2007年11月1日木曜日

白縫

「遊郭の引き手茶屋が、お馴染みさんに持たせるお土産だったのよ」
お取り寄せ好きのフードジャーナリストからお菓子を送って頂きました。
きぬぎぬの別れに滋養たっぷり卵たっぷりのお菓子・・・ですかぁ!
色っぽいお話だこと!うらやましいざんす・ねぇ!
栄華を極めた妓楼の花魁、さくらんなんてアマちゃんざんすよ、
生きて苦界・死して戒名売女・足抜け簀巻きで浄閑寺!(きゃー理不尽!)

       オカシイぞお菓子
           明治時代・九谷銀彩
今の時代じゃ、見た目野暮ったく素朴なお味で御座います。(でも美味しい!)
たった一人で一つ一つ完全手作り、煎餅の卵の風味も中の砂糖もいい感じ!
その場所でずっと昔から作っていると言っていた。(TELで確認済)
住所をナビにセットして、大門跡を通り抜けお歯黒ドブを飛び越えた。
あれぇー・住所どおりに到着したが、何処にもお店が見当たらない!(?)
ほんの10m先にある美容室に尋ねてみると、やっぱり知らないとの御返事。
でもそこは下町のお婆ちゃん・オバチャンたち(6・7人位)親切に調べてくれて、
その中の1人が「確かそこの間を入った場所に40年位前まで看板あったよ」
「ありがとう御座います!」って御礼を述べてホッとひと安心。
たった10m先の民家と民家の間、幅1mもない路地とは言えぬ苔だらけの通路!
エっ!入ってみたら、そこには廃屋が一軒あるだけでした。
     これってどーゆーこと?(それ以後電話が通じない!)

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