Piyopiyo

上野松坂屋にて。
長女とカミさんの買い物を待つ間、
ぼんやり立ちんぼのボクの前の売り場は『ひよ子本舗』でね。

悩んで悩んで買いました。
たぶん半世紀ブリぐらいの銘菓ひよ子。

なんで悩んだかは、子供の頃から白あんが苦手なのだ。
でもその姿が目に入り、時空を超えてしまったボク、
懐かしさに三個入りパックをつかんでた。
おおっ、抱きしめってしまいたいほど愛らしい。

夕食後に頭から。


やっぱ白あん、、、ダメだ。

夕飯は東京駅構内の『祭』で買ってきた小田原・東華軒の『復刻版　御鯛飯』を。

Pork sauté.

GWだもの、東京はガラ～ンと静かなんではないかな、
なんて考えていたら、どえりゃ混んどるのよ。
上野界隈、日本橋界隈、銀座界隈どこも混雑、
東京駅など昼下がりの時間帯でもラッシュアワーなみ。
夕飯用に買いに出かけた東京駅の最大駅弁屋『祭』など、
どの棚もケースも完売御礼状態でした。

外国人がすんごいね、大挙して。

旅の途中の次女抜きで、家族で『ぽん多本家』で昼食を。
店前のタイムズに現着したのは開店２５分前、
ボクらの前には５人だけでしたから、余裕の一巡目に入れたのね。
『小柱フライ』『蛤バタヤキ』『カツレツ』『ポークソテー』
の４皿を３人でシェアして。

ここは一人じゃつまんない、
やはり数種の料理を愉しみたいからさ。
なにより由緒正しき洋食店だからね、
白米と味噌汁と漬物との相性の良いことったら。
塩で食うカツレツの旨さったらないぞ、ボクの大好物なのだ。

今ブログを書いていて思うこと。
今夜の晩飯もここで食いてぇ、、、、、

COFFEE OKA

んで、午後のティータイムはアメ横の『丘』で昭和に浸る。
ボクの子供の頃、どこの街にもあった昭和の喫茶店、
ジュースもコンクだし、パフェもアイスもジャンクに甘かった。
でもそれが最高に旨かったんだ。
ここ、今もその伝統が脈々と流れてるのよ。

隣の人の食うナポリタン、見ているだけで昼食後なのにまた食いたいボク。

破れたイスはご愛敬、
しかーし、クリソに赤い缶詰チェリーが入ってないのは減点モン。

Freedom

５日前に予約をしてありますから、余裕でヘアサロンに。
伸び放題から解放されてスッキリ、
オプションでのヘッドスパで、かるくアーユルヴェーダ感覚を。
オジさんスタイリストとの適度に酸いも甘いも噛分けた会話も愉しいしね。
隠しようのない人生履歴の安心感で身をゆだねられまする。
妙な連帯かな。

帰宅して、飯を食って、書斎にこもってモルトを舐める。

新しい時代と連休まで、あと数日、、、

Caiman

昭和３０－４０年代の自称中流家庭夫人のステータスは、
まるまる一匹使用のキツネの襟巻きとワニ皮のハンドバッグだった。

キツネの口がクリップになってまして、長い尾っぽを挟んで首に巻くのね。
わが家の母のそれは、
親父が猟銃趣味だったので、自分で仕留めたキツネが母の首周りに。
町場のはく製屋の制作だったのでしょうか、
かなり野生臭のする品だった思い出がありまする。

ワニ皮バッグと言えば、昨今主流のきらり洗練されたクロコじゃない、
もっと土埃を連想するような茶色と黄土色のカイマンの時代だったのね。
男もカイマン製の財布やベルトや靴などが、
自己顕示ツールだったような記憶があります、ハイ。

郷愁のカイマン故、
財布はもちろん、煙草は吸わぬがライターもカイマンで揃えてます。
いずれもっとハードなオリジナルでも、と思ってまして、
リメイク用に状態の良いゴリゴリの古いカイマン製品も蒐集しとります。

旧知の工房では、カイマンの硬い革に対応するミシンが無いと言う。

どっかないかね、探してます。

Election

市会議員選挙も終わり、街中がいくぶん静かになりました。
悲喜こもごもですねぇ、撤去前のまだそのままのポスターがなんとなく悲しい。
市会議員はいちばん身近なもので、
お客さまだったり、飲み屋で見かけたり、友人の友人だったり、
当選者もいれば落選してしまった人もいる。
去る人もいれば勢いのある新人も現れて、街の勢力地図が変わってゆきます。

そう言えば今日、先の県議会議員選挙で当選された方が買い物がてら挨拶に来た。
この人だけなのであります、毎回選挙後にもきちんと挨拶に来られる方は。
新人時に落選したときも、その後の当選組になってからも変わらず。
選挙の前は誰でも来るけど、選挙後が大切なんだけどなぁ。
人は憶えているものなのだよ。

でも解らん、何が魅力なんだろ、議員って立場は。

as it is

久しぶりに出かけるつもりだった日曜日、
熱と鼻水でさすがのボクも止めといた。
ぽん多でトンテキとタンシチュウーの予定だったのにぃ。

寝ては起き、起きてはまた寝る一日、どーしよーもない倦怠感であります。
テレビも飽きたし、、、
豆助はジグソーやクロスワードなんか好きのパズルマニアだけど、
暇なボクは昔の玩具でビルディングを作って遊ぶ。

１０年から昔、オークションで落札した１９２５年製のブリキの組み立て玩具。
大正時代は良いトコの坊っちゃん嬢ちゃんのオモチャで、
１００年後の今日、良いトコ出じゃない６０のおやじが嬉々として遊ぶのよ。

Durio zibethinus

昨夜は友人と地元呑み。

友人と別れた帰宅時、すっかり雨でずぶ濡れとなってしまった。
数日前から悪寒があったけど、
今日は発熱と鼻炎と頭痛がひどい。

さっぱりしたものが欲しい。
たとえばガリガリ君の九州みかん味でも。

んで、何がドリアンかというと、
帰路で通るベトナム食材屋の山と積まれたドリアンが気になり買ってきたみたい。
今はいらないよぅ。
なんで買ったんだろ、べつに好きでもなんでもないのだけれど、

酒って、、、

ELGIN

オイリーな行燈の油のようなモルトが呑みたい。
１０日前にモルト専門店の通販に注文したら、やーっと先ほど届いた。

荷をほどいてビックリ、
グレンタレットを買ったつもりが、届いてみたらグレンエルギン。
オイリーの対極、スッキリ呑みやすいエルギンが来ちゃった。
どちらも安酒だけどね。
履歴を見たら、ボクが間違えてた。

Liniere

靖国神社の御霊祭りで袖を通し、
「たいして汗もかかなかったし」
と、たとう紙にしまって早数年、
なんてぇこったい、開いてみたら麻の襦袢は汗染みで茶色に変色を。
セットでの小地谷縮とともに、
急いて呉服屋の玉ちゃんに洗い張りに出しました。


夏のスーツも生成りのリネン（本麻）と決めてます。
でも商売柄スーツなど滅多に着ないからさ、
若いころから数えても、まだ夏用は６－７着だけかな。
今のも誂えて８年ぐらいだけど、着用は数度だけです。

麻は着ずとも黄ばみやすい、
毎年、夏が来る前にクリーニングでシャキーンと整えておくのだ。
隣町のベテラン７０代の洗濯屋Mさんで。

リネンスーツは、小物も薫香もアンティークに着こなすように心がけてます。

まだ数本残ってる１９６０年代のシボレーポマード社製ヘアトニック、
こーゆー夏のいで立ちのとき、ハンケチにしみこませてパヒューム使いします。
蓋をひねれば古き良き散髪屋の香りが漂います。

UMAKI

晩酌用だった国産ウイスキーは終売になったり値上がったり、
ボクの中でのウイスキーとの相関図が困ったモンに。

んで、普段用もスコッチに切り替えた。
近所のスーパーマーケットでも手に入るBOWMORE１２がお手軽で好いかな。
ボクが知ってるボウモアとは違うけど、、、
アイラの薫香は遙か遠いけれど、、、
サラッと喉を落ちるのね。

疲れてるときはそれも好いもんです。

今日も夕食後には寝落ちして、
先ほど目が覚め呑み始める。
AM１：３０のこと。

南青山「大江戸」さんのう巻を肴に。

大量にある明治の大福帳を解体してテーブルマット代わりに。

Premonition of spring

北国も春近し、
遠く秋田から箱いっぱいの行者にんにくが遠来。
大豆農家の大越氏から。
うれしいねぇ、待ちに待ってました。
旨いんだよコレ、デェ好き。
しかーし、福地ホワイト六片など目じゃないほど臭うんだな、翌日の口臭は。
「ぷ～ん」と、口臭どころか全身からだぜぃ。
皆からのヒンシュクなど覚悟の上です。
一応、明日の店番だけはマスク着用でしますから御許しを。

お浸しなど風味がやわらぎモッタイナイ。
味噌つけて生でいくか、
油との相性が持ち味ですモン、焼きそばかパスタでいきまする。

スッポンも牡蠣も生卵も鰻もかなわない、
どーしよ、明日は絶倫、やべぇーよオレ。

Encounter

一昨日のブログの動画から、無性に旅に出たい気分に。
空想での旅行はもう飽きた。

東京フォーラムの大江戸骨董市で買った拳銃は二丁。
紙火薬を仕込んでパンパン音をたてて遊ぶオモチャね。
「欲しいか？」って聞かれりゃ、「んんん・・・要らんわ」だけど、
せっかく行ったからには手ぶらがイヤなだけ。
２ケ５００円、、、

好い感じに掌にスッポリ、
出会いです。

Shirogasuri

２７歳の初夏、このCMを見て白絣を仕立てました。
何度も何度も誰もいない部屋では羽織ってはみたけど、
初めての和服にたじろいてしまった当時のボク。

今年齢６０、そろそろ袖を通してみましょうか、、、
へへ、まだ早いでしょうかね。

Shrewd

昨日、東京電力の社員から電話がありました。

いつもなら「東京電力の社員などを装った詐欺」を前提で話すのだが、

銀行窓口のベテラン女性のような聞き心地の良い声と話し方に、

一瞬「あれっ？今日は本物の東電からかな」などと思ってしまいました。

ただし、その後のトークはいつもと同じで、「やっぱり詐欺だ」と確信したけどね。

この程度の詐欺をはたらく輩はどこか嘘臭い。

いつもはチャラい野郎か、ガスガスのハスッパなナオンだから歴然だけど、

昨日に限っては、驚くほどまともな対応ができる人だったのね。

しばらく説明を聞いた後、

突然ボクの口から

「おまえ詐欺だよな」

「おまえ東電の社員じゃないな」

「こんな電話はもう数百回は来てるぞ、YouTubeにもアップされてんぞ」

「人を騙して嬉しいか？」

・・・・・・・・・・・・etc.

と思い当たる限りの強い言葉の連射で畳み込んでみる。

（電話を）切っちゃえばいいのに、黙ったままの女性、

もう一度「キミは東京電力ではないよね」と問えば、

「はい、どうもすいません、ごめんなさい」と返答があった。

やばいなぁ、にわかじゃない対応のプロフェショナルもいるぞ。

真面目な人ほど騙される。

Yajiuma

今日の昼下がり、東の空に真っ黒な煙が立ち昇ってた。
火事です、臭います。
その方角で胸騒ぎ、お世話になった小学校の担任だったY先生の家の辺りではないか。
思わず立ち昇る煙を目指して走ってはみたが、
（おや？）
行けば行くほど遠ざかる立つ煙、
炎天下の道路の「逃げ水」のように意外と遠いみたい。
んで、３００メートルも走ったでしょうか、止めといた。
息を整え、「骨折り損のくたびれ儲け」の自分を嘲笑ですよ。

帰るボクと対面で走る人の群れは、
皆ご近所の６０－７０代と手押し車の８０代ご老人たち、
何が彼らを駆り立てるのか、、、

ふっ、

Cherry blossom

桜花も咲き、そろそろ杉や檜の花粉症も終わりかな。
お客さまの７－８割がマスク着用だもの、
その羅患率の高さったら、ひでぇモンです。
先日も８５歳のお客さまが涙袋を真っ赤に膨らませてご来店、
「８２歳からの花粉症です」とつぶらな瞳をしょぼつかせて。

泣くな、おばあちゃん！

花粉症から無事１０数年前に脱却したボクも、
その充血した目を見つめれば、思わずつられて涙目になる。

どーにかならぬものか。

そー言えば、椎名桜子ってどーしてるんだろ。

Mercari

メルカリで号外がさっそく出品されてる。

落札された最高額が１万円で、最高出品額が５万円なんてツワモノまで出現。

「罰当たりめが」

長女も駅前で号外を５部頂戴してきた。

売るわけではないけど、

「おぅ、でかした」な気分も無きにしも非ず。

なんだよぅ、「埼玉新聞」じゃんか、、、