2021年6月13日日曜日

WEST

ありゃりゃ、お江戸はけっこうな人出ですねぇ。銀座はコロナ以前とまではいかないけれど混雑しとります。目が覚めてから明日の仕事の下準備後に、無性に珈琲が飲みたくなって銀座まで車をブっ飛ばす。そしたら人人人で、目当ての専門店はだいぶ待ち時間有みたい。しょーがないね、西銀座まで歩いて『銀座 ウェスト』に落ち着く。ここでも40分待っての話だけどね。

冷房も強めで極楽極楽。上品な紳士淑女の店ですから、こんなボクにはびったしです。いつものメニューをスピーカーからのクラシック音楽とともに。なんてね、思わずサンドウィッチ持つ手の小指も立ってます。

娘二人も片付いてしまったので遊んでくれないし、カミさんも別用で今日は独りボッチ。それはそれで悪くはないんだけど、少し時間を持て余すのね。
まぁね、二週間ぶりに外気に触れただけでも良しとして、風月堂のカスティラの無人販売所で一個購入し、数寄屋橋で去年のサマージャンボ宝くじを換金し帰路につく。
ちなみに宝くじは300円×100枚買って9000円の当選金でした。








2021年6月8日火曜日

Balut

フィリピン在住歴の長かった長女が近所のベトナム食材屋でバロット(孵化直前のアヒルの卵)を買ってきた。ベトナムではチュンヴィットロンと言うらしいが。

超ハードボイルドに茹でてから「騙されたと思って食べてみて、美味しいから」と言うけれど、焼き鳥だって焼肉だって内臓系は食べないボク、レバニラさえ無理だもの。店選別でフォアグラは食うけど。

「マジかよ、毛(羽)が生えてるじゃんか」上部の殻を破って液体をすすり上げてみた。

いろいろと想像しちゃダメですよ、喉から落ちないからね。一緒にベトナムコリアンダーも忘れずに。

味は悪くはない、悪くはないんだけれどねぇ、ビジュアルで萎えてしまうのよ。


<<閲覧注意>>



ネコにゃんにゃんにゃん イヌわんわんわん カエルもアヒルもガァガァがぁ・・・・

「あのねのね」なんだけどね。

2021年6月6日日曜日

Takao Aeba

10キロの減量で出来なかったことが出来るようになった。片足立ちでソックスが履けるようになったのね。年齢的なことと思っていたけれど、なんてぇこたぁねぇ、ただ単にデブの弊害だったんだね。ここんとこ自分自身の再発見が多いですよ、ヘヘヘ、、、


だいぶ以前のこと、NHK『週刊ブックレビュー』で故・饗庭 孝男(あえば たかお)氏の随筆『故郷の廃家』を知り購入。司会者の児玉 清氏が、感動が静かに重く心に迫る随筆と表現していたような。なに気に入手した随筆だったけど、読み進むうちに何度か胸が詰まってしまいましてね。今もボクの至極の一冊であり焼き付いた心的情景なのね。


そんな随筆によって購入に至った茶碗がこれなのです。
これは江戸期に肥前で生まれた陶器だけど、初めて見た時にボクの心象風景と合致したしたからであります。器の景色が随筆の舞台である(びわ湖)湖西北なのね。枯れた陶土に刻まれている白象嵌は、骨董屋曰く「白雲に鶴」でしたが、ボクには雁(かりがね)飛び立つ湖西の夕暮れなんだよなぁ。
茶を愉しむことはイマジネーションの増幅だもの、ボクはボクで。

んで、銘は『湖西玉響(こせいたまゆら)』でどうかな。




2021年6月2日水曜日

Chinoiserie

今、入手したい(抹茶)茶碗があるのだけど、どーしよ。
江戸期の茶碗で、時を経た枯れ具合と掌にしっとりと馴染む風合いがとてもよろし。
還暦を過ぎたあたりから「これ以上、滅多なことが無いかぎり物は増やしません」と決めてはいたけれど、その滅多に無いことが今起きているのだよ。まーね、不思議にボクには「滅多に無いこと」が多いのも確かだけど。

も少し熟慮します。

たぶん購入するけど、、、

それがワタシの生きる道。



それとは別に、どこにでもあるウイローパターンの器蒐集が軽いライフワークです。ボクの場合「不揃いの美」を良しとしてますので、食器全般をセットで揃えることはしません。棚にはいろいろな時代のいろいろなメーカーが重なり合ってます。ちなみに豆助の朝食用プレートは、かれこれ10年以上一枚のSpode製です。
今回入手したコレは戦後間もなくの頃の品で、五寸(15,5cm)の雑器も雑器、瀬戸焼のブルーウイローの皿なのね。完成度が低いって言うか雑と言うか、磁土はパフパフ、銅板転写もおざなりな仕上なんだけどね。ところが骨董屋で(皿と)視線が合っちゃった。んで、皿に懇願されて(そんな気がして)お持ち帰り。美術館級だけが素晴らしい骨董じゃないんだぜ、っと。井戸茶碗しかり、こんな雑器こそ千年後には美術館に収蔵されるかも。そりゃ無ぇーわ。

楼閣、柳、恋人と恋敵、やがて悲劇の末に鳥となり羽ばたく二人、悲恋の物語が題材のシノワズリ柄なのに、くらわんか伊万里と同じに控えめでいじらしい。そんな佇まいに惹かれてしまうのだ。