2008年9月30日火曜日

バニラ

当日行ってもまず買えない。(予約販売オンリー)
お取り寄せも宅配も絶対ダメ!
戸口もカーテンも閉めたままです。
鍵は閉めてないので、ガラガラ戸口を開けてカーテンを潜り、
「あの~予約していた○○ですがぁ・・・」ってな感じに。

飾り気の無い時間が止まったようなレトロな店内で、(特に照明が)
お店のお方もけして愛想があるわけじゃない。(川久保玲を着ている)
と、言っても無愛想って感じでもない。(イッパイ買ったら、オマケで一個くれた)

摩訶不思議な御菓子屋さん、京都の『松屋長崎』さんです。

     京のマドレーヌ

今日、元弟子の川辺くんから届いた『松屋長崎』のマドレーヌ。
     (川辺くん、自分で発送してくれた)
オジ好きなんだよねぇ~コレ。「ありがとさん」
このマドレーヌには、嫌な味がしないんだよね。
バニラエッセンスの懐かしい味だけど、
(マダガスカル産のバニラビーンズなんかじゃなく、ほんとエッセンスなんだけど嬉い)
そのシンプルさの向こうに店主の精神を感じます。

このお店の周りには、甘~いバニラ香が漂ってます。(ここで焼いているのでしょう)

TILE

我が家もオジ以外、女、女、女。(女房一人に娘が二人)
だから風呂場は華やか極彩色で、シャンプーだけでも数種類が壮観に並んでる。
入浴剤など一貫性も無く、
日替わりで♪黒・白・抹茶・アズキ・コーヒー・柚子・桜♪ですのよん。
   (コレに関しての解説は長くなるので省略)
オジは『バスクリン』のジャスミンが好きなのにぃ~!
      (あの蛍光色がたまらん)
余談だが、ツムラ順天堂が『バスクリン』から撤退とか。(ちゃみちーねー)

まぁ人工的と言えば人工的な湯ですが、オジにとってはリラクゼーションの一環、
けっこうお風呂の中で、「フフフフッ」空想世界にイっちゃってます。

     ミツワ石鹸(昭和初期)
        なんと戦前の品、なんと字が右書き。

70~80年前の『ミツワ石鹸』を入手いたしました。(ワンダホー)
「ん~間違いない、脳裏に焼きついてる懐かしい香りじゃねーか!」
えも言えぬ薫香が鼻腔を舐めてゆくぜ。(んっ?)

「よーし、コレで優雅にバスタイムじゃ!」(浪漫でっしゃろー)

豆助曰く、「親方ぁ~なんかコレ、仏壇の臭いがしますぜぇ~」だって!
     (粋じゃないねぇ~)

でも・・・・・・・お肌、大丈夫かしら~・・・・・・・(チョト心配っす)

2008年9月28日日曜日

『赤富士』に憧れた頃

三十歳を過ぎた頃から、どーも近眼の気配がチラホラ現れ、
今じゃプラス老眼までおいでになった。

数年ごとの免許証の更新時も、鬼平並みの『勘働き』ですり抜けてきたが、
ヤッパ前々回には通用せずに引っ掛かった。(ハイ、眼鏡使用となりました)

まぁ骨董屋さんやオークションで、フレームだけはコレクションしていたが、
レンズを入れて使用可能にすると結構なお値段になっちゃう。

十分な大人になっての眼鏡使用は、習慣として無かった分『無くす』率が高い。
美術館や博物館などで、近くの物をジックリ見るとき邪魔になり、
うっかり外してガラスケースの上に置いてきちゃったり、
飲み屋で外してそのまんま帰ってきちゃう。あっ、あとタクシーでもあった。
(後で気づいてTELしても、なぜか『行方知れず』なんだよねぇ~)

そんなオジも、現在4本を使い分けしてます。
今イチバンのお気に入りは1970年代の大きいフレームのコレ。
              (ドイツ製マーヴィッツ)

     70年代・マーヴィッツ

以前ブログで書いたけど、(その時はサングラス)
雑誌・エスクァイアーで見つけた、赤羽の古い眼鏡屋で買ったデッドストックっす。
いつもハンチング帽を使用してるオジには、
大きいフレームの方がエグいほどカッコイイぜ!(フフフッ)

70年代繋がりで、こんな時計もゲット。

     1972年製・ブローバ
  BULOVA デッドストック SSケース手巻 サンバースト 1972年

今オジが気になってる テーラーっす。

1970年代のコカコーラのCM
オジは一曲目の日本のDIVA『朱里エイコ』の曲が好き。
    (トランザムもスッゲー上手い)

2008年9月26日金曜日

栗名月

アポロ11号の月面着陸からもうすぐ40年、あの人類の狂喜乱舞も夢の跡。
『月の石』見たさに並んだ、あの大阪万博・EXPO'70も夢の跡。

この歳になると、「きっと月には兎がいるんだよ」って気がしてくる。
  (けっしてボケたわけじゃないんよ)
現実より風情の方が、大切なコトも分かっただけじゃ。
だって思いを巡らしゃ、お酒がいっそ美味しくなるじゃん。

栗名月にはちょこっと早いが、
今日野菜作りの名人・加藤紀行さんから頂いた、絶品の栗の甘露煮っす。
今宵グレンリベット18年と一緒にいただきまーす。

     栗の甘露煮
      器・栗文皿(故・白石和宏 作)

2008年9月25日木曜日

無題

ニュースでやっていたが、池袋の『三越』の閉店が決まったとか。

「ん~寂しいのう」

以前も書いたがオジの子供時代、都心のデパートは夢のワンダーランドだった。
親は買い物、オジらは屋上の遊戯施設で遊び、
ファミリー食堂での食事が庶民の上等なレジャーだったのになぁ。

いつだったか娘を連れて久しぶりに行くと、
すでに屋上から観覧車やコーヒーカップが消えていたっけ。
   (小奇麗な庭園になってた)

デパートの地方進出やスーパーの乱立、いたるところに出来たファミレスで、
一般小売店がや商店街が消滅し、今度は時代なのかソレも閉店していく。

流行の変化も激しく、できたと同時に話題の店もアっという間に過去の店となる。
それを見越して、最初から数年のスパンで展開してく飲食店の多いことったら。
        (お軽いなぁ~)

今時、数代かけて老舗を目指すって無理なのかしらねぇ~!

     カメラ
   オキュパイド ジャパン * MYCRO SANWA 1948年製

このスパイカメラ、幅が5㌢5㍉だよ。
当時の日本の職人の腕は、こんなモンに対しても凄いね。(尊敬)
    (盗撮用じゃ御座いません)

2008年9月24日水曜日

ややわぁ~

たった今、関西の知り合いのKさんとお話してたら、(電話だけで、会ったことは無い)

つい、「僕ブログやってるから、よかったらコメント入れて」なんて言ってしもーた。

そしたらKさん、「ええ、知ってますよぉ~」

オジ「グェッ、なんで知ってるの?」(超おったまげ)

Kさん「・・・・・・・・・・△■○▼×・・」

オジ「ごめんね、性格の悪いブログで!」

Kさん「ええ、知ってますよ~」(マジかよ)

オジ「誤字・脱字も多くてごめんね!」

Kさん「ええ、知ってますよ~」(ひゃ~脱帽)

    恐るべし関西人

     セルロイド
  「コレだ!」って写真も無いので、最近買ったセルロイドの筆箱
            (昭和30年代)

「ええ、知ってますよ~」が耳から離れねぇ~!(誰か助けておくんなまし)

2008年9月23日火曜日

翻筋斗(もんどり)打って黒房下

    肉と脂

肉と脂のフェスティバル&カーニバルじゃなくてよ、
大相撲九月場所(国技館)ですのよ。(フフッ)

    山本山

タメ息の出るような、究極のセルライトにうっとりだわよ、「山本山ぁ~」
埼玉の星(スター)、若いだけあってセルライトも瑞々しいゼ。(見よこのお尻)

    豊ノ島と朝青龍

玄人オジのご贔屓は、なんてったって『豊ノ島』が今一番セクシーだぜぃ!
上背は無いが、あの琴錦似の風貌とスピード、そしてちょっとしたたか。
  (こーゆータイプには、女性はお気をつけ)

この後知ってのとおり、座布団飛ぶわ舞うわの大騒ぎ。(デジカメどころじゃない)

オジはお座布で防空頭巾してたけど、
隣の桟敷の綺麗なオネェちゃんを連れたITバボー(正しくはバブル)風オヤジに、
 (座るなり、ワインなんてご注文してたヤツ)
アハッ、座布団直撃!(ヤッター)  アッ、連れのオネェちゃんにも!(命中)
 (オネェちゃん、座布団の勢いで転がってた)

2008年9月21日日曜日

想いは同じ

或る日Oさんたら、
「オノテツはブログでよく香り(パヒューム)のコトを書いてるけど、
 なんで料理の香りには触れないの?」  (そんなこと、あらしまへんえ~)
なんて電話での会話の中で訊かれた。(んっも~いつも唐突なんだから~質問が)

たまに投げ掛けて来るOさんの質問には、オジ結構冷や汗タラ~なんですが・・・・・

このOさんと一緒に食事をすると、実に料理・ワインのセレクトから、
会話やその場の雰囲気作りまで、実に楽しいひと時なのです。

が、である。

Oさん、その時食べた料理の内容全般(味・香り・美的センス・料理人の力量まで)を
こと細かに分析し、ファイルして引き出し(記憶装置)にインプットしてあるのよ。
    (まったくそんな姿は見せずに)
オジがただガツガツ食って、オシャベリに夢中になってる間にね。

だから変な答えは返せないの、
だってオジ身を滅ぼす下に成りかねないモンね。(中身がバレて)
「あ~もうバレてるよねぇ~、Oさんだもんね~」

オジも小さいながらも食関係なもんで、
『ご飯食べ』する友人も料理人や食関係がほぼ。
よっぽどじゃないかぎり、無邪気に食べ続けるオジに対し、
彼らは『分析食い』の達人なのですよ。(挙動で分かる)

料理人曰く、「職業病ですから~」だって!(リサーチが大切)

オジ曰く(心の中で)、「ねぇ~もっと他の話しようよ~」(食いモン以外)

     とどろき探偵長
      昭和35年発刊『とどろき探偵長』
表紙のデザインが気に入り、古本屋でつい最近入手。(800円)

2008年9月20日土曜日

都会のネズミと田舎のネズミ

桃井かおりさんの『バイバイ子守唄』が、昔からオジの心の中に響く時ある。
   (荒木一郎 詞・曲)



♪都会のネズミと~ 田舎のネズミの~
 
   乾いた噺を 知ってるでしょう~♪

昨日一人で呑んでいて、フッと気づくとまた口遊んでた。

この御伽噺はとてもシュールだけど、
それでも都会で生きたいのが現代人なのかもね。

『蟻とキリギリス』で云えば、キリギリスのオジが言うのもなんですが・・・・・

           南洋灰皿
     BAR・宗愚の灰皿(昭和30~40年代・デッドストック)

2008年9月19日金曜日

Red Shoes

この間、高校の同級生が幼児を二人連れていた。

「エー・まだこんなに小さい子がいるんだぁー!」
って驚いたら、
「んーん、こっちは4番目だけど、こっちは孫なんだ」(1歳違いだって)

「・・・・・・・・・・ヒョエー」   (もっと、おったまゲー)

思わず笑ってしまった!

そーだよね、27歳で父親になったオジの長女だって、もう21歳だもんね。
孫がいる同級生がいたって、なーんの不思議もないよなぁ~!(48歳だもんね)

初めて「オジちゃん」って言われたのも、確か二十代後半だった。
店番をしている時だったけど、最初は一瞬誰のことだか分からなかったっけ。

いずれ近いうちに、「そこのお爺さん・・・」なんて言われてしまうのかな!(寒気)

       まぁ・どーでもよい話ですねぇ~!

今日は、オジの自慢の子の紹介っす。

       セルロイド人形

戦前のセルロイド人形です。身長34cm・ゼンマイで歩行いたします。
BAR・宗愚のカウンターの上を、一人でギーコ・ギーコ・音を立て歩いております。

2008年9月18日木曜日

辺銀食堂への想い

先日のコト、知人の編集者・塩谷卓也さんからご本を頂いた。
(さすらいのオーロラ野郎・塩谷卓也さまのお顔は、コ・レ・ダァ~!)→

        『ペンギン夫婦がつくった 石垣島ラー油のはなし』
『ペンギン夫婦がつくった 石垣島ラー油のはなし』(マガジンハウス)
    (塩谷さんが企画や構成を担当)

オジも昔から知っていた石垣島の有名なラー油。
注文してから数ヶ月待ち!って聞いて、お取り寄せマニアのオジも諦めていた。
 (正直言っちゃうと、「ラー油だろー」なんて見縊っていた)

なーんと昨日のこと、またまた塩谷さんから実物の『石垣島ラー油』が届いた。
                  (ラッキー)

         石垣島ラー油・ボトル

それもラー油グッツまで。(塩谷さん、君っていい人だねぇ~LOVE)

早速今日、人生お初の『石垣島ラー油』体験。
「なるほど~・・・・・」ラー油であってラー油でなし!こりゃ別物じゃ。
         (味が深いですぞ)
興味のある人は、どうぞ自分でゲッチュしてね~!

ご本を読ませていただいて・・・・・
物作りにおいて、その物に作り手の人間性や生きてきた歴史が出るモンですね。
ラー油はもちろん、この本には本の作り手の心も・・・・・
        (『塩谷卓也』が、やっぱそこにいましたよ)

2008年9月17日水曜日

オヤジの熱い夜

昨晩は、オジ苦手で気が重~くなるフレンチの夕べ。(鮨にしてくれや~)
それもオヤジ4人組で・・・だぜぃ!(眩暈ヨロヨロ)

予約の取れにくいレストラン、La Matiere(ラ・マティエール)

住所:〒162-0825
東京都新宿区神楽坂6-29
6-29 Kagurazaka Shinjuku-Ku, Tokyo 162-0825
TEL&FAX: 03-3260-4778

     オヤジ・一号&二号

  オジの対面(といめん)、こんな感じ!(うっひょ~ガブリ寄り)
右側の短髪・ガチムチムチは、元・名メートルドテールの藤岡君。
     (今は信州松本で、蕎麦店・野麦を経営)

     オヤジって言っちゃ可哀想だけど、三号

オジの隣は唯一の30代、Au gout du jour(フレンチ)の岡部一己君っす。

オヤジ4人の熱いトークと、(言ーたい放題)
ポーション、メッチャ多い料理で夜が更けた。(PM11:00解散)
今日はオジ死んどるケ!(眠い)

2008年9月14日日曜日

父の戦地

     父の戦地・北原亞以子著

ずいぶん前だが、ご本人から著書を送っていただきました。

直木賞作家、北原亞以子さんからの『父の戦地』です。

本好きのオジには速読は精神的に無理なもんで、やっと今日読み終えました。

たまにいただくプレゼントも、電話の会話でも、FAXでの豆腐の注文でも、
「ハァッ?」って感じの、可愛い不思議少女のような女性(ひと)です。
とっても小さい身体で、けして人を押し退けて前に出る人ではない。(人生も)
『吉川英治文学賞』の受賞式で、誰よりも小さい亞以子さんが、
静かに受賞の喜びを語った姿は、今も良き場面としてオジの脳裏にあります。

『父の戦地』ですが、
まぁオジの年齢では、情景的にどうしても目に浮かばない場面もありますが、
理不尽な時代の中で、出征した者と残された者たちの生活が伝わってきます。
よくテレビドラマでやってるような泣かせる感動は無く、
その時代の普通の一般家庭に起きていた事実が、やはり淡々と描かれていました。
戦地から届く父からの手紙だけで、その沢山の真実(親としての)が分かりました。

あの朗らかな不思議少女の亞以子さん、
心の奥底で、「いつの日にか」と考えていた作品だと思えます。
オジには時を超えた父と子の往復書簡の気がします。

a notorious scoundrel 

「結構、人を見る目はあるのよん」

なんて、ブログでエバっていた私ことオジでした。

『遣られた、釣銭サギに!』     (ぎゃ-

厳密に言えば最初から最後まで、冷静に彼の手口は見えていた。

ただ相手のリズムに流された。

「彼、何か勘違いしているのでは」とか、
「後で気づいてくれるだろう」なんて、
オジの中での性善説が、そのたった一言を黙らせた。

ましてや金銭のこと、「相手に恥を掻かせちゃいけない」って・・・・・・

商品と釣銭、しめて1万4千円の損失。(トホホ)

損失よりも、そんな風にしか対応出来なかった自分に、
激しい自己嫌悪の嵐の夜が!  (ヒュ~ルルル・・・・・)
と云うワケで、括約筋が活躍しなくなるまで昨夜は呑んだ。

     晩酌の定番

オジの晩酌の定番、AUCHENTOSHANの『THREE WOOD』っす。
誰でも美味しく呑める。味わい深く、重厚感たっぷり!(甘露)

2008年9月13日土曜日

Peekaboo

     ブローバ・1960年代
    最近入手、1960年代の『BULOVA』(デッドストック)

昨日呑んだ友人、地方の中小企業のサラリーマンであります。
世襲制で跡を取ったワンマン社長の元、哀れ日々苦労の連続でみたいです。
   (心労で、旋毛のあたりザビエル近し!)
彼だって若い頃は、『千の風になって』の秋川雅史似の甘~いマスクだった。

彼ではどーしようもないコトだけど、運命の歯車(社長の人選)さえ狂わなかったら、
今頃『セクシィー部長』(サラリーマンNEO)みたいになってたはずなのに・ネ。

この会社のほとんどの男たち、仕事より社長に『ヨイショ』が命がけ。
ワンマン社長への『イエスマン』がいけないってワケじゃないのよん。
ただ取引先のご意向より社長の顔色、
お客様のご要望より社長のご機嫌の方が大切!

つーのは「マズいでしょー!」

「おいおい、お前らベビーシッターかぁ?」

(あ~あ、夕日が沈む)←会社の



オジ『Ronettes』もよいが、妙にバックダンサーに惹かれちゃう!(ナイスです~)

2008年9月10日水曜日

お金は大事だよー

     ポストカード
          POST CARD(1940年代)
コレって誰かに恨みをかったのか、それとも新手の嫌がらせ?

思い当たるフシも、「ん~・・・・・」あり過ぎて分からんわ!(オジの場合)

ここ数日、連日で我が家のポストに現金が投函されている。(気持ちワリィ~)

それも必ず10円玉1ヶと1円玉2~3ヶだけ。

    (?)

最初はお店の入り口の行灯の上だった。(と云うことは、営業時間内だ!)
たかが10円チョットとは云え、毎日となると薄ら気味悪。

それともオジのカリスマ性に感動した、誰かのお布施かしら?(それにしちゃ少ない)
なんてね。(でも気持ちワリィ~)

「どーせ投函してくれんなら、もっと増額してやぁ~!」

これじゃ交番行くのも恥ずかしいわ。

ポストは貯金箱じゃあ~りません。ハガキや手紙、新聞を投函するとこよ~ん。

2008年9月9日火曜日

Saint-Exupéry

敬老の日も近いが・・・・・・
今は日がな一日、テレビの前でノンキな父さんしているオジの親父。
    (好きな番組は、古~い再放送の時代劇)

そんな親父でも、若い頃は狩猟なんぞ趣味があり、(当時はアクティブ)
なんかよー分からん臭~い野鳥を仕留めては持ち帰り、
母から顰蹙(ひんしゅく)を喰らってた。

そんな親父の相棒(猟犬)となるべく、
或る日我が家にダルメシアン(犬っころ)が来た。
    名前は『ポー』ちゃん!
しばらく飼ってはみたが、どーも猟犬としたら危なっかしい。
なぜなら『ポー』ちゃん、少し頭の中身が軟っこいの。(いつも笑ってる)

初めての猟犬デビューの日、
夜明けの銃声とともに、『ポー』ちゃん葦の中に飛び込み初鴨ゲット。
但しソレを咥えてどこかへトンズラ、待てど暮らせど帰って来なかった。

今もどこかの葦の原を、鴨を咥えて走っているのかな?(40数年前の出来事)

        『ポー』ちゃ~ん・・・・・・(余韻)

そんな時代、我が家に親父の仲間が集まると、呑むのはサントリーの『角瓶』でした。

     サントリーオールド・1960年代

最近入手した、1960年代のサントリー・オールド。(キャップで年代が解る)
『角瓶』ではないが、当時はちょっと高級だったのよん。
親父の時代のウィスキーを今オジが呑む。(ちょっと浪漫でっしゃろー)

7本手元に有るので、欲しい人がいたらアゲルよ!(中身は保証いたしません)

2008年9月8日月曜日

無題

昔のキャラメル箱や大正時代の歯磨き粉など、
パッケージコレクターのオジです。(ハイ、価値なんぞありません!)
  
  HAMILTON  1951

1950年当時の『HAMILTON』(時計)のパンフレットを入手。(セクシ~)
こんなモン持っていてもしょうがないけど、やっぱ視界に入りゃ欲しくなる。

1950年はオジが生まれる9年前、朝鮮戦争勃発の年で、
この曲がヒットした年。(オジは1966年のOtis Reddingバージョンが好き)

アメリカのメーカーだった『HAMILTON』は、1969年にアメリカの工場を閉じ、
今はスイスの『swatch』の傘下に。

2008年9月7日日曜日

銀ブラ

今日はママ(76歳)とお買い物。
やっぱり銀座は歩くだけでもイイねぇ~!
三越の地下でおかずを買って、『新富寿司』でお昼を食べて・・・・・

もうすぐ取り壊される『THE GINZA』で、
『SERGE LUTENS』の『FLEURS D’ORANGER』を買う。
前回と同じフローラル系の香り(オレンジの花)だが、なんか懐かしさに惹かれた。
  (昔の石鹸的な香り、チョットDuty-freeの匂いもする)

     オレンジの花がモチーフ
            FLEURS D’ORANGER
以前アンティークのガラスペンのペン先だけは買ったが、
それだけじゃ役に立たない。
今日『伊東屋』で、ガラスペンの軸を買った。(これでペンとして成立)
ついでに、ペン先と同じ琥珀色(AMBRE DE BIRMANIE)のインクも見っけた。(左)
書き味は万年筆よりなめらかで、インクを一度付ければハガキ一枚はOK。

     伊東屋

右側にある少し紅茶のような透明インクは、
な・な・なんと!炙り出し用のインクです。(伊東屋楽し)

表通りも裏通りも、だんだん昭和を感じるビルや店が消えていく。

2008年9月6日土曜日

血筋

豆助(従業員)の祖母がお亡くなりになった。
今日宮崎市まで、夜間飛行で行くつもりだった豆助だが、
都合で明日日帰りとなった。

人として生まれ70数年、今その人の人生の時間が止まった。
その生涯では結婚があり、人の子の親になり、孫にも恵まれた。
きっとお祖母ちゃんしか知らない、沢山のドラマもあったのでしょうね。
名も無き市井の人かもしれんけど、
立派に時を繋ぐ大役を果たして、今静かに旅立ったのではと想います。

豆助との縁が生まれ、もう5年過ぎた。
親方のオジが言うのも何だが、今時珍しい礼儀正しい古風な奴です。
そんな豆助には良き両親がいて、その両親を育てた全うな祖父母たちがいた。

『脈々』っていいですね。

今夜は結構呑んではいるが、なぜか酔えぬオジ!

      オールドパー
最近また入手した『Grand Old Parr』(昭和20~30年代・オールドボトル)
ただ今(PM11:16)半分はイっちゃいました。

2008年9月2日火曜日

メメクラゲ

     ROCKET
スパルタス ロケット/SPARTUS Rocket ★トイカメラ(デッドストック)
SPARTUS Ro_cket MODEL 25Ⅱと言う名前のカメラです。
1962年頃にシカゴのHPCOで作られたものと思います。(キャワイイ~)

トイカメラが、この頃なんか愛おしいオジ。

今日、ふとっ思い出したことが!
確か小学校5年生のとき、初めてカメラを買ってもらいました。
まぁオモチャみたいなカメラでしたが、なにしろ自分専用なもんで、
枕元に置いて寝る位嬉しかったと思う。

白黒写真でしたが、庭の草木や飼ってた犬を撮っては悦に入る、
いたいけなオジでした。

それから程なくして地元のお祭りの日のこと、
オジも子供なりに臨場感のある写真を撮ってみたく、
友人と二人でカメラを首から提げて出掛けてみました。

ズーム機能も付いてないので、山車の前でパチパチ撮ってると、
同級生のH君が数人の友人たちと現れて、
たった一言を笑いながら言い放った。

「安いカメラ」

なんかその一言に心は沈み、恥ずかしさでカメラを隠す様に家路についたっけ。
それ以後二度と、そのカメラを持ち歩くことはなかったと思う。

カメラに一番可哀想なことをしてしまったなぁ!
(今オジに、そんなコト言おうもんなら大暴れ)