2011年5月11日水曜日

He has seen little of life.



節電モードも定着し、
由緒ある旧いビルディングのライトアップもみな消えた。
野暮用で日本橋からスタートの夜。



そして銀座。



「呑むぜ」
外堀通りの『BAR ORCHARD GINZA』へ。(お初です)
入った瞬間、そのタイプの違いに(あらどうしましょ)の心中。
白が基調な明るい店内で、まさにフルーツパーラー風なのだよ。
(あくまでも好みの問題ですから)
その名の通りフルーツカクテルが主体の店でして、
カウンターのど真ん中に果実が山積みされておる。
たまたまなのか、何時もなのか、
周りは20代(後半)の女性で満席なのだ。
お初の店でもビビらないアタシだけれど、
50代ではチト小っ恥ずかしい。駆けつけ5~6杯で退散す。

寒からず暑からずな夜、夜風に頬撫でながら次の店。

あれぇ、ちょっと呂律が。
あれぇ、ちょっと足取りが。

ここもお初のBAR『Dolphy』。
さっきと真逆な照明使いで、
バックバーのボトルもまったく解らんほどです。
風体的に不知火検校だね、アタシ。
アチャラもコチャラも皆シガー、
店内は紫煙が何層にも漂っている。(嫌いではない)

ティンキャップのオールドボトルを選択し、
ロックで3杯クピクピやった。



疑問・・・

これって何だろう?
どちらも若いバーテンダーでして、
やたら店の(自分の)スタイルを貫き通す強さを感じる。

酒に対する考え方はもちろん、(内だけに秘めてない想い)
ウソでも客におもねる気配は皆無で、
その店の考え方や行動のしかたに従わせるような感じ。

『BAR ORCHARD GINZA』では、
入店するなり「お帽子は脱いてください」と指示をされ、
『Dolphy』では、
アタシの携帯のバイブが振動すると同時に、
「入り口でお願いします」と指先で指導される。

(そんなこと分かってらい)

もう5秒黙って見ててくれればよいのに。

阿藤快さん風で、「なんだかなぁ~」な深夜徘徊。

(凹)

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