真夏日のような昨日の銀座で、予定していた店が臨時休業となりまして昼飯難民となりました。今さらドコも大混雑、んで、西銀座の『ウエスト』で上等なイレブンジズを。
GINZA SIXのサントリー山崎のヴィンテージショップを覗いたら、88,000,000円の値が1本の『山崎50年』(2005年リリース)に付いていた。カミさんとその前にある焼ビーンズ専門店でもらった試食品を齧りながら、「川越ならタワマンの最上階が買えるぞ」と呟いてしまいました。発売価格は希望小売価格税抜100万円がねぇ、今や88,000,000円(八千八百万円)だもの。売っているってことは買う人もいるってことなのか?そりゃ転売ヤァも笑いが止まらんだろうねぇ。スンゴいねぇ、変なバブルが到来か。
昨今は一般品の『山崎』も富士の高嶺より高値になりました。
ココだけの話、嗜好品として古き良き時代の『サントリー山崎』を愉しみたいのなら、ヤフオクやメルカリで終売品の『サントリーインペリアル』を購入するのがよろし。後期の響マークではなく、向獅子マークの特級時代のヤツね。発売当初の1964年の大卒初任給が21,200円であったのに対し、インペリアルの定価は12,000円だもの。状態の良いものを選べば、適正価格で潤沢に山崎の原酒がブレンドされたウヰスキーを愉しめます。口中でトロリと広がり、蜂蜜&ビターキャラメルな芳醇リッチなんだぞ、って知ったようなことをぬかすオレ。
ボトル(デキャンタ)はカガミクリスタル製ハンドカットっテェのも今じゃ考えられない。