先々週行ったばかりで、また茅場町『みかわ』に。
早乙女さん(店主)とず~っと喋ってお食事。「いや~美味しい」(舌も身体も心も)
だんなに「あれ~滅多に来ない小野さんがマタ来た、こっちが驚くよ~」
なんて言われてしまった。(スンマセンね!)
御一緒した友人夫婦、愉しんでくれたみたいで、なんかオジも嬉し!
昨日本屋さんでのお買い上げ二冊です。まだ熟読はしてはおりません。
オジ、シニカルではあるが、ブログでエラそうな書評なんて出来る立場じゃない。
でも『アイビーは、永遠に眠らない』は、ん~・きっと石津謙介さま泣くよ!
第二次IVYブーム世代のオジが読んで、筆者の想いは分かるが空回り。
VAN・石津謙介・その時代・その功績、もっと豊かな表現で伝えてほしい。
表紙の石津謙介さんで思わず買ったが、実に悲しい。(特に食談義は不要)
対照的に買って正解、『BIBAをつくった女』(バーバラ・フラニッキ自伝)は最高。
自伝なので、いっぱいデフォルメされてはいると思いますが、読み出したら止まらない。
1964年~1975年、バーバラ・フラニッキの傑出した才能のもとで、
わずか10年あまりで小さなブティックが、BigBIBAなるデパートにまで成長、
その美の帝国の最期は儚く呆気なかった。(その時の状況が克明に記されてる)
パレスチナに生まれ戦火の中での生い立ち、その大きくなったブランドに忍び寄る影、
BIBAの終焉、それでも前に進んだバーバラ・フラニッキの生きた道。(息が詰まる)
監修・長澤均 訳者・金子美雪が、BIBA(ファッション)含め60年代に造詣が深い。
ゆえにただの翻訳本ではなく、確かに痛く重いけど、
その伝説を紐解く価値はタップリ。
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