2019年7月16日火曜日

Kirisame

開店一時間前に『蛸長』さんに 現着し、
雨の中、何を注文するか思いを巡らす。
時間とともに後ろの行列も長くなり、
祇園祭の宵宵宮に急ぐ外国人も、
「ここは何屋でーすか?」と興味を抱いてる。

誰かが「おでん屋です」と。

一番福なのに、なんだか定番を選んでしまう地味なボクに対し、
カミさんは季節限定や珍しモンで攻めている。
カミさんの和布や巻甘藍や賀茂茄子にちょっかいを。

「旨いねぇ、、、」

残念ながら小一時間で新幹線に飛び乗ります。
八重洲から運転なのでポン酒は呑めません。
分かっていても、ノンアルなのがもどかしいのよ。
夏のおでん、京都のおでん、好いモンですぞい。



それにしてもこの店に流れる時間・空気・人との距離感・たまんねぇーのよ。



常連の彦十女史のお手配で、『千登利亭』の鮎寿司も手中に収め、
蒸し風呂のような京都を後にする。
発車と同時に、終点・東京駅まで眠りに墜ちた。

つかの間の日帰り旅も終了です。
八重洲口を出ると、涼しいのなんの。


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