2017年11月26日日曜日

Woman


NHKでの安室奈美恵さんのロングインタビュー、
NHK「京都人の秘かな愉しみ」の銀粉蝶さん、(1:30と27:30の場面)
NHK『あさイチ』での女優の栗原小巻さん、
最近、泣けた番組3つなのね。

あの<<最後のアングラ女優>>銀粉蝶さんであり、
忘れられぬ映画、1972年の「忍ぶ川」の小巻さま。
その久しぶりのお姿に驚いてしまいました。
そして安室奈美恵さんの言葉一つ一つの清々しさ、

かっこよくて泣けたねぇ、、、



Kinshu

関東の平野部の紅葉も終わりに近いようで、
まっ黄色のイチョウも乾ききった欅の葉もはらはらと地面に。
カラスウリも実だけ残し蔓は枯れてます。
そんな農家の防風林に囲まれた古民家蕎麦店で昼食とする。

店主は世界五大陸をロードレーサーで走り抜けた男(ひと)で、
風貌も雰囲気も竹原ピストルに似た好男子なのね。
ボクはあまりお得意さんの店を訪ねることはしないけど、
奥さま含め、このご夫婦の魅力にちょいと車を走らせてみました。

家族は勝手にそれぞれ、
ボクは板わさと白えびの天ぷらで呑み、〆は鴨汁と鰊蕎麦で。
好いねぇ、、、呑んじゃうねぇ、、、

玄杜亭

上尾市平方領々家70-1、まだ出来て新しい蕎麦店です。

少し辺鄙な場所故、知ってる者には「誰にも教えたくない店」の筆頭らしい。
でもなぁ、荒川沿いを走るロードバイク愛好者に知れ渡るのもすぐだろうね。





2017年11月25日土曜日

Solemnity

TPOを間違えなければ、香りは良き方向に導いてくれるからね。




ヴィンテージの香水を蒐集してます。
コレは(たぶん)1930年代製で、
糸封もされたままでした。
年に数度ぐらい、改まった席の時にだけ微量使います。
ボクは葬祭用の為に。

戦前に輸入された品全般に言えることだけど、
昨今のパヒュとの違いはその重々しさでしょうか。
フローラルや柑橘など感ずることもなく、
オイリーで匂い立つウッディーさは樹木ではなく香木、
甘さは麝香とパウダー系から。
竜涎香もありうるか、、、
意外にも和テイストでもありまする。

この薫香、現代女子にはまず無理で、
男子がまとうのでも場所を選びます。

R45が無難かな。

さっき何気に手首に付けてみたら、
長女曰く、
「なんで?パパの部屋が年寄りの臭いがするんだけど」と。

(そ)んな感じ。


2017年11月23日木曜日

1976 

    

先々週買った「週間ポスト」の袋とじヌードは、
40代の頃の真行寺君枝さまだった。
同年齢なんだよね。
このCMキャンペーンで地元の百貨店に来たとき、
行きましたよ17歳のボクは。

袋とじのヌードは、まったくの別人(のよう)でした。
「17歳は一度だけ」、だよな。



どこにも出かけることも無く、一日書斎(BAR宗愚 )呑みを。
母に頼まれた井戸端の柿の収穫以外は、これと言って外気には触れなかった。
てっぺんの方の20個ぐらいは鳥さんに残して、また来年よろしくです。





Tamatsubaki

寒い雨が降ってまして、
今日は店休日ですから朝風呂後からモルトを舐めてます。

二階のボクの書斎から店が見下ろせて、
見ごろの(白)玉椿が好い感じに。



カミさんは就寝中、肴は自分で用意する。

両国のYくんから根津・松本の干物をいただいた。
高級過ぎて申し訳ない。
ここの刺身は鮮魚店でありながら銀座の鮨屋と同等値段だもの、
とーぜん干物だってそのクオリティなりで。

サンキュ!


鰈の場合はうつ伏せが正しいらしいけど、
やっぱ目が無い方が違和感ですから、ボクの場合は鰈に限って右に頭を。
御法度かしら、すんません。

今日はゆっくり過ごします。


2017年11月20日月曜日

Calf Tongue




二時間後に会食があるんだけど、匂いに誘われて。

「麦飯だから、、、」
「とろろは消化に良いし、、、」
「タンなら脂っぽくないし、、、」

いちいち言い訳言わんでも。

んで、八重洲地下街「ねぎし」で仔牛舌の定食を。

(うっめー)


2017年11月19日日曜日

30 years anniversary


お得意さまの飲食店の30周年の宴で、
これまたお得意さんの人形町のきく家さんに。
オープニングから注がれるままに呑んでしまい、
真っ昼間から酒の大海を漂ってしまいました。
途中から意識を失い、帰宅後も衣服そのままさっきまで。

今、独りで書斎呑みな夜。





分かると思いますが、
ただ今、自己嫌悪の大海を漂っておりまする、ボク。





Siberia



我慢して昼抜きで夜まで過ごした。
昨夜は「神保町 鶴八」さんで鮨を鱈腹だからね。

夕方、神田に向けて首都高銀座線を飯田橋まで、
アキバを右折で日本橋三越で手土産を購入し、神保町の駐車場に現着。
ちなみに行きはボクがドライバーで帰路は豆助に。

予想通り大混雑な鶴八さん、
今、予約無しではありつけないからね。
現地合流の友人と、みーっちり3時間の宴を愉しんでご機嫌。

来月も「予約済み」だもんね。

ところで三越のデパ地下でのこと、
昼抜きのせいか、売り場の食品がボクの視界で光り輝いて見えてしまう。
んで、日本橋三越限定のシベリアが気になりご購入。
400円ぐらいまでなら通り過ぎるけど、
こんなんが1,100円だからこそ気になっちゃう。
7,5㎝×7,5㎝の文明堂日本橋のシベリア。

( ,,`・ω・´)ンンン?




2017年11月17日金曜日

Chihiro

三国出身の大豆問屋の横田さんは、
「僕が子供の頃から食ってる三国の蟹は最高だよ。
 哲っちゃんにも食べさせたいねぇ、こんど送るから」
と言われ続けて20年ぐらいかな。
数年前に70歳で退職し、けっきょく「絵に描いた餅」だったけど。

横田ちゃんのウソつき、、、

(笑)



福井県坂井市三国町から越前蟹が届いた。
長女が短期留学先でお世話になったルームメイトからで、
思わず「長女よ、でかした!」と叫んでしまう。

かの「民宿ちひろ」さんから。
ありがとうございます。


2017年11月15日水曜日

Lepa Vida


「スロベニアのピラン塩田で生産された塩化マグネシウム(にがり)で、
 試しに豆腐を作ってくださらない」
と永田町在住の旧知の女性実業家からニガリが送られてきた。

「分かりました」とお受けした。

明日に作りますが、
注文はざる豆腐で二個ですから、
たぶん何の豆腐になるかは未定ですが、多少の残があります。
興味のある方はドーゾ。

スロベニアの塩田で、
天日と風のみで乾燥させる伝統製法で作られた貴重な塩ですし、
副産物のニガリ自体も価格は過去最高国産ニガリの数倍ですぞ。

美味さも数倍、なんてことになるとは限りましぇーん。






Koretakashin'nō


漆作家の若林 幸恵さんの椀を二つ入手できた。
なにしろ人気作家ですからね。
木地作りからすべて自分でこなされています。
素敵な佇まいの女性ですよ。

神宮前の器ギャラリー「shizen」での個展にて。


ボク自身の料理の原点は「典座料理」にあり、
現代作家では、それに似合う器がなかなか見つかりません。
だから雑器の骨董が多くなるのだが、、、
この椀は違ってた。
時代の先端でありながら、それこそ古寺の庫裡に昔からあるような風情なのだ。
不思議とつい手で触れてるんだよね。

これ一つあれば、飯も汁も酒肴も水菓子だって。

メラミンや木粉樹脂ではない、
惟喬親王の流れを汲む本物の漆器こそ、たまらん心の贅沢なんだ。

2017年11月12日日曜日

With Pride

大豆農家の大越 昇氏から収穫状況のお電話をいただき、
今年も無事豊作だったとのことで安心いたしました。
なにしろ農作物は自然任せな部分も多く、
台風一つでご破算になることもありますからね。



青大豆の中でもボクは「秘伝種」を委託栽培してもらってます。
美味さ、甘さ、風味、そのすべてにおいて他品種と比べても別格ですからねぇ。
そのぶん栽培方法も難しく、耕地面積に対し収穫率も低いとのことですが。
ウェブで「秘伝大豆 通販」で検索すると、
「丹波黒」に次ぐその値段の高額さにブっ飛んでしまいますもん。

広大な八郎潟の大豆畑なのに、
除草剤も使わず手作業で仕上げてくださる。
氏は「永田農法」のスペシャリストですから安心してお任せしてます、ハイ。

んで、あえてトロトロに。


白大豆と色で遊んでみたりして。




昨今多い白豆乳をクチナシ色素で(緑に)着色し、
D-ソルビトールで甘みを添加した「枝豆豆腐」とは違います。(ここポイント)




2017年11月11日土曜日

Clock

昨日の歯科医は45分の長丁場、
奥歯の上下の型取り中に寝落ちしてしまいました。
ここで横になれば即イビキなんだよね。

たぶんだけど、
診察台の前にある鳩時計のせいかもしれない。
リズム良くコチコチコチ、、、

アレにやられてるのかも、たぶん。







骨董商で見っけたこんなモン。

出所や時代がはっきりと分かる戦前の東洋時計製置時計なのね。
もちろん手巻きです。
1930年から1940年まで京都市上京区に存在していたらしい、
丹神百貨店で販売された品と保証書で知ることができまする。
紙張りの木箱に入ったままのほぼ未使用、
金属部分の(経年による)劣化も磨けば美品になることでしょう。
直線的な意匠はアールデコだけど、ちょっとシンプルすぎるかな。
たぶん戦前から止まったままの時計ですが、
長い眠りから目覚め、これからはボクの机上で時を刻みます。

分かるかなぁ?この浪漫、、、

稼働はするけど、ひとまずオーバーホールに出してからね。

         (京都府京都市上京区千本通今出川下ル西側 南辻町)

2017年11月10日金曜日

You are making a mistake.



古くから川向う(両国)の住人である友人のお父さん、
下町らしく今も莫大小(メリヤス)関連の自営業です。
遠来の客があり、
近場の蕎麦の名店にてもてなしたらしいのだが、、、、、

その時は胸ポケットに会社の名入りジャンパーで入店したらしく、
帰り際に店の者から、
「今回はけっこうですが、次回からはそれなりの支度でお願いいたします」
と苦言を呈されたとのこと。
「なにも汚れた作業着ではなく、ただの社名入りジャンパーなんだけどなぁ」
と友人は少し悔しそう。

赤本(ミシュラン)に掲載されると、蕎麦店でもドレスコードが発生するのかいな。
聞いただけで胸くそ悪ぃーや。

2017年11月8日水曜日

DM

豆助が公開初日に「IT」を観てきたとのこと。
よくもまぁ、お金を払って怖い思いをするなんてさ、、、
ホラーとスプラッターは大の苦手です。

ボクはと言えば、
やっと年末年始用のDMの手配が終わりましてね、
ホっと一息でっす。
家内制手工業ですからね、みな自分でせねば。


2017年11月4日土曜日

Culture Day

次女の江戸川橋でのヤボ用を済まし、浅草で飯を食う。
ここまで来たら、まずは浅草寺にお参りをしてから。
数年ブリの銭塚稲荷でも御祈願を。




んで、言問裏の花柳界、検番近くの「むつみ」まで。
木造モルタル建築も懐かしい店舗です。





なんテェたって、ここの「煮しめ」は美味すぎるほど美味い。
けっこう大盛なんだけど、酒が来る前に皆で平らげてしまいました。
今日は長女もいますので、ボクはここで運転放棄とさせてもらいます。(ヘヘヘ)
酒のお供は「エビしんじょう」に「カキフライ」にその他モロモロ、
〆は釜飯で。
ボクは「帆立」を選択し、最後のおこげまで美味しく頂戴する。
江戸庶民の味も好いもんです。


そのあとは日本橋高島屋に移動して、「味百選」で買い物を。
もう慣れたもので、ビジュアル重視や話題優先な品は買わない。
ちょうど切らしてしまった海苔や、
好物の猫まんま用の削りたての鰹節などを調達する。
あっ、あと「郡司味噌店」のしょっぱい「味噌漬け大根」やら「べったら」など、
お茶漬け用の漬物も忘れずに。


夕暮れる一歩手前の日本橋。
駐車してる「コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション」までテクテクと。
毎度の駐車場公社が満車のためココに。
いつも空いていて意外にリーズナブルでっす。

2017年11月2日木曜日

TOKIO

豆腐屋には成り行きでなってしまったけど、
僕自身、昔から靴職人になりたかったのね。

好きなんだよなぁ、今も靴が。


掃除をしていた次女の部屋から、
だいぶ以前に入手したTOKIO KUMAGAIの靴が出てきた。
1980年代半ばごろの品です。

デッドストックで入手して、
つま先を入れてはみたけれど、残念ながらボクには3㎝小さかったのだ。
だからモード系の次女にあげたのだけど、、、
やっぱメンズものですから、サイズはジャストでも履かなかったみたいです。

ブログを遡ることで知る8年ぶりの再会で、
うれしいねぇ、オリジナルBOXも靴もキレイなまんまだよ。

もう誰にも渡さず、手元に置いておこーっと。



       熊谷 登喜夫 くまがい ときお(1947年8月9日 - 1987年10月25日)




you are everything

ベイシティローラーズの来日公演の情報を知り、
懐かしさのあまりチケットを入手するか悩んだけど止めといた。
あの頃(1975)は、フィラデルフィアソウル一辺倒だったからさボク。

でも懐かしいな。




YouTubeで回顧呑みな夜。






ここんとこ、
モルト用にはバカラ製ブランデーグラスを使用してます。(ゲロ安で7個購入)
バルーン型は今風ではないらしいけど、
今どき掌で温めて呑むわけねぇーし、
ステムを持って、(グラスの中で)漣を立たせて愉しんでるのさ。

ああっ、、、
充満する揮発モルトで強烈にラリるぞ。

それにしてもこの重厚感、軽くないなぁ、バカラって。