2023年4月28日金曜日

Emirates

あと数日で黄金週間に入ります。当店も4月30日(日)から5月7日(日)まで連休をいただきます。ご迷惑をおかけいたしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。4月29日は午前のみ営業となります。

豆腐の発送依頼に来た幼なじみで小中学校の同級生女子が、「老後はドバイで暮らすことにしたの。残ってる不動産の売却だけ済ましたら行くわ」とサラリと言ってのけた。「同窓会のときは来れるの?」などとトンチンカンな受け答えしかできなかったボク。あーあ、皆終活に入ったのだね。それにしてもドッ、ドバイかよ。ヤツがエミレーツ女子だったとは、ちょっと衝撃。(アンバ~ンチ)
コロナ禍が明けたわけではないけど、世間様は自己解放に動き出しましたね。さぁ、皆に続いて行こ、、、
なんて言ってますが、ボクは旅行に行ったり美食三昧をこく余裕もございませんので、連休は自宅でお籠よ。





2023年4月23日日曜日

KUMO

ヘアサロンのある池袋まで次女を送り、ボクは独りで日本橋に食料品調達に。高島屋からマンダリンオリエンタル東京まで歩く。天気は良いが少々寒く、スプリングコートを羽織って丁度良い。ガイド付きの観光欧米人を交わしながら、マスク無しで闊歩するのも久しぶり。銀座よりもソフィスティケートされた街の空気は気持ちいい。マンダリンでは『KUMO』を購入して帰宅。
以前から蒐集している昭和初期の東洋陶器ですが、たまたまオークションで見つけ今日届いた。さっそく『KUMO』を乗せる。乱歩の『押絵と旅する男』と同時代の器に現代のケークを。これも出会いモノです。






春は出会い、旅立ち、別れの季節でございます。とくにこの春の別れはいたたまれないような寂寥感でね。散る桜花のような人生は理想ではありましたが、芭蕉が千住で詠んだ句ではないが、旅立った人も残った者も「鳥啼き 魚の目は泪」で初夏を迎えます。

2023年4月14日金曜日

Hagi ware

次は市会議員選挙なのだが、四年ぶりの笑顔に辟易よ。ハガキにビラに生でご本人もご登場だったりでさ、作り笑顔に対し作り笑顔で答えるワタシ。花街の母じゃねぇーってばよ。いちばん腹立たしいことに、インスタにまで見え過ぎたおべんちゃらコメント入れて来ること。さすがに速攻で消して貰いましたが。縁もゆかりも無い候補者の(支持者の)お世辞の押し売りは、いちだんと選挙嫌いに拍車がかかります。どーせ終われば梨の礫(つぶて)だもの。

選挙は義務ですので、もちろんのこと投票には行きますが。たぶん。
 



御道具商にて萩焼の坂 高麗左衛門(十代) 造の皿を購入する。箸疵ひとつ無い三島手の雲青海波文皿であります。かなり古い萩焼故、過ぎた月日分の古色は萩の陶土を薄鈍に。「萩の七化け」と申しますが、ボクの年齢では化けるまで待ってなどいられませぬ。んで、すでに化けたもので愉しんでおります。

2023年4月10日月曜日

Inbaundo futatabi

昨日はヤボ用で銀座。スゴい状況なんだねぇ、銀座のホコ天での人出の7~8割は外国人ではないか。日産ギャラリーもデパ地下も木村屋パンもユニクロも外人さんで満~杯。聞いた話、うちの取引先の飲食店(ミシュラン系や名だたる系)のお客様の7~9割は外国人らしい。「小野君、すっかりコロナ前に戻ったよ」と店主は喜ぶ。豊洲に向かう車窓から、築地場外のラッシュは口をアングリとなりましたもの。これから本格的に押し寄せるであろうチャイニーズさんたち、あの閑散とした時代からのこの爆発的な復活は、喜ばしいけどどーなることでしょう?ね。

反対に土曜日にお邪魔した千代田区の鮨店は日本人で満席だし、日曜日の銀座ウエストも日本人で行列でありました。コロナ禍も繁盛、その後のインバウンドのお祭り騒ぎに乗らないでも繁盛、良き姿です。



2023年4月5日水曜日

WELDGIN



どーでもよい話です。

デニムと言ったらボクはベルボトムオンリーです。昨今のストレッチデニムの方が履き心地抜群なのは分かっとります。オヤジのボクが言うのも変ですが、ヒップラインもキレいだし、ヘヘ。でも、当時モノ(1970年代製)でないと気分がのらないのであります。んで、ヴィンテージ専門で。Levi'sなら646か684、国産ならBIG JOHNのカラーベルボやCantonあたりのマイナー系ベルボトムに限る。この歳になってもヒップボーンに腹肉乗せて闊歩しとります。
最近、またマイナー系を古着商で見っけ、¥12,800でお買い上げ。ちと高いがW36は滅多にないからさ。それに薄汚れてはいるがほぼ新品だし。70年代のメンクラ(MEN’S CLUB)では湯村輝彦氏のイラスト広告で有名だったが、なぜかどこにも売ってなかったマイナーデニムのWELDGIN。半世紀の時を経てボクのもとに。紙パッチもイカしちゃって。





夏に「鮎が食いテェ」と、さっき旧知の店に予約を入れておいた。まーだ先のことですけどね。