2019年9月5日木曜日

Noble

パッケージコレクターとして、戦前のファンタジーな容器が壺です。
今回のは宮澤賢治作品っぽい箱でしょ?
1930年頃の即席カレー粉の紙容器なのだ。
株式會社ノーブル商會謹製「スヰートカレー」と表記があるけど、
たぶん現存してない。

蓋を開け、鼻を近づけ匂いを嗅いてはみたけど、
カレーのカの字もありゃしない。
どんな味、どんな風味だったんだろう、気になる。
黄色いルーが目に浮かびます。




若い頃(結婚以前)はボルツとか専門店でよく食べたのに、
大人(40代)になってからカレーを外食で食べないです。
なんでだろ?
カレーと焼きそばともんじゃはお家(うち)がいちばん。

4 件のコメント:

嶋中労のプロファイル さんのコメント...

なごり雪様
ボクもカレーは大好き。
以前、スパイスカレーの本を出して大当たりし、今でも増刷のたびに印税が入ってくる。
ボクはゴーストだけど、一時はスパイスカレーに凝り、上野アメ横のスパイス専門店で、
各種のスパイスを買いあさり、毎日のようにカレーを作ってた。

でも、スパイスカレーは女房や娘たちには不評で、
「やっぱカレーはバーモントカレーが一番だよね」
などと言われ、以来、スパイスカレーにはご無沙汰だ。

最近は女房と2人きりなので、わざわざカレーを作るのもめんどうになり、
もっぱらレトルトカレーを愛用している。

最近は種類も豊富で、かなり値段の高い高級レトルトも出現している。
わが家には現在10種類くらい在庫があり、
カツカレーにしたり、納豆カレーにしたり、ひと手間を加えて楽しんでいる。


印度人が来日した折、カレーライスを食べ感激、思わず、
「インドにも同じような食べ物があります。これは何という食べ物ですか?」
と真顔で訊いたとか。

カレーとラーメンはまぎれもない日本の伝統食であります。

なごり雪 さんのコメント...

嶋中 労さま
カレーの好みは育った環境や時代が影響しますよね。
ボクの母の作るカレーは不味くてねぇ、
たまに外食で食べるカレーが嬉しくて嬉しくて。
高校時代に同級生たちと「タワーリングインフェルノ」を新宿歌舞伎町で観て、
そのあと「新宿中村屋」で食った海老カレーが今思い出しても至高の味でした。
珈琲と言ったら労さまだけど、カレーもあったのですね。
なんとなく労様らしいかな、っと。

労様ぁ、あと一か月で還暦ですのでお仲間入りしまーす。よろしくお願いいたします。

嶋中労のプロファイル さんのコメント...

なごり雪様
あと1ヵ月で還暦?

てぇことは……もしかして給食の脱脂粉乳を知らない世代?

もしあの〝すばらしい味〟を知らない世代だとしたら、人生の半分を知らないな。

ボクの仲間はみんな脱脂粉乳(つまり豚のエサ)世代、
1人だけ知らないやつがいるけど、ほとんど半人前扱いされている。

誕生祝いの一杯やりたいけど、その一杯はアルマイトのお椀の温~い脱脂粉乳にしたいな。

なごり雪 さんのコメント...

嶋中 労さま
正直知りません。
でもスキムミルクは好きですよ。
労様の時代はアメちゃんからの物資だもの。

給食で思い出すのは鯨肉の不味かったこと。
この悪食のボクでも無理でした。
それのおかげで鯨肉のイメージが悪くて、
たまーに食べる機会があっても、ぼくだけまたぎます。