ネタギレになると当店に来る、リクルート編集部のSさんには悪いが、
オジなら『GQ JAPAN』か『Esquire』がいいなぁ。(モデルで)

2008年10月19日日曜日

散歩

今日は銀座を散歩。
午前11時の銀座、やっぱ本日も中国の人がい~っぱいいる。(観光コースみたい)
噂のH&Mは大行列(ここは日本人)、
横目で見ながら対面の『THE GINZA』へ寄る。
店内がいつになく混んでいて、聞こえてくる会話がやっぱ中国の人たちだった。
買うのかどうかは知らないが、順番待ちでみんな化粧をしてもらってた。

  セルジュ ノワール

オジ『SERGE LUTENS』の『SERGE NOIRE』を買う。(9月21日発売)
ん~オリエンタル、日本の香にも通ずる匂い。(オジ好み、男性向き)
ビューティーアドバイザーさん曰く、辺見えみりさんがブログで書いたら、
伊勢丹新宿店にお客が殺到し売り切れたとか。(日本人らしー)

その後、嵐山光三郎氏の『とっておきの銀座』で読んだ、かの『月光荘』へ。

  月光荘

本に書いてある通りシンプルで、オジとは趣味が違うが数点買う。
一切包装は無し、買った品の大きい物に小さい品を積み重ね店を出る。
いい大人が、花椿通りを表彰状を貰った時のようなままの姿で歩く。
包装代の分は、商品に還元するポリシーはいいかも。(確かにリーズナブル)
でも知らないで来店すると面食らうと思う。(エコバックなりを持参のこと)

あとここがポイント、4・5千円の買い物で一万円札を出すと、
あんまりいい顔されませんよ。
総てにおいて伊東屋さんや鳩居堂さんとは対極、
個々の店にいろんな伝統や経営(やり方)の歴史があるもんですね。(銀座深し)

最後に『DEL REY』で、アイスクリームとチョコレートを買い帰宅。

マタタビ

疲れた。

人生に?

イエイエ、二週間打っ通しでやったお仕事で!

昨日(18日)仕事が終わったら眠りに落ちた。(酒も呑まず)
  
懐かしい気持ち(夢で)で目が覚めた。(今覚醒)

    さぁ呑むぞ!(緩むぞ)ポン

     マッチラベル(大正時代)
     マッチラベル(大正時代)

京都・寺町の大書堂でお買い上げ。

2008年10月17日金曜日

月がとっても青いから

一昨日の夜のことでした。
仕事も終わる午後6時過ぎ、店の外を後片付けしていたら、
オジの店の東側、古い洋館の屋根上に見事な満月が!
            ↑(本当はアパート)
それはそれは神々しく輝いて、その光りは周りの雲さえも照らし、
まさにジェーン・マンスフィールドのプラチナブロンドでした。
      (バスト・117cmのDDカップ)
 
『赤い月』はあまり縁起は良くないと云うが、その色はどうなのかしら?

一緒に観ていた豆助が、
「親方~あまり満月は見ちゃいけないそーですぜ!
   人の心の奥深く、
      眠ってる狂気を呼び起こすって、フフフッ、云いますぜ」

「豆助、おまえは月を見ずとも血が騒いてるじゃん」

(アウッ~ガゥルルルル・・・)

「ほ~らっ、やっぱり」  (豆助、『高見盛』に変~身)

今日の写真は、エキセントリック繋がりでこんなモン。

まぼろし探偵・正義の味方対悪人 まぼろし探偵・艶姿 まぼろし探偵・ツーショット

面子コレクターのオジ、奇矯な様がとってもナイスな『まぼろし探偵』っす。
因みにまぼろし号に同乗してるのは、子役時代の吉永小百合様どえす。

2008年10月16日木曜日

Cool

お安い手前自慢ですが、
オジの生活の中で、眺めていたいかっこいいモンです。
     (実用じゃなくインテリア)
今回は、当時アメリカでは普通に流通していたトイカメラです。
日本ではいいトコのオコチャマだけが持てる、ちょっと高級な舶来品でした。
すっげーオシャレなデザインなのに、ちゃんと時代を感じさせますねぇ。

オジが身震いするほど愛おしいのは、1970年代までの米国製品たちです。
(なぜか80年代以降の物は、オジの琴線には触れない)
   
  コダック
   Kodak Brownie Starmatic(トイカメラ)
コダック ブローニー スターマチックと言う名前のカメラです。(デッドストック)
コダック社が1959年~1961年にかけて製造、販売していたカメラです。
    (このデザイン、たまんねぇ~でゲス)

2008年10月15日水曜日

Caribbean Sea

久々にパンチを食らった!「なんじゃこりゃーぁぁぁ・・・・・・・・・・・(消え入る)
   
  ラム酒
本日のラム酒・ペール・ラバ・ブラン・ラム 700ml 59度
    (マリーガーランド島)

一口目、穀物(ふすま)の香りと押し寄せる甘さ、
強烈に立ち上(のぼ)るアルコール。(ゲホッ)
ちょ~っと凄いぜ、やられちまったこのラムに。「初めての味だわ!」
ほんのり榮太樓の『榮太樓飴』にも通じる風味もある。

説明書きによると、(産地)
カリブ海の真ん中にあるフランスの海外県のグアドループ県に、
(西インド諸島のなかのリーワード諸島の一角をなす島嶼群)
マリーガラントという先住民のカリブ族の住んでいた、
沖縄の宮古島とちょうど同じ大きさの小さな島がある。(だ、そーです)

おじぃちゃんが一人で、恐ろしく小さな蒸留器でつくり、
蒸留したタンクを素手でかき回し指で味見する。
(手作り中の手づくりのラム)
本当か嘘かわからないような話で紹介されています!
仕込みも加水も屋根の雨水だって!(いや~ん!ナチュラルビューティ~)

懐かしいカリブの景色と、オレンジトパーズの風がオジをつつんだゼ!
    (行ったこともニャイけど)

あと、BAR『宗愚』の階段上の壁にオチャレにセット。

  ジャン・コクトー

        『Jean Cocteau』の絵皿。

前提

昨日のこと、徳間書店の雑誌『食楽』編集部からのTELで、
『有名シェフのお取り寄せ』のブツ撮りの依頼がありました。
   (スタジオで豆腐の写真撮り)
よく知ってるシェフの推薦だったので、すぐ了承いたしました。

、である!!!

案の定、今日出たFAXの文末に、
「撮影で使用した商品は、代金はご協力を・・・・・・・・」だって。
シェフには申し訳ないが、オジ速攻でお断りしました。(だって悲しいじゃん)

取材する側される側、どちらかが偉いワケじゃない。
必要とするからオファーしてくるワケで、
それに対して雑誌に掲載するんだから協力しろとはないもんだ。
雑誌編集だって物作り、(ある意味職人)
良い雑誌を作り上げるつもりなら、
まずは編集者の人間性や志を高く掲げてほしい。

嘘でもいい、「撮影に使った商品代はおいくらでしょう?」
なんて言ってくれたら、
「いらないよ、宣伝してくれたんだからね」って言えるのになぁ~!

  (お金の問題じゃない、心の問題です)

「あ~『食楽』様との御縁の糸が~~~(ブチッ!)切れました~」

出版業界様、どーしたのこの頃?(すごく多いよ、このパターン)

お笑い芸人『次長課長』の河本様のセリフが口を吐く。
     (タンメンじゃないけど)

  セルロイド裁縫箱・シンデレラ模様
    (昭和30年代・セルロイド製裁縫箱)
シンデレラのような、美しい心を持ち合わせたオジっす。(だから憤り)

2008年10月13日月曜日

秋眠 暁を覚えず

朝夕がめっきり肌寒くなり、
夜明けのコーヒーもアイスからホットになりました。
サイフォンがたてるフツフツした音に、
「あー今年もまた冬が来るんだなぁ」なんて想う、
仕事前の一瞬の寛ぎ時間っす。
(全部ウソ、缶コーヒーのBOSSズラ)

ただ今BAR『宗愚』で晩酌。(ハイボール)
TVも消して何も考えず、1960年代の壽屋(サントリー)角瓶で過ごす夜です。
オジは炭酸はWILKINSONオンリー。(因みにコーラは200mlボトルのPEPSI)
大好きなセルロイドの製品を眺め(撫で)、シュルシュル酒を喉に流し込む。

  セルロイド(昭和30年代)
        セルロイド製筆箱(昭和30年代)
あー夜が明ければまた朝で、ボイラー焚いてこれまた仕事。
   (ずーっとこのまま・・・夜ならいいのに)

2008年10月12日日曜日

遊里

よそさんは連休、今週は休みも取らずオジはお仕事です。(豆助も)
あ~あ、外食&買い物依存症のオジが二週間もカンヅメ。(禁断症状)

「あ~誰かプク臨門に連れてって~~くれや!」
(璃宮銀座店でもイイでぇ~!)

まぁ・あと半分、がんばりませう。

と言いつつも、今日は店は定休日。
デパート出荷分だけ作って仕事はお終い。
先日買ってまだ読んでなかったこの本を楽しむ。

     花柳界
     『東京 花街・粋な街』(上村敏彦 著)

おませなガキんちょだったオジ、
子供ながらも「あれっ!このオバちゃん、ちょっと違うんでないかい?」
なんて感じることが、当時は多々あった。(昭和40年代の始め頃)
何が違うかはハッキリとは分からなかったが、確かに何かが違ってた。
着物の色彩や着方(衿)、立膝でやってる花札、甲より後にくる指先などなど。
(ある時は幼なじみのお母さんだったり、入った食堂の女将さんだったり)

当時感じたその『違和感』の意味が分かったのは、
ずいぶん時間が経ってからでした。

今も旅先などで、破風の軒先や窓の色ガラスなどを見るたび、
「この粋な丸窓は花街」、「あ~ここは赤線の跡だ」なんて、
知った様なコトを呟いてるオジです。

2008年10月10日金曜日

深紅

モンスター○△■×・・・が、やたら増殖してる昨今、
オジも街中や飲食店で見かけることも屡(しばしば)。
そーゆうお方は、
相手が反撃できない立場を承知の上で、も~鬼の首を取った状態、
それこそ重箱の隅まで突くどころかホジクリまくってる。(許さ~ん)

涙目の店員さん(女の子)に代わって、大魔神に変身するオジ!

アラサーっぽい女性に向かって、
「バァさん、五月蝿いからあっち行ってケロ」(それもどーかと?)
      (実話です)
なぜこんなご時勢になったのかしらねぇ!(世知辛いったらありゃーしねぇ)

     シャンソン・ショー

オジが好きなミュージックです。
越路吹雪様もそーですが、
その作詞を手がけた岩谷時子様の作品が好きですね。
         これ好き!
過激にストレートな表現はまったく無し、でも想いは深い。
なにより品性の良さ、恋の歌でもまずは相手を思いやることが前提で、
けして今風に「好き・大好き・大好きなんだからこの想いを判れ」なんて、
さらけ出すことはしないのであります。(ん~奥床しい)

『自分のことより人のこと』(ん~共感)

えっ!オジですか?私利私欲なんて考えたこともありません。
               (豆腐屋ウソつかない)

       クラガンモア 10

今日もウイスキーでデロリんちょ。
クラガンモア 10年(シェリー樽熟成)カスク・ストレングス 700ml 60.1度 だよ。
       (ゴメン、ちょっとタイプじゃない)

2008年10月9日木曜日

秋の夜長

どこからともなく漂う金木犀の香りが、秋の深まりを感じさせますねぇ。
    (思い出しますピコレット)
かと言って、未だに蚊に刺される私ってどーなの?(O型ですから)

今日は6時前には仕事も終わり、BAR宗愚でノンビリ&ユックリな夜。
               (とろとろ~ん)

     夕暮れ巴水

オジお気に入りの本、前回と同じ筆者(林望・著)で『夕暮れ巴水』です。
といっても、これは川瀬巴水(かわせ はすい・1883~1957)の版画集です。

残念ながら、林望先生のエッセイはまったく視界に入らず。
それだけ巴水の版画の素晴らしさったらない。
闇・灯・窓越しに差す光・曇天の空・月明かり・などなど、
日本人なら誰でも、この版画と同じ風景は記憶の中で知ってるからねぇ。(郷愁)
悔しいぐらい素敵な、大人の絵本です。(リンボウ先生の企画勝ち)

     ロングモーン

   今日の晩酌は、オジお気に入りのキングスバリーだよ。 
      ファイネスト&レアレスト ロングモーン 
         [1980] 26年 700ml 52.6度

2008年10月7日火曜日

よう!元気かぁ!

ありゃ~、思ってたより忙しい。

たった一週間の百貨店の催事なのに、下準備だけでマイッタわ~ぁ!

基本的に『卸』が大嫌いで、(忙しいのはイヤイヤ)
大手百貨店でもハイソな通販でも、オジにとっては以っての外、(全てお断り)
自分で直接お客様に販売するのが基本理念です。

特にそのデパートは時代遅れというか、
地方の御店(おたな)独特の『暖簾に胡坐』の商売だった。

    『君の商品を売ってやろうか!』
(まぁ最初にオファーをよこした人間は、間違いなくそうだった)

それ以来バイヤーが来ては、結局オジに『一切お断り』で追い返されてきた。
(ねっ、オジって偉そうでしょー!つーか、一度怒ったら一切もうダメ)

ところがね、今度のバイヤーが同級生、それもヤンチャ仲間ときた。
そんな彼が頭を下げて、あげく謙譲語など駆使し「小野さん」などと・・・・・
十年前の最後の同窓会の時ゃ、「オイッ小野よ~」なんて、
確か呼び捨てだったような記憶が・・・・・・(まっ、いいか)

「おいおい、そんなお前の姿に泣くぞオレ・・・エ~ン」(笑っちゃうやら寂しいやら)

やっぱり考えますよ、今まで頑なに守ってきた自分のやり方だもんね。
今だってオジのアイデンティティーに変わりは無し。

「でも・・・・・・」

あの若かった時代を共にしたヤツ、地方デパートとはいえ高卒叩き上げの30年、
人一倍頑張って生きて来たんだろうなぁ。(なんてね)

結局一週間だけ、また一緒することにしました。(ヤツに恥はかかせぬように)

      ついこの間あった昔
         『ついこの間あった昔』(林望・著)

2008年10月5日日曜日

星祭の夜

パッパッパッパーン  パッパッパッパーン・・・・・・・・・・・(なぜか結婚行進曲 )

       バターケーキ

オジお誕生日の日(10月4日)、逗子の老舗ケーキ屋『珠屋』さんから届きました。
古き良き時代を感じる、上等なバタークリームのケーキです。
   (あの石原家と、あっちの石原家も御用達)

オジの子供の頃は、スイーツと言えばバタークリームが主流だった。
それがいつの頃からか生クリームが主流となり、
当然オジも簡単に口中でほどけてゆく、そのクリーミーな美味にシフトして幾年。

本当は分かってました、上質な『バターケーキ』は格上だってことも。
それに職人の腕がハッキリ見えるのも素晴らしいっすねぇ~!(感動だよ)

一口食べりゃ、(結局ワンホール食い)
あらっ!ドボルザークの『新世界』(第二楽章)がオジの脳天から・・・・・・・・・

も~『サザンクロス駅』で降りてもいいや~、みたいな幸福感につつまれました。

「カムパネルラ~オジも連れてって~・・・・・」(涙)

危ねぇ~危ねぇ~!(糖分って怖いね)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昨晩は東銀座の『鮨処・ととや』で、定年を迎えられた高校の担任と呑んだ。
接待するつもりでいたが、日本酒にやられ泥酔もいいトコ。

「先生、すんません・・・・・・」(ドッカ~ンと自己嫌悪の朝)

2008年10月2日木曜日

パーマネント ブルー

オジの知人(オジと同世代の女性)が『20世紀少年』を若い子たちと観に行ったら、
若い世代と笑う部分が全然違っていたそうな。
だよねぇ~!若い子にとっちゃ、『平凡パンチ』ってナニ?って世界だもんね。
オジ世代にゃ、そのグラビアのヘソも見えないセパレーツの水着で、
なんでだか瞳が潤んだんだもんねぇ。
(ア~親の目を盗んで観た、11PMが懐かしかぁ~)

あ~あ、明後日が誕生日のオジ。(49歳だで~!ハァ~)
10代の頃よく大人たちが言っていたっけ、
「10代より20代、20代より30代の方が年を取るのが早いのよん」って!
49歳にもなりゃー、もうイヤっていうほど解りましたよその意味が。
        (滅び行く肉体で)

「逆三角形の上半身よ、さようなら~」「八頭身のスレンダーボディーもさようなら~」

まぁ、そんな時代は端(はな)っから無かったけどね。 
(鼻っ柱の強さは、子供の頃から変わらないんだけどねぇ~)

     王様クレィヨン

プレジタイプのオジにピッタリな灰皿。(昭和30年代の匂いがプンプ~ン)
     (王冠印の王様クレヨンのだよ~ん)
ゆーとくけどオジ、『裸の王様』じゃネーヨ!