
節電モードも定着し、
由緒ある旧いビルディングのライトアップもみな消えた。
野暮用で日本橋からスタートの夜。

そして銀座。

「呑むぜ」
外堀通りの『BAR ORCHARD GINZA』へ。(お初です)
入った瞬間、そのタイプの違いに(あらどうしましょ)の心中。
白が基調な明るい店内で、まさにフルーツパーラー風なのだよ。
(あくまでも好みの問題ですから)
その名の通りフルーツカクテルが主体の店でして、
カウンターのど真ん中に果実が山積みされておる。
たまたまなのか、何時もなのか、
周りは20代(後半)の女性で満席なのだ。
お初の店でもビビらないアタシだけれど、
50代ではチト小っ恥ずかしい。駆けつけ5~6杯で退散す。
寒からず暑からずな夜、夜風に頬撫でながら次の店。
あれぇ、ちょっと呂律が。
あれぇ、ちょっと足取りが。

さっきと真逆な照明使いで、
バックバーのボトルもまったく解らんほどです。
風体的に不知火検校だね、アタシ。
アチャラもコチャラも皆シガー、
店内は紫煙が何層にも漂っている。(嫌いではない)
ティンキャップのオールドボトルを選択し、
ロックで3杯クピクピやった。

疑問・・・
これって何だろう?
どちらも若いバーテンダーでして、
やたら店の(自分の)スタイルを貫き通す強さを感じる。
酒に対する考え方はもちろん、(内だけに秘めてない想い)
ウソでも客におもねる気配は皆無で、
その店の考え方や行動のしかたに従わせるような感じ。
『BAR ORCHARD GINZA』では、
入店するなり「お帽子は脱いてください」と指示をされ、
『Dolphy』では、
アタシの携帯のバイブが振動すると同時に、
「入り口でお願いします」と指先で指導される。
(そんなこと分かってらい)
もう5秒黙って見ててくれればよいのに。
阿藤快さん風で、「なんだかなぁ~」な深夜徘徊。
(凹)
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