2021年10月21日木曜日

Anguilla japonica

ホコ天の人通りも数か月前がウソのように混雑しとります。
母への頂き物の返礼手配で銀座まで。自分の知り合いでしたらそれなりに相手の好みも分かるのですが、母の知り合いですから難しい。あれやこれやと考えたあげくに、けっきょく無難な品となりました。
気が付けば昼飯タイムにだいぶ食い込んでしまい、急いで築地 宮川本廛にすべり込んだのであります。んで、『中入り丼』を。飯中にもう一枚の蒲焼が隠れてますので「中入り」ってことなのね。この身の厚さと照り、文句なしの御馳走だよなぁ。キリっとした辛口は好いねぇ、やっぱり鰻は江戸に限る。

無理矢理カミさんにも同じモノを食べさせたら、晩になっても「まだ胃の中に鰻が・・・」で、夕飯は無しに。



2021年10月19日火曜日

Taboo

先日、NHKの『晴れ、ときどきファーム!』の再放送を観ていたら、テーマがアップルパイだったのね。無性に食べたくなって、食べログを参考に都心の老舗でアップルパイを。
帰宅後に食してはみたのだけれど、なんとなく購入時に感じた通りの結果でございました。店舗もパイの味も郷愁を覚えるようなレトロさで、きっと昭和なら御馳走だったんじゃないかな、ってな展開だったんだ。昭和と現代とでは原材料の流通も人の嗜好も進化しているからなぁ、『昭和の味』では満足できない身体になってしまったのか。でもなぁ、『ゴンドラ』のパウンドケーキは今も歓喜の対象だからわけわからん。

『うさぎや』は上野・日本橋・阿佐ヶ谷など数店あるけれど、ボクは阿佐ヶ谷店のアンコがいちばん好みです。あの上等な汁粉みたいなアンコに魅せられて幾歳月に。のような感じで、レーズンウィッチの小川軒もお茶の水店が好みなのね。たまたま常連のお客さまの手土産で頂いたのだけど、「レーズンウィッチだし、小川軒だし、どこも同じモノだろう」と口にしたら違ってました。それ以来ここ一辺倒です。本日はお取り寄せにて。
甘いモンは極力セーブなのだが、エドラダワーをストレートでやる夜はコレですよ。レーズンウィッチを少し浸して食べても好いよ、ほんとうはご法度だけどネ。




2021年10月13日水曜日

Fuyugomori

この季節、製造する木綿豆腐と絹豆腐の比率に変化が見えてきます。夏は店売りの6~7割が絹豆腐ですが、晩秋に向かうほどお客様の指向は木綿豆腐へと移ります。

<<雁鴨は我を見捨てて去りにけり 豆腐に羽根のなきぞうれしき>>

いいねぇ、、、
良寛さんの短歌で冬の豆腐の存在価値(意味)を知ることができます。

湯豆腐の鍋には具も出汁も入れない深井戸水と豆腐だけ。一丁が湯の中で沸々とゆれてきたら、好みの分だけ箸ですくって胃の腑へと。春~夏は(売り場に)有る日と無い日があった木綿豆腐の『翠薫香』でしたが、そろそろ毎日登場いたします。八郎潟産の秘伝種青大豆と信州安曇野産ナカセンナリ種で二色の織部豆腐に。その小宇宙の景色と風情で、どうぞ独り湯豆腐を愉しんでちょーだい。必要な方は、地下100mから汲み上げる清冽な井戸水を差し上げます。遠慮は無用です、ハイ。


今年も予約した冬の日本酒は、12月7日まで待つことに。耳がキーンと痛くなるような寒夜が待ち遠しいねぇ。








2021年10月10日日曜日

Punpun

井戸水の栓を全開で、下水溝に向かい極太ホースで激流を約10分。
夜明け前から店前の犬の糞の処理で、「マジかよ、まいったなぁ、、、」な木曜日でした。

まんまと防犯カメラ前ですので、(アハハ)愚行をキャッチしたぜぃ。それは深夜の午前零時半のこと、妙齢過ぎの女性がテリア系のワンコを連れて登場。ワンコ脱糞だぁ。深夜だもんね、女性は人の目を気にすることも無くしばらくワンコと戯れる。そのままサヨウナラ、、、
(いちおう、シルクスクリーン風で)

昨今のカメラは高画質で、深夜でもキレイにクッキリ映るんだぞ。
トートバッグにテディベアのプリントがあるお姐さん、お願い汚さんといて。




2021年10月6日水曜日

62 years old

最近、遠近両用眼鏡を新調したら、恥ずかしながらコケそうになる場面が増えたのね。レンズの下部が老眼鏡なのだが、視界に入る地面までの距離が、実際の距離とレンズを通すのとではズレが生じるんだな。んで、ときどきゴム底ズックの着地に失敗するんだ、たぶん。これではスカして歩くボクもカッコがつかないではないか。♬三歩進んで二歩さがる~♬みたい。

62歳の悲哀だね。

友人S氏の奥さまから誕生日祝いを頂いた。雑司ヶ谷にある『すずめや』さんの和菓子をあれやこれや。ボクと定休日が重なるので、この名店には自分で買いに行くことができません。なにより嬉しです。写真は芳香放つ『栗こもち』です。しっとりとした栗粉につつまれた餅に歓喜の雄たけびを。62歳万~歳!


明治九谷のデロリとした色絵皿を購入する。一見おどろおどろしい柄だけど、聖獣(瑞獣)紋といいまして、吉祥の前兆に現れ幸をもたらす空想上の霊獣のことなのね。また見込みの双魚紋も仏教の八吉祥のひとつで、お釈迦様の足裏にはこの双魚の文様が刻まれています。荒磯も吉祥ですし、縁起モンはひとまず囲い込むことに。





2021年10月3日日曜日

Jimbocho

ほんの少し人通りの戻った神保町で鮨を食う宵。予定より45分早く現着し、古書街を散策しながら『茶房 神田伯刺西爾』に落ち着く。っつーか、予約時間までの時間つぶし。以外に古書街の喫茶店は終わりが早い。ドトールやベローチェはあるけど、カフェはなんでだか苦手なんだよね。いつものここで。70年代から内装も変わらぬ「学生街の喫茶店」はやっぱ好いもんです。たった一杯の珈琲で目いっぱい時間を過ごす。オーダーはやっぱ「ブラジル№2」で、ケーキの「コニャックショコラ」は後を考え我慢した。ここは禁煙コーナーだけど、喫煙席から微かに香る紫煙も懐かしい。

予約5分前に席を立ち、靖国通りを越えて鮨処に向かう。



暖簾の前で血糖値抑制錠剤を飲んで食べる気満々。「おこんばんは」と引き戸を開ければ満席で、勘定を済ませたお客さまと入れ替わる。「アッ」、知ってる顔ともコロナ前以来で、顔でペコリとご挨拶を。

久しぶりの友人と別れがたく、その後も彷徨い帰宅は午前様となりました。



2021年10月1日金曜日

MU



10月です。あと数日で63歳となります。
無音の荒野に尾花(すすき)、照らす月。
中世人(びと)なら庵を結ぶお年頃、、、、、、

ざんねん、、、、、、

まだまだ世捨て人になれません、、、、、、