2019年8月14日水曜日

Hinabita

台風より数日早く大分まで。
最初はレンタカーで豊後竹田に向かい、
用事終了後はその日の宿のある別府に。
別府湾は海より空がうねってます。


宿に落ち着き、散歩がてら夕飯は外に出ることに。
この街のことは何の情報も無いので、自分の嗅覚を頼りに彷徨ってみます。
商店街も飲食街も町全体がかなり寂れてますが、
つげ義春マニアのボクには背筋がゾクゾクする空気がそこかしこ。













飯難民になりかけたとき、
シャッター商店街の外れ近くにここがあり、
行燈の灯に誘われ暖簾をくぐる。
店主は若いし先客無しだし、
多少不安を抱きつつもコースを所望。

店主に話を振ると、大阪で修業に入り湯河原の「石葉」にもいたとか。
強肴の蒸さない鰻の白焼きは秀逸。魚介素材は良きものです。
写真は〆のかき揚げごはん。
んで、一人6,000円ですよ。(生ビールをグラスで7杯呑んでだぜ)

こっちが恐縮でございます。


調子こいて呑み過ぎまして、宿に戻り上掛けの上で朝まで眠る。
んで、目覚めと同時に初別府の湯に。
毎度のカラスの行水で、10分も浸からずさっさと着替え、
200円のコインマッサージ機で極楽至極。
エコノミーのせいか、慣れないレンタカーでの運転のせいか腰痛がキツかったのね。
朝食のオープン時間に、ちょっと小馬鹿にしてたバイキングも食べちゃいに。
おおっ、
それがね、想像以上にレベルが高いこと。
新宿のパークハイアット東京「ジランドール」なんて目じゃないもん。
地方の温泉大型ホテルなんだけど、この時代にこれだけの繁盛は分かりますねぇ。
お客さま本位の居心地の良さに感謝です。

朝食後、まだチェックアウトには早いので高架下まで散歩する。
お盆ですから、惣菜店から鮮魚、青果、生花、餅菓子屋などすでに営業を。


鮮魚店でこんなん見っけ。
モーリタニア産じゃないよ、茹でたての地蛸だよん。
思わず「太いトコ2本ちょーだい」と。

その場から口にくわえ贅沢を。


2 件のコメント:

Smile さんのコメント...

いいっすね、たまらなく、いいっすね

なごり雪 さんのコメント...

Smileさま
ダイエットを頑張ってますね。
ボクも追随しなければいけないのですが、まだまだ食欲まみれで、、、

大分の三つの街を愉しんできました。
さすが地元だけあって、焼酎「二階堂」のCMっぽい景色がたくさんありましたよ。
あと十年も経てば、この景色も皆消滅するのでしょうね。