2008年6月3日火曜日

トワイライト・ゾーン

先日仕事が遅くなり、豆助が不憫なあまり晩御飯食べに!
いつもの手打ち蕎麦屋に行くが、『臨時休業』で真っ暗ケ。
他の店にも訪ねてみるが閉店後でダメ。
「もう何でもええよ、腹減った!」
なんて考えながら車を走らせていると、
割烹店の看板が視界に入った。

「エ~ ヤバくねぇ~っすか、この店?」って、豆助が怪訝な顔をしてる。

     (背に腹はかえられぬ)

自称『割烹店』を謳っているが、どー見ても古びたドライブインじゃ。
「まぁいいよ、ここで!」なんて、オジごり押しで入店。

いや~入ってビックリ!(この店、ヤベェ~わ!)
座布団なんか化繊で織った佐賀錦風で、豪華絢爛熱海城って感じだし、
注文聞きのオバァさん、声はカラスで今時珍しいカモジ入り。(やり手婆風)
出されたザル蕎麦、なぜか『マルちゃんの天ぷらそば』みたいな縮れ麺、
切って時間が経ちすぎた薬味のネギ、もちろんワサビは粉でヤンキーグリーン。

これって料理人の味覚が変なのか?、それともオジの味覚が未熟なのか?

と、ここまではよくあるハナシ。(ここからがモンダイ!)

滞在している間、中年オヤジが一人また一人と奥の座敷に吸い込まれてゆく。
さっきのやり手の婆が、「二階の○○の間デよぉ~う!」って案内してる。
宴会?会合?寄り合い?でも変だぞ、ナンかオヤジたちが微妙に暗い。
        (不穏な空気が・・・・・)

しばらくすると、一人の女性が飛び込んで来た。(ハァハァ)
「遅れてスイマセ~ン!」(ハァハァ)

「皆さんお待ちだよぉ~う、二階の○○の間に急ぎな!」
って、やり手の婆が女性をセカした。    「チィッ!」←婆の舌打ち

その女性のいでたちに、オジ&豆助おったまげ!
薄いシフォンのスケスケベビードールに、(マスプロアンテナじゃ)
プラスチィックのバスケット下げただけ。(コレが噂のスーパーコンパニオン?)
   (オジ動揺しつつも平静を装った)

なるホド納得あの料理!(そんなお店だったのねぇ~~)
入店前から漂ってた危険な空気、空腹すぎてアンテナ働かず。

      アっと驚く為五郎
             三回目の登場

0 件のコメント: