2008年8月31日日曜日

続『鶴八』

       鶴八

この頃お客に有無を言わせぬような、
店主が主導権を握ってる飲食店って多くない?(食べ方もコッチに合わせろ的)
一見サービスも丁寧で、礼儀正しいように見えるんだが・・・・・・・
   (実はただの慇懃無礼でしかない)

昨晩は久々に神田『鶴八』でお鮨の夜。

礼節を知る店主とお客さんとで成り立ってる店です。
時に常連さんは毒舌をを交え、聞いているオジも「ヒャッ!」っとしたり、
あまり語らぬ常連さんには、阿吽の呼吸で好物がスッと付台に供されたり、
たとえ初めてのお客さんでも、ここには押し付けも緊張もありません。
まずはお客として寛げる空間があり、
自分のペースでゆっくりお鮨を頬張ることができるのであります。

この店でいつも思うこと、飲食店は決して膳の中だけじゃないと思う。
叩き上げの謹直な店主と女将さん、見識を備えた厳しいお客さん、
なにより美味しいお鮨がそこにはあります。

以前付き合いのあったフードジャーナリストが、
知った様に語っていた『お鮨の食べ方』が、
この店ではいかに馬鹿らしいことかが分かる。


お勘定が済んだお客さんが帰るとき、突然雨脚が強くなった。

「今行くより、どうぞゆっくり小上がりでお茶でも・・・・・・」(店主)

2008年8月30日土曜日

Days of Whisky and Roses

一昨日NHK『スタジオパーク』に賀来千香子さんが出演していて、
「40代は、本当に楽しい」って語っていた。(ん~超同感)

 『四十(しじゅう)にして惑わず

なんか40代っていいかも!
生意気盛りの10代・20代では、どんなに自分が正しいと思っても、
「若造のくせしやがって!」などと、一笑に付されるのがオチだった。
当時は腹立たしさでイッパイだったけど、今40代も終わりに近づいていてくると、
一笑のその意味合いがすごーく解りますねぇ~!
(至る所で、「ケッ、まだまだケツが青いねぇ~!」が口癖の今日この頃)

いろんな経験もしたし沢山の場数も踏んだ、だからこそ少しは見えてきた40代、
若かった頃、自分では見えていたつもりの答えは、
実は何も見えていなかったんだなぁ~っと!
と言っても、「これだっ!」って正しい答えは今も見つかりませんが。
      (答えって、有るの?)

40代って、結婚していてもシングルでも、子持ちだろうが人格良かろが悪かろが、
そろそろ自分のポジションも見えてくる頃かなぁ。
その与えられた状況の中で、今とこれから(将来の夢)を楽しんじゃえ。

ガキの頃からの人間性の根本は、40代で変われるワケもなし。(変える必要も無)
その人間性と経験からくる多少の知恵で、これからの人生を泳いで行っちゃうもんね。
(自分の中の沢山の魑魅魍魎たちと、
         少数派のエンジェルにご登場してもらってネ)

20・30代なんかぜーんぜんダメよ、味覚も変わる40代からがホント楽しいぜ!
まぁ・60代にすりゃー、「ケッ、40代なんて何にも分かっちゃいねーよ!」って、
また一笑を買うかもね。(クックックッ、でも60代より肉体は元気よ~ん)

     アベ子
      ABERLOUR 18年 700ml 43度
何を言いたいか、よう分からんけど、だって今が楽しいんだもーん!
オジ、今日も悦楽の日々を送ってます。

2008年8月27日水曜日

青い鳥 逃げた

オークションで落札したカメラ、
『ANSCO FLASH CLIPPER 』( Made in USA)が今日届いた!(ヤッホー)
やっぱデッドストックは程度がよろし。(ビュールフォー)
大きなフラッシュをセットして、ブログ用に写真を撮った。(ん~ナイス!)

     ウレシー!

     「あっ!」手が滑った。   (ガシャン)

     ギャッ!

        (オジ失禁失神)

日(ひ)出(い)ずる国

テンプ~ラ スーシ フジヤ~マ ゲイシャガール・・・・・・・

インターネットの時代になって、
少しは外国人の日本に対するイメージも変化したのかしら?

外国人でも、若い世代じゃアキバ系の『オタク文化』が人気らしいが。

今も浅草の仲見世じゃ、竹原さんのサウナスーツより汗かきそうな、
化繊のコテコテなジャパネスク着物は売ってはいるが、売れるのかなぁ~?
  (必勝ハチマキを締めたマネキン人形が着てるよー)

そー言えば先日鮨屋さんで、
「おやっさん、今日は何かいい魚入荷してる~?」なんて、
常連口調のお客が外人さんと食べていた。
その得意げなオヤジ、片言の英語と日本語でお鮨をレクチャー(薀蓄)してた。
(目の前を通り過ぎる、ベルトコンベヤーを指差しながら)

まぁ・異文化コミュニケーションは、食文化からが良いかもね。
     (そー云う私も、同じ穴の狢っス!)

  オジ自慢の一品
オキュパイド ジャパンのシガレット・ケース(ライター付き)
       (デッドストック)
外国人の日本土産の定番柄、
『桜』『フジヤマ』『五重塔』『赤い三条大橋』『ゲイシャガール(舞妓)』
フル・ラインナップです。
一番上には、Memory of Japanなんて入っておりますぞ。

2008年8月26日火曜日

MADE IN OCCUPIED JAPAN

「ハイッ・笑って!」
って言われても笑えないオジ。(だって面白くないモン)
たまの豆腐屋の取材でも、笑顔のつもりでカメラに向かってはみるが、
自分の笑顔がスゴ~く変形しているのも分かってる。(大嫌いじゃ)

それが取材慣れした人は、自然と自分が絵になる表情を作れるんだなぁ。
     (鏡で練習でもしたのかぁ~!ナルシスねぇ~)
オジは『elite models』には向かないね!(素材はいいんだけんどネェ~)

     オキュパイド ジャパン ライター(ライカ風)

   ●このカメラに向かって笑ってみてください。

     すっげぇー手が込んだ細工だよ

   ●無理だよ~ん!ライターだもん。
オキュパイド ジャパン(占領下の日本製) Lumix オイルライター [1948]

2008年8月25日月曜日

ゼラニュウム

我が家のワインセラー(極小)では、日本酒が八割方を占めています。
一生懸命、奥さんに料理で使っていただいてはおりますが、減らんのじゃよ。
ましてや頂戴する日本酒が、この頃『要冷蔵』の多いことったら・・・・・
 (自宅では、まずウィスキーだけ)

ぜ~んぜん日本酒を呑まないワケじゃないけど・・・・・・・・・・・・
(鮨屋さんや割烹に行けば当然のように日本酒です)

ただ日本酒に限って言えるのは、(他は、ダイジョブ・マイフレンド)
呑むに従ってピッチがドンドン上がってしまう。
途中から呂律が上手く回転せず、そこで「不味い」と気づいても時すでに遅し、
泥酔から酩酊そして皆様にご迷惑の道を大驀進しちゃうオジです。

今までの人生で、日本酒には沢山教えていただきました。
 (真冬の、頬にあたるアスファルトの心地良さ、などなど)←そっち系っス!

まぁ・気が付いたら青森に居た!とか、
目が覚めたら、隣に知らないオネエチャン(髭の生えた)が寝てた!
とかは未だ無いので、酒飲み人生まだまだセーフですがね。

オジの場合、辛いとか悲しいとかストレスとかで呑んだことは無いけれど、
失態が露見後に、言い訳で↑上記からセレクトはしています。(も~大変なのよん)

        片口・前田正博 作
        酒器(色絵磁器)・前田正博作
日本酒を呑むと、ユーミンの『埠頭を渡る風』を坂本冬美風に歌ってる私。
               (たまにヨーデル入る)

日本酒を呑み過ぎた場合、『いいちこ』に切り替えると一気に酔いが醒めるよ。
私だけが知っている、生活の知恵っス。(嘘だと思うなら、試してみぃ~)

2008年8月23日土曜日

小督

2年前に山の直売所で、小さな小さな萩の木を買ってきました。
その場では小さく楚々とした花をつけ、
それはもう純真無垢な少女のようにいじらしく可愛いかった。
   (お店の坪庭に移植)

あれから2年、萩って相当バイタリティーに溢れたシブとい系なのね。
今ではすっかり、収拾のつかないアフロヘアーの如きに大変身。
坪庭の栄養全部独り占め、伸びすぎたので剪定鋏で切れば、
プラナリアのように切り口から増殖を始める。
周りの木々を駆逐して、万両も沙羅双樹も笹さえも淘汰させちゃいそうな勢いです。
植物も人間と同じで、イメージだけじゃ分かりませんね。

まぁ・人に対しても、イメージってコッチが勝手に膨らましてるだけですがね!

先日も『THE GINZA』で、いつもにまして綺麗なビューティーアドバイザーさんに、
         (イメージ最高)
匂い立つよな素敵な笑顔で、(涎)
「こちらは限定販売のパヒュームで、
     在庫はあと数本で御座います」なんて言われ、(ハ~イ・買いま~す!)
お目当ては買ったのに、いい気になってテイスティングもせずにまた買った。

     百合の香
     『SERGE LUTENS』の『UNLYS』(Lily系)
あーあ、失敗したぁ~!これはユニセックスではないです。(女性用だよね)

2008年8月20日水曜日

Pretty

夏休みも明日で終了、今回は結構ポジティブに行動した。
とにかく歩き・食べて・食べて・食べまくった7日間でした。
甘いモンだけでも、

   メロン・パフェ        桃・パフェ
    メロン・パフェ食べた。         桃パフェも食べた。

 氷アズキ    フルーツポンチ
     氷アズキも啜った。      フルーツ・ポンチは女房が食った。
(トッピングはカラスミじゃなく杏だよ)

「男だって甘いモンは食べたい」、男だって可愛い系は好きなんじゃ。
若い頃はチト恥ずかしさが邪魔をして、こんなモンには手出しはしなかった。
        (古い男やさかいネ)
やっぱ時代が違うのか、今の若い男子は平気でパクついてるよなぁ。
(オジの時代、彼女の前ではコーヒーでやせ我慢していたのに・・・・・)

つーことは、その反動かしら今のオジ。「ブレーキが利かないで~」

可愛い系繋がりで、こんなモンもゲッチュ!

         アンティーク・ディズニー時計

1940年代のインガソル社製ミッキーマウスの手巻きウォッチです。(男の子用)
  (今回はデッドストックではない)
ミッキーのビンテージウォッチには様々な種類が存在しますが、
人気があるのはこのインガソル社の1930~40年代のモデルだよ~ん。

       「どー、可愛いっしょ!」

ミッキーマウス ミッキーマウス ミッキーミッキーマウス ミッキーマウス ・・・・・

久々の『つげ義春の世界』

オジ大阪は大好きな街、ぜひブログで極彩色の世界をやりたくて行ったのに、
なーんと・デジカメ忘れ、大阪は「写真は無しよ!」になっちゃった。
特にコリアンタウン鶴橋は、失神するよなフォトジェニックな街だったのに~!
             (残~念)
あの激暑の中、何よりびっくりしたことが、
それは戦後の闇市のような商店街を歩いていた時のコトでした。
前方から頭にキムチを乗せて、こっちに向かって歩いて来る人が!(さすが鶴橋)

  「んっ!」  

  (ギャー

キムチじゃねーよ、頭がパックリ割れて真っ赤な血を流してる。
それなのに、普通に歩いて来るではないか!(なぜ?)
思わず弟子・豆助を残し、その場から逃げた親方・オジでした。(人間性モロ出し)

キムチを大量大人買いしての帰り道、
豆助に「さっき一人で逃げたでしょ!」とツっ込まれた。(シドロモドロ~)
 
でも、
「あの熱気の中でのシュールな出来事は、いったいなんだったんだろう?」
     (真夏の怖い昼下がり)

     シカゴHEROLD PRODUCTSミのスパルタス
 シカゴHEROLD PRODUCTS社のスパルタス"35mm"(トイカメラ)
   デジカメは便利、でもアナログの映像も魅力がある。
   1950~1960年のデッドストックのトイカメラを買いました。
   子供用の玩具のようなカメラですが、ちゃんと写りますよん。

2008年8月19日火曜日

ふきあげ

     PM5:30

       一年振りにこの場所。(西賀茂)

     PM6:30

 京都で食べる日本料理は、オジはここだけ。(この時季は鱧がお目当て)

     PM8:00

 美味に酔い、酒に酔う。かすかに聞こえるのは虫の音だけです。
 時間の経つのも忘れる、オジ唯一の京都の隠れ家です。

2008年8月17日日曜日

Choice

「まさか同時に、二人からプロポーズされるとはねぇ~」
「でも一人の実家なんて茨城よ~、田舎は苦手なのよ~」
「断るのも気を使うのよ、ふふっ、結構疲れるのよねぇ~」
(滑舌がよろしく、その透明感のある声はとってもイエロー)

外は炎天&熱気が凄いので、『虎屋菓寮』にカキ氷を啜りに入った。(昨日)
涼しい店内は満席、座ると同時に聞こえてきた隣席の会話です。
女性二人組なのに、なぜか一方の声だけが聞こえてくる。
(お外の天気と同じに、相当ボルテージ高し)

オジの中でも顔が見たい欲求が起きるが、今見ちゃミエミエだし~、
他のお客さん達も、『チラ見』で彼女を観察しているのがよーく分かる。
         (注目の的)
どーやら、前に座っているカミサンも娘も同じ気持ちみたい。

オジも何気に『お顔拝~見』、(ヤベ~、やっぱ視線が合った!)

    (ん~・確かに美人さんだわ・・・・・)

   『命短し恋せよ乙女』、愛されてる内が華よ!



  この頃流行の『天然系シロップ』のカキ氷、ジャムの味がします。

           氷イチゴ+白玉

          高度経済成長時代に育ったオジには、
         『明治屋』のシロップの方が安心できる味っすねぇ!

2008年8月16日土曜日

今日蜻蛉見た

若輩者のオジには、まだまだパナマ帽は似合わない。(でも欲しい)
今日銀座『TORAYA』に出向き、自分好みを探してみた。(懐古的な品が好み)
『KNOX』にピッタリのモンがあったけど、(KNOX・オプティモ)
オジのサイズが無い。(なんでぇ~)

     「私、頭が大きいですか?」(ちょいBlue)

店主さん曰く、 
「いえいえ欧米人に比べ日本人全体が大きいので、
          シーズンの初めに売れてしまいます」とのこと。(ホッ)

でもそこは、さすが銀座の『TORAYA』さん。
「こちらならサイズが御座います」(親切な対応)

店主さんの指差す先には『Borsalino』(モンテクリスティ・エキストラ・フィノ)が・・・

「店主様、ありがとう御座います。私を高評価してくださって!」

でもそりゃ無理だぁ~、オジじゃ帽子に¥231.000は払えんよ。

     麻の帽子(トラヤ・オリジナル)

分相応で、『TORAYA』オリジナルのコレ買いました。(これでいいのだ)

「母さん、ぼくのあの帽子、どうしたでしょうね?」
  ♪Mama~, do you remember?~♪

      (サァ知らないねぇ~)

2008年8月15日金曜日

パパの趣味と娘の好み

明日から夏の休暇、「憑き物落ちた」気分です。
これからの一週間は、豆腐を作らないで済む。(ウホッ~)
大げさではなく、蒸気機関のように今毛穴から熱が噴き出している。(シュー)

と、ここまで書いて寝てしまった昨夜。

今目が覚めた。(ゲッ!AM4:00)
これじゃーいつもと、大して変わらないですねぇー!
まぁ1日2日はダラリと過ごし、後半は関西でデロリと遊ぶ。

まずは大阪、「待っててや!」(誰が?誰も!)

   EVISU・スパンコール&ビーズ製バッグ

娘が中学生の時、関西土産で奮発した『EVISU』のバッグ。
「ドーモ・ありがと」と言われ「ホッ」としたけど、
なぜか一回も日の目も見ずに、タンスの肥やしで早数年。

七色のネオンさえ 甘い夢を唄ってる~・・・・・・・・・・・・・・・

2008年8月13日水曜日

34年ぶり

なんてったってお盆は書き入れ時、「儲かりまっせ」
今日お見えになったお客様の中に、なーんか面影のある顔が。
すっかりオバサンだけど、あれはたしかにKちゃん・・・だと思う?
学校でも目立った、双子の美人姉妹だった。(美人だけど気が強~い)
小学生の頃、スカート捲くりして引っ叩かれたような・・・・・
(リアルタイムで『ハレンチ学園』の世代でしたので)

オジ「もしかしてKちゃん?」

Kちゃん「そうです~!も し か し て、やっぱり小野君だぁ~!」

オジ「え~ゼンゼン変わってないねぇ~(ちょっと御世辞)」

Kちゃん「どーしたの~?豚になっちゃって」

オジ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ほっとけ!)」
    (ほ~んと、変わってねぇ~や、その口調)

     色エンピツと筆入れ
    昭和30年代の色エンピツと、セルロイド製筆入れ

2008年8月11日月曜日

Brunch

オジはLIVEでスポーツを観るのはニガテ。
だって応援して負けたら、どーんと落ち込む体質なもんでねぇ!
だからオリンピックも、結果を知ってから安心して観ることにしてる。

今日の男子百m平泳ぎも、お客様から情報を得てお昼御飯時に観た。
素麺食べながら感動の場面を楽しんでいたら、
レースが終えた北島選手にインタビュー、タオルで顔を押さえ涙を堪えた。

おいおい観ているこっちが嗚咽だよ!(ありゃ・鼻に素麺入っちゃった)
       「ゲホッ」

     古伊万里
             古伊万里錦手
オジが素麺や蕎麦・饂飩を食べるのはコレで。
当時骨董屋さんで、悩みに悩んで買った物。(若いオジには、ちと高かった)
もう30年から使い続けてる蕎麦猪口です。(厳密に言えば向付けだけど)

[江戸時代の器で食べる]

なんかいいよね。
骨董屋さんに行けば、まだまだありますよ。

2008年8月9日土曜日

今日蟋蟀見た

炭水化物好きのオジが、このところ御飯がすすまず。(麺にシフト)
なーんかバテてるなぁ!お昼はスイカ半玉の日が多い。
「昔はこんなに暑かったっけ?」
年齢とともに、夏との相性が悪くなる。「あ~萎(しな)びてく~」
オジもそろそろ、地球温暖化問題に目を向けなきゃいけんねぇ。
まずは自分の部屋から冷やしとこ!(21℃にセットしてっと)

暑さも限度を越すと、日中はお客様が少なくなる。
その代わりに、早朝に御来店される人の多いこと、
[豆腐屋なら朝早くても・・・]って思われているみたい。
お豆腐は、起きたらすぐできるモンではないのですよ・・・・・ハイ。

あと閉店後にオジの自宅のインターホン押して、
「もう終わっちゃったんですか~?閉まってんですけど~」
(あの~、終わってるから閉めたんだけど)←ブチッ

せっかくのカミサンとの、熱く甘い吐息のムーディーな夜を邪魔しないでよん。
        (嘘ぴょん)

あー今宵は酒で、暑気払いでもいたしましょうか!
とか言いつつも、この時季繰り出す元気も無いや。(お疲れちゃん)

     懐かしい味
        今は無きスコッチ、『John Begg』だよ。
昔数回行った、新橋のBAR『John Begg』を思い出す。(もう遠い遠い昔)

今BSで『阿久悠』特集をやってて、
小林旭の『熱き心に』、やっぱりいいねぇ。

「なんか俺って、ちっちぇーな」って感じ。

上記の文章なんて、壮大な浪漫のカケラも無いもんねぇ~!

2008年8月5日火曜日

      粽
『祇園祭』の粽・お店は『長刀鉾』自宅はこちら『鶏鉾』


今の時季午前4時から働いて、9時前後に朝ごはんと着替えして、
お昼ごはんにまた着替え。(だって汗みどろなんだもん)

若い頃のサラっとした汗じゃなく、
この歳の汗は塩分濃度(糖分濃度?)が強いのか、
ペタつくのよん。
トイレに入りゃ、便座が貼りついてくるモンね。
(オジの後は、貼りついちゃうからクイックルしてね)

どーしてこんなに暑いやら、ボイラー焚きゃ室温上がり、
油揚げ揚げりゃ、『女殺油地獄』(おんなころしあぶらのじごく)だしー!
      (タスケテ)
で、痩せないときてる。(なぜ?)「食ってるから~」(必要以上)
      だよね。(納得)

とか泣きが入ってますが、我慢もしますよ、だってもうすぐ夏休みだもん。

『そうだ京都へ行こう』ってことにはなったが、
いつものポン友&盟友のSちゃん、
「今回はダメー」なんて言ってきた。(マジー)
オジとの京都より、どーも家族旅行(軽井沢の別荘)をとったらしい。
     (キィ~・裏切られた)

ちなみにSちゃんと行く京都は楽し!
なにしろSちゃん、気位が高い&なんにも動じない。
あの京都のイケズを3倍返しできるヤツっす。
オジにとって唯一の『京都にゃピッタリ旅の友』なのにぃ~!
カゲではオジ、彼のことを『冷泉家』とか『麻呂』と呼んでいる。

そー言えばSちゃん、昨日返事を言いに来た時なぜかモヒカン???
      (麻呂御乱心)

てなワケで、今回の京都はオジも家族+豆助となりました。

2008年8月4日月曜日

まだ夢の途中

オジより一つ先輩で、年が行ってからできた子供がいる。(まだ幼稚園)
先日一緒に出かけた時のこと、その家族の情景にオジも十数年前を思い出した。

誰でも自分の子供は、文句なしに可愛いモンよ!
その頃の親の思い描く子供の成長は、ある程度の温度差はあるが、
もちろん親の理想のレールの上をひた走る姿であーる。
その場にいる他の家族も、みな子供が乳児や幼児でしたので、
和気あいあい子供中心の会話で盛り上がってた。

「いいねぇ~、子供に夢を持てるうちは」

思わず口を衝いて出てしまった。(悪気はなくてよん)

   エッ、アッ、アラ~気まずい雰囲気!(ヤベ~またやっちまった)

子供なんて、親の言うことをちゃんと聞いているのはせいぜい小学生までよ、
思春期になれば、当然子供だって自分の意思で行動するわけですよ。
(彼らはまだ知らない・・・・・・・・
   子供は良きも悪しきも沢山のサプライズをくれるのよ~、フフッ!)

親が思い描いていた理想のレールなんて、子供は走りませ~ん。

(みんな自分もそうだった)

理想や夢から始まった子育ても、時の流れの中で現実の中に接点を見つけ、
ほんの遠くからまた子供に夢を見る。

先日子供同士が同世代のお客様が、御来店の時に言っていた。

「あの頃は親同士が変に熱かったわねぇ~
 な~んで皆、あんなに子供に期待してたのかしら」(笑)

子供は親に育てられ、親も子供と世間に育てられるモンっすねぇ。

     たのしい幼稚園
          昭和42年8月号

2008年8月2日土曜日

Πανδώρα

遣っちゃいけない時に遣っちゃうオジ。

誰かを言葉でフォローするつもりが、
よせばいいのに喋りすぎて傷口パックリとかね。

いちばんよく遣るのが、
せっかく御粧し(おめかし)したパーティーや会食で、
食い意地が張っているのが災いし、洋服にタラ~っとシミをつくっちゃう。
          とかねぇ~!

この夏のオジのファッションテーマは、『偽・華麗なるギャツビー』っス。
白麻のスーツもエナメル製コンビ靴も買いました。(髪も真ん中分け)←嘘
でもネぇ~、着ていく場所もないし、着たらきっと・・・・・また遣るでしょう~
       白は怖いね。
テーマに合わせて時計もゲッチュ!今回はペラペラの金キラで攻めてみた。
    (箱も素敵なアールデコ風)

     ボックス
                  BOX
              箱をパカっと開けると、
              「ほーら!金ピカ!」

     ピカッ!
        BULOVA トノー型 手巻・1952年製
           (未使用デッドストック)
              「眩しい~」

2008年8月1日金曜日

水蜜桃

「世の中に死ぬほど美味いモンは無い」と思ってはいるが、
食べて思わず笑みがこぼれるモンはある。

本日頂いた、岡山『志ほや』の『清水白桃』はまさにそれ。

     momo
          器・桃文皿(故・浅野陽 作)

一口目は、自己主張さえ無いような優しい味。
その後静かに訪れる、とってもミルキーで上品な甘味。(多汁)

マンゴーのように、ハッキリした・香り・甘さ・味・ではないので、
自分の味覚や嗅覚で想像を働かし、その味をもう一度追いかける楽しさがある。
つーか、美味い桃はやっぱ死ぬほど美味いモンかもしれんね!