2008年3月7日金曜日

観音裏

   カジノ・フォーリーのエノケン

十年位前、浅草で日本舞踊(成駒屋)も習っていました。(約五年間)
お座敷で『奴さん』でも踊れたら、カッコいいっしょ。旦那芸と思ってしまった。
はい、お師匠さんは長唄と同じお婆さんで!(ちなみに長唄は杵屋です)

それは習い始めてから、初めてのお中元シーズンのことでした。
オジ気を利かせ、「お師匠さん~、お中元何がいい?何が好き?」って聞いたら、
 (その時のオジ、頭の中には食べ物のことしか浮かんでいなかった)


月謝の二ヶ月分を現金で!」(早口)


や~だお師匠さんたら~、唐突にぜんぜん違う方向を見ながら言うんだもん。
    空耳かと思っちゃった。   (ゲッ・マジかよ・ビックリ!)

    芸の世界のきびしさを、その時初めて知りました。
             (そーゆーモンなのねぇ~)

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