2009年3月31日火曜日

価値観

ライフスタイルは人それぞれでして、
オジの知人の中には、自分(夫)でサイフを握っているヤツがいる。
奥さまは、毎月一定額の生活費を渡されてやりくりしているんだな。
まぁ臨時の出費のときだけは、夫に申し立てをして貰っているみたいだが。

そんな知人を含め数人で食事に行ったとき、(野郎だけで)
オジとは対照的で几帳面っつーか、(因みにオジは金の無いドンブリ勘定)
当然のごとく、彼の申し出で割り勘なのだが、
なんとそやつはメニューで確認しながら指でエアーソロバン、
均等割りじゃなく、自分の食べた分だけ差し出した。
もちろん端数もキッチリで!!!
そして一言、

「僕はビールは飲んでないからね」

    (ケチ臭)

そんなコトにイラついたオジも、やっぱケチでチンケな野郎なんじゃろか?
  (財務省は女房におまかせ)

   ビスクドール

つい最近めっけたぜ!
大正時代にアメリカ合衆国に輸出された、すごく小さなビスクドールです。
まさに人形版マッチボックスですな。

2009年3月30日月曜日

MILK

今どき豆腐屋なんぞで働こうなんて、
そんな奇特な若者は皆無に等しい。

   なのに!

先週から23歳の新人が入った。

まぁ豆腐屋って職業は、普通以上にやってればドツボの不景気も無い。

   けど、

驚くようなバブルも無いんだな、これが!
(後で後悔しても知らないよ~ん)

逃げられないよーに、(フフフッ)足かせしとこ。

   宗愚のバックバー

BAR・宗愚でホットミルクな夜。
元々牛乳好きだが、
成城石井で買ってくる『パティシエ アッシュ』は美味いのじゃ。
一週間に1000mlを二本は飲み下すオジですねん。

身長が3㎝伸びた!!!(んなわけネェーべ)

2009年3月28日土曜日

Polyphenol

暑からず寒からず、なんと爽やかな三月下旬でしょう。
いたる所の樹木から新芽が吹き出て、我が家の娘もニキビが吹き出て、
プロアクティブも買ったけど、どーやらお肌にゃ合わぬらしい。
オジから見れば大したことは無いと思うんだが、
お年頃にとっちゃ悩みのタネらしい。(ひとつ消えればまたひとつ)

悩みと云えば、自宅では洋酒しか呑まぬのに、
やたら日本酒や焼酎を頂いてしまう。
小さいながらも、我が家のワインセラーは一升瓶で満杯じゃ。
一昨日S君に日本酒を始末してもらったオジ、
そしたら今日はワインが届いた。(ワインは嬉し)

   

『MHD ディアジオ モエ ヘネシー』勤めの知人、I君からです。

(オメーいいヤツじゃん)

今日からカミさんはお留守です。
娘達もお祖母ちゃん家へ行っちゃった。

久々のアルコール摂取の夜です。(ポリフェノールですから)

2009年3月25日水曜日

サナトリウム

一昨日、思い切って別の病院に行ってみた。

オジの住んでいる街は旧い城下町ですので、
病院は新旧大小選り取り見取りでして、
オジが選んだのは、元サナトリウムの病院なんだな。(シュールでっしゃろ)
なぜなら、古い&暗い、故に空いてる。(風情も昭和20年代って感じ)
事実午後4時代で、待ち時間ゼロでしたもん。(ビミョウ)

診察はいたって親切で、空いている分長時間診てくれた。(ありゃ意外)
   「感じの良いお医者さんですな」
採血して帰ってきた。(結果は明日のお楽しみ)

もう記憶の彼方ですが、誰に?なんで?どこの?っつーのも忘れたが、
芝生に小さな病室が点在しているサナトリウムを訪ねたことがある。

昔からなーんかオジ、
サナトリウムって響きにはドキドキ感を抱いてた。

今は明るく新しい病院が多くなったが、こんな昔風の病院もいいもんですぞ。
       (なんで?解らん!)

    電笠(すりガラス)

写真はイメージです。
最近ゲッチュした戦前の電気シェードっす。

(因みにこの病院、午前中は混雑するそうです)

2009年3月24日火曜日

根付

粋で鯔背なオジは、生活の中でも江戸趣味は不可欠ですねん。
着物の裏地に凝るように、これ見よがしにゃひけらかさず、
人知れず身に着けるコトに快感を憶える悦楽。(たまらん)
  (変な下着は着けてまへんで!)

以前携帯ストラップで使っていた根付、行方不明になって久しい。

   

象牙製で、「俵の鼠が米食ってチュー」って意匠のやつ。
明治時代以前の品で、父から譲り受けて大切に愛用してたのに。

諦めてたら、先日掃除のとき棚奥から出てきた。(よかった)

2009年3月22日日曜日

ホーム・ライフ

『新日曜美術館』で中原淳一特集を観た。

旧き良き昭和のお嬢さまアイテムのキーワード、
それはなんてったって『バラ』で決まりでしょう。
いつの時代も、バラは高貴な花の女王さまで御座います。

深窓のお嬢さまはピアノを嗜み、吉屋信子の『花物語』なんぞを読み、
午後のひとときには日東紅茶で一息入れる。

   バラ柄カップ&ソーサー

こんなティーカップが、文京区辺りのお嬢さまにはピッタリ!
変形ソーサーには、泉屋のクッキー(これがポイント)なんぞを2、3枚。
(余談ですが麹町の泉屋本店と、青山のヨックモック本店はレトロでよろし)

   バラ柄砂糖入れ&ミルクピッチャー

もちろん、ミルクピッチャーもお砂糖入れも『バラ』でお揃い。
不揃いの美は日本だけの文化ですが、(食器の)
お屋敷でのティータイムは西洋式ですので、統一感を大切にいたします。

   バラ柄絵皿(これだけ1960年代)

世田谷区辺りの令嬢には、
アフタヌーンティーに『きゅうりのサンドウイッチ』が定番。
バラのお皿にはピリっとマスタードの効いたそれと、
彩りのパセリを添えて。
もちろん住み込みのメイド(女中)さんが作りますのよ。

1940年代の『Noritake』ボーンチャイナです。

2009年3月20日金曜日

禁欲

  「も~うイヤっ」

体調が絶不調だと、精神まで超ネガティブモードじゃ。
なーんとなく消化器系が重た~い感じ。
お医者さんは「ちょっとした胃炎じゃない?」って言うが、
レントゲンまで撮って骨折を見逃しちゃった人(医者)だし、
ちょい不安が伴うぜ!(同じ掛かり付けのCさん、内緒だよ)

今日も今日とて、『小』の方から石も出てきた。(ジャラジャラ)
若い頃からの暴飲暴食のツケっすか?人間採石場で御座います。

風呂とお酒は一日のケジメなんだけどなぁ。
まだまだ当分の間、僧侶的生活の日々ですな。(ウェ~ン)
(最近のお坊様は、禁欲とは無縁だっけ?バチ当たりな!)

   

   ダンカンテイラー70周年記念モルト1967(31年)

禁酒真っ最中のオジ、
でもニューリリースと聞けば、ひとまず買ってしまうのも俺流です。

グレンファークラスとハイランドパーク、
両社の1967年ヴィンテージをヴァッティングしています。
もちろんカスクストレングスでの贅沢なブレンドだよ。

<輸入元テイスティングノート>
香りは完熟南国フルーツのバニラアイス添えと程よいオークで、
リゾート地の甘い気分を味わえます。
味はバニラが口いっぱいに広がり、
ジャムを塗ったダイジェスティブビスケットとオレンジで、
わずかにスモークが残ります。

    「舐めてぇ~」

2009年3月18日水曜日

懐かしのメロディー

近所のオバはんが、(ちょっと先輩)
「週一で踊りに行ってるのよ」なんて嬉しそうに言ってた。
「もーオールディーズでノリノリよん」とも。
別のおばちゃんにも、
「昔を思い出すのよー、哲っちゃんもおいでよ」って。
話を訊いたら、どーやら『健康ランド』で開催しているらしい。

   (冗談ブッこけ)

それにしてもオジの青春時代、70年代はイカしてたぜ。
  (最近のYouTubeの激しい削除が悲し)
   
   オリエント

最近買った珍しモンです。
カルティエのタンクに見えません?
 (見えないよね!)
1970年代中期のORIENTの『Cassy Date』(デッドストック )です。
1970年代の製品は自動巻きからクオーツへの端境期、
今また時計好きたちは機械式へと復古しましたが、
この類は当時のオリエント時計の最後の機械式です。(たぶん)

2009年3月15日日曜日

休日

午後二時、お掃除途中でお買いモンへ出かけた。
リューズが折れちゃった時計を修理に出して、
ついでに時計バンドをクロコでオーダーしてきた。
1950年代のオリジナルのバンドの金具は、当然リサイクルします。
チャランポランのオジでも、けっこう流儀はあるのよん。

今やっと、BAR宗愚での寛ぎタイムとなりました。

   女の足指と電話機

以前から読みたかった虫明亜呂無の著書をめっけ、
『女の足指と電話機』を買って来た。
虫明亜呂無と云えばスポーツ関連で有名ですが、
この御本はスクリーンの中の女優を描いたエッセイです。
夕御飯を食べに家族と入った洋食屋さんで、
『及川道子』の項を読んでみた。
(ん~・・・やっぱ時代が違う・・・)
でもオジたちは、昭和を知ってる最後の世代ですからね。
今夜読んでみます。

   ホットミルク

当分の間は酒は呑めぬオジ、今夜もホットミルクで過ごす。
器は先日浅草の『東京蛍堂』で買って来た、
THE IRONSTONE CHINAのC&Sです。

2009年3月14日土曜日

SEX MACHINE

「ライターが欲しい、けどシャープペンシルも欲しい」
そんな貴方の欲求を満たしてくれる、
ぴ~ったりなモンを入手いたしました。
   (ちょーっと無理が)

    

    『RONSON Penciliter』(1934年製)です。
         (細工が超素敵)
まぁ便利と言やぁ便利だが、べつに合体しなくても・・・・・・・

昨日TVで『草食性男子』を取り上げていたが、
その定義のひとつ、
『恋愛に使わないエネルギーは、趣味やファッションに向かう』

(スッゲー分かる)

つーか、生身よりアンティーク、女よりウヰスキーって感じ!
だって、世の中恋愛よりずーっと楽しいことが、
(ふふっ)満ち溢れてるんだモン。(オジの場合)

(でもまてよ、これって枯れてきたのか?)

草食(は)んでる場合じゃねーかも!(ヤバイ)

2009年3月12日木曜日

真物

オジの知人の息子さん、サラリーマン一年生です。(一応大手)
上司から「飛び込みで営業行ってこい」って命令で、
それも宮仕えの宿命と、見知らぬお宅へ飛び込んだ。

が、である。

そのお宅の方が、なぜかその子を気に入ってくれたそうで、
数回の訪問で契約もくださり、

「貴方はいい子だから、これあげるから持っていきなさい」

と、記念に古い手紙をくれたそうです。

数日して、知人がそれを持ってオジの家にやってきた。(先週)
「こんなモンを息子が貰ってきたんだけど・・・」
 (コレってどーよ?ってな感じで)

オジ、思わず目をかっ開き息を呑んだ!(ぎゃっ、マジかよ!)

な、な、なんと、巻紙の手紙は『川端康成』が書いた礼状、
肉筆の絵が描かれてる官製葉書は、『川端龍子』の年賀状ではないか!

げに恐ろしきは、価値を知らぬと云うこと。
「あのなぁ~」(なんでだかオジが憤り)

早急に京都の軸屋に手配して、昨日取りに来てもらった。(ホッ)
『川端康成』の礼状は、軸装することとなった。
  (だってノーベル文学賞だで)

こんな事ってあるんだねぇ~!

 (あーあ、オジが欲しい)

     『川端龍子』の年賀状(裏)

        『川端龍子』の年賀状

混濁

  『春眠暁を覚えず』
なーんて、遥か手前で通り越しちゃった。
ああ、なんて眠いのやら、このアンニュイな昼下がりまでも。
ガンモドキを揚げていても、気を失うような睡魔が襲う。(ZZZ・・・)

かと言って、夜中は夜中で目覚めることが二度三度、
  (ああ、眠りも浅いのねぇ~!)

怖いのは一回目の目覚めの時です。(魔の刻じゃ)

スーパーダイエッター以前は、
冷蔵庫を物色し食べ尽くしてたことも多々あった。
ところがポリープを取ってから、不思議と嗜好が変わったのです。
  (食欲から→物欲へ)
昨晩も11時頃、なぜかすくっと起き上がりPCに向かうオジでした。
  (その時は、たしかに意識はあるんです)
オークションをバッシバシ入札して、また夢の中へ舞い戻る。
  (翌朝、おぼろげながらその記憶もあるんです)

芽吹き時は、何かにつけて歯止めが利かぬオジ、
本能の赴くままに、デロリと妖しい宵を過ごしてますの。(ふふふっ)

誰やネン!こんな『OLD PARR』こーたの!!!(別人格のワシじゃ)

   

昨日届いた好物、昭和30年代のオールドパーですら。
おんなじモンばっかり、増えてゆくわい。

2009年3月10日火曜日

BOOM

今『風の男』の著者、青柳恵介さんのセミナーが凄い人気だそうです。
それも大半が大人の女性とのこと。(ナゼ?)

その知的好奇心の対象は、何に対してなんだろう?
白洲次郎の男っぷり?それとも正子の類まれな感性?

先日のNHKのドラマを観たら、ん~解る気もする・・・二人の理想的生き様?
(ドラマは、かならずしも真実の姿ではないように思うけど)

もう大分前のこと、その青柳先生からお手紙を頂戴したことがあります。

骨董好きな豆腐職人のオジは、
昔『芸術新潮』の連載で白洲正子の存在を知り、(たぶん『西行』だった)
美意識の深さと、気持ちよくバッサリした物言いに当時心酔の極みでしたな。
その愛弟子である青柳先生からの手紙ですからねぇ!
もー泣きましたよ、嬉しくて。

抜粋して書くと、

一時代昔、小生の骨董の師の秦秀雄さんから桜新町(秦さんの住んでいた町)には、おいしい豆腐屋があるから、今晩は湯豆腐をたべて行きなさいと誘われ、幸せな一夜を過ごしたことがあります。その際、「豆腐屋のような大変な仕事を受け継ぐ若者は絶えるだろう」と言われたことを覚えています。・・・・・・・・・今後ともいいお仕事を続けて下さい。よいお年を。

ね、いいでしょう。(万年筆の字も、ソリャまた素晴らしい)

たかが豆腐ですよ、
でもその文章には、深い精神的な味わいがありますな。
  (ここがポイント)
男たちの豊かな時間が目に浮かびますねぇ。
(豆腐一丁の温かさですな!豆腐屋としてありがたき幸せ)

因みに白洲次郎は、豆腐が大の苦手だったそうです。(トラウマで)

   白洲次郎・正子の食卓

白洲正子没後に刊行された出版物は、なんとなく買わないオジです。
でもコレは良き御本です。

昔、雑誌『太陽』の骨董特集などで見た、
白洲家の料理がそのまんまです。
当然ですね。
白洲家の台所を預かっていた娘さん(牧山 桂子)の著書ですから。

2009年3月7日土曜日

Eternal Flame

次女が修学旅行で5日間も留守です。
長女も一人暮らしで、もう滅多に帰って来ることも無い。(ちゃみち)
ア~もうすぐこんな生活が、当たり前になるんじゃろうな!(そうだブゥ~)

今日お医者様がオジに、「当分禁酒だよ」って!!!(なんでぇ~?)
  (石橋エータロー似の先生が)
でもダイエットの成果は褒められたぜ!

おかげで今晩の赤坂でのフレンチはキャンセル、

そんなわけでカミさんと二人きり・・・・・(沈黙)

幼なじみで同級生、49歳の今もルームメイトやってます。
  (とろ火の夫婦で御座います)

   

BAR・宗愚のカウンターに新しい照明が来た。
見た感じレトロモダンな工業系だが、(スチール製)
m&m's的でちと愛らしい。
スモールランプは、球形のスリットから光が漏れます。
  (1970年以前の東京芝浦電気製)
これからは、自分のために投資(趣味に)じゃよーん。(チマチマと)

よいのでしょうか?こんな亭主で! Bangles - Eternal Flame

2009年3月6日金曜日

絶不調

昨日はWBCの対中国戦を観戦。

試合自体は勝ったけれど、チョイ消化不良っつーか、欲求不満っつーか、
なんかモヤモヤが残る展開でしたな。

日本人にとって野球は最高の娯楽のようで、
母ちゃんと子供は弁当や菓子を食い、父ちゃんお酒でお顔が真っ赤、
親子でメガホン叩き、声を張り上げ応援してる。(観ていて実に微笑ましい)

オジはオジで、久しぶりのお髭のM・ヤマモト氏に誘われ出かけた。

     Y・マスヒロ

昨日は朝から38度の熱が出ていたオジ、(だけど・・・・・)
氏が手配した『すきやばし次郎』のバラちらしに魅力を感じ、
朦朧とした意識の中で出かけた。(とーぜんM氏には内緒)

(う、美味いっ!)
 
今頃M氏、悪寒が走ってなきゃよいけど・・・・・
   (カメラに向かってゴメンなさい)

2009年3月3日火曜日

一億総中流

昭和30年代生まれのガキたちの、
テメェん家自慢の切り札の一つに『NAPOLEON』がありました。

「俺ん家、ナポレオンがあるんだぜ」

   

中流家庭のステータス『NAPOLEON』、
サイドボードの御神体『NAPOLEON』、
触るだけでも親父が怒る『NAPOLEON』、
子供ながらに呑んでみたかった『NAPOLEON』、 
そして脳裏に焼き付いた、後光差す『NAPOLEON』の姿。

今見てもその立ち姿は神々しい。

当時ナポレオンと云えば『COURVOISIER』(クルボアジェ)でしょ!
羨望のコニャックも、今じゃファミレス一食分の金額でゲッチュです。
   (写真の品は『特級』時代の古酒です)

2009年3月2日月曜日

徒然

結局次女に引っ張られ、昨日は銀座でお買いモンでした。

女の買いモンは、実に時間がかかる。(付き合っちゃいられん)
オジはオジでショッピング!(『エノテカ』で時間を潰す)
ここに来るたび、いつもこのラベルに見惚れてしまう。(欲し~い)

   Chateau Mouton Rothschild
    Chateau Mouton Rothschild(1924)
アールデコっつーか、ロシア・アヴァンギャルドっつーか、
ラベルが超素敵!(でも非売品なんだよなぁ~)

オジ自身は、コレって買いモンはせず帰路についた。

   時計部品

最近こんなん買いました。
昭和30年代の婦人用時計の部品です。(デッドストック)
オジ、標本的なモンに弱いんじゃな!

2009年3月1日日曜日

いずれまた

昨晩は以前書いた百貨店勤めの友人と呑んだ。

本店の食品バイヤーで一年経ち、
今度は支店の店長に栄転となりました。
彼が本店での最終日の昨日、
「暫くお別れとなるので、呑まないか?」
とのお誘いを受けた。(そんな日にオジでよいの?)

バイヤー兼副店長の立場でも、
何時も社員の先頭でお客様を迎えていた彼、
昨日もその話を振ると、
「んん、現場が好きなんだ」なんて言って笑ってた。

昨今のデパートが置かれている厳しい状況、
都心の老舗でも喘いているのに、
地方ではもっと深刻な事態だと思われます。

グラスを重ねるごとに伝わる、
お客様・会社・部下・家族への想い、
A君の誠心は、苦労知らずのオジを言葉少なにしました。
    (・・・・・・・)

卸は一切受けないオジの商売ですが、
去年たった一週間だけ彼と組んだ。
彼はそれに恩義を感じていると言う。
(そんな大層なモンじゃないよー)

自分でも、
「俺ってこんなに呑めたっけ???」ってほど呑んだ夜でした。
  (二日酔いで、今朝ちょっとヤバかったモン)

昔々の同級生、その生き様に深い感銘を受けた夜でした。
     (・・・・・・・)

と言いつつも、懲りずに今日も呑んでるオジです。

   

     MACALLAN 1992年(SAMAROLI)

スペイサイドだと、アベラワーかグレンリベットが贔屓ですが、
今晩は久々にマッカランで!

ミディアムトーストしたニューアメリカンオークホグスヘッドにて熟成。
コーヒー、焦がしたアーモンド、しっかりとした甘く柔らかい風味
アルコール度数:45度  蒸留年:1992年  容量:700ml