2009年2月1日日曜日

江戸っ子の女房

台東区鳥越の知人宅まで出かけた。
元材木商の親方が去年の十月に奥様を亡くされ、
その奥様にも大変お世話になっておきながら、
お悔やみが今日になってしまった。(恩知らずなオジです)

毎年『鳥越祭』で神輿を担いて早十数年経ちました。
「今年もお世話になりまーす!」なんて図々しくお邪魔して、
呑むわ、食うわ、酔っ払うわ、風呂まで入るわ・・・・・
いつも笑顔で迎えてくれた奥様は、
「せっかくのお祭りなんだからね、小野さん遠慮なんかしてちゃダメ」
次から次へ、酒、酒、肴、飯、また酒と、御接待してくださった。

遺言どおり家族だけの密葬だったそうですが、
その人柄ゆえ、聞きつけた人たちが家の前に列をなしたとか。

    (合掌)

   おととし

「せっかくのお祭りなんだからね!」(涙)

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