2008年6月17日火曜日

生きとし生ける物

昔、なんか憧れたなぁ~海の男にね。
本マグロを追いかける漁師を描いた映画『魚影の群れ』に胸を熱くし、
  (主題歌・遣らずの雨は、オジのカラオケの十八番)
漫画『土佐の一本釣り』に、
土佐久礼に生まれなかった自分を恨めしく思ったりもした。
     (単純なモンで!)
まぁ・海は男の浪漫ですからねぇ~!(オジでも一応)

♪お酒は温めの燗がいい~肴は炙った烏賊でいい~・・・・・・
        (これは舟唄
     蛍烏賊の丸干し
         (器・平戸焼・江戸時代末期)
とゆーわけで、今日は烏賊の内臓入り丸干し。
それも相模湾で獲れた『蛍烏賊』だでよ。「きゃ~~レアもん!」(ヨロコビ~
(相模湾で蛍烏賊が獲れるなんて、今日の今日まで知らなんだ)
取材で知り合った、オジとは違い・優しさ・情熱・愛情・怒り・全てに熱いヤツ、
塩谷カメラマンから頂きました。(その想いが、嬉しいゼェ~!)

驚きの香りと味。
でもイヤな臭いじゃないんだよねぇ~、それに内臓から滲み出る濃厚な旨味。
こんな小さい烏賊なのに、アイラの強いクセにも戦い挑むスッゲー味!

グラス片手に、気がつきゃ大分食っちゃった。
なんか金子みすずの『大漁』を思い出した夜でした。(感謝)

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