2019年2月16日土曜日

Kyōhōbina

昨日は井戸の圧力弁と豆腐の包装機が同時に破損、
それぞれのスペシャリストに無理を言い、
短時間でどーにかこーにか元通りに回復を。

連休で一日少ない今週なのに、
バタバタせわしない一週間でございました。


一昨日は、書斎(BAR宗愚)への階段の電笠を桐柄縁金赤硝子に替えた。
明治時代後期の硝子製品です。
以前の乳白硝子より、ほんの少し赤が主張してますね。
35年前ぐらいに田舎の骨董屋で出会った電笠で、
今思えば当時に買っておいて良かったです。
この類、見た目以上に昨今は値上がりが。

配達途中によく通った店で、これも内儀に勧められて入手した品。
痩せた享保雛のようなお内儀と、
口角が円を描くように上がった「あんこ型」の主だった記憶。
内儀の「小野さん、ある時払いでいいから買いなさいよ」
「こんなの(買ったら)ダメよ」「解ってないわねぇ」
毎度、お茶を入れてもらって小一時間、
骨董のこと、現代陶芸のこと、歳時記のこと、いろいろ教えていただきました。

そっち方面の配達が無くなってからは行かなくなり、
道路事情も変わって今では場所も分からない。

ご健在なら百歳超えだもの、
たぶん、もう店は無いだろうな。



2 件のコメント:

田舎者 さんのコメント...

なごり雪さま

こんにちは。
電笠と通しての光のぬくもりが優しさを感じさせます。

我が家の裸電球だけでつけていた光が思い出されます。
今でも一部屋そのような部屋であるのですが電笠をつけるだけで
雰囲気がかわるんでしょうね。

それではまた。

なごり雪 さんのコメント...

田舎者さま
郷愁以外なにもんでもございません。
裸電球も懐かしいし、電笠を通した明かりも優しい明るさです。
ついつい買える値段なら買ってしまいます。

どーしてる?呑み過ぎないでね。