2021年12月6日月曜日

Mishima

昨日(12月5日)、「お歳暮の手配で日本橋高島屋まで」と出かけたのだけど、四谷まで走ったところで気が付きました、財布を忘れてきたことを。なんテェこったい、川越まで戻って出直しましたよ。おかげさんで昼飯抜きで二往復いたしました。どんどんトホホな60代。
だいぶ以前に予約していたポン酒も届き、「神茂」の鳴門巻きで晩酌を。値段は高いが、ここの鳴門は上等な練り物なんだもの。山椒風味の黄身酢で。こんな宵はとっておきの皿で愉しんでみる。明治以前に肥前で焼かれた古高田焼(八代焼)の白象嵌された「三島手」で。

どーよ、ボクの審美眼は。










2021年11月29日月曜日

In Shintoism, it is believed that a god exists for everything. 

「当店では現金での取り扱いはありません」

(マジっすか、コーヒー一杯なのにぃ!)

最近はシステムとして現金決済の出来ないカフェや物販も多いんだね。六本木のカフェ(VERVE COFFEE ROASTERS)でコッ恥ずかしい思いをするとこだった。時代がボクに追いついてきたのではなく、反対にどんどん取り残されている自分が怖いです。歳は取りたくねぇもんだ。

漆器作家の若林 幸恵さんのエキシビションで六本木AXISビル 3Fの『サボア・ヴィーブル』まで。ここんとこ現代作家モノは遠ざかっておりまして、骨董やアンティークでの発掘をなによりの愉しみで御座いましたが、久々に現代神(あらひとがみ)に降臨していただきましたぁ。高さ六寸と五寸の作品ですが、静かな空間での存在感は実に厳かでおかしがたいほど。
ボクの机上には八百万の神々がおいでになります。酔った宵に話し掛ける対象であり、また掌の玩具であり、ときに依代(よりしろ)にもなっていただいたり。
本日、先生自らお届けに。





Asagaya

豆腐店のホームページやパンフでお世話になっているイラストレーターD氏より、「たまには呑みませんか?」と連絡を頂戴する。即答でOKを。リスペクトしている彼の利便性を考えて、阿佐ヶ谷の「バードランド」に。昨日はあんなことを言っておきながら、顔割れしてる数少ないお得意さんの店でございます。昨夜の呑み過ぎの記憶も薄らいで、さてさて今宵は軍鶏肉とスペインワインからスタートを。ワインに関してはまーったく無知ですから、女将さんにお任せで「重厚感のあるダークな赤」で注文を。

旨いなぁ、、、




2021年11月28日日曜日

The mummy of Kappa

古びた木箱を見せて「骨董屋で江戸時代の河童のミイラを買ってみた」と次女に。
一瞬驚いたみたいだったけど、「またバカ言って!」いつもの会話に。

明治時代の分銅型織部向付を五客購入する。無傷の完品でありまする。桃山や江戸期の陶器じゃないからね、ボクでも入手できました。
酒の肴は調理半分風情半分でございます。味付けが多少「?」でも器の風情でカバーできるもの。これはちょっと嬉しい買い物でした。ボクの人生の残はどのくらいあるか分かりませんが、五客もあればご安泰かと思えます。さてさて、アオヤギのヌタにするか菜の花の辛子和えするか、、、。

昨晩は久しぶりに日本酒で潰れる一歩手前でした。どーにか帰宅でき、どーにかゲロ温泉に浸かることも無かったけれど、ほぼ自宅までの記憶は飛び飛びで微かに。午前中は生ける屍な肉体でござんした。酒によって酔い方は違うけど、ボクの場合はワインと日本酒は相性が悪いかも。それでも夜が来れば元の木阿弥となりまする。













Yoru no Ikebukuro

大ポカをしてしまいました。呑み過ぎまして写真を撮り忘れました。

基本、お得意様のお店にお伺いすることはしません。気を使わせたり気を使ったりが大の苦手なのであります。でも行ってみたい御店も多々ありますので、豆腐の御注文時(TEL)は世間話をする間柄でも、訪ねる時は一見さんとして景色に融けこみます。面が割れてないコトは楽で好いですね。
昨夜は池袋の「酒 肴 おまた」さんで呑むことに。コロナ禍以前以来の彦十女史姉妹との呑み会は、せっかくだから女史のシマにあるこの酒亭となりました。早めのPM6:00に3人で小上がりに着地して、最初からポン酒でコロナ禍後(まだ終わってないが)のお互いの無事に乾杯を。
この酒亭さんとは20年からのお取引で、店主の修行先時代から考えれば30年ぐらいのお付き合いとなります。なのに初訪問な不義理なボク。「面が割れてない」と言うよりも、「合わす顔が無い」っテェのが本音かも。

子供の頃の記憶で、「今日は東京に出かけるぞ」と言えば池袋でした。見上げた東口の空にはトロリーバスの架線が網状に張り巡らされていてね。当時を振り返れば、まだまだ戦後間もなくの空気があったような。まーね、昨今の北口のチャイナタウンやコリアン、台湾、自称インドのネパールやパキスタンの景色の混沌さは当時を凌ぐかも。

♬どうせ気まぐれ東京の~夜の池袋ぉ~♬



2021年11月22日月曜日

ENGAWA

ボクなりの調理で一日三食の介護飯を母に。そりゃぁ料理人のようにはいきませんが、彩や器による季節感は大切に考えております。
先日「朝御飯が残ってるから、昼御飯は作らないでいいよ」いう母でしたので、果実だけ持って3階に上がると、その朝御飯の残りをレンジで温め直しておりました。
母がレンジから取りだしたのは朝のまんまのお皿でして、思わず絶叫しそうになりましたよ。
アールデコ期のプレートで、だいぶ以前に今は無き「木屋ギャラリー」で買ったモノだもの。そりゃそーだよね、そこまで想定していなかったボクのミスです。




写真は本日の介護飯で。昨日の大江戸骨董市(東京フォーラム)に出店していた西宮『ENGAWA』さんで購入した伊万里を。最近はコロナ禍で骨董市も開催されなかったから、ボク自身も久しぶりの骨董市でした。せっかくだもの、お客さまである『ENGAWA』さんで普段使いの用の美を。
母も89歳となり歯も弱くなったので、ホワイトシチューには肉の代わりに日本橋のデパ地下で購入したパテ ド カンパーニュ(半身)を軽く温めて。

2021年11月18日木曜日

Noren

<<街をゆき 子供の傍を通る時 蜜柑の香せり冬がまた来る>>

毎年、この季節になると思い浮かぶ利玄の三十一文字。昨今はさほど寒くはないけれど、帳が下りれば寂しいような人恋しいような霜月で、なんちゃって。
町田 義人の『裏町マリア』をループ再生して、少しヤサグレ気分で呑む晩酌なのね。


数か月前にお願いしてあった上布の暖簾ができあがり、京都『染司 よしおか』さまより届く。一垂は新しく誂えて、もう一垂は傷んだ箇所を修繕してもらった品です。お客様の途切れた時に試しに下げてみる。嬉しいねぇ、来年の立夏の頃が待ち遠しい。