今日は家でのんびり過ごそうなんて思い、
さっきブックファーストで雑誌を買い、
成城石井でちょこっと食料を買出ししてきた。
成城石井のレジで財布を出したら、間違えてカラ財布でした。(赤面)
別の店にいる女房まで走り、事なきを得ましたが。(ホッ)
(昨日他のに入れ替えたんだっけ)
BAR宗愚で買ってきた雑誌を開いてみたが、
シニア雑誌も食関係の雑誌も、似たり寄ったりでな~んかつまらない。
特に食雑誌、相変わらずの新店情報に躍起な編集姿勢と、
決まりきったライターたちの上辺すくいの記事には飽きちゃった。(げっぷ~)
却って個人のブログで検索した情報の方が、
辛辣だったりはするが、自分の財布で得た情報は面白いです。
ブログの情報なんてアテにはならない!なんて思ったら大間違い、
結構その中には、キラっと真実(実情)が溢れていると思う。(マジ凄い人も)
(この頃続く、雑誌の廃刊や休刊が分かる気がする)
こんなオジでも、今まで多々取材を受けてきました。
ある意味こちらの手の内を見せることでもありますが、
面白いことに取材する側の人間性や力量を見ることもできます。
取材に来てメモも取らず話も訊かず、
世間話だけで「エッ、大丈夫なの?」って人もいた。
なのに少しして記事となり出版されている。(ナゼ?)
読むと一目瞭然、豆腐屋を頭に描いたイメージで記事にしただけで、
『こだわり』『選び抜いた』『名人』などの言葉の羅列で終始し、
早い話社名の部分を入れ替えりゃ、どの店でも成立するのです。
そんな中で、「この人は違う」と云う出会いもありました。
(もう十数年も前のこと)
嶋中 労(本名・小林 充)さん
(1952年生まれ)
正直慇懃無礼な編集者も多い中、
取材時の小林さんは、
正面から職人と同じ目線で問いかけてくれました。
(却って怖い)
だから彼の問いに対し、オジも瞬時の戦いを楽しむことができたのです。
彼が誌面上で、オジを『非主流の豆腐屋』と表現してくれたこと、
今も自分の座右の銘としております。
慶応大学文学部卒、
見た目は港区三田の魚藍坂辺りで、撞球なんぞやっていた感じだが、
実はかなりのバンカラな男なのです。(jazzは好きみたい)
彼から著書が送られてきた。
『コーヒーの鬼がゆく』・吉祥寺「もか」遺聞
嶋中 労著・(中央公論新社)
文章には、著者の人間性が必ず出ます。
この人の文章には、言葉を着飾ることも、
売る為の戦略も無いのが心地よい。(やはり正面から)
オジごときがやたら語ると、バンカラおやじに張り倒されるので・・・・・
引き込まれる良書で御座います。
2 件のコメント:
こんばんわ!
『非主流の豆腐屋』
非主流 ⇔ 個性豊 ⇔ 変り者
とても素敵な言葉で、魅力的です。
田舎者様
でしょっ!
そのお言葉通りに、
これからも生きて行きたい私です。
ところで昨日の鴨、
ほんと美味かったです。
ほな、また!
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