2008年5月3日土曜日

感動をうまく表現できない僕

Amazonに頼んでおいたブツが朝っぱら届いた。
「いや~ん、ウレチ~」
熱っぽい思考力のない脳味噌で、(普段ならあるか~?っちゅーと疑問だが!)
『銀座二十四帖』(1955・日活製作)と『暖簾』(1958・東宝製作)を愉しむ。

   山田五十鈴がエーよ!     浅丘ルリ子が子役で出演

『幕末太陽傳』などで知られた、鬼才・奇才・天才・川島雄三監督の作品で、
後者は以前観たことはあるが、『銀座二十四帖』はお初です。

『銀座二十四帖』は文句なしに楽しめる。当時の銀座という街がよく描かれていて、
「懐かしい~」の連続でした。(まぁ、オジが生まれる4年前ですが!)
その後に続く石原裕次郎や小林旭の、日活黄金期の原点的作品に感じました。
テーマ曲が森繁久弥の『銀座の雀』っつーのが、とーっても「いーんじゃない!」

『暖簾』、これはオジ世代以上だと胸がつまるんじゃないか!
森繁久弥・山田五十鈴・浪花千栄子などなど、「ん~、素晴らしい!」(涙)
磨きに磨いた、その芸の上でのリアリティーの凄さ。
いつもながら浪花千栄子の演技には、
「貴女は、いったいどんな人生を送ってきたの?」って想ってしまうほど!
 
「昔の方がよかった」なんて言いたかネェーが、「やっぱ昔の方がよかった!」
           映画も役者も。

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