2000年以前は定期購読していた雑誌が数誌ありましたが、昨今は休刊したり廃刊したりで今は無し。たまーに書店に行っても毎回手ぶらで帰宅だもの、行く意味も無くなりました。だからネットで古本発掘を愉しんでおりまする。『芸術新潮』『太陽』から『ガロ』『GORO』『Esquire』手当たり次第に。けっこうこの類は購入してきたつもりでいましたが、今また記憶にもない新鮮な特集を愉しんでおります。んで、今回は1996/7発刊のゲイシン(芸術新潮)を。
<<掌の美ー愛しきものへのラブレター>>
ボクも好きだなぁ、手のひらサイズの愛おしいモノたち。たとえばセルロイド。
ボクらはプラスチックエイジです。筆入れは「象が踏んでも壊れないアーム筆入れ」でありました。セルロイドはボクらのひと世代前までの樹脂です。ボクは戦前戦後に葛飾区辺りの町工場で製造されたであろうセルロイド製品を愛玩しております。プラスティックよりも耐久性は儚く、その日本絵具的なくすんだ発色に魅かれて長年コレクションしてまいりました。書斎のカウンターで呑んだ夜は、ついつい目と掌で遊ばせていただいております。