2008年5月30日金曜日

1975

去年だったかミラノコレクションで、「痩せすぎのモデルはダメ!」
なんて話題になったけど、
三十数年前の『an・an』を見ると、
モデルさんは、今よりずっとナチュラルビューティーです。
いったい何が違うのか?お顔も体型も歴然と違いを感じます。
当時は「それが普通」と思っていたモデルさんたち、
今見ればやっぱ太めですねぇ!
美の基準は時代とともに変わってゆくモンなんですねぇ。

ケニー   久保京子

左は健康的な容姿で超売れっ子だった『ケニー』ちゃん。(パツパツ)
右は1975年当時の『久保京子』さん。(初々しいっス)

2008年5月29日木曜日

MYSTERY

男にとっちゃ「どーでもいいじゃん、そんなコト!」
でも女性は違います。

絶対、女性に年齢を訊いちゃいけません。(今更ながら、当然のマナーっす)

以前仕事関係の宴会で、
となりに座った女性に「私、小野さんの高校の後輩なんですよぉ~」
なんて話かけられて、ついうっかり「エ~ホントッ!お幾つなの?」
(この場合、その時代が多少でもシンクロしているのか?の確認作業でしかない)
その女性間髪を容れずマジ顔で、「それは秘密です!」(昔のクイズ番組かぁ~?)

「あっそー!」

長い間商売していたり、子育て(PTA)していると気づくけど、
巷間で女性の年齢をいちばん気にしているのは、♂より同じ女性じゃないかぁ?
女性はさすが本人には訊かないけど、第三者を通して年齢を聞きだすよね。
会話の中で唐突に、「ところで~○○さんて~お幾つなのかしら~?フムフム」
ってな感じでね。
知ったからって何がどーなるんダロ!(一応オジ男なんで、わっかっりっましぇーん)

ところがね!ところがよ!一定年齢に達した女性は、
その真逆で攻めてくる時もあるので、実に困ることが多々あるんだよねぇ。
嘘のようなコトだけど、こんな質問を投げかけてくるんだぜ。(ホンマ)

「私、幾つに見えます?フフフ・・・・・」
   (・・・・・・・・・ヤッベ~)
間違っても実年齢より上には言えないし・・・見え過ぎた嘘もワザとらしいし・・・
結局短時間で判断し、後者で返答するしかないワケですよ。(冷や汗)

「こう見えても私、来年還暦なのよ~!」(大きな自信が見え隠れ)

「エ~ッ・お若い!」(よかったドジらないで。ホッ!)

「こう見えても私、来年喜寿(77歳)・・・・・」
「こう見えてもアタシャ~、来年にゃ~茶寿(108歳)・・・・・」
     (ウッソ~~~・・・・・)

     KUNIYOSHI KANEKO・写真集

京都・島原のBAR『輪違屋』でタマタマお隣、後日頂いたサイン入り写真集っす。
      (渇いたエロっす!)

2008年5月27日火曜日

短編集

オジ、多感な思春期の頃の話。
片岡義男の短編集なんか読むと、登場する女性はいつも同じタイプで、
都会に住むcareer woman、細めのジーンズとハイヒールで大股に歩き、
そしてクール&ビューティー!(なぜかよくクランベリージュースを飲んでいた)
その短編小説を読むたび、オジは彼女達の大人世界にスッゲー憧れた。
もちろんクランベリージュースも飲んだし、缶詰のホールトマトも食った。(?)
     (そーゆーコトじゃねーべよ!)
当時大人になれば自分も仕事で高収入を得、
生活全般(モチ恋愛も)お洒落に生きていけるモンだと確信していたんじゃ。
       (幼かったのネェ~)

夢見る夢子的オジも、さすが50歳近くなると現実を知っちゃってるからなぁ~!
たまたま買ったこの本、ペーパーバック風『パリの酒 モンマルトル』(オキ・シロー)
エスプリの利いた一幕劇(ショートストーリー)ってあとがきにあるけど、チョイ微妙。
がんばってもストーリーに入り込めないのは、オジが汚れちゃったセイかしら!
読んでても、どーもこそばゆい恥かしさを覚えちゃう。(俗に云う、クッサ~イの連続)
「そんなコト、ありえネェ~ぜ!」なんて、エスプリに富んでないオジがそこに。
夢見る頃に読んだら、また違っていたとは思うけど・・・・・(やっぱ微妙)

  パリの酒 モンマルトル    カリラ

アイラが苦手になっちゃったオジが、最近気に入ってるアイラ。
サウンド・オブ・アイラ カリラ 14年 ニューイエローラベル 700ml 54.1度
 「こっ・これ美味~い・ぜひ皆様も・自分で買って・呑んで・みれば~ぁ!」

2008年5月26日月曜日

エミー・ジャクソン or 安西マリア

     LARSEN  S.A
       LARSEN S.A(COGNAC)
まだ5月なのにこの暑さ、ヤダ~・ウレチ~・もう夏じゃん!(出会い&恋の季節)
ん~・コパトーンのココナツの香りも懐かしや、江ノ島行くかそれとも大笑い大洗?

白い砂浜・青い海・エアーマットで沖まで出たら、二人の世界だラブチャ~ンス!
    (ラッキーチャンスは逃さへんで~!)
なんてコト考えちゃって、気が付きゃそのまた沖まで流されて、
どーにか浜までバタアシ金魚、戻ってみればお顔も背中も日焼けで火脹れ、
目当ての彼女は化粧も落ちて、「ギャッ!こんなお顔だったっケ!」
      (当~然ですが、自分のコトは棚に上げ)
気まずいムードで帰路につき、それを境に音信不通。
打ち上げる筈だった大輪の恋の花火は、
意地悪なお日さんに木っ端微塵に打ち砕かれた。
(あ~あ・30年から前の、伊豆白浜海岸での出来事、で~した!)

2008年5月23日金曜日

宗愚COLLECTION

わたくし1950年代の初めに、東京日本橋で生まれましたのよ。
ご縁がありまして、長いこと南国の洋品店で、
飾り窓の女(showroom dummy)として生きてまいりましたの。
当時最新のヘップバーンカットと流行のファッションに身を包み、
道行く人々が、涎も垂らさんばかりにウットリ見つめていたわ。
それだけわたくしの美しさは格別、羨望の的だったのよ。
あっそうそう、わたくしの名前は『久代』と申します。

      美しいマネキン

わたくしなぜか、第二の人生を『BAR・宗愚』で過ごさせていただいておりますの。
店主に請われて、南国からこの地へとやって来ました。
毎日『BAR・宗愚』のオブジェとして、シュールな気品を漂わせておりますのよ。
わたくしハンス・ベルメールの作品にも負けていないでしょう?(フフフッ)

あーあ!こんなこと書くと、またオジ『危ない人』に思われる、かな?
まぁ!『BAR・宗愚』は現実にある空想BARです。

今夜の『BAR・宗愚』での酒は『オールド・パー』、流れてるBGMはコレ!



大西ユカリ、メッチャ好きやねん!

2008年5月22日木曜日

愛燦燦

今、中年や熟年がブームなの?
本日朝のTVで、「なぜか今モテる40代の女性!!」をやっていたと思ったら、
今度はヤフー・ニュースで、カレセン(枯れたオジサン専門)の女性の話題。
『チョイ不良(ワル)おやじ』はとっくに古い!(LEONさいなら)

その娘たち、「ギラギラとエネルギッシュな男なんて真っ平ゴメン、
哀愁漂う枯れたオヤジがたまらなく好き!!」だって。(うっそ~・マジかよ!)

       愛があれば年の差なんて!

もし自分の娘が、「パパ、私の好きなヒトです」なんて、
おじいちゃん紹介されたら気を失うね。(♪今は もう 動かない~・・・・・)

        (まぁ~人それぞれ)

でも昔っから云う、『フケ専』とは何が違うのか?・・・・・(別に興味ねぇ~や)

2008年5月21日水曜日

ロボット

♪♪恋(いと)しさと せつなさと 心強さと
  いつも感じている あなたへと向かって
  あやまちは 恐れずに 進むアタチを
  涙は見せないで 見つめていてチョーだい♪♪

オジが何に感じているかって?
「ハイッ!掃除機です」(お掃除フェチなもんで!)←嘘

数年前、かのダイソンで大損してしまいました。(このオジちゃん)
スケルトンマジックに心動かし、買ったはいいがゴミ捨て大変、二ヶ月で故障。
(修理に出すのも厄介なので、日本製品に買い換えた)
あ~それなのに、懲りずにまた通販での掃除機の御買い物。
だって気になる商品が視界に入っちゃったんだも~ん。

     ラララ・無人くん・ラララ・無人くん
      オート・クリーナー(無人でも勝手にお掃除)
さっき試しに少し作動してみたら、「ん~・結構髪の毛を拾ってくれた!」
それより何より、その動きがなんか健気(けなげ)でいじらしかった。
吸引力なんか、どーでもよくなっちゃった気分。(ペットにしよーっと)
     (音がウルサいっス!)

2008年5月18日日曜日

山桜桃実る頃

茶道は総合芸術です。(茶の心には、華の心も)
京都は女性より、男性の茶道人口が多い街。(嘘か本当か、わしゃ知らん)
京町家の一般家庭にお邪魔しても、茶花が当たり前に生けてあるんだよねぇ~!

西麻布辺りの『ナンちゃって和食屋』によくあるような、
「ホ~ラッ観てごらん!こんなに桜の花を投げ入れてるこの店って、スッゲーだろ!」
みたいな、「すっげー下品ジャン!」的じゃない趣味の良さ。
もちろん花を生けるには、知識・教養・計算・センスがあるはずなのに、
季節季節の山野草が、自然な佇まいで迎えてくれる。(ん~好きやワ~)

オジも花で移り行く季節を感じ、
その感性の鋭い自分自身に、あらためて驚くコトも多いっス!(馬鹿で御免)
花が先か花器が先か、お見立てはケースバイケースです。
そんなこんなで、オジお気に入りの花器二点を御紹介。

 古備前   飛青磁写し

左は銀座の骨董屋さんで見っけた『古備前・鶴首』です。
こーゆー物は使い勝手が良いんじゃよ!夏椿一輪で絵になります。

右は京焼きの物故作家の作品で、『飛青磁』です。
(この作家、当然美術年鑑にも載ってる)
とある道具屋さんで、リサイクル物に混じって転がってた。
     (ちゃんと銘も箱書きもあるのに)
どっちもお高いモンじゃありません。なんせ右は¥4.500でした。

道楽

昨日御来店のお客さま二人から、
「あらっ、今年は三社祭りに行かないの?」って訊かれた。

「痛っ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

元来江戸の粋と云うもんに興味があったオジ、
或る日浅草演芸場の帰り道、突然好奇心の神さん降臨!
オジの精神の天井から、『御輿を担ぎたい』って垂れ幕が下がってしまった。
  (そーなると、サァ大変!)
どーやれば担げるか?・・・・・「そーだ、(指パッチン)浅草に住もう!」
結構本気に考えたけど、仕事や家庭を考えりゃ無理。(実行しちゃったシェフもいる)
そーゆーコトで前にも書いたが、浅草で長唄・日本舞踊を習っていたワケよ。
  (半纏を入手しなけりゃ、御輿は担げないのがキマリ)
    
でもある程度やると、「もう~飽~きたっ!」ってゆーのがいつもの悪い癖。
  (それでも三社祭りは、十年以上ガンバったんだけどねぇ~)
街も人々も浅草は面白かったなぁ!
江戸と粋との意味合いも、ほんの少し見えたような気も・・・

趣味でも好みでも、数年とて同じスタンスは保てないオジ、
次はナニが来るのやら。(ワクワク)

次はコレかぁ~!『ルアーフィッシング』

     ルアー(ヤフオクで¥3.000)
       デッドストックのルアー(昭和40年代)
本当にこんなんでお魚釣れるの?このオマヌケ顔が愛おしい。
(お魚は生臭~いので、オジにはトッテモ釣りは無理)

2008年5月16日金曜日

舶来品

こんな書籍を買いました。

     ショーウインドウ
     『銀座のショーウインドウ』(六耀社)
130年間の銀座のショーウインドウのHISTORYです。

オジが幼少の頃(んっ?)、まだ舶来品なんて言葉が当たり前に使われていました。
洋服生地・ウイスキー・帽子・靴などなど、一般庶民には憧憬・羨望の的。
     (つーか、見るだけで終わり)
ヴィトンなんて誰~も知らず、シャネルなんて香水屋だとばっかり思ってた。

当時は大都会東京とはいえ今より外灯は暗く、
ショーウインドウからは美しい夢世界が、キラキラ輝きを放っていましたねぇ。

オジは今もショーウインドウ・ウォッチングが好きです。

先日もみゆき通りを歩いていたら、「アレ~ッ!この店センスいいじゃん!」

目を凝らして見ると、

「な~んだぁ!ガラスに映った俺じゃん!」(ジャン!ジャン!オチ古っ!)

昔デパートの階段の壁に埋め込まれた小さなショーウインドウに、
洋酒の大人的ディスプレーが飾ってあったっけなぁ。
     
    ジョニ赤
     特級時代のジョニーウォーカーの赤です。

2008年5月14日水曜日

flashback

ハンバーガースタンドで~、(ロッテリアかジミードーナッツ)
俺たち待ち合わせて、(30年から前のコト)
その娘(こ)の親父(社長)の車、勝手に乗り回してたっけ。

なんて浜省の『ラストショー』みたいな青春もあったんよ!オジにも。
思い出すのは、たしか今日みたいなドヨ~ンと雲の立ち込めた雨上がり、
とある土手外の飛行場(セスナ専用)で、若い二人は翼のように両手を広げ、
         「ア~ッハッハ・・・・・」
夏草の中、デニム(studio54のペグトップ)の裾を濡らしながら走ったっけ。
      
    「OH~・なんてワンダフルな青~春!!!!!」

(まぁ・ブログですから話半分・・・・・以下ってゆーことで!)

      三角ナプキン立て

たしか『ジミードーナッツ』(だいぶ前に閉店)にもあったナプキン立て。

2008年5月13日火曜日

あなたのおかげ・・・さま

朝の仕事始まりが1時間遅れると、終わりは3時間位ズレ込みます。
昨日の早朝御見えになったテレビ取材、「アポ無しで突然なんですがぁ~、宜しく!」
なーんて、初めてだぜぇ~!   (スッゲェー、さすがテレ東)
お話を訊くと、古くからのお得意さんの紹介とのこと。(マジ~)
一応チャンと対応したが、やっぱ時間がズレ込み天手古舞い。(ヘトヘト)
「お願い、アポイントメントだけは頂戴な!」

午後は午後で、諸事情・緊急事態(結果は、ホッ!でしたが・・・)・モロモロで、
友人たちとの御会食『Le Mange-Tout』(市ヶ谷)を土壇場キャンセル。
弟子の豆助を市ヶ谷まで走らせ、キャンセルの手続き済まさせた。(ゴメンネェ~)
    (谷シェフの親切な対応に感謝いたします。)
(まぁーその後、豆助は『神田・鶴八』でお鮨食べたのでご機嫌でしたが・・・・・)

     福助さま~
     四日市万古焼の福助さま(江戸時代末期)

朝からズーっと忙(せわ)しなかった昨日、いろんなことで怒涛の1日でした。(ふぅ~)
      「まぁ・そんな日もあるよねぇ~」

2008年5月11日日曜日

lovely

一昨日ヘアーサロンに行ったら、担当の天君いつもと違う前髪cutで攻めてくれた。
    (いつもは直線、今回は湾曲)
ちょっと長めの『山崎邦正』って感じ。 
「それって嬉しいかぁ~?」って娘に言われたけど、
オジ的には「ん~・いいジャン!気に入ちゃった!」(なにをやってもサマになるアタチ)
(因みにオジが意識してるのは、畏れ多くも安藤忠雄氏なんですが・・・・・)
オプションの顔面エステ&化粧水一本分のパックで、お肌ツルツル剥き玉子!

いつも仕事中は手拭いを被っていますが、昨日たまたまそのまま店番。
常連のお客さま数人に、「あらー・ヘアースタイル変えた?」なんて聞かれ、
「エ~、マァ~!」なんて返事をしながらお釣りを渡すと、
お客さま、心なしか『疑惑』の目つきでオジの前頭葉を凝視しているような・・・・・

  「おら天然毛髪だい!メリノウールより最高級だでぇ~!」

      パトラッシュ
           ベルギービール『Patrasche』
あの名作『フランダースの犬』ラベルのビール。(涙無くして観れようか!グスッ!)
パトラッシュはラブリーなのに、どーしたのこのネロ!(可愛くない、つーか怖いで)

2008年5月10日土曜日

SENSE

オジは物事を深く追求しない(出来ない)たち。
とくに音楽は感覚神経が心地よいとか、ビジュアルがイケてるとかで選ぶ。
         (あとレコジャケも大切なポイント!)
今回の御買い物はコレ!

     ミラクルズ
      『HI WE‘RE THE MIRACLES. . .』
Smokey Robinsonが、ほ~んとセンスいいんよ! コレじゃ!
素人目のオジが見ても、「ナイス才能、すっげ~カッコいいじゃん!」

一曲目と三曲目が『ミラクルズ』、
とくに後の『Doin' Mickey Monkey』のモンキーダンス、カッコいいでぇ~!
二曲目は、かの確執&骨肉相食んだ『シュープリームス』の『Baby Love』
 (なぜって?映画ドリーム・ガールズ観れば分かることじゃ)

  (偉そ~でしょ~僕!知ったようなこと言ってるだけよ~ん!)

2008年5月9日金曜日

Lesley Hornby

  Twiggy・1967・10   Twiggy・1967・7

Swinging Sixtiesの顔、Twiggy!(イカしてる~)
オジ何がスキかって?60年代のロンドン・カルチャーじゃい!
マリークワント・カーナビーストリート・ケンジントンストリート・PVCドレス
モッズ対ロッカーズの乱闘・ジーン シュリンプトン・BIBA・etc
みんなイカれてて、カッコいーじゃん!

           PINWINNIE・12(古酒)
               PINWINNIE・12(従価) 
このボトルのラベルデザインは、
十字軍遠征の際に、各家が使用したものをイラスト化したものだそーですが、
どー見ても60年代ロンドンじゃん!カックいい!

アーモンドの木の下で

先日TVで女性タレントが、街中で男性とすれ違った時、
「その人のつけている香りで、昔の男(ひと)を思い出すときがある」
なんて言っていた。(へぇ~)

ソレは女性特有のモンじゃない?(男には無いでしょう)
男にゃすべてが十把一絡げ、
ただの化粧品の匂いで、思い出の女性とはシンクロしないんじゃない。
そーゆーとこは女性の方が、自分の鼻腔の記憶を楽しんでるよね。
          (もしかしてトラウマ?)

     アーモンドの花の香
         SERGE LUTENS『LOUVE』
久々のTHE GINZAで、SERGE LUTENS『LOUVE』をお買い上げ。
主軸になっている香りは、アーモンドの花だそうです。
そー言われてもオジ、アーモンドの花なんて見たことも嗅いたことも無い。
    (ツマミでブルーダイヤモンド・アーモンドは食べるが!)
まぁ・解りやすく言えば、神田・龍水楼『桂花入り杏仁豆腐』の香りってトコかなぁ~!
(アタチ、食いモンの記憶はパーフェクト!ざんすのよ~ん)
オジここのとこ、香りはSERGE LUTENS一辺倒です。
     天然香料はやっぱり心地よい。

2008年5月7日水曜日

こうなったのも巡り合わせでしょう

      キャンディーカラー

「オォォ~・たまら~ん!」って品物、おかげさまで今日入手。
キャンディーカラー、それもオジ好みのグリーン系、
でもファイヤーキングでも、30年前の文化屋雑貨店でもありません。
昭和20年代位(たぶん)のガラス製インク壺です。(もちろんデッドストック)
     「ど~・イカすでしょ~!」
その昔、宣伝のために会社名などを入れて配付した品物ですね。
かすかに『小山商店・日本橋浜町』って字が読み取れます。
本日古い箱から開放し、オジの書斎に鎮座していただきました。

         昭和のモダンの器たち
             (コロナ・ブックス)
『昭和モダンの器たち』を読んで、自分の審美眼の正しさに改めて「ブラボ~!」
          ブーム到来!←(そのうち)
懐かしい昭和30年代・40年代の器たち、まだ地方の瀬戸物屋にありそうな品、
今の時代では考えもつかないデザインが、かえってアバンギャルドでステキです。

2008年5月6日火曜日

連休最終日

お店は7日まで休みですが、掃除などの下準備で明日からお仕事。(ホッ!)
数日の間にすっかり体内時計がズレたので、ちゃんと元の状態に戻さないと。

親父の時代は、休みなんて無いに等しい状態でした。
当時は「あ~人間らしい生活がしてぇ~!」なんて、
若かったオジはいつも思っていた。
今やっと連休もとれるようになったのに、
なにか自分の心がざわめいてしまうんだよねぇ。

「あの日、親父は働いていたよなぁ!」なんてね。

さぁ、晩酌でもすっか!早く就寝できればいいんだけど・・・・・なぁ。

       BELL`S
         特級・BELL‘S 12

もう・ナツメロだけど、このビデオクリップ、オジ好きなんだよねぇ。

2008年5月5日月曜日

お出かけ

昨日連休に入って初めてのお出かけ、首都高もデパートもどこもかしこも大渋滞。
やっぱりオノボリさんの多い銀座(オジも)、歩きづらいったらありゃーしない。
それぞれのペースで歩いたり止まったり、ベビーカーの車輪に轢かれたりね。
                               (イテェ~よ、ママ!)
それでもたまに立ち止まり、ホコ天の灰皿で一服する時など、
垣間見える人それぞれの銀座を楽しんでいる姿、「んー・やっぱいいわぁ~この街」

いつもの地下駐車場に止めて外に出ると、木挽町界隈はお祭りで御輿がでてた。
采女橋近くの神酒所では、その場を仕切る粋な銀座のオジいちゃんたち、
「ん~・イカしてる!」、もう江戸には初夏の風が吹いていました。

お買い物してお昼ご飯食べて、銀座『ウエスト』でティータイム。

   アイスクリームソーダ    バナナサンデー

オジは『アイスクリームソーダ』娘は『バナナサンデー』カミさん『日本茶』で寛ぐ。
(ここで使ってる生クリーム、まさに本物すっげークオリティー高いで~!)
よく磨かれた銀器や純白のクロス、姿勢の良い言葉遣いの丁寧な従業員さんたち、
銀座らしい正統派のティールームです。(オジ、この店好き)

2008年5月4日日曜日

書斎

     モンブランって言っても、栗のケーキじゃねーよ!

ロックフォールチーズを食べると、青インクの味を思い出す。

まぁ・そんなコトなど、どーでもよいことで!
先日ガラスペンのペン先を買ったら、それに追随するモノも欲しくなった。
自称文房具フェチのオジ、妥協はキライじゃ!やっぱインクもそれなりに。
      (コレがオジ流じゃい!)
てなワケで、今度は1960年代のオールドインク・MONTBLANC製を買った。
(ドイツの文具店の倉庫に、40年数年もの間眠り続けていたそうです)
こんなモンが、意外とお値段高かった。(マジ~・みたいな)
来週はやっぱそれなりに、またカッコいいインク壺をアップします。

ついでにもう一つ、「こりゃ~お洒落でえ~わ!」的なモンもお買い上げ。
「タダの紙切れ?」と思ったら大間違いのお便利グッズ。
オジ御贔屓の『Santa Maria Novella 』の『アルメニア紙』ダス。
1箱(18枚入り)Made in Italyダス。

     湿った焚き火の匂い
 
知ってはいるとは思いますが『Santa Maria Novella 』は、
イタリアのフィレンツェにある世界でも最も古い薬局の一つで、
小説&映画「ハンニバル」にも出ている有名なところです。
    (京都や銀座にも支店があるよー)
小さな赤い箱に香りの紙が入っています。
紙をそのまま引き出しやバック、服にしのばせたり、
お皿の上で燃やしてお香として使います。
トスカーナの古い教会の香がします。(ウソウソ、湿った焚き火の匂いズラ!)

2008年5月3日土曜日

感動をうまく表現できない僕

Amazonに頼んでおいたブツが朝っぱら届いた。
「いや~ん、ウレチ~」
熱っぽい思考力のない脳味噌で、(普段ならあるか~?っちゅーと疑問だが!)
『銀座二十四帖』(1955・日活製作)と『暖簾』(1958・東宝製作)を愉しむ。

   山田五十鈴がエーよ!     浅丘ルリ子が子役で出演

『幕末太陽傳』などで知られた、鬼才・奇才・天才・川島雄三監督の作品で、
後者は以前観たことはあるが、『銀座二十四帖』はお初です。

『銀座二十四帖』は文句なしに楽しめる。当時の銀座という街がよく描かれていて、
「懐かしい~」の連続でした。(まぁ、オジが生まれる4年前ですが!)
その後に続く石原裕次郎や小林旭の、日活黄金期の原点的作品に感じました。
テーマ曲が森繁久弥の『銀座の雀』っつーのが、とーっても「いーんじゃない!」

『暖簾』、これはオジ世代以上だと胸がつまるんじゃないか!
森繁久弥・山田五十鈴・浪花千栄子などなど、「ん~、素晴らしい!」(涙)
磨きに磨いた、その芸の上でのリアリティーの凄さ。
いつもながら浪花千栄子の演技には、
「貴女は、いったいどんな人生を送ってきたの?」って想ってしまうほど!
 
「昔の方がよかった」なんて言いたかネェーが、「やっぱ昔の方がよかった!」
           映画も役者も。

2008年5月2日金曜日

薄れ行く意識の中で

オジの仕事って、
風雨が吹き荒ぶ荒野を行くような、毎日張り詰めた緊張の連続なんよ。
それでも30年間病気で仕事を休んだ事は無い。(きゃ~男らしー!)
引き締まってはいないけど(肉体)、元来病気とも無縁のオジの身体。
でもなぜだかいつも、オフに入ると熱が出ちゃう。(昨日から38度)
ん~オジって、な~んて繊細な神経を持ち合わせているのかしら!(戦士の休息)

朦朧とする意識の中で、思い起こすは道頓堀の『今井』の饂飩。(なんでぇ~?)
「だって好きなんだモーン!」一っ箸で全部手繰(たぐ)りのイッキ食い。(たまらん)

朦朧とする意識の中で、
思い起こすは告白さえ出来なかった、あの女性(ひと)のこと。(オジと同い年)
その情熱的な瞳と大柄な身体、ナイスにバンプな魅力を持ったひと。

     パーフェクトに好き

「燃えろいいおんな、燃えろナツコ~」の小野みゆきちゃん。(好きですねん)

2008年5月1日木曜日

息抜きの頁

生まれが良いのか、育ちが良いのか、
内臓系料理や生肉テカテカ系料理がチョイ苦手。
友人たちとのお食事会のお誘いも、肉がメインだと不安がよぎる。
いつだったか恵比寿『フレーゴリ』で肉三昧の会、最初が『馬のカルパッチョ』、
なんだか解らない赤や黄色や茶色の部位が、ぜ~んぶ生で湯気まで出ている。
                       (ひょえ~)
御一緒した料理人やフードジャーナリストたち、
ワインをガブ呑みしながら、生肉を「ジュルン、ジュルン」音を立てて食っていた。
精神的には、その姿にも前を向いたまま少しずつ後退しちゃったオジ。

「てっちゃん、遠慮してたら無くなっちゃうよ、これ食べ~・・・」

相変わらず空気の読めぬA氏、オジの取り皿にタップリ部位別に盛っちゃった。
    「余計なお世話、止めちくれ~!」

♪♪目を閉じて~息を止めて~  (ゴックン・汗タラ~!)

      続・東京裏路地懐食紀行
     続・東京裏路地懐食紀行(ミリオン出版)

いや~オジも甘いね、まだ東京にはこーんな食の地図が。
こーゆうシチェエーションは大好きよ、でもオジはウンコ臭いモツはちょい無理。
「だけど、涙がでちゃう、男の子だモン!」
お好きな人にとっては、たまらんガイドブックになると思うよん。