2010年8月30日月曜日

Delicacy

   

若い頃、男同士で温泉なんかに遊ぶと、
誰もいなきゃ、おフザケしながらの入浴が相場でした。

当時、暇さえあれば行ってた四万温泉の露天風呂で、
秘技『ライオンの昼寝』をセット完了し、(下品な宴会芸)
いざ向きを変えようとしたら、
後の窓が開いていて、オバちゃんたちにすっかり見られてたコトも。
(ギャッ!なんで男湯にいるのよ~?)
そのオバちゃんたち、爆笑しながら、
「へぇ、男湯は広いんだねぇ」の言葉を残して消え去ったっけ。
  (消したい記憶)

修善寺の『独鈷の湯』でも、
「エエッ、こうなってるんだぁ~、これじゃ恥ずかしいよね」
なんて言いながら、
次から次へ覗きにくるのは、なぜかオバちゃんたち。
(こっちの方が恥ずかしいわ)

昨日も昨日で夜明けの一番風呂へ行きゃ、
すでにオバちゃんがいるではないか。(裸じゃネーヨ)
(ヤベッ、女湯を開けちゃった)
と思ったら、
「ごめんなさーい、ちょっと見学してたのよ」
「男湯の方が大きいのね~」

オバちゃんて、なんておおらかなんざんしょ。

立場が逆ならショッピかれるけどね。
(男女同権でお願いしますよ)

2010年8月29日日曜日

お達者

その昔、家族旅行で泊まった宿に行ってきた。(両親&姉弟で)
あれから45年経ち、
30代前半だった両親も、あと少しで80歳、
娘も倅も50代となりました。(当時オジ幼稚園)
よくぞ皆、ガンバって生き抜いてくれました!って想いですな。

宿は当時とは経営者も代わっており、
懐かしい木造平屋の老舗旅館も建て替えられてた。

ただ、宿の前の大海原は当時のままだったんじゃね。
   (写真は部屋から)

   



あっという間の半世紀、
親父もすっかり爺さんですぜ。

旅先で一緒に酒を呑む。
親父が愛おしく思える。

オジ「親父、来て良かった?楽しいかい?」

親父「ぜんぜん」

(・・・・・・・・・・・・・・・)

コリャ長生きするわ。

2010年8月26日木曜日

Thank You

   

さっき、オジの夢に祖母が現れたんだな。(没後30年)

舞台は幼かった日の情景でして、
その夢の中ではなんの懐かしさも無かったけど、
目が覚めてから、
なぜか思慕の念でキュンとなるんだよな。(感慨)

最後に墓参したのは、思い出せぬほど前になってしまった。
いけませんな。
祖父母あっての今のアタシですからね。

あなた達のオカゲで、
『調子こいた人生』を送らせて頂いてます。
  (今日も明日も明後日も)

   

2010年8月25日水曜日

UV


日焼けはお肌の大敵です。

(でもなぁ)

今年の日本のオバちゃんたち、(限定)
なんでアラブ系になっちゃったのでっしゃろ?

でっかい帽子(鉄工所風サンバイザー)とロング手甲、
ビラビラのぐるぐる巻きスカーフに真っ黒なサングラスまで。

そんなスタイルでチャリ乗車、(危なくネェ?)
道で挨拶されても誰だか分からんよ。

思わず、「すっごいカッコですねぇ」

「エヘッ、日焼けが怖いから、エヘッ」

たしかに『色白は七難隠す』ですからね。

プッ!

(微妙でゴザンすよ)

2010年8月23日月曜日

COMPLEX 

小学生の頃、鏡も見ないで親父の髭剃りを悪戯し、
眉毛をバッサリ落としてしまいました。
それ以来眉毛が薄いままで、
見ず知らずの人に、よくハングルで話しかけられます。

昨日、カットついでに縮毛矯正を施してきました。
今度こそ、爽やかに石黒賢風になるつもりだったのだが、
(やっぱ日村やん)
前髪が一直線に揃ってるせいか?なんてね。
(ハイハイ)それ以前の問題ですね。

   

<余談>
本日のこと、お世話になってるご近所さんに、
「小野さんは、いろんな所に食べに行かれてるんですって?」って。
(ん?)
「小野さんのブログをうちの娘が読んでるのよ」
(ギャッ!)
女子大生の娘さんが読んでた。
それも赤ちゃんの頃から知ってる子に・・・
(ヤベ~、っつーことは、パンツの話も読まれてる)
ご近所じゃ、上品なナイスミドルで通しているのにぃ。
(ウソだぴょーん)
Oさんのお嬢さん、お願いだから言わんといて !
とくに、ご近所の五月蠅いオバはんたちにはね。(プロミス)

2010年8月22日日曜日

Miracle Drug

寝ないで遊んでも、
まーったく平気だった時代もありましたが、(ブイブイ)
50歳の今は、体内時計(概日リズム)に導かれ、
豆腐屋的独自のリズムを刻み続けてます。(神の思し召し?)
それがね、
たーった一週間休んだだけでもリズムがズレまして、
数日は仕事の勘が戻らないんだねぇ。(ガタガタですわぁ)

   
         CAOL ILA 1980_30年(52.2%)
        DUNCAN TALOR社 オクタブ(小樽)

今日は定休日、
「ゆったりと、精神と仕事のツジツマを合わせましょ」っと、
ニューリリースのシングルモルトを御開栓。(ウフフ、アッハッハ、イッヒッヒ)
30年モンのカリラ(CAOL ILA)だぜぃ。

「オオッ、いいねぇ」

想像してたより、
オイリー&フルーティー&相撲きぃ~だぜ。

1980年蒸留ってことは、
オジが疲れを知らない二十歳の年ですぜ。

     

2010年8月21日土曜日

Price

電化製品の量販店で買い物すれば、
それだけでも充分安いのですが・・・・・

知人のTちゃんに、
「ええぇぇ、小野さん交渉しないのぉ~?
 言えばかなり値引きしますよ」
(マジッっすかぁ)
「ポップの値段で買っちゃダメですよ」
なんて言われてしまった。

でもなぁ~、交渉は苦手だし~、エエカッコしーだし~、(大阪人じゃネーシ)
でも背に腹はかえられないコトもあるし~、悩ましぃ~。

まぁオジの場合、
旧い付き合いの電気屋さんがいるので、
滅多に量販店は利用しませんが。

誰でも知ってるコトでしょうが・・・・・

来月京都まで行きますが、
昔は『みどりの窓口』で新幹線チケットを買い、
ホテルは電話予約で直接取ってました。
それが今じゃPCポンポンポンで済んじゃうだな。(JTBだけど)
パック料金なら、ほぼ正規運賃だけで宿泊もできるっつーわけよ。
『京都ホテル オークラ』が、宿泊料無料なようなモン。
そのうえ朝食(¥2,500)付きでだで。
知らなきゃ+2万円~ だもんな。(シングル)

「これってどーなのよ?」
なんて言いながら、ホントは実にありがたい。
世の中から『定価』が無くなりましたね。

浮いたお金できれいドコ。「万歳」(マンセ~)

   

ここでは値引きは御座いません。(マケちょびれ~)

2010年8月20日金曜日

マルベル堂


野暮用で昼の浅草に。             
時間潰しでブラブラし、
汗ダクに悲鳴をあげて喫茶『ブラジル』に。
ここは素敵に昭和なんだな。
(インテリアもメニューも店員も)
ああっ、氷レモンで生き返る。

気力が蘇ったトコで、新仲見世を冷やかして歩く。

お久しぶりの『マルベル堂』で、
懐かしいナオンどもに再会したで。(購入)


ご存知、高見エミリーちゃんなんだな。
少女フレンドの表紙モデルで一世を風靡、
青春ドラマでも活躍したハーフなんだ。
結婚を期に引退しちゃったが、
相手が鳩山邦夫さんっつーのも驚きでした・・・・・(ナゼ?)





ハーフならこの人も!
松尾ジーナちゃんも好みだったんじゃ。
ノリノリの能天気ポップスもお似合いの可愛ささ。

  
  



  

オジが物心が付いた頃、世は日活映画黄金期でして、
映画館の絵看板は、そりゃ華やかな夢世界でしたぜ。
当然必然、幼心に芽生えたバーチャル的恋心も日活女優でして、
(左)知的で清純な『芦川いずみ』さん。(現・藤竜也夫人)
(中)今もオジ的№1美人女優『笹森礼子』さん。
(右)日活ではないが、TV女優の『珠めぐみ』さんも。
エロチックさが魅力の大映女優、
『川崎あかね』さんのブロマイドが無かったのは残念でした。

こんなん見ながら酒呑んで、おいらもすっかりジジイですわ。

「昭和も遠くなりにけり」

ついでに、こんなモンまで買ってしまう俺ってナニ?

     

(真ん中)今は亡き東MAXの父ちゃん。(トリオ・ザ・スカイライン)

2010年8月19日木曜日

正宗川味

   

連休も明日で終わります。
昨晩はは神泉(渋谷区)の『文琳』にて四川料理。
暑い夏は、ここの料理が無性に食べたくなります。

当然辛い料理も数種含まれ、(特別コース)
鍋中の唐辛子が焼ける香りに、思わずムセそうになるんだね。

   

山椒が口中を痺れさせ、バリバリと唐辛子は炸裂し、
辛い、熱い、でも美味い。
けど、よくある激辛料理と違い、
舌に痛さが残らないんだな。
ああ、汗が止まらない。(スッキリ)
「河田シェフ、旨いです」

〆は当然『土鍋の麻婆御飯』で。(追加でタンタン麺も)

2010年8月18日水曜日

Break

   

ちょっと前までは大行列店で、(それもウリに)
口にするには、けーっこう労力を強いられた。
ブレイクすればするほど、
その反動は大きいですな。

PIERRE MARCOLINI

今は待たずに入店でき、静かにゆっくり楽しめる。
混雑が激しい頃の接客と違い、
個々のお客さんに対する対応も良いですね。
これこそが本来の姿なんだけど。

話題の店に並ぶお客様は好奇心が旺盛で、
「あそこは食べたコトあるから、もういいわ」と、
その大半は次の新店を目指してしまうんだね。
とくにスイーツ系の店って、本当に怖いと思うなぁ。

DEL REY

ベルギー・アントワープが本店で、
PIERRE MARCOLINIよりずーっと高額なんだな。
チョコレートはもとより、
味はごくごく普通のアイスクリームが、
一個(小さい)¥2,300にはブっ飛んだっけ。(限界超え)
ところが予約が困難だったカフェスペースも、
いつの間にか撤退してた。(銀座店)

そのかわりコレが!

   

テイクアウトのカキ氷なんだな。
¥350っつーのもウレシ。

2010年8月17日火曜日

発汗

里帰りしてた豆助がカムバックし、
「じゃー、昼飯でも食うか」
と、銀座『福臨門』まで。
と言っても、リーズナブルな飲茶ですから。

今日も暑い。
アスファルトの照り返しを全身で感じ、
並木通りの店まで歩いた。(暑さで死んじまうよ)

デニムに汗ビッショリのボタンダウンで入店。
(昼の飲茶ですからね)・・・と思ったのは甘かった。
周りを見渡せば、そこはやっぱ世界№1の福臨門、
身なりの良い紳士淑女の御歴々さまで満席でした。(冷や汗ツ~)

飲茶とは言え、さすがにここは旨い。
薬膳を謳っているわけじゃないが、
食事中から肉体の新陳代謝を感じずにはいられない。
だって、汗が噴出しボッタボタ額を滑り落ちるんじゃ。
(あっ、豆助も)
さすが中国四千年、身体も心も浄化されてゆく。

   
       パクつく豆助。(いまさら目隠ししても・・・)

感心しきりで食べてると、
なにやらサーヴィスたちがざわついている。
「空調(エアコン)が全然きいてないよー」
「電話するあるよー」

(あっそー、そーゆーコト)

2010年8月16日月曜日

CROSSWALKER


「はくだけで痩せちゃうの?」

噂では知ってました。
遅ればせながら、
『はいて歩けばエクササイズ』パンツを入手。
ワコール製クロスウォーカー(CROSSWALKER)なんだな。

プレゼントしてくれたデブ友ABE君、 
「太目にはいいらしいよ」と。(それも三枚も)
パッケージには、
<はいて、歩いて、体脂肪を燃やそう>
とあるが・・・・・・・

(ホンマかいな?)

実際はいてみると、
スタイリングに色気は無いけど、
確かにフィット感・質感とも心地よろし。
それに、汗をかいてもサラサラ感は持続しますね。

(よーし、コレで楽してナイスボデェ~に)

なんてね、あまいですね、その根性。

シェイプアップ、ヒップアップ、シュエイプアップ、ヒップアップ・・・

鯨飲

昨晩は友人たちと飲み会でした。
連休中は魚河岸(築地)も休業なもんで、
オジ行きつけの店は、やっぱ皆休みなんだな。(とくに和食系)
っつー中で、阿佐ヶ谷『バードランド』は営業してた。(ラッキー)
(奥久慈からの産地直送だからね)

   

銀座の『バードランド』から巣立っていった弟子の中では、
一番親方を踏襲してる店主のチノ君、
年齢とともにいちだんと風格が増してきました。
独立した他の店は、「バードランド出身」をフル活用し、
メディアでも華々しく活躍しているけど、

(北千住『バードコート』、千駄木『今井』、新橋『HOP DUVEL』
 浜田山『ファンキーチキン』、浦和『焼鶏処 田楽』・・・などなど)

『バードランド』を名乗ったこの店は、
どちらかと言えば支店扱いでチョイ地味な存在なんだな。
でもね、(知る人ぞ知る)
一番底力を持っているんじゃないかな。
(焼きはナイス、サーヴィスも心地よし)

   

ところで途中グロッキーしたボビちゃん、
清清(すがすが)しい朝を迎えられましたか?

2010年8月15日日曜日

猫又

銀座『松屋』のギャラリー(個展)を覗いていたら、(時間潰しで)
「私をこーて(買って)ちょーうだい」
光線(視線)を発してる作品があるではないか。

(出たな化け猫)

なんかいいじゃん。
その御利益的風貌は実にフォトジェニックだし、(ファニ~)
福助に負けず劣らずの裃姿も存在感バッチリだもんな。
(こりゃぁ店の守り神&インテリアにビッタシ)

「コレくださーい」

江戸末期の浮世絵師・歌川国芳の『猫の口上』を立体化したもんなんだね。
(月岡芳年や河鍋暁斎の師匠って言えば、その人となりも分かりますがな)

長生きしすぎた猫が、妖怪へと変貌しちゃった猫又なんじゃ。

(ん~妖怪かぁ)

この製作者である瀬戸の作家・小澤康麿氏曰く、
「妖力をがありますから、商売繁盛ですよん」

「お上~手ですなぁ」(笑)

(あんたも妖怪?)

   

2010年8月14日土曜日

鮨本番

   

連休初日は東銀座で鮨を食ってきた。
(嬉しいねぇ)
だって、久々の極上鮨の『ととや』だからね。
コハダも墨烏賊も新子がお出でなすってた。(夏本番だね)
鮑も星鰈も・・・そのネタ全てが文句なしの旨さだで。(写真は一部)
とくに本ミル貝には泣いたね。

ひと通り食ったあと、
追加でまた一巡しちまいました。
(銀座の鮨は超キュートなんだもん)

     

     

     

     

振り返れば、
この店を知って20年だもんなぁ。
オジもチョっとわがままを言える店となりました。

2010年8月13日金曜日

Vacation

明日から連休ですぜい!(一週間)
我が家のガールズどもはバカンスだし、(オジひとり)
フトコロはあったけーし、(エヘヘ)
ナニして楽しもうかね?(ウフフ)
ヒマなお方、ご連絡お待ちしてまーす。(究極やろーぜ)

2010年8月7日土曜日

FUNKY TOWN

順番で回ってきた自治会の役員なもんで、
昨晩は盆踊りのお手伝いだったんだね。

流れるような指先の優美なライン、
「おおっ!」
美しき高齢女性の踊りに胸を打たれます。
その上オープニングからエンティングまで、
ノンストップで踊り続けるファンキーさには驚いた。(スゲェ~)
(どこから来るの、その大地を揺さぶるエナジーは!)
恐るべし、昭和一桁の女たち。(あっ、大正生まれも)

そんなパワースポットで、オジと云ったら『接待係』です。
寄付を包んでくれた人や踊り手さんを、
酒&お茶&肴&お菓子でもてなすんだな。

それがさぁ、どこにでもいるんだね、こまったチャンが。

オジは最初は気づかなかったんじゃが、
盛り上がってる最中に、
接待係のオバちゃんたちが、ざわめき始めたんじゃ。(警戒音)
「盆踊りに無関係の人が混ざっているわ」
見るとティナターナー風60~70代のオバはんが、3人でドカンと鎮座。

(ギャッ、勝手にビールを呑んでるぅ~)

(すぐに帰るでしょう)と皆が見ないフリをしていたら、
「ビール持ってきてちょーだい」
「ネェ、枝豆は無いの?」(一気に加速)

その発言に接待係のオバちゃんたちも、
レベル3からレベル7に。(威嚇音)

(やべーよ)臨戦態勢じゃん!!!(アタフタアタフタ)

するとツカツカと接待係のリーダーがよってきて、
オジに耳打ちをしたんじゃ。

「小野ちゃん、悪いけどぉ~、あの人たちに注意してきて」

(ギャ~、お鉢が回ってきちゃった)

神田鶴八鮨ばなし


ここんトコねぇ~、
土曜日の夜でも遊ぶ気がしないんだな。
なんとなく疲れてんのかね。
大して働いてもいないんだけど・・・・・(年かしら)
  
ところが今日は別なんだね。
友人の鮨店訪問レポートに触発され、
オジも車をブッ飛ばし神田まで出かけた。

お盆も近いせいか、
関越自動車道も下りは渋滞気味だが、
上りは空いていて140㌔平均で走れちゃう。
予定より30分早く着いてしまった。
神保町の裏路地は、いつもに況して静かです。

「お久しぶりです」

神田の『鶴八』で、「男独り鮨」の夜を過ごした。
蛸、鯵を切ってもらい、
縞鯵から星鰈、鮪(トロ・赤身)、鮑(塩蒸し)、小柱・・・・・
(残念ながら、新子は来週から)
木札の右側から全部二貫食いしてきた。

(ああ旨い)

先客さんが帰ると、一人また一人と暖簾を潜ってくる。
かなり酔ってから来店した常連さん、(40年来の)
けっこう辛辣でシニカルな江戸弁が口を吐く。(ポンポンと)
オジには知る由も無い親方の小僧時代の話など、
親方にとってはチト恥ずかしい「若気の至り」話でして、
苦虫を噛みつぶしたような顔でオジを見る親方。(トホホ)
悪いと思いながらも、腹を抱えて笑ってしまう。
言いたいことを言っているようだが、
その言葉の一言一句には、礼節と知性と愛情を感じるんだね。
(只者じゃねーや、このおっさん)
良きお客さまによって鍛えられ、そして育てられ、
お客さんもその店とともに年を重ねる。

ここに集う男たち、大きいねぇ。(オジだけ小ちゃい)

頂いた星鰈(これは高価ですぜ)の半身を提げ、
神保町をホロ酔い気分で帰路につく。(お茶なのに)

『イキのいい奴』
NHKで1987年1月7日~3月11日に水曜ドラマ枠で放送されたテレビドラマ。
鮨屋に弟子入りした青年が職人として一人前に成長していく姿を描く。
原作は師岡幸夫(先代)の「神田鶴八鮨ばなし」。

2010年8月4日水曜日

暑気払い

エアコンが停止してから一週間、(二度目)
待てど暮らせどメーカーから連絡がこない。
(日に日に痩せ衰えてゆくぅ~)

「もう待てない」
こーゆー時って催促みたいでイヤなんだけど、(マジ催促です)
思いきって電気屋さんに再度電話を入れてみた。
するとシャチョさん、(社長)
「もっと早く言ってよー、急いでやるのにー」

(あのー、お宅の奥さんに言っといたんですけんど、一週間前に)

悲し、ただ単に忘れられてたんじゃん。(まっ、いいか)

   

   

西宮の『清左衛門』から贅沢茶漬けが届いた。
その味はキリっと辛口で、文句無しの佃煮の王道なのだね。
娘が炊き、母が菜箸で杉箱に詰めている。
(本物は美しい)
高額ではあるが、文藝春秋や他の雑誌でもお取り寄せ№1で、
とにかく一切妥協が無いんだな。
(豆腐と物々交換にてゲッチュ! 友人なもんでね)

夏は水茶漬けが一番。
美食家Oさんに教えていただいた、
Vittelを注ぎ、シャクシャク掻っ込むのが最高の美味。

2010年8月2日月曜日

Debate

たまにお出でになる激ナチュラリストのお客様、
(タイプが皆似ています)
大豆やニガリ(添加物)に対して、オジに強気で問うてくるんだね。
(オジ、結構こーゆーの好きなんだな)

その割に、豆腐(食)に関してぜんぜん知識は無いみたいで、
せいぜい『美味しんぼ』読みました、ぐらいなんだけどね。
ただし語気は強しなんじゃ。(早い話、疑惑の目)

(ふふふっ)

さぁ、詳しくレクチャーしてあげましょう。(キラッ)

「日本の大豆の状況は・・・・・・永田農法の・・・・・
 その品種は『タチナガハ』『秘伝』『大袖振』etc.・・・・・数百の・・・ 
 ニガリも藻塩のにがり、粟国の・・・・・種類別に凝固の仕方も・・・・・
 日本の添加物の現状は・・・・・これほど酷・・・・・モラル・・・・・
 遺伝子組み換えの問題に・・・・・延延延延延延・・・・・・

(アラッ)お客さま、その表情からそろそろ帰りたい?みたい。

(帰しません)

表示や作り手の言うコダワリとかではなく、
自分の五感で感じ取るコトが一番大切なことだと思うのですが。
(自然か違和感か)

味覚は知性で御座います。

興味のある方、お待ちしております。

   

槍烏賊

大のイカ好きです。
アオリイカやスミイカは、鮨や天麩羅の専門店で食べてますが、
マイカやヤリイカはよく家庭で食べてます。

毎度ながら、思い込みの強いオジ、

   

この写真にそそられ、(画像はコレだけでした)
ヤフーショッピングでヤリイカを買ってみた。

(楽しみィ~に待ってましたぜ)

【説明文】
美味しいヤリイカ、このイカの独特の食感をご堪能下さい!
【抜群の食感、甘み!是非お刺身に!!高級烏賊】長崎産ヤリイカ 1kg
商品コード:022
刺身用イカとしては高級で、刺身は透明感のある身で、
甘味旨味より程よい歯触りを楽しみます。
鮮度抜群のヤリイカが1kgの内容量となります。
サイズは300g前後~となります。
■新鮮やりいか■
★水揚    :長崎県水揚
★内容量   :合計数量1kg (300g~500gサイズ)
★日時・時間指定 :可
★賞味期限  :早めにお召し上がり下さい
★のし・メッセージカード  :可
★同梱可能商品:全商品可能
★備 考  :通常梱包にての発送
通常価格:5,000円(税込) 特別販売価格:4,000円(税込)

写真だけで判断してしまった。(アホやろ)
届いてみたら、烏賊はたったの三杯だけだったのじゃ。(マジでっか?)

送料込みで五千数百円。(泪)
そりゃーよく読まなかったオジが悪いんだが・・・・・・

たったの三杯かぁ~!

(でも、この写真でいいの?)

2010年8月1日日曜日

両国までの出かけついでに、
(そーだ、新橋『しみづ』で鮨食べよう)っと思いつき、
予約の電話をいれたら、
「すいませーん小野さん、今日はいっぱいで(予約が)・・・・・」

(残念)

んなワケで銀座で探す。
「じゃあ『竹葉亭』で鰻でも食うか?」
「また鰻ぃ~」と娘とカミさん。(マジ否定)
っつーことで、洋食店『キャンドル』に。

(ああ、死ぬほど食った)

んでもって今日のお目当て、
銀座『千疋屋』で季節限定の桃パフェなんじゃ。(¥2,100)

   
 
(絶ぴ~ん)(文句無し)(感涙)(恍惚)(桃の悦楽)・・・・・

言っておくけど、千疋屋でも銀座じゃなきゃダメなんだな。
日本橋ではNOよ。
生クリームのクオリティーが、ゼーンゼン違うんだね。
パフェを生かすも殺すもクリーム次第なんだけどなぁ。

灼熱の銀座、娘の買い物がメインでして、
(バーニーズ・三越・その他モロモロ)
自分にご褒美も無い日がな一日でした。