2019年1月31日木曜日

Imaginary restaurant

あまりお得意様の料理店に行くことは無いけど、
顔が割れてないお店にはけっこう行きます。
顔が割れてると、お互いに気遣いされたり気遣いしたりとなりますので。

んで、
いつも、どこででも考えさせられるのが豆腐の立ち位置なのね。
やはり豆腐は添え物か箸休めがいいとこ、ってな具合で、
今まで訪ねた99,9999・・・%は皆同じだもの。
銀座の割烹でも地元の居酒屋でもね。

いろんな料理人さんが、
「豆腐自体が完成された料理ですから、あえて壊す必要も無いでしょう」と。

豆腐イコール滋味とか淡泊とか分かるけどさ、
だからと言って「冷奴」「湯豆腐」だけではねぇ、
残念としか言いようがないボクでございます。

だれかブチ壊してくれよーぅ!





TSUKIWANI

早朝のTVショッピングの茶番劇に笑う仕事前。
太川陽介、田中美奈子のクサい芝居に泣く。
なんだろ、このヨゴレ感。
BSに回せばこっちも通販番組を。
ボクらの時代のユニチカマスコットガールの手塚里美ちゃんも、
すーっかり年を重ね根昆布出汁の広告塔に。

感慨深い。

出演者皆、昔の売れっ子たちが場所を変えて活躍されてます。
過去形ではない人は、ポシュレのアンミカと遼河はるひぐらいかな。
それにしてもアンミカは職人芸だねぇ。


話は変わります。
以前、博多華丸大吉の大吉さんが、
「親にやっと買ってもらったラコステのシャツが、
 よく見たら『ツキワニ』ってメーカーのパチモンだった」
とTVでやってたけど、
昨日、店番しながら1972年のメンクラのバックナンバー見てたら、
『TSUKIWANI』の当時の広告がありました。

なるほど、トレードマークは同じワニですね。
それも人相(ワニ相)の悪い。

どーでもいい話で,,,




2019年1月27日日曜日

Genuine article

毎年、同じ市内の町中華の店主から自家製沢庵をいただくのね。

数年前に岡持ちバイクの自爆事故で玉(睾丸)を失ったけど、
80歳を超えてますますお元気で、温和な笑顔と実直なお人柄。
添加物の無い沢庵(漬物)など、今時自家製でしか見つからないもの。
白飯も好いけど、これこそ雁金焙じ茶で茶漬けに。


一昨日の外呑みで呑んだアードベッグに「流石」と唸る。
茶碗酒に慣れたボクと、長い時間を銀座で過ごしたBARテンダーとでは、
同じようにグラスに注ぐだけでも立つ香りが違うのね。

ここんとこ、購入するのがニューリリースのモルト続きだったので、
今回は旧いブレンデッドの大瓶をオークションで。
ボクの場合、現行品のアルコール分40%は買わんのよ。
意味のないこだわりだけど、43%しかイヤなんだ。



Tableware


東上野で作家物の猪口を買う。
五客組が一客不足で少しの値引きをしてくれた。
見たまんま、金属のような重量感あり。
内側の白化粧でなんでも絵になる。

さて何を盛ろう?

思いつかずに、とうぶんペン立てで。


ついでに五個組のヴィンテージなボウルも入手した。
柄にもなく、キャンディポップなカラーにそそられて。


さて何を盛ろう?

氷を敷き詰め雷魚の刺身でも。

ククク、冗談です。

まぁね、夏が来るまでお蔵入り、ってことで。


2019年1月26日土曜日

Pâté de campagne

冷蔵庫にオーボンヴュータンのパテ ド カンパーニュが2枚残ってる。
ストッカーにバゲットはあるけれど、
いっそご飯で食ってみることに、本日のボクの昼食。
少し湯煎してからダイスカットでご飯に混ぜる。
んで、少量のブラックペッパーとメキシコの原塩をミルでガリガリ振るのね。

好いねぇ、不味いワケがない。





器だけど、使い手への配慮などまったく無い、
アート優先な杉浦 康益さんの『彩文器』で遊んだ。
縁に向かって紙のように薄い椀は、常に危険と背中合わせで。


仕事終了後に豆助と外呑みに。
今日は一般的にお給料日だと思うのだが、それもハナキンの。
それがね、街がひっそり静かでさ、
歩きながら覗く店覗く店、皆お茶っぴきですぞ。


2019年1月25日金曜日

CURRANTS MIXED

昨日 のこと、同窓会の名簿作成とやらで、同級生女子3人がおいでになった。
皆、久しぶりもいいとこで、中のひとりは卒業以来の45年ぶりだった。

そんだけの月日が流れても、
知的な女子(ひと)は今も知的だし、おきゃんな女子(ひと)は今もおきゃん、
美人だった女子(ひと)は今もそこそこ美人、
けっきょく皆、中身も外身もあの頃のまんまなのね。
年齢なりだけど、、、

三つ子の魂、、、
なんだね、実感!



捨てりゃーいいのに捨てられぬ、
こーゆーモノが増える一方です。
レトロ缶コレクターなのね。

昭和38年に会社更生法の指定を受けた函館の製菓会社のブリキ箱です。
半世紀から経ってるけど、転写プリントのビスケットが旨そーだろ。

2019年1月24日木曜日

Cold night

ケチくさい話ですんまそん。

♬ 寒い夜だから 、、、、、

先日、懐かしい焼き芋売りが来たので買いました。
そしたら中サイズが3本で1,500円のおったまげ価格でございました。

(わけわかんねぇ、、、)




♬ 寒い夜だから 、、、、、

道頓堀今井のうどん玉とお出汁できざみきつねを作る夜。
今井はお出汁が旨い。
トッピングは自前で用意した九条ねぎと、
岩手産タチナガハ大豆と九鬼の太白胡麻油で揚げた油揚げですぞ。
分かる人には分かる、
国産大豆十割での油揚げ、この贅沢さは豆腐のそれよりレアなのよ。

2019年1月22日火曜日

Tomogui

尾山台まで行くのは面倒くさい。
そしたら、日本橋高島屋のデパ地下でも売り出したのね、
『オーボンヴュータン』のデリカテッセン。

本店ほどではないにしろ、
けっこう客より高みな接客なんだよね。
でもさ、ここのは例外的に腹も立てずに買ってしまうのだよ、ボクも。

だって旨いんだもん。


軽く炙ったメゾンカイザーに本場九条ネギのカラシマヨ和えを敷いて、
オーボンヴュータンのリアル立派なソーセージを乗っける。

今夜の肴ですう。

2019年1月21日月曜日

Negative

やはり還暦近くなれば、身体のいろんなトコに不調がありまする。
起床時の膝腰背中のガタピシ感、胃腸の重さ、どよーんとした精神の重さ、
最近は一日の中で『目覚め時』がいちばんダメですねぇ。
起床時に感じる漠然とした不安感、とくに月曜日はダメダメですよ。

でも、
仕事の時間だし、さぁガンバリましょ。


昨日買ってきた「このはな餅」が、まだひと箱残ってる幸せを胸に。


2019年1月20日日曜日

Nishi Ginza


ってなわけで、
築地の『波除稲荷神社』にて『鎮火盗賊除』のお札と張り子の『お目出鯛』を。
これにて空き巣は退散なーりぃ、、、
ならいいのだけどね!
皆、昼間の留守時にやられてるようです。



んで、
店の香が切れてましたので、外堀通りの『松栄堂』に。
店用に沈香系の大箱を買い、旧知の故人にも桐箱入りを発送した。

ちょうど昼時となり、
この京都新聞社ビル地下の『シシリア』でカミさんと伊太利料理を。
ボクらは『グリーンサラダ』『オニオングラタンスープ』『チキングラタン』
『ボンゴレ』『ナポリタン』などを。
さすが銀座で半世紀、赤いチェックのテーブルクロスと旧き良き洋食メニュー、
ここもアメリカ経由イタリアンなのかな?
ボクが子供だった頃の晴れの日の外食を思い出す味覚です。
還暦一歩手前の夫婦にとっては感涙モンですよ。
名物の四角いピザ(ピッツァではない)が食いたかったのだが、
昨晩はドミノピザのデリバリーだったので、ザンネーン。


従業員の老いも若きもサーヴィスが温かい。







December twelve days


つい最近の話、ご近所で空き巣被害が多い。
また2件の被害情報を耳にしたぞ。
皆、半径500m内なんだよねぇ、、、

お札なら火災除けと「融通尊天御礼」、
偶像ならお多福さん、福助さん、招き猫様、聖徳太子像まで勢ぞろいしてますが、
泥棒除けだけがポッカリ空席に。

ヤバい!
さっそく降臨していただこう。


妙に懐かしい気分になる炭酸せんべいを頂いた。
子供ん頃から知っている旅館の品なのね。
『有馬温泉 兵衛向陽閣』謹製。

行ったことも無いのに、白黒テレビの時代から流れてるCMの反復効果のせいかも。
東の『ハトヤ』西の『兵衛向陽閣』ってな感じ。
炭酸せんべい好きですからウレシです。

   

2019年1月16日水曜日

īon'na

同世代の知人が、お付き合い中の彼女を連れてご来店に。
バツイチ同士だから、諸事情あって結婚に到達するかしないかは、
まだまだとーぶん先のことらしい。

それにしても口には出さぬが自慢の彼女、
タイトなシルエットのニットワンピと一目で分かる靴の上質さ、
大人清楚な美人でありまする。
ふたりの距離感から、若い世代の恋愛との違いがうかがわれます。

同世代の恋かぁ、、、

なんだかなぁ、、、



鼻血ブー!

2019年1月14日月曜日

Tenjin

ヤボ用で亀戸に。

天神様はお決まりで、
カミさんのリクエストで「亀戸餃子」にも。

べつだん死ぬほど旨いわけじゃない。
ホッペも落ちることもない。
ガチャガチャせわしなく落ち着かないけど、
店員のチャイニーズおばちゃん達の対応がキツいようで優しいのよ。
何とも言えぬこの空気感、とっても好い店なんだ。
カミさんと皿を12枚積み重ね、別におみやげ用を6人前購入だい。




帰路は銀座経由の四谷で買い物を済ませ、新宿蹴とばし谷原から関越となり。



帰宅したら、友人の彦十女史から鯖寿司が届いてた。
それも「花折」の上等な品が。

マジ嬉しい、、、
それならば、ボクは皿も猪口も「大日本 永楽」でお出迎えだぞ。

おうっ、旨いねぇ、、、

Honey Lane

昨日は地元の道路が大渋滞で、
いつものスーパーマーケットに行くまで大変な思いを。
そしたら川越市の成人式だったのね。
ホールがR16沿いだもの、
送り迎えの車と観光客と一般人とで無理もない。

早いモンで、ボクも成人式から40年が経ってしまいました。
肉体は成熟から完熟を経て老熟に向かっちゃって。


BAR宗愚にて。

連休だもの、呑んでます。
頂き物の「余市」の小瓶2本と、ロングモーンの2種をロックで。

ボクはオールドボトルも好きで、好みの銘柄は常にストックしてます。
昨日届いた品も古酒なのだ。
手持ちのボトルが底から5cmになったので、
オークションで特級時代の古酒を購入したのね。
だから残5cmの方は呑んじゃうのだ。


独り呑みだけど、
半世紀の間、色褪せぬハニーレーヌに乾杯。


1968年製ポスター、
16歳のハニーレーヌだぞ。

2019年1月12日土曜日

Table clock

寒さも穏やかな昨日と、すんげぇ寒かった一昨日では売り上げが大違い。
やっぱり寒すぎでは人は縮こまってしまいます。
それに正月前とは打って変わって人の行動の静かなこと。
飲食店のお得意様も、
「今は新年会などやる会社も人もいませんよ」と一月二月は戦々恐々らしい。
時期的に人間も冬眠なのかな。

正月休み後の仕事ですので、
やーっと週末が来た、ってな疲労感もありまする。
この連休は、ボクもドテラに包まって静かにしてるのがいいのかも。

誰かさ、パァーっと景気の良い面白いイベントにでも誘ってくんないかなぁ。
無防備な今のボク、ドコへでもひょこたんついて行くのだけど。





暇な時間は昔の機械式時計のメンテで。
ボクの不思議、分解修理後にはよく部品が余るのね。
でも、なぜか稼働してるんだけど。




2019年1月10日木曜日

Long Long time ago.


正月すぎたら寒いねぇ。
暖かい店で熱燗と温かい肴、そんな外呑みが無性に恋しくなります。

またこの店の熱熱の味噌おでんで呑みたい。
最後に呑んだのは30年前のこと。


2019年1月9日水曜日

Evening drink

60歳目前、
酒の一杯一杯が旨いんだよなぁ。
よく同世代の友人が「最近は酒量が減ったよ」って言うけど、
ボクはどんどん逆行してるよーな。
へへっ、身体にヤバくない程度にね。


ありがたいことに、
このブログの存在を知っていてくださるお客さまから、
よーく洋酒をいただくことがあります。
「小野さんはウイスキーがお好きなよーで」と。

ありがたい。

いただいたコレも昔の高級洋酒。
今でこそ関税の引き下げでお手頃な洋酒だけど、
1980年代後半(?)までは庶民には高嶺の花だった。
コレはその時代の70年代のスコッチ『Pingh』、
70年代に思いをはせて、ボクは喉を鳴らします。


今日はツマミもいただきモノで。
長い付き合いのお得意さまトーマス氏、
12月と正月を母国で過ごし、数日前にお帰りに。
毎回いただくスイスメイド土産 、
昨日はチョコレート菓子とコンフィチュールを。




Persimmon fruit

接待の手土産】を見てたら、旨そうな柿のシャーベットがボクの食指を動かした。
でも、ここは内容以上に御高級な御値段ですから飛びつかず、
他を探して完熟柿の天然ジェラードをご購入だぃ!
早い話、ずんだら柿を凍らしただけのモンですけど。

ウイスキーを垂らして融け始めた庄内柿を食う。

これがまた旨いのよ、トロトロで。



2019年1月8日火曜日

Whiteout

地吹雪で荒れる竜飛岬の突端まで 旅をしてきた実姉が、コレを持ってご帰還。
青森県人のソウルフードらしい(?)「バナナ最中」を。

姉はボクより秘境マニアであり、究極のレトロマニアでもあります。
旅先は常に独りで「最果て」へ。

地の果て至上の時、の女(ひと)なのね。





白あんから立ち上るバナナの芳香にはおったまげ!
目をつむって頬張れば、南洋幻夢が瞼の裏に。

バナナこそ、夢の南国楽園の味なんだぞ。

2019年1月5日土曜日

Gaienmae

板長との「5日に食べに行きますよ」とのお約束で、豆助を誘って鰻で昼食を。
神宮外苑に駐車して、青山通りを渡って路地中の「大江戸」さんに。

ちと開店時間には早く、店前で15分待つことに。
待ってる間、目の前の路地を幅ぎりぎりで通り過ぎてゆく車は、
数台のベンツにフェラーリなどなど、それも車種はピンキリのピンの方ね。
なんなのこの界隈、どんなお方が住んどるの?

でもなぁ、鮪一匹3億3千万超えな日本だもの、
こんなことで驚いてちゃ小っちゃいかな。
競い合った銀座の鮨店って、もしかしてかの国の資本流入のあそこかぁ?

やっぱそーなんだ!


話が横道にそれました。





連休最後のお愉しみ。

きりっと辛口、苦手なウェット系じゃない程よい香ばしさ、
一気に胃の腑に流し込むように。
う巻きも肝焼きもマジうめぇ、そのうえカミさんに土産まで。

こんなん作る板長、尊敬いたしまする。


ちょっと歩いて「KONOSKe BAR」でコーヒーを。




2019年1月4日金曜日

Work

貧乏性のボク、
今週いっぱいは連休なのに、すでに仕事したい気分になってるのね。
って言うか、世間が動き出すと不安になってしまうんだな。
豆腐屋は週休二日制ではないのだから、
こーゆー連休は何にも考えなきゃいいのだけれど。

ところで奥さまの実家の熊本に帰省中のSクン、
仕事始めまでに帰ってこれるのかな。


2019年1月3日木曜日

Dòuhuā

こんなトーフ どーよ?
今月後半から販売しよーと思うのだけど。
木金土の午前中だけで始めます。
(賞味期限は30分以内でお願いします)

内容はその都度変化します。