2010年9月30日木曜日

Perfect Balance

オジは人気のスイーツ店は苦手でして、
若い女子に混ざって並ぶことなど、
勝手に自意識過剰が炸裂しちまいます。(ウソです)

っつーか、人気店はサーヴィスが高慢ちき多しだからな。
(何度頭から湯気ポッポしたことか)
でも、たいがいブームは去るもんでして、
月日とともにブームが終焉を迎えれば、
コッチの欲求も萎えちゃうっつーのもスイーツですから。(コウェーイ)

ところがね、この店には終焉は来ないんだね。
だって本物だから。

ミディ アプレミディ・ Midi Apres-midi (京都)

   

ああ、嬉し。
一年ブリに伝説のスイーツが届いた。

『至高のロールケーキ』とか皆言うし、
ウソかホントか知らないけど、
一時、二年待ちなんて言われてた。

お一人様二本まで、(一本3,300円)
宅配不可、手渡しのみ。
毎月1日AM11:00に予約受付開始。
(けど、まず繋がらない)
やっと繋がった時は終了後。
(これを聞いただけで、萎えるしイラつく)

スイーツって凄いのね。

でもなぁ、
悔しいけれど、ホントに美味いんだよな。

手配してくださったFさん、感謝です。(サンキュ)

2010年9月29日水曜日

唐墨

お医者さまから言い聞かされてる、
「高コレステロール食品は、極力摂取せんように」と。

んで、その代表格は魚卵なんだな。
けどシーフード系珍味にゃ目が無いアタシ、
筋子、海鼠腸、バチコ、塩雲丹、鮑の塩辛、そして唐墨。
魚卵の占めるパーセンテージも大きいっつーもんだ。
どれをとっても酒の肴にゃジャストなツボだもんな。

   

親しい「食い友」の住職に頂戴した。(サンキュ)

カラスミの良し悪しは価格次第でして、
飴色の発色や透明感から言うと、
今日のコレなんかは中程度の出来なんだな。
(なーんてね)
頂き物の値踏みをこいてるアタシって・・・・・

こんなに美味なのに、なぜか家族は喜ばない。
  (だからウレシ)
だってさ、今宵も一人で一腹食いじゃい。
よく炙って食べる人がいるけど、
カットしてそのままが一番旨い。(ニェッチョリ)

(イーネ)

コレ、食べ過ぎると気持ち悪くなるんだけどね。

2010年9月28日火曜日

Dragée

ウイスキーは何でも好きですが、
この頃は、いい酒をじっくり楽しんでおります。
  (大人ですから)
50歳を過ぎたら、クオリティーは大切です。(オ~ホッホッ)

   

とか言いながら、今日は安酒なんだね。(それがなにか?)
まったく知らない古酒(ブレンデッド)を入手。(タダで)
特級<DUNCAN SPECIAL
70年代ぐらいのかなぁ?
輸入業者が西武百貨店になってるので、
当時の百貨店オリジナルだと思う。
松坂屋の『ウインザーキャッスル』、高島屋の『ジェームスマーチン』、
三越の『未来紀』みたいなモノでしょうな。
  (な~んか安っぽい)

ちと軽んじながら飲んでみた。

(ヒョ!)

過ぎた時間分のヒネ香はあるが、蜂蜜 ベッコウ飴
干した麦 シリアル 後味にザラメの砂糖 茶色のかりん糖
ありゃりゃ、甘露で芳醇だわな。

   

最近、ウヰスキーとチョコとの組み合わせも多いオジ、
ドライなウヰスキーより、
これくらい甘系の方がベストマッチって気がします。(ハイ)

あっ、オイラのおしっこにぃ、アリが群がってるぅ・・・・・  

2010年9月27日月曜日

雨音

寒いです。
(今日から暖房をつけました)
そしてよーく雨が降ります。

こんな夜は外呑みに行きたくなりますな。
(門仲とか木挽町辺り)
そろそろ鍋も食いたいし・・・
とか言いながら、やっぱ家呑みでしょうね。
(雨は靴底を傷めますから)

古九谷様式の色絵瓢箪形皿を入手。(江戸時代中期)
姿も佇まいもお気に入り。

   

型打ち成型された青みがかった素地には陽刻、
裏には梅花を描き、内向した付け高台には櫛歯文を巡らされている。
高台内には変形の「福」の銘が書かれ、
畳み付けの釉削ぎは丁寧に処理されてます。

これって、正真正銘本物だよねぇ???

   

古九谷様式にはナニが似合う?
(そーだ)これにはセンスよく、
『SENSE』(Mandarin Oriental Hotel)の月餅で。

(ナンチャッテェ~)

2010年9月26日日曜日

丸の内

母を誘い丸の内まで散歩に。

スカイバス東京の二階建てバスに搭乗し、
皇居に銀座に国会議事堂などなど、
お上りさんコースを満喫。
なんとなく、『東京物語』の原節子的気分に酔うアタシ。
筑紫樓でコースを食べて散歩終了。(頂上麺じゃネーヨ)

ちょっとした散歩だったけど、
母もそれなりに楽しんでくれたと思う。

それにしても、お互い年を取りました。(78歳と50歳)

   

なんとなく買った『Jo Malone』のフレグランス。
ここの香りは、オジの好みとはまったく合わない。
全てがフルーティーやフローラルで爽やか。(ね、ちゃうやろ)
これもフリージア&洋ナシなんだ。(新作)

セルジュ ルタンスを愛用してるオジですから、
やっぱり「んん、違うよなぁ~」なんですね。

(じゃー、なんで買っちゃったの?)

それがね、販売員の女子が、
と~ってもいい子だったから。(なんだね)

2010年9月24日金曜日

BRORA

肌寒い秋の夜は、
重く分厚いドアが恋しいですな。
はい、BARでございます。

   

鮨っ食いの豆助を神田神保町で降ろし、
友人S君と銀座までブッ飛ばす。
いつもの場所に車は捨てて、
空腹を『佐藤養助・銀座』の稲庭饂飩で満たし、
賑わうコリドー街を歩いて新橋まで。

そしたらね、
目指したBARは看板の灯が消えていた。
(ゲッ)
でもでも大丈夫、
アタシの抽斗はたくさんありますので。

晩秋のような烏森の裏路地を『MOON SHINE』まで。
(似たような店名は多いですが、新橋二丁目のです)
アタシの幅より狭い階段を上り、
木と鉄でできた重い扉を開ける。
無骨系真摯な紳士(バーテンダー)が迎えてくれます。
ココはオーセンティックBAR ですぜ。

こんな日は優しいローランドモルトで始まり、
『オーヘントッシャン』『ローズバンク』をロックで。

後半はハイランドモルト『ブローラ』を二種。

ああ心躍る、このブローラの美味さったら!

   

   

銀座に戻り豆助と合流、
運転は豆助に任せ、自宅まで夢ん中。

2010年9月23日木曜日

美の壺

世の中、一家に数台のPCは当たり前で、
音楽は配信だし、
(友人のレコード会社社員は不安におののき)
紙媒体はまったく売れなくなり、
(知人のライターは、仕事が無くなったとこぼす)
百貨店の売り上げ減少だって、
当然PC躍進の影響は大でしょう。

そしてオークションってシステムは、
骨董商を窮地に追いやるかも・・・

ここんとこ、また骨董に傾倒激しく、
オークションでバシバシ落札に走っちゃってんだな。
と言っても高額の品は買わんよ。
安く、品良く、センス良く、がモットーなんだな。
眼力さえあれば、これほど楽しいギャンブルはないからね。
半日オークションを閲覧すれば、
数千軒の骨董店を見て回ってるようなモンですから。

それに骨董店(骨董市)とは価格も天と地だし、
(オークションの方が、ずっと安上がり)
よくある「騙される確率」も低いと思いますよん。
(まぁ騙されるのもお勉強だけどね)

   

これは『香蘭社』初期(明治前期)の錦手なんだな。(5枚)
ちとアンティーク『ロイヤル クラウン ダービー』の
伊万里写しっぽいトコがお気に入り。
骨董店じゃ、なかなか見つかりませんからね。


なんでしょうねぇ、この性格は。
鮨を食いだすと鮨ばっかり食い、
シングルモルトに凝りだすと、やたらめったら呑みまくる。

(あー嬉し、明日は古九谷が届くんだな)

2010年9月22日水曜日

甘党

よっぽどじゃないと、
流行の洋菓子系スイーツは食わない。
なぜなら、若造に混じって行列に並べない体質だモンね。

だから、静かな佇まいの和菓子屋さんが好きです。

っつーのも甘~い考えでして、
京都の茶道系老舗御菓子司など、(気位最高位)
その数百万倍も厳しいんだな、一見(観光客)にはね。
でも、いたぶられても、ないがしろにされても、
(さすが京都だぜ)
なんて感心しちゃう私です。(それも伝統)

なぜか無性に葛餅が食いたい。
自分で作ってみる。
百㌫国産の葛粉(森野・奈良吉野)と上白糖(鴻商店・大阪)、
それと氷餅(小泉定次郎商店・諏訪)と、
京きなこ(ヤマグチ・京都)を入手。(どーだ、すげぇダロ)

   

一番の買い物は赤(銅)の鍋なんだけどね。

練って練って練りまくり、
はらはらと深炒りの京きなこをまとわせる。
まだ温かいので、とろ~りスライムなんだね。

   

器・濁し手柿右衛門(江戸時代)

2010年9月21日火曜日

塩豆

知人のブログに、旨い塩豆のことが書いてあった。

(塩豆かぁ・・・)

ボクも長唄のお稽古に通っていた十数年前、
浅草のひさご通りにあった『但馬屋』さんで、
名物の塩豆をよく買っていたっけ。
あと油で揚げた空豆とかもね。
あいつ等は、ビールやハイボールの一番の友なんだな。

お稽古通いを止めてから大分経つが、(6~7年)
つい最近『但馬屋』さんが廃業してたのを知り、
その上お師匠さんが亡くなってたこと、(今年の初め)
それもつい最近知りました。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

(不義理なヤツです)

また、ショッパい塩豆が食べたいねぇ。

   

塩豆やナッツなど、乾き物用の九谷焼(明治時代)です。

2010年9月20日月曜日

テレ朝通り

文楽鑑賞後、『アウグスビール 六本木』へ。
(本当は帰りたい)
友人夫婦(銀座バードランド和田氏)は明日も休日なもんで、
これからがナイトライフ本番っつー感じ。

   

オレ、明朝3時半から仕事だし。
(ああ、帰りたい)
でも、呑んじゃった。
一杯が二杯に、二杯が三杯に、三杯が四杯に、四杯が・・・・・・
(あー、もうどーでもいいや)
その上、ビールが食欲増進に火を点けちゃった。
ピッツァに、スモーク鯖に、ポテトに、煮込んだ肉のナントカに・・・・
(ビール追加ちょーだい)
我を忘れて呑み続け、容量以上に食べ続け、
気が付きゃ誰(お客)もいなくなってた。

「そろそろ帰ろか」(ベロンチョ)

(アララ、夜中の一歩手前じゃん)

   

とか言いながら、
近所の『ル・ブルギニオン』(Le Bourguignon)にちょっかい。
相変わらずの満員御礼フレンチなんだな。
オーナーシェフの菊池美升くん、その笑顔は反則よん。

(すっかりミッドナイト)

結局、新宿からタクすぃーでカムバックとなりました。

(ああ、夜が明けるぅ~)

楽屋

昨日は柄にも無く国立劇場で『文楽』鑑賞へ。

楽屋見舞いを手に、裏口から吉田蓑助さまの楽屋へ。
人間国宝の暖簾を潜るドキドキのオジに対し、
その向こう側で迎えてくださる優しい眼差し。

(モウ死んでもいいぜ)

オジの親父と同い年の蓑助さまですが、(1933年生まれ)
ああ、なんたる色気でしょう。(超素敵)

しばしの談笑の後、
「カメラはお持ちですか?どうぞお写真を・・・」

(ラッキー)

蓑助さまの横にいるオジの手の甲に、
そっと人形の手を添えてくださった。(オジは消去)

(失神寸前)

     

昨日の出し物、『桂川連理柵』のお半の人形でした。

2010年9月19日日曜日

微塵唐草文

親父の実家は禅宗の寺院でして、
広い境内や本堂、鐘楼、庫裡、はなれ、納屋、墓場、などなど、
オジ子供時代のワンダーランドだったんだね。
夏休みなど、従兄弟たちとの缶蹴りやかくれんぼは、
都会っ子オジの(ウソ)、ホント楽しかった思い出でですぜ。

かくれんぼで納屋に入ると、さすがお寺でして、
漆椀や陶磁器がたくさん収納されていました。
田舎の寺だったので、
古くても価値ある品は無く、
ほとんどは生活雑器の様なものでしたけどね。
その中でも一番多かったのは、
たぶん微塵唐草文だったと思う。
この類は直に土間の上に転がっていて、
たまにフリスビーのようにして遊んだけどね。(バチ当り)

   
       伊万里・微塵唐草文手塩皿(江戸時代末期)

骨董店でも手頃な価格ですが、
呉須の発色や薄手の品の良い物ですと、
それなりのいい値段になってしまいました。
先日オークションを閲覧してたら、
けっこう上品な手塩皿が出品されていて、
(なにを今さら微塵唐草の皿なんて)
と思いながらも右手でクリック。

思い出をいただき!

届いた皿は、箸キズも無いほどの美品でして、
さっそく晩酌のツマミでオリーブの塩漬けを。

2010年9月17日金曜日

擬似



ちょっと前のことなんだが、
デパートの梅干コーナーで、(池袋西武)
「塩だけで漬けた梅干をください」と店員さんに尋ねると、
「現在、塩だけで漬けた梅干は御座いません」
との返事だったんだな。

(おいおいマジかよ)

初夏のデパ地下や和菓子屋さんの店頭に、
「葛桜」「わらび餅」なんて貼りだしてあれば、
甘いモン好きのオジ、そりゃ待ってましたなんだけど、
裏を返せば「甘薯澱粉」「タピオカ澱粉」「ゲル化剤」「乳化剤」だもんな。
「本わらび粉」や「本くず粉」だけで作ってくれないもんかね。
先日、京都の『ぎおん徳屋』さんで本わらび餅を食べてみたが、
やっぱり嬉しいモンなんだよね。
ただし高額にはなりますが。
まぁそこは国産わらび粉だからね。

そう言う豆腐業界だって、
時代はどんどん進化してまして、
こんなモンが流通してるんだもんね。

ハイテースト

昔は素材を吟味して、
その素材から引き出して味を構築してたのに、
今は素材を選別せずとも、
コレを足していつも安定した味を作れるんだもんな。

それが悲しいことに、
こっちの方が味にパンチ力があるんだよねぇ。
なにしろ甘味料(D-ソルビトール)で甘くして、
乳化剤(ポリグリセリン脂肪酸エステル、他 )で滑らかに、
クチナシ色素で色まで付けて出来上がり。
素材(原材料)の吟味は、一切必要無いっつーわけよ。
安い大豆が高級青大豆豆腐に化けちゃうマジック。

いいのかな?世の中擬似食品ばっかりになっちゃって。

でもなぁ、よく職人(作り手)のプライドが許すってもんだ。
   (情けネェ~)

2010年9月16日木曜日

祭りの準備

仕事柄、連ドラなんて見るコトなどないが、
たまたま昼飯のときに『ゲゲゲの女房』を観た。

(エエ~)同い年の古手川祐子ちゃんがバァさんの役かい!
あのカネボウのCM(サラダガール)の祐子ちゃんがねぇ、
バァさんですかい。(感慨深~い)
と思ったら、
竹下景子さんなんて、も~っとバァさんの役だった。
オジらが子供の頃観たホームドラマで云うトコの、
乙羽信子さん的ポジショニングだったんだな。(マジ~)

(ああ)忘れもしない、
ATG映画『祭りの準備』で見せたあの衝撃的映像を。
元祖「お嫁さんにしたい女優」ナンバー1の景子さんが、(後々)
クイズダービーで、はらたいらに次ぐ知性派の景子さんが、(後々)
その映画では乳頭丸出しで、
それも騎乗位のあられもない姿を披露しちゃったんだからね。
思春期の連中で、確かにそれを目的で観に行ったんだけど、
想像してた以上の内容だったんだな。(鼻血ブー、高木ブウ)

舞台は昭和30年代ですが、
1970年代らしい映画です。

   

あれから35年だもんなぁ。
なーんの不思議もありゃしねぇやね。

ふと思い出した戯言(たわごと)でした。(雨の昼下がり)
  

2010年9月14日火曜日

煙草

ひと雨ごとに秋が深まる、
雨はありがたいですですな。

とは言え夏の習慣が抜けず、
一晩中エアコン全開で風邪をひいた。
寝るときゃ確かに着ているのに、
目が覚めると必ず素っ裸の僕。
これも原因なのは分っちゃいるが、
しょうがないよね、昔からの習性だから。

 

(ケホッ、ケホッ)

咳が出て、ちと微熱も。

(煙草、止めようかな)

どんなに値上がりしても、
「オレは吸い続けるゼ」
なんて強気のオジも、
こんなときはフト心をよぎるんだな。(妙に弱気)

秋のせいかしら。

(ク、苦しぃ~、ケホッ、ケホッ)

2010年9月13日月曜日

露地草履

店の上がり框には、
露地草履(たちはめ)が置いてあります。
(浅草・新仲見世『富士屋』製)

   

ただの雰囲気作りなんで御座います。(イヤらしかね)

この形状が不思議なのか、
お客様のお連れのお子たちは、
なぜか皆履きたがります。

「どうぞ、どうぞ」

先日も、注文の豆腐を用意して戻ってみたら、
 (あらら)
恰幅の良いお客様が、(大人)
ズッポリ履いて楽しまれてた。

(いや~ん、ブっ壊れちまいまぷぅ)

2010年9月12日日曜日

Boom

<新装『銀座三越』、オープン初日は最高の18万人>

(リニューアルオープンなんかに並ぶヤツって、
 きっと田舎ッペだぜ!)

TVニュースを斜めに観ながら捨て台詞。(昨日のアタシ)
ところが、
行ってきました『銀座三越』まで。(本日のアタシ)

「ハイッ、ワタクシ田舎ッペなんですねぇ」(ヘヘッ)

売り場もレジも大混雑で、
GINZA DINING(レストラン街)も行列最後尾が遥か彼方なんだね。
開店騒ぎはコレだからね。(もうイヤッ)
夕餉の御菜と、娘がコスメを買って帰路に。

ド疲れちゃん。

[余談]
今シーズンの『shu uemura』のビューティーアドバイザーたち、
そのアイメイクは超ド級だで、スッゲーぞ。(一見に値)

   

チョット前まで大行列で、
買いたくても買えなかった丸の内『Échiré』だが、
今は難無く買えますで。(カミさんにおみや)

2010年9月11日土曜日

相性

   

アイスコーヒーには、ガラスコップより銅マグが好み。(椿屋珈琲)

   

トンカツには御飯が合いますが、
ビーフカツにはウヰスキーが一番なんだね。(洋食 みしな)

2010年9月10日金曜日

चिन्तामणि

「星に願いを!」じゃなくて、「皿に願いを!」なんじゃ。

   

センス良く絵付けされた宝珠文が気に入り、
ゲッチュしたのは赤楽(作・初代小川長楽)の菓子皿なんだな。(5枚)

一樂(樂焼)、二萩(萩焼)、三唐津(唐津焼)

樂は茶道具の世界じゃエラそうな焼き物なんだが、
なによりその低温焼成の軟らかさが、
ウエットに眼にも手にも馴染んでいいんじゃよ。
それに長楽窯は本窯ではなく脇窯ですからね。
樂 吉左衞門は無理でも、
コッチは買って買えない価格じゃないのも嬉し。
約4寸の大きさって云うのも、
酒のつまみ用には持って来いなんだな。

塩雲丹なんぞをちょこんと乗せ、
酒呑みながら如意宝珠に願いを籠める。

(オイラにラブパワーを)

如意宝珠(にょいほうじゅ) 日本大百科全書(小学館)
思いどおりに宝を出すといわれる珠のこと。
サンスクリット語のチンターマニcintmaiの訳。
如意宝、如意珠ともいう。
いかなる願望も成就し、意のままに、宝や衣服、飲食を出し、
病気や苦悩をいやしてくれるまさに空想上の宝珠であり、
また悪を除去し、濁った水を清らかにし、
災禍を防ぐ功徳(くどく)があると信じられている。


まぁ『DRAGON BALL』みテェな感じ、っつーの。

2010年9月7日火曜日

無題

なんなんでしょう?

激暑の中、寺町三条辺りを歩いていたら、
薬局からガンガン西野カナちゃんの『 if 』が掛かってた。

(暑いし、ウルサイし、ギャル系好きじゃネーシ、ちとイラッ! )

なのに、それ以来脳髄にインプットされ、
頭の中で流れっぱなしなんじゃ。
気が付きゃ、ときに鼻歌を歌っちゃったりしてるオジ。(サビだけ)

♪ 君の描く未来に~ 私はいるのかな~♪

     
       即行で消されると思うけど。
       (ヤッパ消されちまいました)

暑さで胃腸が弱ってますで。

気前のいい知人が、
「ここの肉屋さんの揚げ物は美味しいのよ」
と、親切に持ってきてくれた。それも20枚。
 (ラッキー)
「それに油がいいから胸焼けもしないのよ」
 
確かに食感も軽く美味い。
メンチカツの肉のクオリティーも高く、
コロッケもしっとりで、味付けもいい塩梅なんだ。

二枚ずつ食った。

(おーい、キャベジンちょーだい)

あーあ、やっぱり胸焼けが!

2010年9月6日月曜日

CLUB DESERT

夜の帳(とばり)もすっかり下りて、
さぁさぁ大人の時間だよ~ん。

闇夜に浮かぶ白塗りの綺麗所さん、
(ア、ア~ン、いい香り)
今日はどんな座敷でチントンシャ~ンなんざんしょネェ。

(クソ暑い)

いつもなら島原『輪違屋』から始まる夜も、
今宵は先斗町のBARが口切です。



   < CLUB DESERT


「まさかこんなトコにぃ?」って場所に、
(東京で云えば、新橋・烏森の路地裏ってな感じかな)
先斗町で一番渋い男(店主)のBARがあるんだぜ。
寡黙(クール)で謙虚(シャイ)、
けれど時どき片頬笑み、ポツリと少しの冗談も吐く。
(大人じゃん)

1970年代のオールドボトルが、
店内にはゴロンゴロンありますで。
高級感などまったく無いけど、
店主(バーテンダー)の真摯な姿勢がいいんだね。

適度な場末感もナイスなフィーリングっすねぇ。
(居心地ヨロシ、いとウレシ)

2010年9月5日日曜日

牡丹

◎京都で39.9℃ 今夏全国最高◎
  (YAHOO! ニュース)

そんな京都に行ってきました。
(死にかけましたぜ)
たった今ご帰館。(ヘロヘロ)



目的はただ一つ、
西賀茂の『ふきあげ』さんで鱧を食うコト。




ああ、今年も来れた。

鱧料理で一番の華、
椀に咲く鱧の素晴らしさったら。

コレばっかりはねぇ、
京都で食わんと味わえない美味なんじゃ。



椀の写真は微妙に失敗したので、
伊勢海老の西賀茂蒸しで。

料理、器、室礼、サーヴィス、完璧。

ホンマ楽し嬉し。

2010年9月2日木曜日

ゲソ焼き用

自慢じゃねーが、(自慢だけど)
下手な割烹より器のコレクションは多い。
六古窯から古染付け、初期伊万里からラッセルライトまで。

でもね、ここんトコ骨董(アンティーク)蒐集から離れてまして、
気が付きゃ、酒の肴の器も毎度同じモンだったんだな。

んでもって、今日買った肴用生活雑器です。

   

   

明治時代の平戸焼でして、安かったんで御座います。(完品5枚)
染付けの部分が少なく余白が目立ちますが、
輪花と平戸焼特有の透き通るような薄さがいいんだな。

イカゲソも こんな器で おごちそう  (スダチを絞って)

酒の友は風情です。

2010年9月1日水曜日

SECOM RUGGUT's

早朝って言っても、まだ一般常識では夜中の丑四つ時、
けたたましくセコムのアラームを鳴らしてしまいました。

いつもならカードキーで収まるモンが、
なぜかなんだか止まらない。
秒単位でボリュームも大きくなるし、
ご近所迷惑だし、必死でアラーム発生孔を押さえたオジです。

ほどなくセコム到着。(ホッ)
その上、外が煌々と明るくなったと思ったら、
セコムの援護においでになった警察官の方々まで。(4人さま)

結果、なんてぇこたねぇ、
やっぱあたしの初歩的ミスでした。
 
まったくもってお恥ずかしい。

緊急出動してくれたセコムの中村 功知くん、
優しい顔立ちで、すっごいデカい身体だったんだね。
ラグビーがやりたくてセコムに入社したとのこと。
後々SECOM RUGGUT'sのHPを閲覧したら、
SECOM RUGGUT's(セコム ラガッツ)のフォワードだった。

いやぁぁ、こいつらカッコイイです。(Sadnessも)

   

先週も、買い物中のお客さまの車中からバッグが盗られ、
十万円の損害だったんだな。(後に財布以外は見つかった)

悲しいかな、世の中油断も隙も無いですぞ。