2018年12月31日月曜日

365

TVで再放送の「アンナチュラル」を見てたら、
ひかる一平がわき役でほんの少し出演してた。

今年最後のオドロキ。


今年もあと数時間、
知人友人、お客さま、お世話になった皆さま、袖すりあった皆さま・・・
心温まるご厚意に深く感謝いたしております。

なんてね、らしくないか?














良いお年を。



Nouvelle Vague

先日の「満州ぎょうざ」呑みで、
目の前で呑むSクンの向かって右側の大きな鼻の穴から血がゆーっくりと。
1分で1ミリぐらいのスピードかな。
本人は気づいてない。
ときどきすすって出たり入ったり。
教えてもいいのだけれど、
映画のワンシーンのようで見入ってしまいました。

時にドライノーズはドラマです。
ボクもドライノーズ、気をつけないといけません。




南青山の鰻店「大江戸」の板長から鰻の一夜干しを頂戴仕り。
わざわざ川越まで、、、
オーブンで炙って伊豆の山葵と高知の干し柿を。

旅の予定も無い正月、今日も朝から呑みまする。
まだ大掃除も終わってないのに。



2018年12月30日日曜日

EDO

赤羽でヤボ用を済ませ、
「一日早いけど、年越しそばでも食うベェ」と浅草の浅草寺裏『弁天』まで。
開店時間にどーにか間に合い、一巡目にすべり込みセーフ。
玉子焼きと煮身欠きにしんが肴で、
大好物の牡蠣なんばと蛤せいろを手繰るボクです。

マジ、うっめぇ!

昔、浅二での長唄のお稽古に通ってた頃、
杵屋のお師匠さんと年越しを手繰ったのもここの店。
暖簾をくぐれば、あの頃を思い出しますねぇ。
最後のお稽古となった「仙台高尾」も懐かしい。

健在ならもう百歳はすぎてたはず。

勘定後、
店を出たら、そば待つ客で大行列でした。









Kintsuba

年の瀬だから?
いつもは日祭日が休業の『徳太楼』さんも営業中ではないか。
久しぶりに名物のきんつばもお買い上げだーい。



戦前に作られた東洋陶器製(現TOTO)のデザート皿を見っけたのね。
デッドストックの21枚なのであります。
底はホワイト、立ち上がりはクリームイエロー、縁はラスター彩のシンプルさ。

本日、徳太楼さまによって水揚げとなりました。



Kanon

昨日は仕事の最終日で、
終了後に友人や豆助と街に出る。
ところが、、、
いつものタイ料理も焼き鳥も行く先ぜーんぶ満席で、
彷徨いの果てに見つけた止まり木は「満州ギョウザ」。
へたな居酒屋のくたびれた刺身より、ここの餃子の方がずーっといい。
意外に若い女子グループもいたりして、
みちょぱっぽい女子たちの喧騒も、なんだか年の瀬には心地よく思えるのよ。

数杯呑んで、「BAR宗愚」で呑みなおしをすることに。
んで、ほどなく二人を置き去りにして舟を漕ぐ。




もういくつ 寝るとお正月、、、
暮れも押し詰まり、農家の友人からたくさんのお餅が届き、
佃煮屋さんの知人から佃煮、肉屋の身内から肉、その他もろもろありがとうございます。

豊かな食卓は心まで豊かに、、、

なんてことはなくて、
ただの張った食い意地です。


塩引き鮭が届く。
秋田の大豆農家の大越昇氏からで、
彼の自家製塩引き鮭なのね。

新巻きとは似て非なり、発酵鮭はメチャメチャうんめーぞ。

2018年12月27日木曜日

BUSHMILLS

今年もあと二日 で仕事終了、
気が緩むわけではないが、終わりが見えてくると酒量が増えてるような。
今夜も自宅呑みで。

最近、国産ウイスキーに代わってアイリッシュを呑んでいるのね。
呑まず嫌いだったアイリッシュだけど、
呑んでみたらローランドモルトのような優しさに気付いた。

肴は半島の三島手に五島列島の鯖寿司を乗っけて。
二日前に賞味期限も終わってます。


九州系は意外に塩も酢も穏やかで、
思わず大量の柑橘を降り注いだ。

そーもしないとさ、生々しすぎてね。



2018年12月25日火曜日

Rise

連休の月曜日、そうクリスマスイブに同業の友人と鮨っ食いの夕べを。



クリスマスで賑わう日本橋で手土産を買い、神保町『はる駒』に向かう。
親方には代官山でフレンチをおごってもらって以来だもの。
いつもお世話になってる親方に、ボクは『オーボンヴュータン』を。
豆助クンは、手提げ袋で分かる『坂角総本舖 ゆかり』をセレクトで。



サッポロラガーの大瓶2本とキリンの小瓶で、
鯖に煮ダコに平目に細魚に赤貝・本ミル・烏賊・鮪・・・・・

十代の終わりごろはクリスマスは最大のイベントだったけど、
遠い記憶の彼方の出来事になっちまいました。

愛だ恋だ、
そんなことより鮨が好きな59男子なボク。

2018年12月24日月曜日

Yukutoshikurutoshi Blue

なんだかブルーな「ゆく年くる年」なーのね。

ボクが書斎の掃除をすると、
必ず何かを破壊してしまう。
いちばんの被害者は伊万里や現代陶芸の器、
前回は陶製フィギアの指。
今回はコレ、
棚の一番前にあった未開封ボトルを落としてしまった。
一緒に落ちた安酒のボトルに接触してこの有り様よ。(安酒は無傷)
1950年代-1960年代前半のティンキャップのホワイトホースなのね。
それもCELLARボトルのやつですぜ。

こーゆー接触事故の場合、
なぜか希少性のある品や高額な方が負けてしまうのだよ。
部屋の空気がヒネたウイスキー香で充満でっす。

トホホ、、、


ヤボ用でホームセンターに行くと、
入口は松飾りでいっぱいでした。

店の松飾りこそ「新年の縁起物だから」とちょっと気張ってきたけれど、
一昨年は真ん中の橙(ダイダイ)が大みそかに腐って落下したし、
去年は去年で正月旅行から帰ってきたら、
藁の部分以外がどーゆーワケだか無くなってたのね。
年の初めに、その年の一年を暗示されてるよーでちと怖い。
正直あんまり良い出来事も無かったこの二年、トラウマにもなるわな。
イセエビはもちろん、今年は橙も樹脂製で腐らない方にシフトしましょう。


縁起物はケチっちゃいけませんの?

2018年12月21日金曜日

Ornament

豆腐屋だから早起きです。

早朝っつーか、深夜の終わるころの東南の空の金星がかっこいい。
クリスマスツリーのてっぺんと同じ形なんだもの。

眩いばかりです。


昭和初期のクリスマスツリー用イルミネーションを入手したのね。
それも未使用品で。
サンタさんもいればダルマさんもいて、なんでだか岐阜提灯型の電球も。
どことなくジャパンカラー、どことなくシュール、どことなく貧相な形態で。
「どんな風に光るのだろ」とコンセントに差し込んでみたら、
「ポンッ!」音を立て、一瞬光ってお釈迦様に。
二度と光ることも無く、、、





ごめんねぇー、、、



2018年12月20日木曜日

KUMA

 一昨日は店の回線がつながらず、NTT、セコム、もろもろ仕事関係全面ストップに。
眠れぬ夜を過ごし、早朝5時から電話で交渉し、おかげさんで一日で復旧できました。
このかき入れ時だもの、冷や汗っつーか、嫌~な汗を足裏にまでかいてしまいました。
心労で目の下クマもできましたもん。

ヤバいね、参ったタヌキは目でわかる 。


今年の営業日もあと8日です。

~


1911年~1940年に製造されたデッドストックのノリタケの皿を買う。(五枚組)
アールデコの意匠だけど、
どこか日本的な部分もありまする。
和洋折衷ってやつです。
この時代の製品ならまだまだ現存率も高いからね、
骨董市でもアンティークショップでもオークションでも美品を見つけのが容易。

フルーツ皿ってことで、
北千住のお得意さん、
『バードコート』の野島くんからいただいた紅マドンナをカットして。
こちらは千疋屋謹製。

サンキュ。





2018年12月16日日曜日

CP

お得意さまの店で昼食を。
んで、豊洲のららぽーとで食材を買い、知人のお見舞い用の品を探しに銀座にも。

買い物終了後、
「お茶でもすんベェ」と『ウエスト』『交詢社』など彷徨いましたがどこも満席、
けっきょく東銀座にニューオープンの『俺のBakery&Cafe 』に。
歌舞伎座前、元群馬県のアンテナショップ『群馬ちゃん』があった場所ね。


ボクにとっての初「俺の・・・」シリーズなのね。
それがね、想像していた以上にパンもラテも旨いのよ。
行列で混雑していたけど、スタッフ全体の気配りのできてる対応にも好感を。
んで、飲み物と軽食と二斤分の食パンを土産で、しめて4800円なーりぃ。

高いか安いか、いやいやCP好いんでないかい。


ときどき降りだす小雨はさぶい。
天気のせいか、すれ違うのは日本人よりチャイニーズさんが多い。
路面店のスーパーブブランドも日産ギャラリーもザ・ギンザも『梅林』の行列も
チャイニーズさんがほぼ全体を占めている。
小諸そばにもチャイニーズの団体さんがぞろぞろと。






2018年12月14日金曜日

Good Morning

深夜に目が覚め、つけっぱなしのテレビから『阿修羅のごとく』のテーマ曲が。
懐かしいねぇ、1979年のドラマだよ。
けっきょく最後まで見入ってしまいました。
昨夜のこと。

今日は今日でまた目が覚めて、
『鶴瓶の家族に乾杯』の再放送見てるボク。
まだ寝ていていいAM1:30なのに。

ヤバい、このまま昼夜逆転しちゃうのか?



んで、
こんな時間に日本橋高島屋で購入したチョコサンドとドンキで見っけた激安コーヒー。

2018年12月12日水曜日

Genjiko

この時季の雨は寒いです。
布団をかけて寝たはずが、薄い布団はどこへやら。
冷え切った身体で目が覚めました。
子供の頃のずっしり重い真綿の布団が懐かしい。

雪の朝より寒いかも。

昨夜は豆助と外呑みして、帰宅と同時に睡魔にやられた。
7:30頃のこと。

仕事前にコーヒー飲んで、暇だから購入したばかりの香を試す。




店では揚げ物類を揚げた後や、
また気分によって開店前の掃除後に香を焚きます。
せいぜい週に一回かな、それも短いスティック状のを一本ですけど、、、
香のお焚き上げはいけません。
華やかさはNG、匂いの落ち着いた沈香の製品を主に選んでます。
ここんとこ、珍しく甘香の少ない白檀の『王奢香』も。

香りは難しいです。

2018年12月10日月曜日

December





なにを今さらダンデライオン。



なにを今さら清澄白河ブルーボトル。

とは言いつつも、あのオープン時の大行列も無くなった今がよい。
どちらも若いスタッフの親切丁寧さに感心しきり。




最後のお歳暮の手配でのデパはクリスマス一色、
日本橋の路上にて、ここ一番の寒さの中で深呼吸をします。

もうすぐ今年も終わるんだね。


2018年12月9日日曜日

Loneliness after the festival.



遺影の親方に会いに、今日は台東区の小島一丁目まで。

30代の頃からお世話になってた鳥越の親方が亡くなったのね。
毎年6月の鳥越祭にお邪魔して、
祭り(神輿)を通じて江戸の粋を愉しませてもらってた元材木商の親方です。
「せっかくの祭りだよ、(家に)上がんな、呑みな、食いな、みんな楽しんでよ」
なんて漢でね。

享年78歳

「ボクは癌だからね、いつあっちに行っちゃうか分からないけど、
 ボクが生きているうちは祭りにおいで」
と言ってくれてた人です。
毎年6月に入ると、神輿渡御の予定表と「待ってるよ」と一言添えたFAXが出た。
FAXで知る親方の安否、ってやつね。
ボクの場合、ここ数年は担ぐことより親方の顔を見るための祭りとなってましたけど。
娘のK子さん曰く「父の最後は笑顔だったのよ」に、
なんだかこっちも心穏やかに。

 かれこれ20有余年、
その間には親方の奥さまも
親方を紹介してくれたTさん父娘も皆鬼籍に入ってしまいました。

ホント、時間はもっとゆっくり流れてほしい。

祭りの歴史の中で、年表で言えばほんの一瞬の間だったけど、
かかわることができたことに感謝です。


Cleann correctly beautifull

世間様は皆遅くまで寝ている休日も、
豆腐屋歴40年ともなると体内時計が作動してしまい早寝早起きに。
たぶん、一般の人より5時間からの時差がありまする。
だから早朝から空腹でねぇ、、、

と言ってねぇ、買い置きのインスタントラーメンやレトルトではナンだからさ、
ご飯は炊けているので、冷蔵庫のしらすでドンブリに。
どんこの椎茸もあったので、日本酒に浸してからオーブンで焼いて出汁をかけた。
傘より石づきが好き。

普段はナチュラリストからほど遠いジャンクな食生活だけど、
なんだか休日の朝は、にわか健康オタで自己満足でっす。



2018年12月8日土曜日

ORANCIO

先日、お巡りさんが「現場がそこなので、車を置かしてください」なんてことが。
その時は聞くこともしなかったけど、
後日にお客さまから「AさんとBさん家にドロボーが入ったってよ」って情報を。
ヤバいねぇ、並びのご近所二軒に空き巣が入ったとは、、、
したら、連続で近隣の数軒のお宅でも入られてるらしい。
年の瀬にドロボーはご勘弁。

それにしても数時間ミニパトが駐車されてただけで、
「お宅でナニかあったの?」と、
たーーーくさんの顔見知りや存じ上げぬ人から聞かれました。

ご心配無く、
ウソ臭く言わせてもらえば、今日も我が家は笑顔の絶えぬ家でございます。(ヘヘ)




Kちゃんから銀座千疋屋謹製の蜜柑が届いた。
ここの果実は間違いなく美味い、けど超高い。
Kちゃんありがとう。

最近の蜜柑はノーワックスが当たり前だもの、
むかずにフォークにさして、チンザノオランチョに浸して食うのだ。
どーだ、ワイルドだろ、、、
赤ワインじゃないけど、サングリア風味でガバガバ食えるよ。



2018年12月7日金曜日

Gifts

師走に入りまして、お歳暮シーズンの豆腐の宅配で忙しいです。

ボク自身も送ったり送られてきたり。
あのひとには何を送ろうか、、、
悩みます。
悩む割、なんだか空回りしてしまってる気もするし。



『蛸長』に香箱蟹のおでんを食べに行った彦十女史から『塩芳軒』を頂戴しました。
これは嬉しい、、、
さっそくボクは干菓子でウイスキーをやります。

カリっと噛んで。