昭和30年代末なんて、生クリームのケーキなんて売ってなかった気がするなぁ。
口の中でよく噛んでも、唾液と永遠に同化しないようなバタークリームが主だった。
でもそれさえも、滅多に口にはすることはなかったけどね。(クリスマスとか)
オジたちは、駄菓子やもんじゃ(駄菓子屋の片隅で焼く)の方が嬉しかったけど、
ただ当時でも、不二家のショートケーキ(当然生クリーム)だけは、
特別なデリ~シャスでした。
今はいいよねぇ、いくらでも美味が揃ってるし、食べたきゃいつでも食べられる。
まぁオジもその恩恵を受けられるわけだしね。(ヨロコビ~)
今とは違いあの頃は、そのケーキひとつで家族の幸せな団欒が見れたんだもんね。
現代の人には貧乏臭く思えるかもしんないけど、当時はそれが普通だったんよ。
(たぶんね)
ケーキ・ディッシュ(一人用)
骨董市でめっけたドーム付きケーキ・ディッシュ、たぶん大正時代位だと思う。
どんなお屋敷で、どんな深窓の令嬢が使ったのかしら?(おーほっほっ)
ソーダガラスに唐草模様を、グラヴィールで表現した品のよい物。
ケーキと言えば、紅茶が付き物。
このオジもカッコつけて、「わたくしは、最高級キームン・ティーしか飲まないの!」
なんて言ってみたいとこですが、ホットもアイスもアールグレイONLYです。
オジはここ!
このカップは昭和30年代前半のノリタケです。俗に言うプレミアノリタケ。
(戦前のはオールドノリタケ)
どちらも取っ手に特徴が、左はウイング型で右は尖がり眼鏡フレーム型です。
ノリタケの器は実にモダンで、まったく古さを感じさせない。(simple)
それがお洒落でもあり、ちょっとキマリ過ぎでつまんないところでも。
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