古書店で1934年のエンタイアを見っけた。
神田にあった萬崎洋服店(テーラー)の年頭のご挨拶状(年賀状)です。
神保町1丁目、白山通りとすずらん通りの交差点にあったらしい。
取り壊された旧 村田簿記学校(閉校)のビルは、もともと萬崎洋服店だったとか。
それにしても戦前なのにこのダンディさったら、
燕尾の方は、コンビ靴に手には煙草で紫煙までくゆらせてさ。
たぶん洋書からの複写だろうけど、
金子 國義氏の油彩のように、細身の紳士が平面的に描かれている。
この時代の神田は、租界のような地域だったと聞いたことがある。
魯迅ゆかりの街だけあって、
だから中国料理店が今も多いのかもね。
こーゆー紙モノを手にする度、
帝都の時代に遊んでみたい、で御座います。
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