2008年6月30日月曜日

潮騒

空はドヨ~ン、オジの行く手を阻むよな、風雨も激しい日曜日、
高速道路をぶっ飛ばし、流れ流れて最果ての、(ちょい、オーバー)
黒潮潮流突きん出た、磯の香漂う漁港まで、
行ってきましたセンチメンタル・ジャーニー。(日帰りなのに)

     漁船

この街を初めて訪れたのは、もう40年から昔のこと。
当時の面影を路地裏に探してみたが、な~んにも無かったねぇ。
ビタビタした板張りの漁師街は、普通の住宅街に変わってた。

漁港沿いの料理屋さんで、船を見ながら泪が止まらん。(うっ、鼻腔が痛い)
(おばさーん!この粉ワサビ、キツイでぇ~!)

     波の間に間に~サーファーが!ご苦労さん!

それに寒いワァ~!(帰ろ)

2008年6月27日金曜日

だいぶ酔ってしまい無題

サッカーの欧州選手権(EURO2008)が、
元サッカー少年だった当店の豆助を熱くしている。(今はフット猿)

豆助はイタリア贔屓、(すでに敗退)
オジは・オランダ・スペイン・ポルトガルが、なぁーんとなく好み。
昨日夕飯の蕎麦(二人で¥9.000相当)を賭けて、ロシアorスペインをやった。
「ロシアは凄いっすよー!」なんて言ってた豆助、迷わずロシアを選択。

当然スペインを選んだオジの勝ち、「夕飯いただき~!」(ヒヒヒヒヒ)

豆助「ねぇーお願い、富士そばにして~・・・」(懇願)
    (なんてケツの穴の小せぇヤツだこと!)

      ジョニーウォーカー・青ラベル
       ジョニーウォーカー・青ラベル
この頃ガソリン代がお高いセイか、首都高が渋滞してなく嬉しい。
先週の土曜日の日本橋での夕御飯食べも、スムーズ過ぎて早く着きすぎた。
でもいろんなモンが値上げのラッシュ、
当然のことながらサイフの減りがやっぱり早い。
(それでも大好きなバターには、惜しみなく放蕩してますダ!)

オジは約半世紀生きてきて、今が一番豊かだと思う。
    (生活の中で、個々の選択範囲が広い)
自由で刺激があり過ぎて、小さな幸せを幸せと感じなくなっている気もするなぁ。

2008年6月25日水曜日

D&DEPARTMENT PROJECTに想う

ちょっと前、浅草の製靴業の社長と御飯食べした時のこと、
「今の日本人は、外国のブランド品にしか興味がないんだよねぇ~、
 日本の職人は、仕事が丁寧で良い靴を作るのに、ゼンゼン売れないんだよ!」
ってコトを言っていた。
(確かにオジも、日本製の靴は持っていないなぁー!)

食事中にその方の製品パンフを拝見したら、売れない理由が「ん~解った!」
表現悪くてスンマセンが、スタイリングが10年以上古い感じなのよ~。 
と言っても中途半端にに古いので、パロディーでも履けない。

どんなに腕が良くても、製品にデザイン力が無いのはツライなぁ。

いっそ、4・50年遡ったデザインなら、却って新鮮で面白いと思うけどなぁ!
       (余計なお世話様、ですね!)

    Mazda R360 Coupe(1960)
         Mazda R360 Coupe(1960)

2008年6月23日月曜日

ベサメ・ムーチョ

お金の話を書くと、「豆腐屋、セコッ!」って思われるかもしれんが、書く。
なぜかここ数年の間に、「自営業なら、少し位のお金は自由になるでしょー」
と勘違いされちゃうのか、借りにくるヤツがいる。(おら街金じゃねぇーぞ)
それも借用書を書かせる程じゃねーし!って金額を・・・・・・
(おーい、その金額なら、丸井でだって借りられるぜぇ~)
結果、自分で云っていた期日を過ぎても返しに来ない。
           (アーア、また女ですの?)

と言っても、誰にでも貸すわけじゃないのよん。
こっちは、あの同じ時代を過ごした友だから・・・なんて考えてのコトなのに。

ホントそれっきり、連絡も無しになっちゃう。(・・・・・・)
(以前にもそんなコト書いたけど、それとは別人)
実際お金なんてどーでもいいけど(太っ腹)、
当時の担任の『定年・お疲れさん会』が、オジが幹事なのに計画が頓挫だよ。
      (そいつ抜きって訳にはいかないし)

あの時代はみんな横一直線、お金も無いし同じような価値観しかなく、
くだらない遊びや悪戯でも楽しかったんだけどね。
卒業して30年からの時が過ぎ、それでもタマに会うとそこは同級生、
当時に戻れる優しい時間が、当たり前に共有できたのになぁ。(も~バカッ!)

個々に色んな人生を歩んでいると思うけど、
「おい、しっかりしろよー!」(煩悩にさいなまれるな、昭和34年生まれ)
なんてグチっちゃうよ。 

オジは身近な人や大切な人ほど、お金は借りなぁ~い!(ママに貰うもーん!)

     ZUBROWKA
          ZUBROWKA 
古くから滋養強壮や、精力増強効果があるお酒と言われております。
冷凍庫でギンギンに凍らせて!カッチカチやぞ、カッチカチやぞ!

2008年6月21日土曜日

異形

縮毛矯正したせいか、曲がった根性まで真っ直ぐになったオジ。
さすがヘアースタイリストの天ちゃん、オジの髪の毛が『ケメ子』状態に。

先日娘の学校で、仲の良い友人たちが、
「西武新宿線の『鷺宮』に、変なオジさんが出没するんだよ」
って話題をしていたそうな。
見た感じ、体重は百キロ超位で、いつもオカッパ頭にオーバーオールだって!
娘が「パパ!最近アッチの方へ、ま さ か 行ってないでしょうねぇ~?」(疑)
「行かねぇーよ」(でもそれって、オイラそのまんまじゃん)

     NADURRA.強いゾー!
      THE GLENLIVET NADURRA 59.7%
普段はTシャツにジャージが定番の作業服。(動きやすさ重視)
昨日は取材だったので、ユニクロ行ってチョイ小奇麗に!
取材が終わって、ボタンダウンを脱いて洗い流しをしていたら、
豆助がオジにニジリ寄るように近づき、
「ニプレス貼った方が、よろしんじゃ御座んせんかぁ~?」だと。
確かにメッシュ素材、豆助だと普通にTシャツに見えるが、
オジだと、生地が伸びてシースルー!(イヤ~ン、エッチ~!)

2008年6月18日水曜日

風に乗って

21歳の長女も高2の次女も、
「夏にどっか旅行でも行くか?」って訊いても、
「行かないっ!」(ハイ!即答っす)
もう親と過ごす夏休みは卒業したみたい。(まぁ・しょうがナイよね)
分かりますよーその気持ち、オジも確かそうだったもんね。(ハイハイ)
(父親モードも、そろそろ切り替えの時期かしら?)

せっかくだから、夏休みは一人旅をすることにした。
幼かった頃、家族と数回行った、遠い親戚が居る漁港の街に決めた。

あの日の自分に会うためにね!」(アレ~・俺ってカッコいい!)

     サァー次に行くぜ!
           オジ、コレ好き!        
オジが親父たちと最後に家族旅行に行ったのは、確か那須高原だったと思う。
中一ぐらいだったかなぁ、借り物の日産 スカイライン(ケンメリ)で行ったっけなぁ。
また当時のケンメリのCMがカッコがよかったので、
借り物なのに妙に嬉しかった思い出がある。
(余談ですが、今の時代でもそーはいない二枚目、
ケン役のモデル・陣内タケシは、この後すぐに自爆事故で亡くなってしまった)

2008年6月17日火曜日

生きとし生ける物

昔、なんか憧れたなぁ~海の男にね。
本マグロを追いかける漁師を描いた映画『魚影の群れ』に胸を熱くし、
  (主題歌・遣らずの雨は、オジのカラオケの十八番)
漫画『土佐の一本釣り』に、
土佐久礼に生まれなかった自分を恨めしく思ったりもした。
     (単純なモンで!)
まぁ・海は男の浪漫ですからねぇ~!(オジでも一応)

♪お酒は温めの燗がいい~肴は炙った烏賊でいい~・・・・・・
        (これは舟唄
     蛍烏賊の丸干し
         (器・平戸焼・江戸時代末期)
とゆーわけで、今日は烏賊の内臓入り丸干し。
それも相模湾で獲れた『蛍烏賊』だでよ。「きゃ~~レアもん!」(ヨロコビ~
(相模湾で蛍烏賊が獲れるなんて、今日の今日まで知らなんだ)
取材で知り合った、オジとは違い・優しさ・情熱・愛情・怒り・全てに熱いヤツ、
塩谷カメラマンから頂きました。(その想いが、嬉しいゼェ~!)

驚きの香りと味。
でもイヤな臭いじゃないんだよねぇ~、それに内臓から滲み出る濃厚な旨味。
こんな小さい烏賊なのに、アイラの強いクセにも戦い挑むスッゲー味!

グラス片手に、気がつきゃ大分食っちゃった。
なんか金子みすずの『大漁』を思い出した夜でした。(感謝)

2008年6月16日月曜日

師匠、失笑

オジは物心の付いた時から、出来ることなら人に依存して生きてみたかった。
  (まぁ~日々、沢山の方々にお世話にはなっていますが・・・)
何時も精神の根底には、本当の本物(人でも物でも)との出会いが大切であり、
それが自分自身の精神の基準となって成長してゆく、なーんて思っています。

意外と美術品や伝統芸術・芸能などで、
感銘を受けるモンは、有名無名問わず接する機会はありますが、
人との出会いは、「なかなか無いネェ~」「本当に難しいっすねぇ~」

「あっ・このお方、男としてカッコいい~人生の手本に・・・・・・・」
「あっ・この人マザーテレサ? な~んて心根の優しい人・・・見習いたい・・・」

ってこと、今までの人生の中で、た~くさんありました。
ところが少し付き合ってみると、そこは人間、結構しみっタレたオヤジだったり、
な~んてコトねぇー激しい裏表、タチの悪いの西太后に変~身されたりと、
まぁ、思い込みの激しいオジが、一方的に白羽の矢を放っただけですから。
        (相手も迷惑だった?)

そんな出会いの中で、人として真っ当な人物と7・8年前浅草で出会った。
  (真っ当な人間て、中々居そうで居ない)
昔からメディアでOさんのことは知ってはいました。
知れば知るほどオジがその年齢になった時、
「そんなオヤジになりてぇ~!」なんて思える人。
これからもオジの心の手本として、後追いして行こうと思っていますダ!

   貴方のために買いました!(恩着せがましい?)
     (貴方の為に買った、バースディ・ケーキ)
昨日は、オジにとって大切なOさんの62歳のお誕生日。
何かプレゼントを・・・なんて考えたけど、
気を使わせるのもナンだから止めといた。(ふふっ)
甘いもんが丁度食べたかったので、遠い空の下からプレートでお祝い。
       (家族一同、心の中でオッメデットサ~ン)
その後、家族で頂戴いたしました。(ゲップ~)

2008年6月14日土曜日

こけしでパンプアップ

通販で買うモンって、実際届いてみると写真で見るよりチンケなモンが殆ど。
ただ、なかなかのアイデア商品も多く、オジの買いモン依存症の血が騒ぐのも事実。

「おーい豆助~、今日届いた目指せフィジカルエリート・グッツ持ってきて!」

「がってん、承知!」

今話題のコレ、ゲッチュ!コレさえあれば、簡単に『Tarzan』的肉体もゲッチュ!

     こけし(本物)

「?????」

「オーイ豆助!これチャウでぇ~!」

「すんまへんニャ~、こっちが本モンですわぁ~」

     こけし(鉄アレイ・2㎏)

どー?いいでしょー?惚れるでしょー?そそられるでしょー!(ゴージャス桐箱入り)
楽しくなけりゃ、エクササイズは続きません。
タダの鉄の塊も、ファンシーに装えばgood!みなぎる力も湧くもんだ、っつーの!

ちなみに酔っぱらってのエクササイズは、結構ハードに運動量をこなせます。
      (良い子は真似しないでネ)

2008年6月12日木曜日

mother complex

交流のある友人夫婦たちの中では、
亭主の実家には寄り付かぬ嫁の比率が高し。
帰省はいつも亭主と子供とで、って感じ。(女房はパート仕事を理由に・・・)
意外と男は、平気で女房の実家にお邪魔出来るんだけどね。
まぁ・男の場合は、嫁の実家で屁をしちゃっても、冷蔵庫のビールを飲んじゃっても、
「まぁー○○さんたら、大らかなヒトねぇ~」
なんて、却(かえ)って好感を持たれやすい。

きっと女性の方が感受性が豊かで、男が鈍感なだけなのかもね。
「いーじゃん!短けりゃ数時間、長くても数日の我慢なんだから」
         (これも男の言い分でしょうか?)
でもその友人が、
「女房の前でお袋の話をすると、マザコン扱いされるのが腹が立つ。
 老いてゆく一人暮らしの母親を、ただ心配しているだけなんだけどなぁ!」
なんて嘆いてた。

オジ思う、「母親を大切にできぬ奴ぁー、女房も愛せねぇ~よ!」
そして因果は廻り、いずれ自分の番になるんだけどね。

彼氏や亭主がマザコンに映ったら、ご機嫌斜めなっちゃう女心。

      「BUT

受胎告知から母親になり、幼き日々は「この子は神童」なんて想い、
年齢とともに想いはズレたが、辻褄合わせで「馬鹿ほど可愛いのよ」にシフト。
大事大事に育て上げたら、或る日を境に嫁の言いなり。(妄想)

「あ~あ・母親って、なんて悲しいモノなのかしら」 (悔し涙

隣でノン気にテレビを観てる亭主に向かい、
「アンタみたいに、マザコンだったら嬉しいのに~・・・・・・・」

  (何がなんだか、男にゃ意味が解んないっスけど?????)

      気軽にグレン・フィディック
          Glenfiddich 
      (気軽にシングルモルト)

2008年6月10日火曜日

materialistic people

オジにとって、買い物(雑貨)は趣味でありストレス解除(?)の元。
(とは言え、お小遣い制なモンで限界はあるけど・・・・・)
古い物は好きだが、古い物だけでコーディネートすると暗く汚い感じだし、
やっぱ現代の品物とあわせると、ナイスにbetterにどっちも活きてくる。
けどよくある雑貨屋さんでは、なかなかオジの琴線に触れる物は無い。
           (エラソ~)
たまーに雑誌『pen』や『カーサ・ブルータス』なんかで、
  「あっ・これ趣味いいじゃん!」
なんて、現代物でオジの美意識にジャストにヒットもあるけれど、
よーく目を凝らして見ると、おメメが飛び出んばかりのお値段だしねぇ。
まぁ・それでも買うときゃ買っちゃうけどね。
最近入手したお安い系高感度グッズの御紹介っす。

     指先運動
     つい最近買った、掌ニギニギ運動用HEAD!

     鳴海チャイナ
    つい最近買った、1960年代のカップ&ソサー(六客)
         (デッドストック・未使用)

     フルメタル・バッグ
    今一番のお気に入り、60年代のフルメタル・バッグ

2008年6月9日月曜日

荒業

オジがヤングだった頃、(新宿のユリシーズなんて云われていた頃)フフッ!
やっぱ出会いを求めて街を彷徨ってたワケですよー!
(毎夜毎夜の、大箱からアンダーグランドまでのディスコティック通いってこと)
色気盛りの花盛り、適量以上のオーデコロンなど浴びちゃって、
「いつでもどーぞ、チークタイムのスタンバイOッK~よ!」みたいな感じでね。
        (な~んてこと無い、タダの馬鹿でした)

先日丸の内の『AMERICAN PHARMACY』で発見、
オジ「懐かしか~」のオーデコロン。

     スッゲー臭いぞ~!
          『Old Spice』のコロン
今嗅ぐと、「よくまぁ、こんな香りつけていたなぁ!」
ってホド、強烈な匂い。(凄~く人工的)
コレつけて乗り物に乗れば、絶対『乗り物酔い』がお約束されます。
電車のお席で、隣のオネエチャンが化粧始めたら、
おもむろにバッグから取り出して浴びましょう。
    (目には目を歯には歯を)

2008年6月6日金曜日

下下

お忍びで、初めての城下見物お姫様。(時代劇の話)
見る物聞く物みな初めてで、何でも手に取りそのまんま。
店主あわてて御代を請求、姫さん何のことやら分からずに、
「御足(おあし)とはなんぞや?」なんて、雲上人はさすがに違う受け答え。
お付きの腰元、急がず慌てず「これでよき計らいを!」的に一両差し出す。


知り合いの文筆家の方から、(知名度高し)
「小野さ~ん、お知り合いの京都の料理店、紹介して下さらない~~!」
なんて御依頼が、すぐさま予約を入れてもらった。

しばらく経って(約一ヶ月後)、別件で料理屋さんと電話でお話したとき、
おっかなびっくりコトの顛末を尋ねたら、
女将がな~んか、奥歯にモノが挟まっている感じ。
しつこく問うと、「いや~・・・・・・・・・・・・・・・」
なんとお金も払わず、名刺も置かず、食べて帰ってしまったとのこと。(計4人)
次の日腰元からFAXで、
「誰かが払ったと思い、帰って来てしまい、すいませんでした~・・・
 腰元(最大手出版社)がお支払いするので、請求書を送ってください・・・」
と書いてあったそうな。
「小野さんの紹介やから・・・・・・心配しとらんで~」(冷や汗・タラ~)

そんなコトがあってから、今日また女将と久々(二ヶ月半ぶり)にお話すると、
な・な・なんと、まだ入金されていないとのこと。(脂汗・ドロ~)
(なんでそのたび、オジが謝るワケ~)

「おいおい!お姫様(文筆家)に腰元さ~んっ(出版社)!
 いつまでオジに恥をかかせる気ネン!シバクぞー・オラッ~!」ってオジの感情。
京都の『一見さんお断り』のシステムも知らんのかいなぁ。
なにごとも、信用が大事です。(お願いしますよ~)

         イケメン

      いくらイケメンのオジでも、「怒るでぇ~~~!」

2008年6月5日木曜日

レトロ

都心でのヤボ用終えて、PM6:00過ぎの神田須田町界隈。(昨日)
靖国通りと中央通りとの交差点、会社員たちの退社時間らしく人で溢れている。
いつも日曜日か平日の夜にしか来ないので、ちょっと新鮮な光景です。
「みんな、頑張って生きているのねぇ~~!」
(オジごときに言われタカねぇーっすか?)

この頃のオジの行動範囲の狭さに、あらためて考えてしまった。
そーいえば、一週間まるっきり店から出ないこともあるし、
日常の中で、行く場所も行く店も大体決まっちゃってるしなぁ。

とか呟きながら、車をちゃんと路駐して、(?)
豆助と「なんか食べて帰ろうや」って、蕎麦『まつや』の引き戸を開けてみた。
残念、赤い顔したオヤジサラリーマンで満席。(こーゆーの、なんかビビるんだな)
しょうがない、靖国通りを渡って『万惣』のティールームへ。

     アボガドとハムのサンドウィッチ

アボガドとハムのサンドウィッチとコーヒーで小腹を満たす。(ゼ~ンゼン足らん)
老舗系のこーゆーモンは、間違いなくレトロに美味い。
   (帝国ホテルのランデブーラウンジも)
まぁ他愛の無いお話でした。

2008年6月3日火曜日

トワイライト・ゾーン

先日仕事が遅くなり、豆助が不憫なあまり晩御飯食べに!
いつもの手打ち蕎麦屋に行くが、『臨時休業』で真っ暗ケ。
他の店にも訪ねてみるが閉店後でダメ。
「もう何でもええよ、腹減った!」
なんて考えながら車を走らせていると、
割烹店の看板が視界に入った。

「エ~ ヤバくねぇ~っすか、この店?」って、豆助が怪訝な顔をしてる。

     (背に腹はかえられぬ)

自称『割烹店』を謳っているが、どー見ても古びたドライブインじゃ。
「まぁいいよ、ここで!」なんて、オジごり押しで入店。

いや~入ってビックリ!(この店、ヤベェ~わ!)
座布団なんか化繊で織った佐賀錦風で、豪華絢爛熱海城って感じだし、
注文聞きのオバァさん、声はカラスで今時珍しいカモジ入り。(やり手婆風)
出されたザル蕎麦、なぜか『マルちゃんの天ぷらそば』みたいな縮れ麺、
切って時間が経ちすぎた薬味のネギ、もちろんワサビは粉でヤンキーグリーン。

これって料理人の味覚が変なのか?、それともオジの味覚が未熟なのか?

と、ここまではよくあるハナシ。(ここからがモンダイ!)

滞在している間、中年オヤジが一人また一人と奥の座敷に吸い込まれてゆく。
さっきのやり手の婆が、「二階の○○の間デよぉ~う!」って案内してる。
宴会?会合?寄り合い?でも変だぞ、ナンかオヤジたちが微妙に暗い。
        (不穏な空気が・・・・・)

しばらくすると、一人の女性が飛び込んで来た。(ハァハァ)
「遅れてスイマセ~ン!」(ハァハァ)

「皆さんお待ちだよぉ~う、二階の○○の間に急ぎな!」
って、やり手の婆が女性をセカした。    「チィッ!」←婆の舌打ち

その女性のいでたちに、オジ&豆助おったまげ!
薄いシフォンのスケスケベビードールに、(マスプロアンテナじゃ)
プラスチィックのバスケット下げただけ。(コレが噂のスーパーコンパニオン?)
   (オジ動揺しつつも平静を装った)

なるホド納得あの料理!(そんなお店だったのねぇ~~)
入店前から漂ってた危険な空気、空腹すぎてアンテナ働かず。

      アっと驚く為五郎
             三回目の登場

2008年6月1日日曜日

和ガラス

視覚的には冷たく危うい魅力のガラス。
それでもこの季節になると、
涼しげなガラスは、店でも我が家の食卓でも出番が増える。
水仕事は手馴れたハズだが、
ガサツなもんで、ワイングラスの足はよく折っちゃうオジ。
考えてみれば、食器としたらとても危険な素材のハズだけど、
庶民には明治の昔から愛されてきました。(位の高い人はもっと前)

       大正時代の花入れ

お店で夏に使う花器っす。
多分大正時代位の『朝顔型花器』もち金赤。(金属の金で発色させた赤)
とーぜん青の朝顔か鉄線花(クレマチス)を挿します。

  愛玉子

本日暇だったので、『愛玉子』(オーギョーチィ)を作った。
戦前のプレスガラスの鉢にぷるり~んと盛ってみた。(夏だね)
その食感に騙されちゃうと危険。カロリーは御飯と同じ、だよ!