ここ数年は親父の永眠やそれに伴う手続き、またこのコロナ禍での制約のある生活で大勢の方に不義理の連続でございました。これからは少しづつ行動を起こさねば、と今日はあっちこちにいろいろ手配に。
暑いです。
向島からの帰り道、思いつきで漢(おとこ)ひとり鮨を。「急なことで無理かな」と問い合わせれば、ラッキーなことに「大丈夫ですよ」との返答で。
親方への手土産を片手に交詢社ビルサイドを疾走し、石井紀州屋ビルの4Fまで駆け上がる。(本当はエレベーター)
暖簾の前に立ち深呼吸をする。漂う寿司酢の芳香に酔いますぜ。引き戸を引いて「久しぶり」とご挨拶を。
冷えたノンアルで熱い身体を落ち着かせ、切ってもらった後は「おまかせ」に。鮑旨いねぇ、鰹も好いし、昆布締めの白身も暑気払いには打ってつけ。鯵と小肌を追加して「ごちそうさま」に。
炎天下の街に戻る。夕餉の食材や西銀座で香を購入し駐車場へと。
帰路の信号待ちで、ハンドルから手を放し指の匂いを鼻腔で確認します。まだまだ鮨の香りが強烈に残ってる。ああっ、たまんねぇ。