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2026年8月22日土曜日

Fujifabric

呑みながら何気にフジファブリックを聴いていたら、少々サザエさん症候群に。

「フゥ~、あしたから仕事かよ・・・」な。一週間などアッという間に過ぎちまいました。
店での販売用は月曜日製造からで、明日は都心や関西の料理店(業務用)向けの発送分だけですがね。鈍ってしまった全身をまた騙し騙し奮い立たせます。へへへ、明日(未来)を夢見ながらね。

子供のころからそうだった。人って変わらないし変われないな、益々それも良し。


2026年7月23日木曜日

23℃

早朝の4時には明るくなっていた5月6月でしたが、7月も後半になると(午前4時では)暗い夜明け前でありまする。暑さの本番はこれからですが、季節は少しづつ秋に向かっているようですね。

「いいねぇ豆腐屋さんは、暑いと売れるでしょう」と言われるけど、この危険な猛暑や酷暑では、昼過ぎから夕方近くまで人通りが絶えてしまいます。暑すぎて蚊の出没が無いのはありがたいですが、やはり限度はありますねぇ。初秋が待ち遠しいです。


この季節は友人知人からギフトが届くのね。老人は滅多に外出はいたしませんので美味はとくにありがたい。まーね、皆さま分かっていらっしゃる。対ワタシですので「食べ物」がほとんどなーのね。

風呂後はエアコンは23℃に設定し、熱いコーヒーかアルコールでその「頂き物」を愉しませていただきます。





2026年4月5日日曜日

Untitled


古物商で店舗什器のアンティーク硝子ドームを見つけ即購入する。

祖母の家は田舎のバス停前の煙草屋で、雑貨屋でもあり食料品も販売し駄菓子屋でありました。大正時代ぐらいの建物だったのでしょうかね、西日の当たるショーウィンドウには、煙草をくわえたクロンボ(当時の総称)人形と、ガラスドームにはショートホープが置かれていた記憶があります。麦わら帽子は紛失してしまいましたが、人形は今もボクの本棚に鎮座しております。骨董屋さんでの偶然で、祖母の店が復活。(タバコは嗜まないので、森永キャラメルで)



ときどき無性に珈琲ゼリーを食したくなる。

ちょうど50年前の高1の頃、バイトしていた純喫茶で生まれて初めて珈琲ゼリィなる洒落た甘味を知りました。(当時は)挽いた豆を鍋で煮出して作ったのだが、めんどくさいのでミカドコーヒーからリキッドをお取り寄せして簡単にやりました。品格を重んじますと、クラッシュではなく最初からグラスでゼリーを固めます。ホイップせずにクレームドゥブルを薄く流し込むだけでいいの。銀のスプーンの方がクールだけど、クリスタルガラスはキズになるので木製で食す。


ザラメ煎餅が好き。

ボクの煎餅愛は子供の頃からで、とりわけザラメ煎餅が大好物であります。バリバリ食べると口中傷だらけなるハード系(例えば成田市の櫻屋本店)からこのザラメ極小パリっと系の草加市の高瀬煎餅店まで、しょっぱい醤油煎餅にザラメ砂糖まぶしのどストレートさが愛おしい。
こればかりは酒でも珈琲でも緑茶でもなく、硬質なほうじ茶か穀物香の玄米茶が好みなのね。毎正月と節分用の大福茶(一保堂謹製)が残っているので、いちおう若水を汲んで入れました。

live




2026年3月1日日曜日

CINEMA

暖かくなりまして、ちょっと早いけど階段上の電笠を寒色系にチェンジしました。


出かける予定が変わって、お籠りな日曜日(定休日)であります。

先週に柳橋を歩いたことで、そこが話の舞台であります映画を数十年ぶりに鑑賞を。『流れる』であります。成瀬巳喜男監督の1956年(東宝)制作のモノクロ映画で、幸田 文の原作小説です。当時の東京や花柳界の風景を知ることができ、またモノクロでありますが着物が江戸好みであります。
凋落の一途の芸者置屋を描いてますので、明るい作品ではございません、あしからず。


山田五十鈴さんのセリフの「一本つけて頂戴」にその気になって、鑑賞のお供は普段は呑まない日本酒にする。神棚用を失敬いたしますよ。肴も手っ取り早く味噌豆に。

じいさんのたわごとではありますが、昨今の映画はまーったく観ないのだよ。小津監督や成瀬監督、三隅監督など、この時代で日本映画は頂点に達しちゃったのではないかと思う。山田五十鈴さんや田中絹代さんはもちろん、高峰秀子さん、中北千枝子さん、賀原夏子さん、皆演技がリアルそのもの。善人の奥にいる悪、悪人の中の善と、実社会では当たり前のことですからね。とくに栗島すみ子さんのデフォルメしていないあの凄味は何なのか?

すっかりやられちまいました。



柳橋「一新亭」の主にして日本で最後のアマチュア写真家・秋山武雄氏の写真集を古書店で購入する。作為の無い写真で、市井の人々がそこにいます。タイトルがささった。


2026年2月24日火曜日

Ki-Yan

 

煙草入れやキセル入れ、また戦前までの袋物や根付などは、女性モノより男モノの方が粋で凝ったモノが多いのね。でもアンティークで探してもなかなか良品は無いんだよなぁ。

男モノの粋な和装小物を探しているのだが、どーしてもその類の九割五分はファンシー(女性向け)な品しか見当たらない。銀座の松屋さんの「銀座名匠市」で、インスタで知る上七軒の和装小間物店『上七軒あだち』さんが出店していたのでのぞいてみた。やはり「カワイイなぁ」「キレイだね」的な品が多いが、唯一、ユニセックスなカード入れが見つかる。白茶のつづれ織りに蓮の刺繍で金糸の縁取りックのモノね。濡羽色もあったけど、黒に蓮ですと仏事限定っぽくなりますのでコッチを選択。「おおっ、いいじゃん」同系で長財布もありましたが、さすがに財布はコードバンの黒革と決めてまして。安い買いモノですいませーん。




帰宅すると、お得意様のお内儀から酒の肴が届いていた。
「あらら、うれし」
千葉県産浅利の串焼きであります。

んじゃ、以前にその旦那様から頂戴したグレンドロナックで、このさい夫婦和合といきますか。べつだん変な意味はありません。

2026年2月11日水曜日

Maraschino cherry


すんませーん、今週は豆腐絡みで商売を。ってことでもないんだけんど、たまたま定番の生クリーム豆腐を「おぼろ豆腐でお願いします」との料理人さまの御注文で、一週間限定で絹とうふではなくおぼろ豆腐でやります。価格はそのままで、容器は中から大になり、普通のおぼろ豆腐と同等の大きさとなります。かなりお得ですので告知しておきます。

また数日前の『桜梅桃李』のためにわざわざ足を運んでくださったお客さま、今回は店で販売するほど数が無くてすいませんでした。問い合わせも多く感謝いたします。


絹とうふより微量ニガリを減らしてありますのでトロリ感が前面にきます。また豆乳濃度が濃い分にじみ出る水分も少なく、料理の展開はさまざまにご利用可能かと。


トロリ感だもの、ボクは甘味系に流れます。軽くキューバラムに漬け込んだドライフルーツを添えて(天津甘栗を潰したのも好いよ)、タラリと豆乳か追いクレームドゥーブルを。甘味プラスを望む方は粉砂糖かメープルシロップを少量。好みでマラスキーノチェリーを。

2026年1月7日水曜日

Buzzed


ゆく年くる年の静寂の中、独り書斎(BAR宗愚)でマティーニを。

理想と現実、けっきょく大掃除は年をまたぎ、タラタラ終わりダラダラ始まる2026でございました。オリーブのストックも無かったし、パールオニオンも切らしていたのでマティーニもギブソンも出来ずじまいでござんした。
真っ赤なルビーガラスにクロム製のステム、1930年代のケンブリッジグラス社製リキュールグラスであります。わざわざ年越しのタメにセレクトしていたのだが。
どーよ?このキッチュな婀娜(あだ)っぽさは。


鏡餅用以外の残った橙(だいだい)をレモンの代わりでジンフィズに。「オオッ、レモンよりイケるんではないの」とガブガブ流し込んでしまいました。1960年代のBooth's Ginだぞ。
あーんまり好まない民芸運動系で、唯一手元にある故・濱田晋作の小皿に成城石井で見(め)っけた殻付きのマカデミアナッツを。これはスリップウエアのつもりで愛用しとります。


還暦到達からだいぶ過ぎ、同世代の友人たちは「やれ終活だ」「やれ断捨離だ」と潔いフリをしてご満悦らしい。おいおい、まだまだ終わらんぞ。

2025年12月10日水曜日

Caraméliser

豆腐屋のボクが言うのもなんですが、よくある「Soy・・・」って飲料や食品があるけれど、やはりドカンとくる美味しさは乳製品にはかなわない。

だからこそ「大豆食品はヘルシー」だけじゃイヤなんだよなぁ、旨くなくっちゃね。



生クリームならスイーツとなりますが、豆腐でディップ感覚にすることで料理の範疇に。大徳寺納豆を塩味プラスで数粒入れてオレンジキュラソーも適量垂らし、豆乳濃度高めの木綿豆腐をフードプロセッサーでミクロまで。物足りなかったらアニスシードでも。ドライ系の干し柿を焦がしの強いキャラメリゼ(飴掛け)にして冷やし、スプーンでもったり乗っければ完成です。枝を持ってソース感覚で絡ませてね。口中パリパリと楽しいよ。おかずにはならぬが、度数高めでトロみのあるモルトにゃ好いかもです。(干し柿から水分がでると飴が固まりません。割らずにまるまる一個使ってね)まーね、ただの『干し柿の白和え』フルーツ飴ヴァージョンなんだけどさ。

食は知性でございます。


2025年12月2日火曜日

Teishaba

ボク「小野哲郎」の名付け親は、ご縁がありまして相原求一朗氏と言う画家であります。
(北海道中札内美術村に六花亭コレクションの『相原求一朗美術館』有り)

生前に氏から頂いた、北海道の初冬の停車場を描いた小品がボクの手元にあります。毎年この季節になると、書斎の壁に下げ対座することとしております、ハイ。だって、もうすぐ冬だもの。

1975年の作品であります。
初冬の停車場と葉も落ちたポプラの樹、たまらんほど旅情をかき立てられます。



コロナ禍以降は書斎で過ごすことが多くなりました。
フと想う、自分の書斎の完成度追求もそろそろいいかな、とかね。



ヘヘッ(笑)、いやいやまだまだ、最近仲間に加わった照明なのね。(大正時代~昭和初期製)

かれこれ四半世紀も前のこと、「それは非売品です」と骨董店でお断りされた同系の電笠を見つけました。京都新門前の骨董店『観山堂』さんのショーウィンドウの照明ね。たぶん今も同じではないかな。形状はあちらの方がもう少し丸みを帯びているかも。寒色系カラーなのだけど、橙の電球色と合わせると郷愁漂う朧花色となります。冬の寒色もいいかも。



2025年11月7日金曜日

Expo'70

 

Expo 2025 Osakも終了しましたねぇ。55年ブリの大阪万博だったけど、今回も諸事情で訪ねることができませんでした。
前回のExpo'70は昭和45年だもの、埼玉から千里ニュータウンに行ける子は、せいぜいクラスで2-3人だったと記憶しとります。

じゅうぶん過ぎるほど大人になりまして、今なら行けたのだけど・・・

数年前、たまたまのバーのカウンターにコレがあったのね。(Expo'70のサントリー館、または開催期間に販売されていた限定ウヰスキーです)思わず注文しましたよ。それからは縁があれば入手して、書斎に数本ストックしております。齢56年の古酒であります。中身はサントリーオールドと分かってはいても、あの頃の(日本人の)熱気が伝わってくるようでね。
今宵は国際情報社刊の写真集とともに。

ボクは11歳でした。




2025年10月30日木曜日

BAR Lilac

千社札を貼っての襖の穴の修理に勤しみ、ネットでオークション(季節外れの氷コップ¥15,000)や『お取り寄せ』して楽しんだりと、お籠り生活もそれなりに愉しです。

でも飽きた。


数か月ぶりにヘアサロンで散髪をしてきたら、無性に旅心が湧いてくる。雪の金沢に行きてぇ。



新人の『机上の友』が上山田温泉から遠来。生まれは高度経済成長の頃でしょうかね、無傷のデッドストックであります。数々の場数を踏んできたであろう、なかなかの風格あるお姐さま(マダム)であります。鞍替え含めで花代はヤフオクに¥3,000でございました。人形遊びの趣味はござんせんが人形愛はございます。机上に立つオブジェがコレって好いでしょ。カッコいい大人の女性(ナオン)、永遠の憧れでございます。似合うはブラックラベル(ジョニ黒)でしょ。

これは大阪の方からいただいた入手困難系菓子。帝塚山のお金持ち様御用達(らしい)、御菓子店『粟玄』さまの『和洋』をつまみながら。











2025年10月24日金曜日

Lager



夜半に目を覚まし、フとその肌寒さに暖房をつけてしまいました。

この季節、眠りにつく前に温かい部屋でラガーをやります。冷やしすぎずに常温より軽く冷たい状態で。YouTubeで知らぬ街の景色映像をBGMとして、ほぼ思考は停止状態です。そろそろハードリカーも解禁にしようかね。

ここ一年、テレビはまったく観なくなりました。

2025年10月18日土曜日

Senjafuda

築23年ともなれば、アチらコチらに傷みが出てきます。まーね、日々目に触れぬ箇所なら見て見ぬふりもできますが、障子や襖(ふすま)は常に視界に入り込んできますからね。障子を張り替えることはボクでもできます。しかし襖はねぇ、やったことがネェし、面積も広すぎるからなぁ。

ってことで、貧乏補修でそれらしく。


オークションでちょっと昔の大判千社札三枚(2,500円)を入手いたしまして、気になる箇所にホームセンターで購入した障子糊(カビ防止剤入り)で貼り付けました。それだけで江戸趣味の落ち着いた部屋となりますぞ。ただし千社札の絵柄しだいで良し悪しが決まりますので、火消纏(まとい)みたいなハッキリした江戸コテコテよりも、二度見をしないと分からぬような、んで、色彩もくすみ傾向の方が景色としてなじみます。

もうすぐ浅草鷲(おおとり)神社の酉の市ですね。その日の夜明け前には『よし田』の手書き宝船熊手を目指します。



2025年10月17日金曜日

Secret Highland

やれば簡単なはずなんだけど、昨今多い『自動レジ』や『スマホ決済』には怯んでしまう老人でございます。「アナログがオレ流さ」とウソぶいてやってきましたが、いよいよ小心老人の言い訳も通用しない時代となりました。「満州餃子、お前もか!」な悲しみを覚えた一昨日でございました。今後は時代についていけますように、ヨタヨタ歩きながらもがんばりますので、ハイ。

アルコール解禁まで半月を切りました。さてさてナニで口切を迎えましょうか?人生でこれほど心の枯渇を招くとは考えてもいませんでした。体調はとーぶんの期間はリハビリを必要としてますが、適量の「呑み」はダイジョーブなようで。せっかくの一カ月ブリの乾杯だもの、ここ数日はボトル選びに余念がございません。記念日だもの艶(あで)やかに。たぶんジャケ買いで入手したこれにいたしましょう。






2025年9月28日日曜日

Take one step at a time.

休業させていただいた半月弱で、身体のメンテナンスを済ませてまいりました。

人生で入院も手術も初めてであります。手術には7時間から要したようですが、おかげさまで無事全摘することができました。
祖父からは狭心症と父からは遺伝性のガンを。今回は後者であります。こればかりは致し方なしの血脈でありますから、ボクも先人たちと同じ道を辿ることと。とは言え、今は医学の進歩により「明日どうにかなることも無いでしょう」ってことで、ありがたいことでございます。

本日の昼前に退院をいたしました。

やっと豆腐屋を再開することになりました。
以前にご注文をいただいておりますご贔屓様(業務用)は明日から順次、
店売りは10月1日(水)から販売させていただきます。また全アイテムに戻るまでお時間を頂戴いたしますが、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。





これからはゆっくりと前進してまいります。
ひとまず薄い薄い水のような酒で乾杯を。



2025年7月18日金曜日

Ryukin

ネットも含め、旅の途中でギャラリーや骨董屋を覗くのが愉しみです。今回は明治期の銀彩漆器(裏は溜塗)の茶托を美術ギャラリーにて購入する。絵付けの琉金(金魚)も愛らしいでしょう。手持ちのグラスを置いてみた。ラムロック用です。酒をやりながら金魚と遊ぶのだ。

以前から蒐集していた縁金ねじり文様シリーズも5枚発見して即購入。合わせて計11枚となりました。乱歩のいた時代の東洋陶器製で、径19,2㎝のケークプレートでやんす。アールデコの影響を受けながらも日本的な陰翳もあるようで。