2016年10月30日日曜日

Halloween Sunday





いつにも増しての人出の銀座中央通りです。

日曜の昼下がりのホコ天で、
ハロウィン装束の若者男子が三名だけで息巻いてはいたけど、、、


渋谷なら分からんでもないが、銀座でソレは痛々しい。





TOKYO METROPOLITAN TEIEN ART MUSEUM

1932年生まれの母と、
1933年竣工の白金台の東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)に。

ボクは過去に数度、母はお初でして、
その素晴らしいアールデコ建築を愉しんでくれたよーな。

ミュージアムショップにて、オールドノリタケの復刻版マグを母にプレゼする。
デコレディのヤツね。








子供の頃以来かな、母とドングリを拾ったのは。



(少し胸がキュンとする)




Open mind

84歳の我がママと、お鮨を食べに日本橋馬喰町に。
鮨「 一條 」さんで。


ボクより一回り若い親方ですが、
個々のお客さまに対する握りやサーヴィスの臨機変応さなど、
二十数年に及ぶ他人の飯(修行)は伊達じゃないですね。
お初の鮨屋と言えば身構えるけど、
ココは違う、握りを二、三貫つまむ頃には誰もがきっと笑みになってます。

「この店の味」って言うのかな。





Representative Director

バンドを組んでた友人は、
「その道で身を立てる」と、就職もせずに喫茶店でのアルバイトを選択した。
30歳を過ぎた頃、噂で聞こえてきたのは「まだ、ヤツはアルバイト人生らしいよ」とのこと。

皆、彼とは音信不通で数十年過ぎている。

昨夜のこと、フと彼の名前を検索してみると、
都心に数十店舗のカフェや喫茶店を展開する会社の代表取締役に名前があった。
ちょっと特徴のある名前ですから間違いは無いと思えまする。


おおっ、、、

スッゲー、、、


なんか嬉しい出来事で。



2016年10月29日土曜日

BOMB



「はい、小野です」と受話器を取ると、 無言で「プツッ」っと切る相手方、
女性対象のセールス電話なのだ。

悪かったね、男で。

エステだか貴金属の買い取りだか知らんが、あれは腹が立つ。
コッチから掛け直してやるが、まずは繋がることはない。

回線が導火線なら、直ちに着火してやるのだが。





(ちっ!)



2016年10月27日木曜日

UCAGCO




いつの頃からか、
エル グレコの「受胎告知」やジョシュア レノルズの「幼きサムエル」が記憶にあります。

ボクの机上に天使が舞い降りました。
呑みながら、こーゆー偶像や人形(ひとがた)たちと遊ぶのが愉しいんだよね。(フフフ)
そう、なにより自宅の書斎(BAR宗愚)が好きだから。

フィギュリンです。
残念ながらリヤドロじゃありません、マイセンでもありません。
UCAGCO (The United China and Glass Company)のです。
それも戦後ほどない頃のメイドインジャパンなのね。

安モンです。
でもマニトウ感じます。

<<UCAGCOとは>>
アメリカのニューオリンズとニューヨークを拠点にしていた陶器とガラスの製造および商社です。
1850年に創業、創業者は Abe Mayerなるお方で、
UCAGCOという商標を取得したのが1930年代です。
1950年代に多くの日本の陶磁器を輸入し、アメリカ国内で販売していました。
オキュパイド ジャバンってぇやつですね。
1956年に"Sammons Enterprises"に買収されました。(他所からパクらせていただきました)




2016年10月23日日曜日

Driver's license

長女が短期語学留学で昨晩オアフに飛んでしまった。
まぁね、自分で決めたことですから無事に頑張ってください、ってな想いです。

ボクは普通免許証の更新でちょっと離れた街に。
数年前の環八での信号無視がありましたからね、
近場の警察署では事足らず。
日曜は大混雑で、手続きに一時間十分、講習は二時間十分、
終了後に駐車場から出るのさえ三十分だもん。

マジお疲れ。

<<余談>>
そー言えば、
ボクのすぐ前の席で講習を受けてたオヤっさんのトレーナーの背中の絵柄なんだけど、
黒地に白抜きで、頭部に梵字が描かれた鯉に乗った千手千顔観音様と、
その上には桃色の桜花と桜吹雪が刺繍されてる代物でした。

さすがのボクでも、デジカメで撮るのははばかれましたモン。




カミさんには内緒で鮨でも食うかと日本橋を目指したけど、
どーやっても午後二時は回ってしまいそうでしたので止めました。



コシなど要らぬ、お出汁の旨いお饂飩が食いたい。

2016年10月21日金曜日

Late fall

朝夕、とくに早朝は寒くなりました。
パンツ一丁で寝てる身ですので、寝相によってはその寒さで目が覚めます。

季節は晩秋の風情に。

井戸脇の富有柿が今年は豊作で、
落葉が始まれば食べ頃に。

やっぱ、秋は好いねぇ。



ヘルメス(サントリー)のドライジンです。
発売元表示が「 KOTOBUKIYA Co., 」時代のね。
たぶん昭和37年以前の製品かな、と。
レトロな紙物コレクターのボク、
どーしても箱が欲しくてお買い上げを。
ちなみに普段呑みはタンカレーです。

ジンはどう呑むか?
ボクはストッカー保存でキンキンに冷やします。
んで、ロックでやります。
ついでに頂き物の「シンチェリータ」のジェラードを上にドッサリと。

フレーバーはアレキサンドリアで。

旨し。

2016年10月20日木曜日

Amṛta

先日、某有名食べログレビュアーさまと和菓子のウンチク合戦になった時、
ボクの持論など木っ端微塵に打ち砕かれてしまった。

そんじょそこらには無い裕福な家に生を受け、
幼少の頃から、東京やら京都の和菓子や料理関係に出入りをしてるお育ちらしい。
そして今は悠々自適な「越後のちりめん問屋のご隠居」的生活なのだ。
その生活も風貌も「余裕のヨっちゃん」なんだよなぁ。

んん?
ちょっと待てよ、
ってことは、上澄みしか知らぬ、ってことか?



(ヘヘヘ)


ボクなんか下流の宴だもんね。


子供ん頃、緑茶のどこが美味しいのか分からなかった。
子供ん頃、落雁など美味しいとは思わなかった。

今では必需。

2016年10月17日月曜日

Antiquarianism


この界隈に来るのは25年ぶり、
アールデコのアンティークを扱ってた「 Art Déco  modern 」での買い物以来かな。
今の方がインテリア系のショップが多いけど、
置いてある品々が小ぎれいな北欧風やアジアン、もしくはジャビーさを売りなやつばかり。
25年の時の流れを感じます。


昨夜は下目黒にて、呑み&蕎麦の宴を。
「林試の森公園」近くのお屋敷街の中にある「 紫仙庵 」さんにて。
神保町の鮨店「鶴八」の親方と骨董店「 陶枕斎 」の主、
そしてボクと豆助。

板わさなど、自家製ではないにしろ眼力確かなセレクトです。
〆は美しい蕎麦切りですぞ。

「 陶枕斎 」さんの中国骨董レクチャーに夢中になり、
ヤバいね、ポン酒でろれつが回らないほど呑んでしまった。

親方を神保町までお送りし帰路に。




2016年10月15日土曜日

Discover Japan

東海道新幹線を使うとき、
毎度、八重洲の駐車場を利用します。

夕方6時過ぎに東京駅にもどり、
「さぁ、あと川越までひとっ走り!」と駐車場に向かう時に気が付きました。

「アッ、ヤバい」
その日の朝、ホテルから送った荷物の中に車の鍵も入れたままだったことを。



すぐさまカミさんに連絡し、川越から東京駅まで合鍵を持ってきてもらう羽目に。


マジ、めんどくせぇ、、、
カミさんは、比較にならんほど「マジ、めんどくせぇ」ことだったでしょう。

ゴメンね。

なんてぇーこったい、な旅の終わり。


Jet black

最後に漂着したのは先斗町の最深部、大正時代からのBARでした。
やれマッカランだ、やれカリラだなどと言ったところで通用しないぞ、
あまりに研ぎ澄まされちゃってて、髭のブラックしか置いていない酒場です。

無口すぎる店主に、口火を切ろうと寄り添おうものなら静かに撥ね返されまする。
そう、ゴリゴリはいけませぬ。
目には目を、歯には歯を、無口には無言を貫き通すもの。

深い。

洋服ダンスの奥にある、魔界への出入り口のような店。
ある意味これ以上ないダークネスな夜でございました。



2016年10月13日木曜日

Japon

御所南の骨董店、「うるわし屋」さんで網目文の漆小皿(五枚)を購入。
旅先では骨董店を覗くのがボクの愉しみ。



肴をのせてもよいし、干菓子も似合うでしょう。


また丁度のサイズでしたので、
清課堂」さんで菊座の香立ても入手してみた。


自分のセンスが怖いぐらいでっす。



YURURI

好きだなぁ、この風貌、
絶対、旨いモノを食べさせてくれる顔だもの。

器でも室礼でも料理でも、客に「おどかし」の無い割烹です。
品格と滋味と優しさに溢れた店です。

いいぞ。




いつもありがとうございます。


ねっ、「西角」さん。




Light food

ニューウェーブなカフェもいいけど、
軽食ならぜったい老舗で喫茶去を。

定番だけど、朝から「イノダコーヒー」でハムサラダとハンバーグサンドとアラビアの真珠。

パンシロンを飲んでいても胃もたれを起こすこと必至。
分かっていても食ってしまうボク。

後々、案の定、、、



「スマートコーヒー」
ここも最近は大行列ですからね、
たまたま通ったら、意外に空いていたので数年ブリのフレンチトーストを。
ホットケーキは想定内だけど、これは誰もが喜ぶ美味至極。
あの文句ッタレの豆助も、「これは旨い」絶賛する。
東京でも無いよ、これほどは。



これは意外に超フツーだった、とあるパーラのフルーツサンド。


2016年10月12日水曜日

Free

京都で感じるのが、


の多いこと。
神社仏閣はとーぜん、飲食店から骨董店、雑貨屋、土産屋、エトセトラ・・・
食べログ上位はもっての外で、庶民的な宮川町の焼きそば店も厳禁なら、
夜間だけ販売の四条通りの団子屋までもが、(ほぼ路上販売の)
「写真は撮るな」の怒号を飛ばしている。
何も知らぬ外国人観光客さんにも容赦なしだもん、
同じ日本人として恥ずかしい光景だったね。

インスタグラムの時代なのに、どんどん発信してもらえばいいのにさ。

ところが建仁寺はすごい!時代の先駆けだね。
「自由に写真をお撮りください」と受付で。












2016年10月11日火曜日

for the third time

夕ご飯を。
食べログ、4.41(現在)
訪問は三回目。







輪郭はっきり、薄味ではないね。
美味しいです。

器使いに人が出てます。
けっこうアグレッシブでデロリ感も強め、
ぎりぎりの怖さがありますぞ。


などとオレごときが。

(個室で良かった、カウンターは撮影厳禁なんだね。今知った)