2007年12月31日月曜日

Play That Funky Music 1976

今年の仕事も終了、久々に新宿二丁目で夜遊び。club ArcH
    流石・ゲイタウン世界一!(ガラム臭プンプン)
「これでどーだい?文句があっか!」的ドラッグクイーンさま達のオンパレード。
久しぶりに軽く(体重は重い)シャウト&ダンシン、足がガクつく。
ほとんどの客はオジの娘世代、やっぱ30年前には戻れないね。
偶然ドラッグクイーンの中に、一緒に行ったの友人S氏(一流企業勤務)の
同僚がいたのにはオッタマゲ!(超大爆笑) 
いつもよりずっと静かな東京、過ぎ去った時間にしんみりした夜。
同世代の友人達もきっと同じ想いだったと思う。(もち全員ノンケ)
あー・もう少しで今年も終わる、オイッ!これから30年経つと78歳かよー!
                  (ネガティブ気分)
       
         ホットココア・¥500
             冬のadvocates cafe

2007年12月29日土曜日

風土

オジって男気はまったく無し、お軽いノリで生きてます。
世の中には一目見て、「あー・この人は男気のある人だなぁ!」って人がいる。
岡山県加賀郡にある吉田牧場の主・吉田全作氏はまさにそんな人です。
       信用のおける御仁です。
日本のチーズ製造者の中で、彼ほど高い精神性でのクラフトマンはいないと思う。
生活の糧を得る物作りではなく、強固な意志とその美意識が形となったチーズです。
どんなに評判を呼んでも(実際、結構入手困難)、当然とそのスタンスを守り通す。
もちろん技術は大切なことですが、彼の仕事には魂(たましい)が先にあるのです。
そんな吉田全作氏だけの作品なのです。
ところがお会いすると、シャイではあるが気配りの男(ひと)でもあります。
        (スゴイお洒落なんだなぁ!)
       THE GLENLIVETのような男(ひと)
             リコッタ・チーズ
時々・豆腐とチーズで物々交換しています。(今日届く)
そのチーズで、あらためて自分の精神性とも対話させてもらいます。

2007年12月27日木曜日

助さん格さん

届いてすぐにヒトカケお口に放り込んだ。(んっ?)
口の中で何かが熱くなる。(唾液と反応し、発熱している?)
初めての味、芳醇な臭さに眩暈(めまい)がおこる。「こ・これはヤバイ!」
息を止めて胃の府へ落とし、すぐにペットボトルのジャスミン茶で口内洗浄。
作業場で、弟子の豆助に「あのー・あっちを向いて喋ってください。臭いです!」
なんて言われてしまうほど、みんなに迷惑かけちゃったみたい。
「酒飲みにはたまんない肴だよ」っては聞いてはいましたが、
た・たまらん、お口が水戸の御老公様です。
(どーしよう!恐ろしい量もらっちゃった。)

       芳醇な香り・燦燦
       新島産・焼くさや(青ムロアジ)
  (好みの問題であって、くさやに罪はございません)

2007年12月26日水曜日

Revival

映画・ALWAYS 三丁目の夕日・の影響で、万年筆がブームらしい。
オジも好き好き万年筆、特にペリカンが好み。
大切な人間へのここ一番のプレゼントは、伊東屋で奮発します。
最初に入手したのは、高校入学の時祖母に買ってもらったパイロットのミュー
当時どーしても欲しかった物です。(長谷直美がCMしてた)
あの時は初腕時計も買ってもらい、ちょっと大人気分になった思い出がある。
(Lovin' You / Minnie Ripertonが流れてた頃)

この頃巷では、スーツの胸ポケットに挿している人を見かけないよねぇ。
去年のこと、カッコつけてポケットに挿したはいいがキャップが外れ、
ジャケットにインクで大きなシミを作ったオジ。(涙)

        デッドストック万年筆(昭和30年代)
       こけしのマスコット付きfountain pen
              (セルロイド製)

2007年12月25日火曜日

幸子EX

クリスマス・イブ、至る所で発してる強ーい妖気恋愛ビーム・・・・・ス・スッゲー
ちょっと街中へ行っても、真っ赤な他人様のブログを閲覧してもかなり熱い。
浮かれポンチの亀田トレイン、見ている(観ている)オジも乗っかりたい!(切望)

夏木マリの名曲・裸の青春・じゃないけど、
「たった一度の青春を 悔いなきようにと言うけれど
       春の嵐の過ぎた後 何もしなかったと嘆くより
                あーあー・過ち悔やむ方がマシー」
かと言って、先日一晩で救急車3回遭遇、運ばれてるのは全員若いお嬢ちゃん。
  アンパンチでも食らったの?アララ呑み過ぎってワケ!カッコ悪~ぅぅぅ・・・
男女雇用機会均等法の時代だぜぇ!お嬢ちゃん、もっとしたたかにお酒は呑もーよ。
それじゃー目が覚めたら彼の部屋・・・じゃなくて、家族が見守る病院のベッドだよ。
          (どっちでも親は泣く)
        ア~ン・お飲みになって~
        モロゾフ酒造・広告絵皿(東郷青児 画)

2007年12月23日日曜日

ダイアナ

なぜかサザエのツボ焼きと日本酒を一緒に摂ると、悪酔いするオジ。(オエ・オエ)
柿を食べてお酒を呑むと、まず絶対酔わない。(酒呑む意味が無い)
酒と肴とオジの体質との相性は歴然、
相性がよいのは福井の塩雲丹・近海で獲れたヘシコ鯖(小浜)
浪花屋の柿の種・鴻商店(大阪)の壜詰めあんこ。

ここのとこ柑橘類の食べすぎで、お肌が黄色くなっちゃった。(黄疸じゃないよん)    
   
       なーんか・そそられるボトル
        Sloe Gin(モロゾフ酒造)
昔リキュールといえば、ヘルメス(サントリー系)やモロゾフ酒造が大手。
オシャレというか、ちょっとヘンなボトルが多かったな。
でも子供の目で見ると、少し大人の世界っぽくて素敵に見えた。
昭和47年にモロゾフ酒造からモンデ酒造に変わってるので、それ以前の品。
甘い香りの西洋スモモのリキュール、炭酸で割ればOKよ。
(GINってなってるけど、GINではないよ)

斗々屋茶碗

      「親方・いいの?」(そのサービス・ポーズ)
苦みばしった少しカゲのある風貌がクールでビューティーなのに。(失笑)
              (イメージ壊れちゃうよ)
     心の兄貴でごぜーます。
     雨の土曜日
十二月の銀座は、空想的な御伽噺(おとぎばなし)の街みたい。
昭和通りを渡って東銀座のととやまで、「ワーイ!お鮨だヨーン」
この店には、ミシュラン的グルメ小僧なんぞ絶対いません。
自然と人生それなりに奥行きのある大人達の集まる店だよねぇ!
今話題の店は皆歳が若い、若いから室礼もお鮨も度がすぎてるような気がします。
    「その主に数奇屋(者)の心は、本当にあるのかしら?」
この店の主には、上っ面じゃないその知識・思慮・人柄などの奥深さがあり、
人生色々な場数を踏み越えてきた者ゆえの懐の深さもある。
だからこそこの店での数時間は、心地よく主にゆだねることが出来るんだなぁ。
         (幸福)

2007年12月21日金曜日

It's an incredible story

「あのー・○○と言う雑誌ですが、取材させて頂きたくお電話いたしました。」
        (○○なんて雑誌知らんわ)
「FM△△と連動してまして、6万部出版されてる雑誌ですので御安心ください。」
       (FM△△なんてもっと知らんわ)
因みに△△って東京の地名、ナンバーディスプレーの番号は何時も06(大阪)です。
さも取材のフリで旨味タップリの御託(ごたく)を並べ、最後の最後に
「お客様はラッキーですね、今キャンペーン期間中ですので、
 本日に限り掲載料20万円のところ12万8千円で・・・・・・・」
       (♪ヤっぱりね・ソーだよね~)
もちろん何も答えず喋らず、受話器は切らずにボイラーの上に置いときます。
どうぞ後はMIURAボイラーとおしゃべりしてね。
(オイラはボイラー・MIURAのボイラー・知ってる人は知っている・・・)
毎回同じ台詞(セリフ)に同じ攻略方法、もっと芸を磨きなはれ!(飽きちゃった)

       騙されへんでー
    「どうせ騙すなら、一生騙してほしかった!」
昔々・いい女たちによく泣きながら言われたっけ。(コレも嘘)

2007年12月18日火曜日

Biorhythm

あれは雨上がりの夜、弟子の豆助たちとご飯食べに行く道すがら、
      (ぐにゅ)
足元見ると→犬のフン(それも大型犬)
僕の靴と一体化しちゃった。(お気に入りのルイ・ヴィトン、それもスエード)
『・・・・・・・・・・・・・・・・・』(卒倒)

        起き上がりこぼし(昭和30年代)
              バランスが大切
先日私立の中学生2人が、校外学習で三日間当店で仕事をしました。
一応まっとうな豆腐屋の親仁のフリしていたら、それからリズムが狂っちゃった。
ここのところオジ、どーゆーワケだかエンジェル系。(ブログも大人しい)
瞳の中で星がキラキラしている感じ、どーしたの俺?
有りと有らゆるものに感謝の気持ちなんぞ発しちゃって、
ちょっとした優しい光景にもウルついてしまう。(これって泣きボケ?)
あー・ヤベヤベ!早く元来の自己顕示欲のゴッツ塊(かたまり)、
近年稀(まれ)に見るトラブルメーカーに戻らなきゃ!
       しんどい・キツい・息苦しい。(ホヘー)

2007年12月16日日曜日

Kiki de Montparnasse

先日ヤフオクで落札した玩具、組み立ててみました。(きゃーお洒落)
箱も当時のままにブリキのパーツが入ってました。[1925年製]と記してある。
組み合わせ次第で、どんなビルディングにも変化します。

       箱(当時物)

大正時代の玩具、どんなお屋敷の子供達が遊んだのかな?
見よ!まさにベルエポック、現代美術にも通ずる芸術性の高さです。
ディテールに至るまで精巧に作られた品、人々の嬌声さえ聞こえてくる。
                        (気がする)
古美術・坂田(目白)にあってもおかしくない。(んじゃない)
     パーフェクトなオブジェ!
階段上BAR・宗愚入口のスポット下に鎮座していただきました。

       ビルディング

まぁ・興味が無いお方には、ただのきったねぇゴミでしょうけど。

2007年12月13日木曜日

ブリキの太鼓

   『決戦は水曜日』
何がって?ヤフーオークションですよー!フフフッ
6日前から息を潜めて狙ってた、大正時代のブリキの玩具。(ほ、ほしいー)
これは絶対、落札価格は高騰するはず。(勘)
よけいな戦(いくさ)は止めにして、勝負は終了6分前に「きめてやる」つもり。
「それまでは酒でも呑んで」と思いつつも、ついつい画面に見入ってる。
残り時間30分前までは数千円だった金額が、10分を切った時点で¥23.960。
「よーし・いくぜ!」もう一度写真で確認し、予定入札¥50.000ブチ込んだ。
おっ!5分切った、あっ!誰かまた入札¥30.000超えた。(延長5分)
3人脱落(ホッ)残りは1人、あっ!¥41.730に!(セコい端数だこと)
ドキ・ドキ・ドキ・ドキ・ドッキン・ドッキン・ドッキンコ・・・
           終了
   「や、やったー!アールデコの玩具、オジのモン!」
ありゃ・気がつきゃ、ボトル半分呑んじゃった。『カンパーイ』

      Foujita Tsuguharu
        LAPHROAIG・15
玩具は明日届きます。いずれブログアップいたします。

2007年12月12日水曜日

剣鎧護法童子

お歳暮の季節、あの人この人忘れずに送ってくださいます。
昨今義理の付け届けは減り、ありがたいことにその人の想いの品が届きます。
京都の割烹から海苔・ウィーン菓子マイスターからシュトーレン・その他もろもろ。
毎年のことだけど、重ねた月日ととともにありがたさが身に沁みる。
        いつもありがとう。

        しゃーけー大ちゃん
           三面川の塩引き鮭
一昨日秋田からハタハタ、本日新潟村上市から三面川の塩引き鮭も届いた。
(それも知人の自家製)鮭を肴にお酒を呑めば、ソリャもう嬉しくて泪もん。

2007年12月11日火曜日

桃花源記

食事とお酒は大切な間柄!とか言いつつも、いつも鯨飲→泥酔→翌朝自己嫌悪!
一昨日4人で彩雲瑞(経堂)で食事。
店主は、知味 竹爐山房 (吉祥寺)で20年近く修業された人。
たまたま車だったので、1人お茶での食事でした。(前日呑み過ぎたので丁度いい)
けっこう素面(しらふ)で酔っ払いの観察も楽しいもんよ。
アルコールによっていかに精神が解放されてゆくか、つーか・緩んでいくか。
人生で酒の存在を楽しめるって、やっぱりいいねぇ!百薬の長の意味がよく解る。
     「あーあ・蟹まで酔っ払っちゃった。」

       酔っ払い上海蟹

2007年12月9日日曜日

営々

        その路地に

昨日気心知れた3夫婦で、「さぁ・目一杯鮨食うぞー」と神田・鶴八にお出かけ。
先代が神田神保町に鮨店を構え48年、
今は弟子の田島道弘さんが後を継いでいます。
名著[神田鶴八鮨ばなし]当時のまま、全員40代後半のオジ・オバたち喜びです。
味はもちろん、昭和の空気の中で真っ当に歩まれた人がにぎる鮨。
その姿を拝見するたびに、自分の仕事・生活・人生を改めて振り返えさせられます。
                (恥かし)
美味しく楽しかったはずなのに、帰り道はとても静かな気持ちになっている。

2007年12月5日水曜日

ビューティフルヒューマンライフ

今日ホームセンターへ行った時、もう注連縄が並んでた。(ヒャー)
当店なんか、明日クリスマス・ツリーの飾りつけなのに。
まぁ・このオジ、人とはひと味ちがいます。何がって?そりゃーセンスですわ!
とことんエグいデコレーションで勝負するのが、『オジ流』だぜぇい。
といっても、今なぜか皆さんがおやりになっている、一戸建てチカチカ系じゃないよ。
まるっきり日本の風土にそぐわぬ、イルミネーションは見ていて寒いよね。
           (田圃の中の一軒家はとくに)
いっそここは外人喜ぶネオ・ジャポネスクで勝負、なんていかが?
日本ならではのクリスマス、三角帽子に鼻メガネ、シャンメリーで乾杯!
ツリーのオーナメントは、戦前のカフェーで使ってた電飾でデコレーション。
岐阜提燈から小田原提燈、どー考えても意味の解らぬもの、などなどの豆電球です。
これでこそニッポンのメリー・クリスマス。(ネッ!洒落てるでしょ)

       おじさん私のマッチを買って
          戦前の電飾(ガラス製豆電球)
興味の無い人には関係ない話。
今TVに宝塚歌劇団が出演してたけど、大和悠河のズバ抜けた美しさスッ・スゴイ。

2007年12月3日月曜日

白川夜船

昔から活字を見ると僕の脳みそが反応し、防衛本能というか一気に思考停止します。
中学生の時も、家庭教師が来ると教科書を開いたとたん「もうダメー」だったですね。
ってゆーか、勉強にアレルギーだったのかも!
トラウマなのか、ブログを書いていても突然睡魔に襲われます。
まぁ・そんな時は、誰に迷惑掛けるわけじゃないので寝ますがね。
そのほか絶対寝ちゃいけない時ほどシヌほど眠くなります。
おエライさんの大切なお話中とか、帰るに帰れないつまーんないお食事会など、
あと・奥の深すぎる歌舞伎の演目とかね、[隅田川]なんて爆睡してしまいます。
静まり返った劇場で、突然イビキでガーピー・ガープーでしょ、実に困りもの。
その状態になっちゃうと、唇噛もうが目の中にミンティア入れようが効かないですね。
        誰か助けておくんなまし。

       トホホ
           プレミア・ノリタケ(昭和40年)
家庭教師で思い出したけど、一度T大学の文化祭によばれて行きました。
              (東大ではない)
当時僕の好きだったモップスが来ると言うので大喜びで友人と出かけてみると、
結局チケットが無く、モップスは観れずに家庭教師たちの模擬店へ行くことに。
     なんと彼の所属は[尺八同好会](ダセッ!)
虚無僧姿に変身した、10人位のお兄さんたちの演奏を延々と聴かされ、
客もいないので帰るわけにもいかず、寝ることもできず・・・・・・・・・
      一生の思い出となりました。

2007年12月2日日曜日

お荷物小荷物

もう上の娘も21歳、「さぁ・子育ても終了だー!」なんて思いたい。
残念ながら親には終わりは来ないんだよねぇ。
「もう子供じゃないから、少ずつ距離を保ちながら離れていこう。」
なんて思った時もあったけど、やっぱり一緒に暮らしていると視界にはいる。
あまり自分のことなど喋らないし、たまに喋ればオジの目には幼く映る。
反抗期はもう昔のことだけど、今も親から見れば心配のタネざんす。
  
     年頃の娘がいる親なら、たまらん映像&音楽。

親にしてみれば、娘に悲しい涙だけは流してほしくないからなぁ。
      これも親のエゴでしょうか。

     親バカ・チャンリンコ
     娘が小学生の時の作品・ペンケース

2007年12月1日土曜日

アールデコモダン

大正から昭和に変わる頃、
ニューヨークにはあのクライスラービルが1930年にでき、
パリではそのニューヨークから来たジョセフィン・ベーカーが
センセーションを巻き起こしパリのシンボルとなった。
帝都東京にもアールデコ建築が出現し、
モボ・モガたちが我が物顔で最先端を闊歩していた。
『浅草紅団』や『四谷ハート団』などの不良少年・少女のギャングが、
社会からひんしゅくを買いながらもかっこよく感じられ、
日本の女性も化粧をして・バスガール・タイピスト・マネキンガール
などなど、社会進出が始まったそんな時代です。

      1920年代~1930年代
      東洋陶器(現TOTO)・CUP&SAUCER
やっと手に入れました、大正時代末期位のカップ&ソーサーざんす。
      バリバリ、アールデコしてます。
当時の銀座のカフェー[プランタン][ライオン]でも同じような物を使っていたかも。
なんてね・これでお茶するなんて、浪漫でしょ!

(講釈師、見てきた様な・・・・・・・・・・・・)

Labyrinth

あまり知らんお方と呑むお酒は怖いよね。
突然無口になって、何気に相手を見ると目が据わってたりして、(モシモーシ)
あとだんだんゆーことが、相田みつをになっちゃう奴とかね!「人間だもの~」
       (お願い勘弁して頂戴って感じ)
その挙句気持ち悪くなられたりして、こっちも捨てるに捨てられず介抱でしょう。
自分の適量位もう知っててよ、いい歳なんだからさぁ。
このオジだったら、誰にも知られず七転八倒するけどね。
(ヤベッ!・・・・・その節はゴメンナサイ)

       1940年代・デスクスタンド
             Slaintheva
12月はいいよね、夜の街に出ると息が白くキーンと寒い。
BARの灯に、その寒さの中で温もりを感じちゃうんだよね。
お初の店は少しの緊張があるけど、やっぱり扉を開けてしまう。(変なの)
子供の頃親父の酒は苦く喉を焼いたけど、今はそれが何より嬉しいことなんだなぁ。
誰もいない深夜の元麻布、酒臭い息を吐きながら坂道を登り次の店へ。
          スタア・バー・銀座へ行こーっと!(ウイー・タクシー)

2007年11月29日木曜日

Cherchez l'idole

早朝店の前を通る人たち、みなさんコートをはおっている。
弟子の豆助も「今日は寒いっスねぇ!」なんて言うけど、
オジ→「まったく寒くない」んだよねぇ。これって、ヤバくねぇ?
太っっちゃって100キロ越してから、真冬でも半袖にオーバーオールでゼンゼンOK。
体感温度が人とは違うみたいで、冬にすっかり強くなりました。

ここ2日YouTubeで、懐かしい映像&音楽で楽しいシュールレアリズムに浸ってた。
マァ・その筆頭は80年代初頭のアイドル・スターボーでしょう!
1982年に太陽系第10惑星『新惑星スターボー』から地球にやってきた。(そうです)
デビュー曲・ハートブレイク太陽族・です。それではお聴き下さい。
          (作曲・細野晴臣だぜ)
www.youtube.com/watch?v=woWL5lQidqw
いかがでございました?けっこう・お寒いざんしょ。
ヘアースタイル[春校バレー]だし、まぁ・当時流行っていたテクノ頭ですね。
         (ツバキハウスでは、とっくに終わってた)
でもデビューまで相当鍛えられたとみえて、ハモリはお上手でしょ!
誰が考えたんだか企画倒れもいいとこ、哀れ健気(ケナゲ)に演じる女の子たち。
その後の人生は幸せになったのでしょうか?(オジ心配しております。)

       ブログより読書の季節
              山崎・12
意味も無い時間潰しで、ウイスキー呑みながらダラダラ過ごす師走一歩手前。

2007年11月26日月曜日

Fake

商品として販売されている品には当然価格が付いております。ただ昔と違いオープン価格なんてものが出現し、今まで妥当と思っていたその品の本来の価値が変わってしまいました。電化製品でもスコッチウイスキーでも、お店によって凄い違いだもんねぇ。(同じ品が!)どれが・どこに・本当の価値と価格が有るのでしょうか?お値段が高ければ売れたバブル時代、それが弾けて真っ当な現在と思っていた。僕自身高い物にも安い物にも、理由や訳が有ると思っていたので、価格が一番の判断材料でしたからね。安物買いの銭失いは絶対イヤだし、その考えは今も変わりません。ただ実体の無い物に、高い値段を吹っ掛ける吉兆みたいな事も有るからねぇ!ホント難しいざんす。
このオジが長いこと食品に携わってきたから言えること(食品偽装問題で)、こだわりって言葉を多用する業者や料理人(ホームページ・ブログ・メディアで!)には気をつけてね。志高き人は、より良い素材で作るのは当たり前のことで、こだわりなんかじゃないから。
    
エッ・このオジですかぁ?こだわりのパチもんどす。(それがなにか?)

       日本人の良心
       日暮れ竹河岸・藤沢周平
       好きなんだな、この作家。

2007年11月25日日曜日

賛美歌568番

好きな女(ひと)のことを想い、選ぶクリスマス・プレゼント、楽しいよね。
オジの若かりし頃は、A子には伊勢丹のフィオルッチでGパン、
B子には青山に在ったBASSOのブラウス、C美には原宿MILKでスカート。
D江には同じく原宿のチャチャマンボのニットベスト・・・エトセトラ(妄想)
最初に女の子にあげたクリスマスプレゼント、ハイ!憶えております。
あれは確か中学一年の時、パビリオ化粧品の黄色のマニキュアをさしあげました。
もらったMちゃん、松田優作みたいに「なんじゃ・コリャー!」だったけどね。
今考えたって、当時の中一にそんなモンあげたって喜びゃしないよね。
                   (ごもっとっも)
なんかイイよね年末の東京は、お金の掛かったイルミネーション本当に綺麗。
この時季さすがに、銀座のティファニーは若造カップルに占拠されいてるけど、
そんなのまだ可愛い方で、バンクリやブルガリ(路面店)で店員お見送りの若い客も、
       すごいねーこの頃の愛はお高いのねぇ。
愛だ恋だなんて遠き昔に忘れてしまったけれど、
若いカップルを見ると、当時を思い出し胸がキュンとする。

        初冬の空気で深呼吸してるオジでした。

        ゆだねまつらん・熱きおもひを
           クリスマス・オーナメント
              [MoMA]製
今年もオジは代官山で、娘にお洋服買ってやるのが最大のイベントなんよ。
               (それもウレシ)

2007年11月23日金曜日

膳の外

僕にとって元来晴れの場である外食は、お味の良さは当然ではありますが、
なにより食事が楽しい事の方が大切、もちろん僕含め周りの人達がね。
お互いの節度ある気配りや会話で、自然と豊かな時間が過ぎて行くような。
   「楽しかったぁ!また此処で絶対一緒にご飯食べような!」

その人とレストラン・鮨店・割烹などに食べ行くと、沢山のコトを教えて下さいます。
レストランでの作法から歴史、自分がなぜ成功したかの秘訣まで、(ありがてぇ)
興に乗ると、親切にもそこのシェフや板前さん達にまで御指導御鞭撻いたします。
素敵にその場の空気が凍りつき、それまで味わったことのない緊張感が走ります。
あー・この場に居られる幸せ、もったいのう御座います。(ほら・イヤな汗がでる)
    (あーあ・このお店の敷居、二度と跨げなくなっちゃった!)
     パタパタ・ママ
      天花粉でイヤな汗は抑えましょう。

2007年11月22日木曜日

初物

昨日能登からズワイガニ(雄2・雌5)が届き、甲羅酒呑み過ぎた。
雌の香箱蟹はありがたいねぇ!
外子も内子も絶品だし、肉の濃厚さも雄よりずっと強い。
蟹の良し悪しは、クオリティーが高い蟹ほど手が匂わない。(香りと匂は違います)
久しぶりに昨日のやつは、 んー・完璧によかったわぁ。(幸福・至福)
東を向いて笑うつもりでいたけれど、食べる前から笑ってた。
だだし内子は全部娘に食べられた。

       ナンダ蟹

2007年11月20日火曜日

much ado about nothing

ミシュラン、思ってた以上に大騒ぎ!(料理人業界では)
今朝築地の河岸でもその話で持ち切りだったとか。
広いようで狭いその世界、人間関係で難しくなるお方もいるのでは?
                 (評価が良くても無しでもネ)
まぁ・☆頂いちゃったお方もただ喜んでいられないよね、すぐ一年経っちゃうもん。
☆が減ったり無くなっちゃったら、そりゃー辛いでおます!
でもおフランスの日本戦略は功を奏してますねぇ。
ワインやブランド品から始まって、今じゃ銀座の中央通りフランス村だもん。

ところで、ミシュラン騒動に便乗してる自称料理評論家って・・・お仕事なに?

       フランスでー修行したー謎のエスティシャン
      [パリー東京]高橋真琴様・原作&絵
        貸本屋時代の傑作(復刻版)

2007年11月18日日曜日

時空

       まわれ・まわれ・メリーゴーランド

写真差し替えたら、なぜか記事ごと消滅しちゃった。
写真モッタイナイのでもう一度使います。古い東京時計(手巻き)です。
20代後半の頃、車で出かけちゃ田舎のレトロな商店を覗くのが楽しみでした。
瀬戸物屋・時計屋・雑貨屋・衣料品店・玩具屋・文房具屋・靴屋などなど、
とにかく宝探しの様にレトロな物ばかり探していました。
ある時人も滅多に行かないような山奥にポツンと一軒家、それも時計店!
「なぜ・こんな所に?」気味が悪いぐらい、まるでタイムマシンでしたねぇ。
      もちろん宝がゴッソリと眠っていました。

夜がくる

「金麦冷やしてたんだからー」んー檀れいちゃん可愛いネェ。(唇たまらん)
なんか精一杯生きてる役がダンちゃんにピッタリ。
BGMがオールナイト・ニッポンのテーマ曲・BITTERSWEET SAMBAなんだよねぇ!
オジにとっては懐かしい1970年代とオジ喜ぶ檀れいとのコラボ、製作者偉いねぇ。

www.suntory.co.jp/beer/kinmugi

サントリーと言えば、
オールドのCMソング・人間みな兄弟・あれもノスタルジーだよね。
            (とくにオリジナル・ヴァージョンは)

www.neowing.co.jp/detailview.html?KEY=CRCP-20254

うら寂しく切なく、楽しかった祭りの後に似合う曲ですねぇ。
旅先の知らないBARで呑みたくなるよね。(ボッたくられたりして・フフッ!)

寿屋・開高健・アンクルトリス・洋酒天国・山口瞳・ハイボール・BARクール
黎明期の寿屋(現サントリー)宣伝部、カッコよすぎて涙がでるわ!

       当時カッコイイ男達がいた。
          良平のわが人生・柳原良平

2007年11月16日金曜日

嵐が丘

びっくり!我が家の塀の一番上の石が一個落ちました。(ウッソだろー!
心配になり他のも触ってみると、(指でひと押ししただけ)アララ全部落下した。
おいおいオイラは、セロじゃねーぞ!急いで建築業者に電話して事情を話すと、
「あー・そーっすか、近いうちに見にいきますネェ!」(キャ~・抑揚も覇気もない)
怒る以前に口からアワ吹き倒れそう・・・・・・・・・・(まだ5年も経っていない)

先に言っておきますが、私はクレーマーってゆー奴が大嫌いですので、あしからず。
当店はお取り寄せの関係で、宅配業者とお取引があります。
ごくタマにですが、誤配や時間指定どおりに届かない場合があります。
       (いーのよ、誰にだって間違いはあるんだから)
ただそんな時、お客様は大変お怒りモードで当店に問い合わせしてきます。(当然)
急いでサービスセンターに電話をし、「すぐにお客様にお返事してくださいね!」
ってお願いしております。がっ!何故かそのオペレーターだけはしてくれない。
当然お客様のハートに火がつき、烈火のごとく再度のお叱り。(おのれー)
当然私も怒り、「ハイって返事をしておきながら、なぜやらない?」って訊いたら、
厄介そうに「それは私の仕事では・ご・ざ・い・ま・せ・ん!」だって!
「お前じゃダメだ、上司に代われ!」って言ったと同時に、
       「ブチッ!」・・・・・・・電話切られた!(マジかよ!)
自分の名誉の為に言っときますが、最初はとても下手にお願いしたのよん。
      私が正しいと思うんだけど。(次の日、所長が平謝り)
この頃この類がやたらと多くない?心も無い誠意も無い責任も志も誇りも無い。
腸(ハラワタ)煮え繰り返って、モツ煮込み!(臭います?)

       アイリッシュ・ウイスキー
       Hennessy・NA-GEANNA
「お酒、お酒をおくれー!」・・・呑まなきゃ、やってられんわ。
♪ウソのようなホントの話・悲しいくらいホントの話♪
                 by原田知世
           

2007年11月15日木曜日

あんまりあなたがすきなので

小物にこだわる男は以外と多い、絶対数は女の子より男だがねぇ。
女の子は時流に乗っかり、同じ方向へ驀進して行く団体御一行様のようざんす。
だから思い入れより数が大切、そしてモチ新しさも。
日々変化を求め同じ場所には留まらぬ。(一発屋的商売には、男より女の子様)
スイーツの店の行列や、109のテナントの流行り廃りがいい見本。
男はどちらかというと、コレクション的要素がつよい・・・かな。
時計・靴・鞄・帽子・眼鏡&サングラス・ライター・などなど、
いいとこボーナスごとのコレクションがやっと!
妻に気遣いやっと手に入れ、夜ごと眺めてほくそ笑み、磨いちゃったりもしちゃう。
そして案外使わず、大切に仕舞っておく。(本末転倒)

なぜか最近値段のお高い時計がトレンド!(それも若造たちに)
此れ見よがしに見せつけられると、小物とゆーよりお前が小者じゃろって感じ。
オヤジになれば解るんよ、このイタイケな気持ちがね。

       十年来のお友達
            セルロイド万年筆
話が変わるけど、マクドナルドのCMの最後の関西弁、微妙にムカつく今日この頃!

2007年11月13日火曜日

タイガー&ドラゴン

昨日六本木一丁目ティーキューブ入口で、昔の友人にバッタリ!(3年前に絶縁)
9月のブログ「奇想天外な機械」で書いた奴ざんす。
お互い、気 マ ズー!(顔にアリアリ)
かと言って・そこは大人ですから、「元気でしたか?」なんて・・・・・・・
5分位の立ち話後、彼「じゃー」と手を上げ去ってゆく。(イキナリかい!)
♪貸した金の事などー・どーでもいいからー♪(んーなぁ・ワケねーじゃん!)
でも言えない僕。「あー・もう会うことも無いだろうなぁ!」なんて思いつつ、
         元気でなによりでした。
その後そのティーキューブ内のEdiTion Koji Shimomura でディナー。
下村シェフの料理ですから、無論のこと美味しいざんす。軽いようで結構お味重低音。
キャラもおもいっきりバイタリティーに溢れている。(格が違いますネェ・ホンマ)
         やっぱり来てよかった!
       むかしむかし

    デジカメ(バッテリー)忘れて写真撮れなかったので、
    [レストラン FEU]時代のでゴメンなさい!(左が下村シェフ)
        (僕の方が小顔・なんかウレチー)

2007年11月11日日曜日

Medousa

亜麻色のー長い髪をー風が優しくつつむー・・・・・
大昔のエメロンシャンプーのCMじゃないけど、
美しい髪の女性をお見かけすると、思わずお顔も拝見してしまう。(Oh・ブラボー)
このオジ位の歳になると、そんな姿に崇高な耀きを感受しちゃう。(エロじゃないよ)
綺麗な髪と美しい瞳、女の子でも♂でも若いって素晴らしいネェ!

       深窓の令嬢用髪飾り
         セルロイド製・薔薇柄髪留め
         デッドストック(1950年代位)
ほのかに香る風に靡く髪、♂なんてもうそれだけで貴女の下部(しもべ)。
      チョロいっす!
あーこのオジも老犬の臭いがしないように、TSUBAKIしよっと!

2007年11月10日土曜日

CAPTAIN & TENNILLE

あーあ!外食続きでお財布軽い。自分の行きたいお店でも今は我慢の時なのだ。
あーそれなのに迂闊にOKを言ってしまい、断り切れずに己の首絞めちゃった。
              (親友だし)
和食ならある程度の値段は読めるが、フレンチはねぇワイン次第で値が変わるし。
その友人に「お願い・今月は金欠だから日にちズラしてくれない?」って言ったのに、
確かに予約はズラしてくれたけど、一週間じゃ給料日まだずっと先じゃん!(・・・・・)
マァ・しゃーない!週の始めの月曜日、六本木まで行ってくるとすっか。(フゥー)
         まぁ・一服!
       煙草は灰皿にネ
         アンティーク灰皿・チンザノ
           (木屋ギャラリー)
そう言えば・なぜか知ってる料理人たち、タバコは絶対吸いません。
「タバコは味覚をダメにする!」(キッパリ)それが理由だそうです。
そーかぁ?あの料理でそんなコト言っちゃうワケ?(スンマセン)
僕がイチバン味覚において信頼しているお方、ヘビスモだけど・・・なぁ!

     まぁ健康の為に吸い過ぎには御注意を!

2007年11月9日金曜日

辻占

今朝の8チャンネルの占い、天秤座がペケざんした。(チョイ・嫌だなぁ
あんなモン信じやせんけど、よい答えならやっぱりその日の気分はいいよね。
気持ちの問題であって、今時・占い・おみくじ・なんて信じてる奴ぁいないと思うけど。
お百度参りで願いが叶えば、わたしゃ深夜頭にロウソク立てとるわ!
とか言いながらも、時々心の中で丑の刻参りをしてる僕。結構信心深いのよん。
  ♪星の流れに身を占って・・・・・・こーんな男にー誰がしたー♪

占いと言えば、ズバリ言うわよ!台東区・浅草寺のおみくじの含有量多過ぎ、
昨日も凶なら今日も凶(ウマいっ?)って感じ。
結局それなりのが出るまで投資しちゃう。(その商売上手・かなわんなぁー!)
ただし知る人ぞ知る浅草寺境内の銭塚稲荷、御利益ありまっせ!
       (ウソだと思うんなら試してみぃ!)
       江戸の粋
              千社札
当たるも八卦当たらぬも八卦・・・・・・・・そんなもんだよーん!

2007年11月8日木曜日

俺はお前に弱いんだ

60年代の映画が大好きなアチキ。
特に日活が好きで、裕次郎の無国籍映画がゾゾゲ立つほど好き。
霧笛が聞こえる港町の場末のBAR(酒場)の場面なんて、
湿疹失神するほど好き。
あのインテリア&エクステリアもう最高ざんす。
てな訳で・そんな場面に有りそうな、ムード満点な照明(シェードだけ)
買っちゃいました。(もち60年代のデッドストック)2個¥9.750

     夜霧よ今夜もありがっとさーん

こんなムーディーな明かりの下で女房見れば、
当時のルリルリ浅丘(浅丘ルリ子)に見えてくる・・・・・はずもナイ!

2007年11月7日水曜日

コンサバ

いつの間にか、年功序列で自動的に押し上げられてしまった。
               (ヤッベー・中身伴ってねぇー)
頭の中身は二十歳前となーんも変わってないんだよねぇ。なんにでも首を突っ込み、
一応お財布の状況に応じ、欲しい品は手に入れて食べたい物は食べてみる。
ただ昔のようにゴリ押しはせず、大人テクは使いますが・・・・・フフッ!
自分が当時と違うのは、家族が視野にいる意識と煩わしい事にはかかわらない精神。
経験からくる洞察力が功を奏して、敬遠力・逃避力・退避力がついた事かなぁ!
寂しいのは、「うるせぇジジイだなぁ!」的小言親父たちがいなくなってしまったこと。
いつまでも若造でいたいけど、僕も年齢だけは小言ジジイに近づいて行くんだよねぇ。
なんて言いながらも、傍からの「エー!若いっ!」って社交辞令を鵜呑みにして、
「僕には当分、アンチエイジングなんて要らんわー」なんて思ってた。(マジ)
昨日40代向け婦人誌を閲覧してて、登場する読者モデルさんたち、(モチ40代)
無謀な若作りは見ていてスッゲー痛かったざんす。(どっから来るのその自信?)
四十にして惑わず・なんてゆーけんど、少しは鏡に映った自分の姿、現実知りましょう。
やっぱり男も女も40代は40代で、10代から見りゃジジイとババアっしょ!

       熟れ頃よ~ん
              COS・1986
若さのピークは遠い昔の遥か彼方に置いてきた、
中身の充実は未だにお見えにならんとよ。ワインと同じで大切なのは中身ダス。

2007年11月5日月曜日

新書

新潮45でお馴染みの、岩井志麻子ちゃんが恋愛短編集を出したそうな。
志麻子ちゃん大好きな僕にとって、またお楽しみが出来ました。
志麻子ちゃんは、韓国始め東南アジアに沢山の男(セフレ)お抱えの女(ひと)です。
でも志麻子ちゃんは、ただのモノが書ける淫乱ではないのです。
文章から察するに、過激の裏に見える真っ当なコモンセンスと優しさ!
きっと志麻子ちゃんはその人生の中で、
呼吸さえ止まってしまうような悲しみを知っているのでは・・・・・
そんな女(ひと)に想えるんだなぁ。(僕の想像ですが)

志麻子ちゃんの新書[永遠とか純愛とか絶対とか](光文社)
テーマは、・屁たれ男と、したたかな女・だそうです。(どーでもいいっすか?)
志麻子ちゃん曰く、
屁たれ男とは、実に中途半端なヤツらなんですよ。それなりに強がっているんだけど、
肝心なところで腰砕け。人一倍プライドが高いくせに、女にお金を借りるにはまったく
平気だったりとか。一言で言えば、他人以上に自分に優しいのが特徴・・・・・・
     (あれぇ・先日もいたよネェ!元横綱の女房の彼氏)
だ・そうです。まぁ確かに当たってらーね!でも僕の知ってる限りでは、
そんな男にも必ず女がくっ付いてるんだよねぇ!(摩訶不思議)
そして女曰く、「私が必ず彼を男にしてみせる。」(そーですか、がんばって)
三つ子の魂百までも、ダメなモノはダメ!時間の無駄です治(直?)りません。

       金持ってんどー!

この時代、屁たれが街にイッパイあふれているよん。
  大切なのは見極める能力ざんすよ。

2007年11月4日日曜日

お疲れさま

行きつけの床屋さんで、「眉毛や鼻毛が長くなるのは加齢です。」って。
                 (アラ・やだ!)
加齢によって毛根が、抜け変わるサイクル忘れ伸び続けるそうです。
なーんて教えていただき、そー言えば思い当たることが・・・・・
鼻の中がムズムズ、糸くずでも入ったかと思い引っ張ると2cm位のご太い鼻毛が、
イヤーン・確かに若い頃はこんなこと無かったよなぁ!
正直言うと、老眼来ました・お肌もマットな質感・お色気から物欲&食欲にシフト。
まぁ僕の場合、髪の毛がタップリあるだけ幸せ!ってゆーことで・・・・・

昨日新橋で、今弟子・元弟子・僕とで新橋ジャンク・グルメツアー決行。
目当てのお店は大混雑で、席が空くのを待っていてもしょうがない。
行き当たりばったり、怪しいニュー新橋ビルの地下潜入、小さい居酒屋に決定!
それはそれ、草臥れてる刺身とほんだしタップリの料理でカンパーイ!
北朝鮮産の焼きハマグリ絶品ざんしたよ。
二軒目は烏森の路地中のBAR(シングルモルト専門)で再度カンパーイ!
3人で結構呑んでつまんで¥10.500、二軒で¥20.000でお釣りきた。
                      (ラッキー)
新橋はサラリーマンのドリームランド、ジャンクから最高級までナンデモあり。
       なんだかとっても楽しいじゃん!
土曜日深夜一歩手前の帰りの電車、乗客お口半開きでコックリ状態。
男も女も老いも若きも、みんな鼻毛が丸見えじゃん!
            お疲れちゃん!

       大地の香り
        THE GLENLIVET18
    元弟子2杯目の酒

孝堂

当店の顧客には政治家の方たちもいらっしゃいます。
そのきっかけは、元官房長官の藤波孝生氏でした。
会合で使って下さり、そこからいろいろな代議士さんに広がりました。

週間新潮で記事を読み、10月28日にお亡くなりになられたことを知りました。
「あの方は男気のある方で、そして人が好すぎました。」
数年前、交流のある老秘書さんが呟くように言ったことを思い出しました。
       ありがとう御座いました。

                合掌

       控えめに 生くる幸せ 根深汁
        福森雅武作・高野山野焼き仏

2007年11月1日木曜日

白縫

「遊郭の引き手茶屋が、お馴染みさんに持たせるお土産だったのよ」
お取り寄せ好きのフードジャーナリストからお菓子を送って頂きました。
きぬぎぬの別れに滋養たっぷり卵たっぷりのお菓子・・・ですかぁ!
色っぽいお話だこと!うらやましいざんす・ねぇ!
栄華を極めた妓楼の花魁、さくらんなんてアマちゃんざんすよ、
生きて苦界・死して戒名売女・足抜け簀巻きで浄閑寺!(きゃー理不尽!)

       オカシイぞお菓子
           明治時代・九谷銀彩
今の時代じゃ、見た目野暮ったく素朴なお味で御座います。(でも美味しい!)
たった一人で一つ一つ完全手作り、煎餅の卵の風味も中の砂糖もいい感じ!
その場所でずっと昔から作っていると言っていた。(TELで確認済)
住所をナビにセットして、大門跡を通り抜けお歯黒ドブを飛び越えた。
あれぇー・住所どおりに到着したが、何処にもお店が見当たらない!(?)
ほんの10m先にある美容室に尋ねてみると、やっぱり知らないとの御返事。
でもそこは下町のお婆ちゃん・オバチャンたち(6・7人位)親切に調べてくれて、
その中の1人が「確かそこの間を入った場所に40年位前まで看板あったよ」
「ありがとう御座います!」って御礼を述べてホッとひと安心。
たった10m先の民家と民家の間、幅1mもない路地とは言えぬ苔だらけの通路!
エっ!入ってみたら、そこには廃屋が一軒あるだけでした。
     これってどーゆーこと?(それ以後電話が通じない!)

2007年10月31日水曜日

役の行者

お客様の気持ちに配慮して、窘(いさ)めるときの難しさったら・・・・・
例えば広告を載せてる関係で、月50冊送られてくる雑誌[味の手帳](定価660円)
当店では「御自由にお持ち下さい」って積んでおきます。(もちろん無料で!)
でもねぇ!いるんですよ困ったチャンが!ゴッソリとお持ち帰りになっちゃうお方!
2日続けてお見えになり、またもゴッソリ手に取ったので、
「お一人様一冊でお願いします!」って思わず注意しちゃいましたよ僕。
みなさん良識のある人ばかりですが、たまーにいるんよ・この手のお方!
言いづらいけど黙っているのも業腹だし・・・・・・・・
(お願い・言われなくても判ってちょうだいよん!)
この世に誕生してから48年、商売始めてからも29年の場数と経験!
いろんな人の教えを仰ぎ、難行苦行の修行も積んだ。(チョト・大袈裟!)
だけど人間同士の絡みはやっぱり一番難しいざんす。
修験道じゃないけんど、何時になったら蔵王権現感得するやらこのアタチ!

思考は瞬時に働くけれど、巡らす前に口を吐(つ)く!ブログじゃ何時もドジを踏む。
感情や心配りなどの繊細さは裏の裏かき元の場所。(意味無し!)
何時もこのオジ自己嫌悪!時々想う「あー・出来る事なら私は貝になりたい」と!

   既にホラ貝って噂もチラホラ!ブウォ~ォォォ~

       大黒様
          助けてー神様・仏様!

2007年10月29日月曜日

弾ける

        浅草の星

     今話題の中華料理人・栖原一之君。
     以前から噂には聞いていました。
       元々は上海料理の人!
     んーまぁ、なんとニクメないキャラ!
     アンド・料理美味しくみえるキャラ!
     「コイツの料理食ってみてぇ!」的
     サービス精神旺盛で、お話楽し!
     身体は小さめですが、その分後ろに
     チラホラ見える向こう意気の強さ!
     「今仕事が楽しくて!」って、
     輝く瞳に大きな夢が満ちている。
     料理も彼らしく、潔い味を感じます。
     十年二十年と歳月を重ねた時、
     どんな表現者になっているんだろう。
     二日続けて中華料理でしたが、
     すべてが別物でした。
     すんなりと胃の腑に運ばれ、
     身体と精神でご馳走様・サンキュ!
     御招待頂いたTさん・サーンキュ!

         中國小菜[龍圓]         
         〒111-0035
        台東区西浅草3-1-9

薫る香り

風ぴゅーぴゅーぴゅー・雨ザンザンザン・カエルもアヒルもガーガーガー!
いいんでしょうか?天下の福臨門をブログアップする書き出しがこれで!
だって土曜日の夜、台風のさなかの銀座だったんだもん!
履いてた靴が革底だったもんで、ツルリー行きそうな危険な状態!
硬直しながら歩いていたら、着いた時には筋肉痛。
かの福臨門だもん!一張羅で決めなきゃいけまへん。
(昔タイユバン・ロブションの服装チェックで前科一犯ありますねん・僕!)
エレベーターで7Fまで上がり、一番奥の個室までテーブルの間をウォーキング!
      エコノミー席の皆様「ゴキゲンヨウ!」
あー・これから訪れるであろう美食の予感に、ちょっと奇矯な自分に羽化寸前。
現地集合組とも無事合流、アララ・全員顔つきエキセントリックじゃん!
       (計6人)
今日は特別な夜!料理は小倉エージさんの選りすぐり!
ワインは伝説の名ソムリエK氏によるセレクション!


幸福その1・海老 幸福その2・スッポン 幸福その3・鶏

        幸福その4・豆苗 幸福その5・タロ芋&豚

写真はほんの一部ですが、後で小倉さんに、
それぞれの素材の生かしかたや思いもつかなかった手法を聞きました。
驚くとともに一段と中華料理世界の無限さを感じ、僕なにも語れません。
一幕(一皿)ごとの芳醇さの変化、その香りの深いこと!
ただ・ただ集まったすべての男達が、豊かな3時間を過ごせたことに感謝です。

2007年10月26日金曜日

泣くな亀

「もーいいじゃん。やめておやんなさいよ!」
おいおい・君たちってそんなにエライの?TVメディアさま!(腹が立つわぁ!)
ある程度の常識人から見れば、あの父ちゃんには凄く違和感あったじゃん!
         (映像で流すべき人だったでしょうか?)
それを先日まで散々持ち上げていたくせに!(TBSだけじゃない!)
勘違いさせたのは、本人も悪いけどマスコミの罪業が一番大きいっすよ!
後ろ盾を失ったら、口の利き方まで掌返し!見ていて不愉快極まりねぇーざんす。
どー見ても吊るし上げですよ!(や・り・す・ぎ!)
超大手芸能プロダクションのゴシップには目を瞑り、無言を貫き通すその姿勢!
         (取り上げたのは週間文春だけじゃん!)
そんなキャスターやコメンテーターの言うことなんて、茶番もいいとこ!
第一こんな事、こんなに時間を割くことじゃないのでは?
TVメディアに携わる人って、叩いても埃が出ない聖人ざんすかねぇ?
僕なんか埃どころか脂までタップリ出てくるぜ!(黄色いのがドロリン・チョ!)

       今一番のお気に入り!
        CRAGGANMORE・12
叩かれて強くなる!生きてりゃー大なり小なり叩かれる。
それもけっこう気持ちエーよ!えっ・俺ってヤバイかも?
いいことあっても、嫌なことがあってもお酒で乾杯!明日頑張ろうぜ!

2007年10月25日木曜日

黄色い館

稲荷様の路地の奥、戦前までは伝染病専門病院があった北側に在ります。
昭和の初めに建てられた元写真館、砲弾窓があり木造のペンキ仕上げの洋館です。
黄昏時になると、屋根裏から夥しい数の蝙蝠たちが、
何かに操られるように飛び立って行きます。
その館の一室に入ると、朽ちていく家独特の匂いが漂い(乾いた苔のような!)
何時もSP盤のクラシック音楽?が流れています。(別れの歌やカチューシャの唄など)
時間の止まった空間で、
おもむろに僕は服を脱ぎ、豊満な肉体を静かにベットに横たえる。
やがてその人のフィンガー・テクで快楽の淵を彷徨い、時に苦痛に顔を歪めるアチキ!
   (プスッ!)
僕「先生~・い、痛っい~!」「息できへん~!」

先生「あっ!ごめん・ごめん・ツボ外しちゃった!」

全盲の60代の鍼灸師の先生、熱心なクリスチャン!

        トニー谷・ざんす!
          鍼灸師の先生・こんな感じ!

2007年10月24日水曜日

off-limits

セレクトショップ・鮨店・骨董屋・BAR・高級中華・場末の飲み屋・老舗
観光地の店・ストイック系珈琲店・今風蕎麦屋・看板の無い店・などなど!
入ってよい店、入らない方が無難なお店!佇まいと気配、匂い&第六感で判ります。
「怖そう!」「この店ヤバそう!」「気位高そう!」「お値段高そう!」理由は色々!
全部が上手く行くってわけじゃないけど、大体アタリ!失敗もそれはそれで楽し。
まぁ・「お値段高そう!」な店だけは、自然と自分の立場や領分に気をつけて、
ほんの少しの爪先立ちでガンバッテみます。(失敗すると一番痛いのもこれだもん!)
ジャンクな観光地の場末の飲み屋でも、僕ちゃん面白いエグイ店発見率高しざんす。

       アプレ
        怖いものほど見てみたい。
        知らない酒ほど呑んでみたい。