2018年3月30日金曜日

I’m not doing so well these days.

最近、またゴミの不法投棄をされてます。
へへっ、ちょっと大げさだけどね。

毎夜毎夜、ボクん家の前に発泡酒の空き缶が放り投げられている。
たぶん通勤帰りの輩が駅前のローソンで買い、
飲みながら帰ってくるみたいなのだ。
いつも同じ場所に!ってことは、自宅も間近になりポィッってコトか?
ってことは近所のダレかだね。

テメェー

その日によって「糖質0(ゼロ)」だったり「プリン体0」だったり、
ぞこまで自分の身体に気を遣うのなら、
缶の後始末にも気を遣ってくださいよー、ってな感じなーのね。


ヤフオクで久しブリに偽物をつかまされる。(上記の電笠)

写真が遠目で分かりづらい。
出品物が微妙に汚れている。
真贋の判断基準の場所が見えにくい、っつーか見えない。
(ソケットの中のガラスの切り口です)
皆、手を出し控えたよーで値段が少し安い。
自ら不穏を消して、ボクは飛びついた。

んで、お金ドブに捨てた。

なんテェーこったい。


2018年3月27日火曜日

J Déco

安物オンリーのアンティーク趣味ですが、
今、掘り出し物を見っけるのが実に楽しい。
感覚は、まぁ広い干潟での潮干狩りみたいなモンです。

最近のボクの審美眼もシビアになり、
生活で使えぬ使わぬモンは買わぬよーにしてますが、
それでも増える一方で。




世に残っている初期伊万里や古伊万里は、
すでに収まるべきところに収まり終わったのかも。
最近はオークションでも骨董商でも良いものが見当たらない。
たまーにあれば、「あらら」な高値取引なのだもの、
それでは日々の生活では使えませぬ。

でもね、大正期や昭和期のならまだまだあるもんね。



デッドストックのアールデコ期の皿を購入する。
東洋陶器(現TOTO)製のやつね。
ギャランティーカードから北九州小倉の「精陶商会」で販売された品ですね。
骨董屋さん曰く大正時代の製品とのことだったけど、
日本でのアールデコの流行は昭和一桁頃ですから、
たぶん1935-40年ぐらいのモノでしょう。

ところでナニを盛る?
この色彩と柄では料理は浮かばぬ。
高: 5 cm 径: 21.5 cm だもの、
茶席で菓子器として。
でも、コレに合う和菓子はなかなか無ぇーべ。
けっきょく水菓子(フルーツ)しかないかな。

取り分け皿もデコで統一。
こっちは同時代のノリタケ製。


2018年3月25日日曜日

Masami

我がママと食材の買い出しに。
東京はちょうど桜が満開で、
御苑、上智大学、千鳥ヶ淵、国立劇場と車窓から歓声を上げる。

買い物より先に、腹ごしらえで蕎麦の「ぎんざ田中屋」に。
ママは大えびせいろで、ボクは桜えびのかき揚げせいろと若竹そばを。

品のよろしい銀座の旦那衆が、品のよい箸使いで蕎麦を手繰っている店なのね。




んで、甘味は銀座千疋屋に。
メニューから消えてしまったバナナローヤルだけど、
裏メニューで作ってくれるこの店って素敵。


おっ、さすが銀座!ロケ中でっす。
なんなのこのサーヴィス精神、好感度上がるわな。
さぁダレでしょう?






In the Forest, Under Cherries in Full Bloom.

焼鳥店を経営する呑兵衛な友人は焼酎を呑まない。
だから自分の店でもラインナップには無いのね。
「どーして?」と訊いたら、「苦手なんだよね」と言う。
あれだけの日本酒通でワイン通でもありながら、、、

遅ればせながら最近思うこと。
ボクは日本酒は封印したほうが好いかな、ってこと。
酔ってタコ坊主になる率が高いのね。
悪態魔に変身したりホラ吹いたり呂律が回らなかったり、
そう、悪酔いしてしまう。
ところが蒸留酒ですと少し軽めなよーな、へへへ・・・・・
醸造と蒸留では酔い方がまーーーったく違うのね。


55歳の友人が(今週の火曜日のこと)、
桜花に浮かれて西麻布(権八ね)で花見の宴に。
赤白ロゼのワイン(廉価ライン)を浴びて、
帰宅途中の新宿駅のホームにて、彼はマーライオンとなったらしい。

今日、豆腐を買いに来た彼が話す失敗談に、なぜか「ホッ」っとするボク。
いつの世も、いつの時代も繰り返されるお酒の失敗、
お酒のせいでも桜花のせいでもないんだけどね。

分かってはいるのだよ、そんなこと、、、

2018年3月21日水曜日

Hakuju



今日は脳梗塞で入院中の
大正(14年もしくは15年)生まれの伯父のお見舞いに。

禅宗の僧侶で、飄々とした良寛さまのような伯父でありまする。
出征で、満州に着いたと同時に終戦となり、無事に帰還できた運の良さ。
それから70有余年、
養護学校の先生(定年まで)兼僧侶兼お百姓として生きてきた伯父、
風体は田んぼから出てきたような泥付きの漢であります。
いつも笑顔で、怒ってる姿を見たことが無い。

伯父の唯一の欠点は、
すごくケチなのね。(子供ん頃、お年玉を貰ったことが無い)

我が家の親父も軽い脳梗塞で車イスです。
久しぶりの兄弟のご対面なのですが、
親父は自分が入所させられてしまうのではと疑心暗鬼だったみたいです。

だいじょーぶだよ。

帰宅後、階段の電笠を戦前に製造された千段巻きの寒色系に。
ボク、和硝子の灯りの優しさが好きなのね。



2018年3月18日日曜日

Yusura ume

咲き始めとはいえ、まだまだ枝先に少々の桜花は隅田堤。
今日はですね、川向うで真っ昼間から彦十女史と酒宴をやりまする。

東向島の「うを徳」さんですから、
少し早めに出て「向島百花園」を散策する。




季節は山桜桃梅(ゆすらうめ)の咲くころとなってました。
半世紀からむかしのことですが、隣家にあった山桜桃梅が美味しくてね。
桜桃ほど甘くはないけど、赤く甘酸っぱい実をむさぼり食ったことを思い出します。

庭師さんの仕事っぷりにしばし見とれる。
その道の練れ者職人って好いねぇ。

彦十女史と合流し、正午に「うを徳」さんの引き戸を開けた。

京都「割烹・やました」仕込みの料理と、
先々代からの一家相伝の鮨を愉しむ。

訪ねる度に思う、ここは不思議な店なのでありまする。
言えることは、
墨東には面白い(魅力のある)料理人がいるんだぜ、ってこと。
鮨の佇まい(立ち姿)で分かるでしょ。





毎度のことだけど、へへへ、
呑み過ぎました。



Fukusuke

三峯講や大山講に参加してる知人や稲荷信仰に熱心な友人たち、
なんだか人生が上手く回っているように見える。
信仰心は恥ずかしながらあんまり無いボクなのね、
でも、常に考えているのは「なんかいい(良)ことネェかな」ってことで。

階段に鎮座するこの神さん、上り下がりの度に頭を撫でてます。
七福神の選定から漏れちゃった福助神だけど、
そこがなんだかいとおしい。

まぁ悩みはいろいろあるけれど、
それなりに暮らしてゆけるのも、この神さんたちがいてくれるおかげかな。


以前、濡れタオルでお顔を拭いたら眉毛が消えた福助さんです。

2018年3月11日日曜日

Saigyō Hōshi

今日はどこにも出かける予定は無し。
だから書斎呑み。
いぶりがっこにロックフォールを挟んでだらだらと。

店の投げ入れの大木の桜が満開に。
吹き抜けの障子を開けて愛でる風流、
西行の気分で和歌を詠む。

ヘヘヘ、ウソです。




Papilio

パッケージデザインマニアのボク、
ずっと洋画家・佐野 繁次郎によるパピリオ化粧品(旧・伊東胡蝶園)の容器をコレクしてるのね。





まだ帝人に買収される以前、
これは1951年(昭和26年)製だけど、
スゴいねぇ、まったく旧さを感じませんモン。
センスは時代を超越するってことかな。

まぁね、当時の他社製品と比較すれば、その傑出さが分かりますハイ。







コレはコレ、レトロとろとろで悪くはないけど、なにぶんダサい。
全未使用品だけど、蓋を開ければ干上がった湖状態です。


でも60-70年前の香りが漂いますよん、70年前のナオンのエエ匂いが。(ククク)





Permanent blue

娘たちが留守の夜、カミさんとふたりでロイホで酔う夕餉。
オニオングラタンにガーリックトーストを浸し食い、
から揚げ一皿でハイボールが数杯いけまする。
健康志向の時代なのかな、全体的に酒の肴にするには塩分薄め。
とくにから揚げは。
最近はテーブルソルトも常置してないので、
ボクも年齢的に我慢しておきましょう。

ああ、塩振りテェ、、、



結婚31年、まだまだ働かねば、、、
自営業に定年はありませんし、退職金もありゃしねぇ、、、



最近TVで見かけないあの頃のタレント、
気になり検索すると人生の悲哀を知ることとなるのね。
同い年の佐藤祐介クン、すでに鬼籍の人だったとは。
映画「パーマネントブルー」がよかったねぇ。

一緒に観たM子ちゃん、元気でしょうかね。


    

    

2018年3月6日火曜日

Souvenir 

発売当初からブライスやベアブリックの一点モノが欲しいのだけど、
現代モノはコレクターズアイテムとして確立してますからね、
故にそそられるモノは内容以上に高値取引なんだよなぁ。
まったく手も足も出やしない。
かと言って、よくあるモンじゃつまんねぇーし。

んで、最近はこんなモノをコレクの対象に。

昔の量産品でもさ、時代を経れば一点モノのよーなものよ。
昭和初期 ごろのエンパイアステートビルのスーベニール(土産皿)を入手です。
それがねコレ、嬉しいことに日本製で手書きなのだ。
エヘヘ、ネットで見っけたのね。
今日、ニューヨークから航空便で届いた。


直径16㎝のニューヨークはたったの3,500円(送料2,000円)だもの、
すぐさまBAR宗愚の壁にぶら下げる。
ボクの書斎から眼下に広がる90年前のニューヨークだぞ。

I NY


2018年3月4日日曜日

Hospitality

PM4:00に仕事を切り上げ、
一年ぶりの大豆農家さんを囲んでの食事会に。
幹事のボク、今年は筑紫楼銀座店で。

春節ですからチャイニーズで溢れる銀座、
スーパーブランドの路面店も、ほぼ彼らで占領中な状態なのね。
いつまで続くか知らんけど、どんどん潤してください日本の経済。
時間調整でデパ地下をぶらり途中下車の旅。
切らしてしまってるラウデミオのオリーブオイルと鴻商店の生砂糖を購入し、
PM7:00に現着する。

オープニングは生ビールから。
乾杯で一気飲みなボク。


 筑紫楼って言ったらフカヒレ、
いつもの頂上麺から出世の特大アオザメを頂戴つかまつり。




哀れアヒルの焼死体も。(リアルくちばし付き)
脳みそをすすりたい衝動に駆られるも、なんとなく言い出せずにガマンを強いる。




10人からのメンバーですと、
行きたくても話題のプティメゾンではホスピタリティでコケることが多いのね。
味とサーヴィスは同等、
主賓がいる宴ですので、そこを最優先に考えねばいけませぬ。

ここ、ぜーんぜんOK.....

口当たりの良い紹興酒のせいでしょうか、
帰路は乗車と同時に眠りの中に。



2018年3月1日木曜日

Surréalisme

たいした話ではないのだけど、今朝見た夢のこと。

何を暗示してるのかな、
夢はすぐに忘れるので、起床と同時に書き留めた。



豆助と車で山間部の観光地に。
場所を知ろうとするけど、ナビにも背景にも表示されない。
景色はボクが子供の頃の高度経済成長期で、
なのに町並みは良き時代が過ぎ去った後のようで、
建造物は皆廃墟同然ってな感じ。

掃除をしていた老人が「夜になれば営業するよ」と教えてくれた。

程なくして廃墟のような場所には立派な料亭や寿司店、
洋食店、割烹、待合が立ち並び古き良き花街の様相を。
しかし気配はするが人の姿は無し。
店々では灯がともり盛り塩がされ、その後の宵の喧噪の予感を。

豆助が「何か食いましょうよ」と。

そこで目が覚めた。


昭和版「千と千尋の神隠し」のオープニングのような夢だったんだよな。