2010年11月29日月曜日

京味

   

久しブリに行ってきました。

新橋『京味』さんの料理は美味しいでぇ。

そりゃ、ミシュランの★★★を蹴った店とか、(噂)
プロフェッショナル~ 仕事の流儀~ を観てしまった、
なんてこととなると正直ビビリますが、
実際にはお客に脅かしを強いる店ではないのです。

但し、客さんにはビビリます。(錚々たる御歴々)
この店で食べることなど、
ごくごく当たり前の面々なんだな。

対し、ここの料理のお値段には、(超ヤボ)
(素材が素材ですから)
それ相当の覚悟が必要なオジです。(切な~い)

東京にありながら、間違いなく日本一旨い京料理店ですぜ。

いづれ、
「黒門町の座敷はよかったねぇ」とか、
「六代目(歌右衛門)の政岡は語り草さ」
みたいな自慢ができる名料理人です。

「私、西さんの料理を食べたことあるよ」ってね。

   

2010年11月27日土曜日

お買い物

近頃、世間様のショッピング方法が変化しているような・・・
買い物の選択技が増えた昨今、
どんどん出現する新しい出会いが優先で、(新鮮な刺激)
決まった店で買い続けることが無くなってるみたいです。
惣菜ならここ、精肉ならここ、鮮魚ならここ、みたいな、
町内の一角ですんだ昭和的日々の買出しも、
今や日本中、いやいや世界中の製品が簡単に入手できますもんね。
飲食店に関しても同じ感覚だし。
常連さん、お馴染みさん、ご贔屓さん、上お得意さん、
そんな表現も過去のモンですな。
そー言うオジだって、
次から次へ新しい刺激を求めちゃってるしね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんなアホくさいブログでも、
「見てますよ」
なんてお客さまが時どきいらっしゃいます。

ご来店なら、思わず「ハグしてぇー」衝動に駆られちまいますが、
(それもヘンですけどね)
とーぜん、もれなく微笑みのお返しで!(エヘッ、ウフッ、アハッ)

先日も、初来店のナイスミドルなお方が、
「お酒がお強いんですね。私もウイスキー党なんですよ」
唐突だったので、一瞬(ナンじゃ?)でしたが、
やっぱりブログを読んでくださってた。
嬉しくもあり、ほんの少し恥ずかしくもあり、(ウフッ)
秘蔵のシングルモルトを「駆けつけ三杯」やっちゃってもらいました。
(オラオラいっちゃってぇ~)
豆腐屋なのにね。

   
           菓子工房エピナール
         大阪府箕面市箕面6丁目6-8
         電話072(724)2248

今日も今日とて、
このアンダーグラウンドブログをいち早く探り当て、
お褒めいただいた大阪箕面市のお客様のYさんから、
オジ感涙のスイ~ツが届いた。

「ありがとう御座ぇ~ます」(感謝)

出会いは商売ではあるけれど、
それだけじゃない交流が、ホンと嬉しいことですね。

たっぷりの七分立て生クリーム、
もしくはウイスキーをナミナミと掛けていただきます。

(邪道ですんません)

2010年11月25日木曜日

★★★



なーんかねぇ~、一年は早いですな。
(もうすぐ師走)
ミシュラン騒動(話題)が年々静かになってるような。
それでも日本人が出版したガイド本より売れてるし、
影響力も一番だしね。
っつーか、他のガイド本は要らくなっちゃった!みたいな。

さようなら、
『東京いい店うまい店』『東京最高のレストラン』・・・

オジが一番活用しているのは、
PCでの『食べログ』だけどね。
フードジャーナリストやレストラン評論家より、
一般人による評価の方がよっぽど面白いで。

豆腐屋って職業柄、
数軒のお得意さんが★を取ってますが、
ミシュランでの悲喜こもごもは人それぞれで、
★一つでも喜ぶ料理人と、逆に怒り心頭の料理人、
★★で口のきき方が変わったヤツと、何も変わらないシェフ、

「人間だものぉ~」

当然揺れますよね。(罪作りだコト)

2010年11月23日火曜日

Curry 

今宵はキーマカレー&ナン&タンドリーチキンと、
70年代の特級オールドパーで晩酌なんだな。

今日の昼飯は、
近所のスイミングスクール前に出店してるカレー屋さんでした。
カレー自体は、ちとオジのタイプの味ではなかったが、
真面目に気のいいインド人のおっさんでした。

その表情は、昔大親友だった芋せんべい屋のN君に瓜二つで、
なんとなく懐かしい気分に。(見入ってしまった)

(おお、会いたかったよNちゃん)

心優しいN君だったが、
亡くなってもうすぐ30年が過ぎる。

これも何かのご縁と思い、
意味無く買ったはキーマカレー&ナン6人前&タンドリーチキン8本。

おかげで夜もキーマカレー&ナンとタンドリーチキンです。(ゲップー)
それとN君ね、
君が愛した欧陽菲菲の『恋の十字路』だよん。

   

2010年11月22日月曜日

可愛げ

今朝ほどのテレビで、
昨今のワリカン事情をやっていた。
「だって、若いから皆お金持ってないでしょ」なんて、
インタビューされてた10代20代の女子はワリカンが当たり前だった。
 (エラい、可愛い、好感)
なのに、バブル期を通り抜けてきた40代~50代前半の女性は、
男に奢ってもらって当然なお答えでしたね。

(まったく可愛くネェーな!プンプン)

でもなぁ、このオジも当時は若く金も無いのに、
資金繰りには相当無理してましたもん。

TVを観ながら、そんな現代の若モンには好感を抱くけど、
下心からとは云え、
無理してでも見栄を張った当時の野郎たちの方が、
なんとなくエナジーとかパワーを感じるんだけどなぁ。

と言いながら、鼻を鳴らしながら、
「私はお金を払ったことは無いわ~ん!
 今までも、これからも」
なんてのたまった40代後半の女性、
な~んかイテェーよ。(そろそろ還元しなはれ)

まぁ、世の中には可愛げのあるやつと無いやつがいますが、
オジはちっちゃな頃から可愛げの無いヤツでした。
(51歳の今も)
ブログを見れば分かるよね。(エヘッ)

ところが豆助は前者の部類に入ってるらしく、
いろんなオヤジたちに可愛がられてるんだよな。
鮨屋の親方にフレンチに連れてってもらったり、
(それも三田のコートドールだぜ)
なぜか大店の旦那さんとは呑み友で、
京都でも地元でもゴチだし。
(会員制のBAR、みたいなトコ)

この違いはなんなのかいな?

んなオジは、今宵も独りでウイスキーだす。

   

2010年11月21日日曜日

ガタビシ

やっぱり禁煙と食欲の関連性はあるのでしょうか?
やたらと腹が減ります。
(マズイなぁ)と思いながらも太り気味。
っつーか、間違いなく増量してますぜっと。(悩ましい)

胡坐(あぐら)をかけば後に倒れる、
靴下を穿くにも開脚不能で息ゼェゼェな今日この頃。
  「こりゃヤバイ」
あまりの股関節の硬さに始めた柔軟(股割り)なんだが、
それ以来、お股に鈍痛が走るようになってしまった。
その影響かぁ、なんとなく内股ですり足に。(イヤ~ン)

And男の更年期なのかね、
ここんトコ、少々ネガティブってます。
なんででしょう?
ナニをやっても嬉しくも楽しくも無いんだもんな。

っつーか、ド壺の金欠が原因!!!

「助けてミッキティー」

   

どーやリャ
股関節が柔らかくなるの?


ビールマンスピンがやりてぇ。

2010年11月20日土曜日

青春

ここんトコ、暇さえあれば映画三昧でして、(VIDEO・DVD)
本日のキーワードは『優しさ』『純愛』
『青春』『仲間たち』『古き良き』などなど、
「涙は心の汗さ」的で統一して観てました。

YouTubeにあったヤツだけアップ。

   

   

ああ、心が洗われ、
すっかりウブいオヤジになりましたぜ。
(オジにウブい時代ってあったっけ?)

当時のインテリアやファッションのカッコイイこと。

日活青春路線は最高だよね。

2010年11月18日木曜日

景気

昨日の早朝のこと、
豆腐を仕入れに来た和食店さんが言ってました。

「ここにきて、大分良くなってますよ」

ええ、景気の話ですよ。

(嬉しいねぇ)

豆腐屋にリーマン・ショックなんて関係無いぜ!
なんて考えは甘かった。
ある日突然閉店した西麻布の和食さんや、(貸しがあるまま)
高級ラインからワンコイン居酒屋にシフトして、
素材のコストダウンで生き残りを図った和食店などなど、(お別れ)
やっぱりリーマン以降は飲食業界も激変しちゃいましたね。

  


イテェ~!!!











停滞ムードはもう飽きたぜ。

そろそろ、ワンコイン、ゲキ盛り、がっつり系ではない、
本当の意味でのお得感を味わいたいモンですな。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

よく駐車場はないのかと聞かれるんですが、
今までは一台分しか用意をしてなくって、
大変ご迷惑をかけておりました。

やっと、数台分の確保ができました。
店の隣を造成中ですので、近々っす。

2010年11月17日水曜日

鑑定

オジの骨董好きを知ってる親族から、
おびただしい数の掛け軸を頂いた。

その本数には驚いた。
「まぁ、いいモンは無いだろう」とは思ってはいたが、
田能村竹田があるわ、雪舟も3本、土佐派、狩野派、
「マジィィィ~」俵屋宗達までも。

お分かりかとは思いますが、
全~部、印刷もしくはmade in chinaでした。

Kおじさん、そんな貴方が大好きですぜ。(サンキュ)

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戦前は大森海岸で料亭を経営し、
戦後は銀座二丁目で割烹を経営していた元芸者さん。(故人)
その娘さんが、
「母が残してくれた野々村仁清があるから、
 哲ちゃんにあげるわ」って、
持ってきてくれた小品2点がこれだぁ。

   

   

「・・・・・・・・・・・・・・」

たしかに「仁清」の刻印はあるけど・・・・・・

Yおばちゃーん、これって昔の京都土産じゃん!

ぱちぱちパチモ~ン。

2010年11月15日月曜日

クレパス

小学生のとき、
「コレ食べたら、いくらくれる?」とか言って、
何時もいろんなモンを食ってるヤツがいた。

毎回食うだけ食っても、
誰にもお金は貰えなかった。(と思う)

確かこれも食ってた。(と思う)

   

   

オレじゃネーヨ。(絶対)

昭和30年代頃のクレパスでして、
未使用(デッドストック)で入手です。

(どや、旨そうやろ)

2010年11月14日日曜日

横浜たそがれ

ヤボ用で横浜まで。
「なんテェこったい」
今日まで『APEC 横浜』ですぜ。(規制が)
横浜に世界の要人たちが集結なんだな。
そして要人を警護するために、
いたるところに警察官も溢れてました。(全国から)

イエイエもっと凄いのは、
それ目当ての『警察官萌え』たちなんだな。
デジカメで、パトロール中のおまわりさんを撮りまくっているとか。
制服フェチとは言えネェ~、あんなおっさんたちをネェ~、
なにもネェ~、コレクションの対象にしなくてもさぁ。(臭うよ、プ~ン)

   

ってなワケではないが、
昨日新発売のHERMESSENCE 『 Iris Ukiyoé 』をゲッチュ。
めっさ綺麗なエルメス姐に薦められ、(煽てられ)
値段も聞かずに「 これください 」で、
値段を告げられ、
「 ヤッパ、いりません 」が言えませんでした。

(当分質素な私生活)

2010年11月11日木曜日

久しブリ

昔の彼女の名前を検索してみました。(暇なモンで)

な~んにも引っ掛かりませんでした。(チェッ)
未練なんかじゃネーやい!
「皆、元気で生きているかなぁ」っと、思っただけよん。

でもヤバい。

あんだけ大好きだったのに、
切ないまでに深く思いを寄せたのに、
なのに、なのに、
若干名、フルネームで思い出せなーい。(ありゃりゃ)

記憶の糸がぁ~・・・・・(プッツリ)

「ケメ子じゃネーシ・・・」

   

ここんとこ、
なぜか数年ブリの懐かしいお客様がお見えになります。

「アラまぁ、お元気でしたか?」
なんて挨拶から会話が盛り上がります。

今日お見えの女性も数年ブリでして、
「ああ、Yさ~ん、お久しぶりです」(懐)
「どーしても、ココのお豆腐が食べたくなっちゃってぇ~」(笑)
「おお、嬉しいことを言ってくれるネェ」(感激)

(でもYさん、超ご近所なんだけれど???)

「ありがと」(サンキュ)

Instant

コーヒーが好物なんだな。
喫茶店でもインスタントでも当然レギュラー(コナが好き)でも。
とくに禁煙してからの口寂しさを癒してくれてます。

毎日仕事場で飲んでいたのは、
近所の自販機で買ってた缶コーヒーでして、
一日で、まぁ7~10本は確実に飲んでました。
豆助や甥っ子Yの分を考えりゃ、
その倍は消費してたんだな。

んでもって、
「これなら、も~っと安上がりでしょう」っと、
シフトしてみた。

   

これエエよ、カス出んし、
悪くないんじゃないかな?
缶コーヒーよりしっかり香りも味もあるしね。

ただし、お客さまに出すのは抵抗があるけんどね。

2010年11月10日水曜日

遠来

先日、
「もう来ることも無いだろう」
なんて書いてしまった保険屋君が訪ねてきた。

「先日はご馳走さまでした」の言葉と、
[ Ballantine's 30 ] を持ってきてくれた。(いいの?)

(感涙、泣いてもいいっすか?)

商売をやってるとね、
訪ねてくるのは口先だけの営業さんばかり。
人間不信っつーか、
「世の中こんなモンだよね」が常識になってしまいました。

まだ若いのに、その心遣いにはたまげましたよ。

大切に頂戴いたします。(サンキュ)

   

昨日、兵庫県芦屋のお客様が訪ねてきてくれた。(初対面)
想像していたより大柄な野生的風貌でして、(62歳)
例えたら、小説『坊ちゃん』の山嵐のような人物、と思えました。

お土産の『豆大福』、ご馳走さまでした。

帰り道、駅まで車で送っていったとき、
「抗がん剤治療の影響で、
 手足が思い通りにいかないんですよ」
その歯がゆさを笑いながら翻してた。

「お会いできて嬉しかったですよ」
振り返りペコリと頭を下げ、
ホームへの階段を降りていかれた。

(私もですよ)

豆腐が取り持ってくれた縁だけど、
なんかグっときた出会いでした。

2010年11月7日日曜日

心のどこかで

若い頃から恋愛に熱かったヤツら、
すでに数度目の結婚をしているのがホトンド。
めっちゃ年上と結婚したと思ったら、
三度目はあろうことか親子ほど年下だった。

「アイツは年上が好みだと思ってた」
と共通の友人であるベテラン女性に呟いたら、
「ババァに惚れるヤツだから、
 あんな子供みてぇなオンナでも平気で惚れるんじゃい」

的を射ったそのお言葉、(ヒャ~、お見逸れいたしあした)

恋するたびに、こんなコトをやってるのかいな。

   

   

Marvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)とのデュオで、
一世を風靡した亡きTammi Terrell(タミー・テレル)ちゃん。
可愛い、センスいい、歌唱力バッツグン、オジ大好きや。
     夭折無念ですぜ。
(大きい声じゃ言えないが、オジは大穴ロスがめっちゃデェ嫌い)

2010年11月5日金曜日

潮騒

今年の渋柿の渋抜きは、
焼酎ではなくマリーガーランド島のラム酒に漬け込んでみた。

(デェー正解)

渋柿がハワイ産パパイヤ風になっちまったゾ。
  (と言ってもABC Storesレベル)
これからヤル方は、どーぞ!ラムがお勧めですよ。

   

能登半島出身のご贔屓さんが、
里帰りすると買ってきてくださる美味。
内臓入り烏賊の丸干しなんだな。

店名・さもん(高沢佐門)
石川県羽咋郡志賀町富来地頭町7-5 (0767-42-0032)

これは酒が呑めますでぇ。
トロリと流れ出すイカ腸の豊潤さ、
日本酒なんかクイクイだもんね。
子供の頃、親父のイカ徳利が羨ましかったっけ。

これを肴で呑む酒は、こんなんでいかがでしょ!っとアイラ。
それもオジお好みのボトラーズSAMAROLI、(Quality高し)
どっしりと厚いボディ&ピーティなLAPHROAIG(ラフロイグ)だよん。

   

  ラフロイグ1996 45% 700ml /サマローリ 

2010年11月4日木曜日

魔法瓶

先日のこと、
一緒に幼稚園に通っていた幼なじみに会った。
それも彼女が引っ越して以来だから、
四十年ブリぐらいかな。

「テっちゃんと結婚するの」
なんてハニカミながら言ってくれてたK美ちゃん、
貫禄十分なベテラン小学校教師になっていた。

「ああ、懐かしいわぁ!
 テっちゃん、全~然変わってないわぁ」
「またぁー、K美ちゃんも当時のままだよ」

のワケ無いよね、
お互い十分大人になっちゃいました。

   

こーゆーモンに弱いんだよなぁ。

昭和30年代の魔法瓶の水筒です。
その名も『ロビン』だぜ。
デッドストックの品で、2,000円でゲッチュした。
  (本日到着)



以前購入した弁当箱とコレで、
どっかピクニックにでも行きますか。

カミさんに、
『三色そぼろ弁当』を作ってもーらい。

2010年11月3日水曜日

開栓

文化の日です。

それでなくても文化の香りでむせ返りそうオジですが、(?)
なんとなくオメデタい旗日なので、(??)
1964年輸入のWHITE HORSEをご開封です。(???)
現行品とは LAGAVULIN(ラガヴァーリン)の含有量が違いまぷ。
それに43°だしね。

   

(おお、46年前のスコッチ・ウイスキーじゃん)

オジは5歳で、ひつじ幼稚園の『松組』所属の頃だね。
1964年っつーと、(ウィキメディア)
東京オリンピックだ、 「全国子供電話相談室」放送開始だ、
「平凡パンチ」が創刊だ、カルビー「かっぱえびせん」が新発売 だ。

ニコラス・ケイジと同い年のウイスキーです。
それに温水洋一も。(当たり年?ハゲの)

女性なら、
「46歳の女なんて、ネェ・・・・・」
なんて考えはイケマへん。

麻生祐未に山口智子に南果歩に高島礼子などなど。(HO!!! イーネ)
「あきらめないデェ」の真矢みきも。

んなワケで、46年の月日もいっただっきま~す。

感想は、
「良き時間の流れだったのでしょう、
 このウイスキーにとっての46年は」
なんて思えましたねぇ。(ホント) 

毎度のコトながら、
呑んでみたいお方はご来店の折お申し付け下さいね。
一舐めの価値あるよん。(但し、車のお方はダメよ)

     

とーぜんのティンキャップです。

2010年11月1日月曜日

甘美

子供の頃は、豆と云う食べ物が大の苦手でした。
アンコもウズラ豆(特に)も正月の黒豆も。
それがねぇ、この歳にになると、
無くてはならない好物になるんだよねぇ。
やっぱ、オイラも日本人でした。

ご本人様から頂いた、
西宮『清左衛門』の黒豆。
文句無の日本一ですぜ。

(器は鈴木三成やデェ)

   

和菓子は日本人の美意識の凝縮ですからね、
心じんわり好きですぜ。
そんなオジですから、
上生ならここ、干菓子ならあそこ、煎餅なら、おかきなら・・・
それぞれに自分の中での熱い想いがあります。

「美味い和菓子が食いたい」と、
本日取り寄せた名菓です。
それは京都でも江戸でもない、
加賀市大聖寺荒町の『福文』さんなんだな。

   

『鹿の音』
味(甘さなど)のバランスがパーフェクトな棹菓子で、
なによりここの菓子のセンスの良いことったら。

(今宵も一本食い)

お取り寄せでは棹物限定なんだな。
本当はねぇ、ここの上生菓子が食べたいんだが、
なにぶん遠すぎて無理なんじゃ。
注文の時しか喋ったことはないが、
この店の店主、もしかして魅力的な曲者かも。
  (なんとなく、なんとなく)

ちなみに上生菓子なら『越後屋若狭』、
干菓子なら『亀屋伊織』が筆頭、
せんべいは『入山せんべい』、
おかきは『一口坂・さかぐち』っつートコ。