（やさぐれ編）
安い酒→時代は昭和→場所は有楽町のガード下→スナック系BAR「ボンナミ」
マスターは北国出身→季節は師走→街角には「ジングル・ベル」が流れている。
古い映画館の匂いのする店のカウンターで、たった一人グラスを傾けて、
小皿の「南京豆」もボトルの酒も残り少なくなっている。
（シュチェーションこんな感じで・・・・・もう、バッチリやん！）
有線から聞き覚えのある曲が・・・・・「白く咲いてる野の花を 摘んで願いをかける・・・・・」思わず口ずさむ！
「おっと、いけねえ！俺らしくもねえ！」・・・少しはにかむ。故郷離れて彼是９年、やす酒の味も色も染み付いちまった俺にはこの歌は眩しすぎらぁ！
（頭の上を、列車の走り去る音が！）
帰りたいけど！もう俺の帰る故郷は・・・・・・遠い夢の中だけさ！（天井を見上げる）
こんなストーリーで呑んじゃえば、それはそれなりにいけます！です！
CLAYMORE 伊藤 咲子
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