2011年1月26日水曜日

Vintage

正月過ぎたら静かです。
声高に「ヘイ、らっしゃい」「おこしやす」的な商売ではないので、
冬眠のような、モグリでやってるような、そんな日々を送ってます。

んで、暇に飽かして買いモン(ヤフオク)三昧です。
と言ってもそれはそれ、
珍しくて面白いモンを!」コレがアタシの鉄則です。
たとえ肉親一同に、(とくに女ども)
「こんなモン買って、馬っ鹿みたい」
なんて言われてもね。

今日は昭和30年代の化粧品3点なんだね。
パッケージコレクターのアタシ、
ましてやデッドストックの美品となりゃ、
どーしても欲しくてたまらんのだ。

     

ケンシ(ケンシ精香) 
『純質植物性ポマード』
透明プレスガラスで、
中身の若草色のポマードがいい感じ。
養毛剤・コレステリン配合だそうです。
おお懐かしいやんけ、
リージェントな友人たちが使ってた、(1970年代)
原宿『クリームソーダ』のとすっかり同じ香り。
ケンシ精香自体は、今も千住に存在してました。

 

アラバスターガラス製の壜は、
カネボウ(鐘淵化学) 『バニシングクリーム』と、
マスター(東京尚美堂) 『コールドクリーム』なんだな。
50年から昔のモンですから、
箱の多少の傷みはご愛嬌。
レトロとろとろで御座います。
優しくそっと開けてみた。

ああ、懐かしい香り(匂い)だぜ。
そーか、あの頃の東京の匂いだ。(んな気がする)

ヴィンテージですぜ、今が塗り時なんだな。
欲しい人は来店時に言ってね。
お顔、もしくはヘアーに塗ったげるよ。

(中身はかなり劣化しとるけど)

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