2018年12月9日日曜日

Loneliness after the festival.



遺影の親方に会いに、今日は台東区の小島一丁目まで。

30代の頃からお世話になってた鳥越の親方が亡くなったのね。
毎年6月の鳥越祭にお邪魔して、
祭り(神輿)を通じて江戸の粋を愉しませてもらってた元材木商の親方です。
「せっかくの祭りだよ、(家に)上がんな、呑みな、食いな、みんな楽しんでよ」
なんて漢でね。

享年78歳

「ボクは癌だからね、いつあっちに行っちゃうか分からないけど、
 ボクが生きているうちは祭りにおいで」
と言ってくれてた人です。
毎年6月に入ると、神輿渡御の予定表と「待ってるよ」と一言添えたFAXが出た。
FAXで知る親方の安否、ってやつね。
ボクの場合、ここ数年は担ぐことより親方の顔を見るための祭りとなってましたけど。
娘のK子さん曰く「父の最後は笑顔だったのよ」に、
なんだかこっちも心穏やかに。

 かれこれ20有余年、
その間には親方の奥さまも
親方を紹介してくれたTさん父娘も皆鬼籍に入ってしまいました。

ホント、時間はもっとゆっくり流れてほしい。

祭りの歴史の中で、年表で言えばほんの一瞬の間だったけど、
かかわることができたことに感謝です。


2 件のコメント:

小島町の娘 さんのコメント...

父母を慕って下さりありがとうございます。
お身体大事になさって下さい。
お酒は 健康あってこそを痛感いたします。
またお寄り下さい。

なごり雪 さんのコメント...

小島町の娘さま
振り返ると、20年などあっという間でしたね。
ただ一言「楽しかった」です。
縁もゆかりも無いボクらを招待し続けてくださり、
ただただ感謝です。


<<お酒は 健康あってこそ>>
ついつい「悪い酒」になってしまうボクですけど、
そこも親方のように「笑い酒」でいかないとネ。
ガンバリます。

K子さんK太郎さん、川越にも御出でなさいませ。
ただし事前連絡をくださいね、掃除をしとかないと笑われちゃいますから。

「待ってるよ」

なんてね。