2022年4月25日月曜日

Summer is here

いつも当店をご利用いただき、ありがとうございます。

本年のゴールデンウイークの休業は、5月1日(日)~5月8日(日)までとなります。
4月30日(土)は午前で終了いたします。

ご不便をお掛けしますが、何卒ご了承の程お願い申し上げます。
5月9日(月)より平常通りの営業となります。

60代、さすがに身体のあちこちが悲鳴を上げてきましたので、精神共々リフレッシュさせていただきます。

ご贔屓様、皆皆様に心より感謝いたします。


1,800円で落札(ヤフオク)した、昔々の有松志ぼり(絞り)の反物(デッドストック)が仕上がってきました。さっそく羽織って遊んでみる。サラリとした麻や木綿と違い、絞りはフワッと身体を包んでくれるような風合いです。身体大柄ゆえの手縫いの「関取仕立て」で。
還暦過ぎると身体のラインもだいぶ緩んで自然と天然繊維が馴染むからね。若い子がウエストを「キュッ!」と締め付けてるのより、適度に脂肪も上皮も垂れ気味の方が味が出るんだよ。

(コロナ禍で)ここ3~4年は夏着物で出かける機会も無かったし、呉服屋さんからも「着てくださいよ」とありましたので、今年は三社祭も開催されそうですし、遅くも九段の御霊祭りには出かけようかと考えております。とは言え肌着とステテコを買わねばいけませんね。

2022年4月22日金曜日

McDonald's

高齢の母が好きなもので、たまに川越駅前のマクドナルド行くのですが、コロナ禍以降の接客の形態が変わりましたね。マックと言ったらスマイル満載な女性が数名で対応してくれていたものが、現在は1~2名で激務をこなし、手元だけを見ながらの接客になっています。先日も豆助家族の分とで別々に注文をしたのですが、すべて一緒の袋で持ってこられてしまったのね。しょうがない、その状態ですから並びも多かったので、自分たちで外テーブルにて仕分けをしましたけど。窓口の激務は分かるのだけど「やっつけ」はいけませぬ。以前のスマイル満載の余裕の対応が懐かしいねぇ。半世紀前に、この街にマックが出来てからずっと変わらなかった接客が、ここ数年で激変してしまったような気がします。なにか特別を求めているのではないのだが、少々その激変に寒々しさを覚えたのだよ。人件費の問題なのかな?
これは自分への戒めを込めての苦言だけどね。



この歳になると話す相手の考えてることが分かるんだよなぁ。ましてや顔の見えない電話など、発せられる言葉や間から相手の表情や感情までも見えるし。

次女に「手土産で日本酒を探しているのだけど、、、」と相談されてこの蔵元に。以前訪ねた時の蔵人の真摯な対応が記憶にあったからね。今回は電話での注文だったのだが、やはり出た女性が真情のある対応でねぇ。瀬戸内海に面した倉敷市児島の古い蔵元『十八盛酒造』、注文後のボクもなんだか好い気分に。なんて心地よい買い物だろう。自分の分も取り寄せたので、さっそく「いただきまーす」とします。純米は茶碗酒で、大吟はパーフェクションで。





EL GRECO

1970年初頭、IVY少年の憧れはこの街でね。メンズクラブでよく特集が組まれ、中島武治さんや伊藤治さん、北上純さんや横田臣さんが倉敷アイビースクエアのレンガをバックにポージングしてたような。関東の中学生には遠い遠い街でね。半世紀近く経っての初訪問は羽田から一時間チョイと、そこからレンタカーで40分ぐらいで現着。(アレぇ~)綺麗に整備された観光地でした。

ああ、そーなんだ。ここだったのね。

メンクラの特集にあった(70年代前半の)若者の集うBARや居酒屋やジーンズショップ、メンズショップを検索しても現存していなかった。唯一『エルグレコ』だけは昔の頁のままで、これもまた当時の憧れであるチーズケーキと珈琲をカミさんと。今っぽくアクリル板越しにね。

半世紀もかかり、やっと憧れの地に。










2022年4月17日日曜日

Shabby Chic

『平安蚤の市』で桐のくり抜き皿を買ってきた。古いストック品らしく、シミも無く美品でしたので5枚ばかりを(¥1,000×5枚)。裏の面取りも手作業の丁寧さがあり、ボクはコースターとして使うことに。
骨董市というよりガラクタ市なのだが、若い子が主で年配者の多い関東とは違うような感じですね。その子たちが「ビール飲むのにエエんとちゃう」みたいに(都言葉をよく知らないもんでゴメン)、昭和のプレスガラスのコップや錆錆のシャビー系が飛ぶように売れてました。

旅先で器を一品購入する決め事は愉しい。その先々で一瞬の出会いを逃さぬようにと、感性と第六感を研ぎ澄ますボクがいて。こんな木片でも思い出となり、書斎にて今、旅を振り返りながら呑めまする。


土曜の夜にニューリリースをご開栓。昨今は高騰高止まりのままの国産モルトより、安心価格の本場のモルトで過ごすことが多くなりました。「山崎」も「響」も「竹鶴」も安易に呑めなくなっちゃいましたもの。ジャパニーズウイスキーより個性が様々なのが嬉しです。優等生もいれば劣等性もいるけどね。



2022年4月12日火曜日

Shunmu


友人知人と「たまには京都で呑みましょう」と、コロナ禍で延び延びになっていた西賀茂詣でを数年ぶりに。旬の京筍を目当てに船山麓の『ふきあげ』さんへ。今回は毎度のメンバーと新規がひとりの5人です。
やーっと再訪できました。かれこれ30代からお世話になってまして、今年63歳ですから愉しみはもう四半世紀以上の長きに亘ります。気がついたら親方も女将さんも、そしてボクらも人生を重ねてしまいましたね。

春夢、、、

夏はひぐらしの音と冬は風花ですが、初夏のような今宵は比叡山が少し朧に霞んでいます。勝手な思い込みかもしれないけれど、居場所があることはとてもありがたいものです。いつまでもここで遊ばせて欲しいですねぇ。








2022年4月6日水曜日

Tsuruhashi Korean Town

コロナ禍でのマスク生活は、オヤジの吐息や毛穴から発する多少のニンニク臭もバレやぁしないみたいです、たぶん。


キムチの話です。ボクは鶴橋から取り寄せるのだけど、毎回数キロをバリバリ数日で消費いたしします。信じられないかもしれないけど、ボクが子供の頃(昭和40年前後)は食料品店でキムチなど売っていませんでした。今ほどポピュラーな食品ではなく、たまに行く北鮮出身の家族が経営していた焼肉屋で食べるぐらいでしたもの。でもその味が原点でね、今もきっちり染みついております。
当時の味を求めて行きつく先はやっぱり鶴橋でした。
今日も熟成が6㎏届きましてね。ボクは調理などせずに、御飯に乗っけてこのままがいちばん。袋からドボンとタッパーに移し、調理ハサミで切ればお手手も汚れません。


曖昧な記憶だけど、キムチを食す度に思い出します。夫婦げんかして実家に帰った母と姉、なぜかボクは父と一緒に残されてしまいましてね。料理などできない父と焼肉屋で食ったキムチと米がフラッシュバックいたします。
財布ごとお帰りになった母とほぼ一文無しの父。ボクらのテーブルにはとーぜんロースもカルビも無く、米とキムチだけでした。それも一人前で。

切なっ!




BODY LINE


<<閲覧注意>>初老漢(♂)のアンダーウェア事情ですので・・・

伊勢丹メンズ館でのスプリングコート購入ついでに、食品館に抜ける地下通路でカルバンクラインのパンチぃを購入することに。
二十代からカルバンおんりぃです。ここ最近はコストコの3枚組カルバンでしたが、メンバーズカードが終了したので今回は伊勢丹にて。コストコの品でももちろん耐久性も柔らかなフィット感もじゅうぶんよかったのだけど。
さすが伊勢丹メンズ館、コストコ3枚組価格でここでは1枚も買えないのね。
ひゃ~り!
ピタマークのデパボの手前購入したけど、ポールスミスの下着T2枚とでね。
パッケージとタグの高級感は伊勢丹メンズが抜けてるけど、品質の違いは何だろ!

ところで昨今はホワイト系のアンダーウェアが少ないんだよな。伊勢丹のどのメーカーもポップなカラー系ばかりで。「シルクでしたらございます」と勧められてもなぁ。またオヤジ向けならあるのだが、股上深くキンチャクシルエットなのがイヤだ。

清く正しく美しく、
いつまでもボディーラインは美しく保ちませう、なんちゃってぇ。

2022年4月3日日曜日

Summer hat

先日撮った家族写真に少しドキっと。思い過ごしとは思うのだけど、自分のオデコが広くなったような、前髪に元気が無くなったような。幼少期からオデコ出っ張りでしたが、系統的にその伝統は無いはずなんだけどなぁ。まさか俺が!なんで俺が!ああ、きっと考えすぎだよね。枕にはオケケは落ちてないもの。(文章で気を悪くした方がいらっしゃいましたら、ごめんなさい)

桜花を散らす雨の中、今シーズンの夏のパナマをトラヤ帽子店で入手。本当はモンテクリスティ-オプティモが目的だったけど、マダムに「あなたの顔にはコレの方が華やかよ」と勧められてコッチになり候。

ホントっすかね?


深夜に『おんな酒場放浪記』の再放送を見ていたけど、酒場が遠い景色になってしまいました。ハグも握手も耳打ちも御法度となり、それが他人(ひと)との当然のマナーなった今、あれだけ店主や客同士の距離感の近かった時代は戻ってくるのでしょうか。最近は外呑みをまーったく欲しなくなってるボクもどーなんでしょう。あれだけソワソワしていた日々の宵の口が、精神的ご隠居生活の今は静かなモノですよ。これってコロナ以前に年齢的なことかね、トホホですね。

3回目の接種も終わりました。ちょーっと全身が痛かったけど、こーなりゃ4回でも10回でも打ったるわい。