2021年9月18日土曜日

Kenkyakushōbai

豆腐製造業って仕事柄、ときどき現れる道場破り的なお客様がいます。今日も一組の剣客母娘さまがご来店を。どーやら彼女らにはご贔屓の豆腐屋さんがあるらしく、製品別に解説を求めてくる割に心に届かない。訝(いぶか)し気な表情と、知ってる知識でブンブンと(豆腐のウンチクを)投げ掛けてくる。その姿勢にボク自身も思考を一度リセットいたします。
さーてと、愉しい禅問答スパイラルにご招待を。帰れま10よ。豆腐屋歴43年目、慣れてます。フフッ、退店時にはきっと「惚れてまうやろー!」だぜぃ。
いやいやゲンナリかな。

なんてね、接客はこれだから楽しい。


友人のfbに触発されてのお取り寄せ。翠の葡萄はあまり好みではないけど、ナイアガラは旨いねぇ。味も香りもマスカット系とは似て非なりで、子供の頃の庭木の葡萄を思い出しましたよ。香りで蘇る記憶ってあるんだね。大正末か昭和初期の取っ手付きボウルでそれっぽく撮る。




2021年9月12日日曜日

Tapa

料理って言えるほどの料理は作れませんが、母の3食の介護飯はボクが作ります。あと豆助の朝飯もだ。日々、器選びも調理も愉しいんだよね。旨いかどうかは分かりませんが、皆文句を言わずに食ってくれてます。今日の朝飯は母自身が粥を炊いたので、ボクはおかずを三皿ほどを運ぶ。
塩引き鮭と煎り馬鈴薯、オクラ・ジャコ・京揚げ・茗荷・葱の辛子醤油、酒まぶして焼いた大黒シメジにやまつ辻田(大阪)の山椒粉を。

ボクが作ると、どれもこれも酒肴みたいですねぇ。





2021年9月10日金曜日

BODY


ここのところ右の肩痛で腕がまったく上がらず、ブログの更新も難儀な思いです。んで、初めての整形外科で肩に電気を流してきました。お医者さまは「四十肩ですね」と。ヘヘっ、60代なのにネ。
適度な運動をした方が良いらしいが、なかなか時間も無い。フィジカルエリートを目指してはみたいのだけど・・・・・んで、内側からボディメイクを。
とか言って託ける(かこつける)ボク。豆乳のパッケージをリニューアルしましたのでご紹介を。イラストレーターD氏により、ちょっとヌーディで美ボディ(になれますぜ)を前面に押し出してみました。

想像していたより好評で、今まで(豆乳には)手出しをしていただけなかったお客様にも、発見するなり「あら素敵!」と。中身はかなりのドロリッチですので、吸い出すだけでもそのエネルギー消費で小顔効果に期待が(あるような無いような)。

健康や美を追求する貴女、本当に素敵なのは貴女の方です。(なんてね)買ってぇ~、、、、、



2021年9月2日木曜日

Early autumn

今年ほど西瓜を食った年は無いです。夏の盛りには2日で一個のL玉~超L玉を購入し、なんなく消費して来ました。猛暑日は、ほんと「砂漠でオアシス」気分でどんだけありがたかったことか。ところがここ一週間、身体も心も西瓜を欲しなくなったのね。こんなことで夏の終わりを知るボクでございます。

月一の『ぽん多』飯もボク定番のポークソテーから揚げ物に。久々に海老フライと小柱フライを選択する。野菜サラダは食前で、とーぜんノンアルと御飯と赤だしも。ここは料理はもちろんなんだけど、御飯が旨いんだ。

ああ、美味し。






2021年8月29日日曜日

Saba

旧知の料理人の店に予約を入れたらご本人が出た。
「今日なんだけど、一人入れてよ」とボク。
店主からは「小野さん御免なさーい、今月は店を休んでます」と返答が。
退院はしたけれど、コロナに罹患して大変な思いをしたとのこと。
なんてぇこったい、見渡せばあっちにもこっちにも知人にコロナ経験者がいるではないか。もう特別なことではなくなったんだね。安心は100%ではないらしいが、ワクチン終って良かった。
んなわけで、今宵は家飯に。


鯖の旬は知ってるけれど、鯖寿司の旬はいつなんだろ。脂の乗ってる季節が良いのか適度に脂も枯れた時期が良いのか。
どーでもいいですよね、季節に限らず販売しているのだもの。それに嬉しい頂きモノですから。真夏に持ち歩いたせいか真冬のそれより味が深い。発酵しているわけではないけど、微妙に熟れ鮓風味が加わりボク好み。京都寺町『末廣』謹製鯖寿司を初期香蘭社に。

千本玉寿軒の『日月菓』も頂戴仕り。



さすがに茶道具を用意するのもなんだかなぁ。少し疲れ気味の日曜の夜。
ちゃちゃっとネルドリップでお許しを。



MARQUET

夏季休暇後の一週間は長く感じます。やっと定休日が来ました。
ワクチン接種も終わり気持ちは少し解放されましたが、まだまだ世間の状況を知ると気を引き締めて行かないとね。それに行きたい店は皆閉まってるもの。けっきょく家呑みは続く。

懐かしい漢(ひと)が豆腐を購入しに来てくれた。大昔のお得意様の従業員クンです。
90年代からご緒贔屓頂いていた『HIGASHI-YAMA Tokyo』(現在は閉店)、今も取引頂いている『八雲茶寮』や和菓子の『HIGASHIYA』の原点になった店ですね。その立ち上げ当時だから彼も50代になったとのこと。真っ黒に日焼けした短髪好男子は、大型バイクでときどき現れます。

へへ、嬉しい手土産も持参してくれてさ。
ARCAHON』のデュネットを。かなりコニャックの利いた菓子だからトロリとした酒が合いそうだけど、ボクはグレンモーレンジィの炭酸割にライムを落として。

仏國ボルドー菓子との相性は、ボク的には 〇!




コロナ後はどんな社会になるのかな?大手企業に勤めるお客様の大半は在宅勤務となり、オフィスは縮小されて個人のデスクも無くなったらしい。以前のように「帰りに一杯どーよ?」も絶対数減ってしまうのだろうね。飲食店の今後は、、、、、杞憂ならよいが。

2021年8月23日月曜日

Momokichi

どーでもいい話なのです。花街好きとお暇な方はどーぞ。

昔から明治期~戦前の芸者さんの写真をコレクションしてます。当時の芸者さんは今で言うところのアイドルや女優みたいなものですから、写真はブロマイドでございます。有名どころなら大阪南地・富田屋の『八千代』、<<酒は正宗 芸者は萬龍>>と誉れ高き赤坂の『萬龍』、スキャンダルで指を落とした『照葉』、可憐な美貌の新橋『音丸』、その他にも新橋『栄龍』新橋『濱勇』下谷『さかゑ』などが伝説かな。でも現存している大半は、時が経ち過ぎて名前すら知ることも出来ません。


これもその一枚だったけど、古書店で偶然見っけた古雑誌『文藝倶樂部』(明治35年7月号)で知ることと。

新橋芸者の『桃吉』さんでした。置屋は『松中村』とか。

パズルが解けました。毎夜毎夜、こんなことで喜んで祝杯を。